仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

登録日 :2012/04/21 (土) 16:19:00
更新日 : 2017/04/05 Wed 21:48:06
所要時間 :約 10 分で読めます






全ライダー VS 全戦隊

ついに大激突!

ヒーロー新世紀――史上最大のヒーローバトル!



ネタバレ注意!


『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』とは、2012年4月21日に公開された、仮面ライダーとスーパー戦隊が共演する映画である。

【世界観】


詳細は不明。
ライダーと戦隊が一つ所にいた世界らしいが、その割に弦太朗とヒロムらはそれぞれの存在を知らなかった。
が、鎧はライダーを知っている。



▼あらすじ▼


ある日、栄光の七人ライダーにたった一人で戦いを挑み、葬り去った男が居た。その男の名は キャプテン・マーベラス 、またの名を ゴーカイレッド

「全てのライダーは俺が倒す」

そんな彼に宣戦布告をする1人のライダーが居た。彼の名は 仮面ライダーディケイド、門矢士 であった。

「ならば、全てのスーパー戦隊は俺が倒す」


ある日、天ノ川学園高等学校に大ザンギャックと名乗る艦隊が現れ、生徒を襲いだす。
それを止めるべく立ち上がった弦太朗の前に現れたのは、大ザンギャックのボスとなり、次々とライダーを消していたマーベラスだった。

一方、街を襲う謎の組織・大ショッカー。街と市民を守るために出撃した ゴーバ スタ ーズ 。その前に一人の男が立ち塞がる。
その男こそ、大ショッカーの大首領に返り咲き、スーパー戦隊を次々に葬っていた門矢士であった。

各地で起こる戦いにより次々消え去っていく仮面ライダーとスーパー戦隊達。

一体何故両者は戦いあう事になってしまったのか?
互いを滅ぼさないと生き残れないと語る士とマーベラス。

マーベラスのこぼした「全ての鍵はアカレンジャーが握っている」というヒントを頼りに
ジョー、ハカセ、海東、比奈は仮面ライダー電王の力を借りてアカレンジャーを現代に連れてくるのだが……。


この戦いの行方は一体……どうなってしまうのか!



▼主な登場人物▼


■悪の君主達


ゴーカイレッド/キャプテン・マーベラス
大ザンギャックの帝王に君臨し、宇宙最高のお宝とディケイドからスーパー戦隊を守るために、仮面ライダー潰しに乗り出す。
相当な場数を踏んだせいか、生身でも怪人を一蹴。
伝説の7人ライダーすら単独で蹴散らした。
最終回後の設定のはずが、何故かゴーカイチェンジ可能。レンジャーキーを借りたのか?まあ撮影時期の都合でスタッフがゴーカイのラストを知らなかったからなんだけど。
一応、マーベラス以外のメンバーはゴーカイチェンジしていないので、「事情を説明した上で先輩たちから再び力を借り、大ザンギャックの連中には『無理矢理奪った』と説明した」と解釈は可能。

仮面ライダーディケイド / 門矢士
大ショッカーの大首領に再び君臨した世界の破壊者。
仮面ライダーたちを大ザンギャックから守るために、スーパー戦隊と対立する。今回、なんと1号にカメンライドする。
海東の言葉から察するに完結編のさらに後との可能性が高く、あれからそれなりの年月を経たせいなのか、
大首領として威圧感を纏いながらも、本編時より冷静になっている。


■戦いを止めるべく、奔走する者たち


ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン
ブルーホモその1、一途で都合よく扱われる方
マーベラスの暴挙に翻弄される。仲間をライダーに消された憎しみから、敵意もなく行動を共にしていた海東をライダーだからという理由で何度も襲う。
ストーリー面で優遇されている。というかなんかヒロインみたい。

仮面ライダーディエンド/海東大樹
ブルーホモその2、ツンデレでヤンデレな面倒くさい方
戦隊側に接触してディケイドの説明をしつつ、ジョー・ハカセ・比奈と行動を共にする。
ヤンデレ疑惑が浮上したり異能生存体級の生還劇を遂げたり、ネタ面で優遇されている。

泉比奈
映司の消滅を目の当たりにしてショックを受ける。
その後、コアメダルの破壊を目的にした大ザンギャックに襲われるが大樹に救われ、以降は彼と行動を共にする。

ゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤー
ルカ達がディケイドに倒された後、ジョーと行動を共にする。
唯一生き残った戦隊メンバーだが、シルバ達に完全無視されていた。流石ドンさんぶれない。

特命戦隊ゴーバスターズ
大ショッカーの襲撃から人々を守る中、士と出合い、戦うことになる。

仮面ライダーフォーゼ / 如月弦太朗
月で遊んでいたら大ザンギャックの艦隊を目撃。
天ノ川高校での大ザンギャック襲撃の際にマーベラスと邂逅、タイマンを張ることになる。

ゴーカイイエロー/ルカ・ミルフィゴーカイピンク/アイム・ド・ファミーユゴーカイシルバー/伊狩鎧
3名はゴーバスターズのピンチに駆け付けるもディケイドに倒され終盤で復活するため、出番は少ない。
ルカと鎧はゴーバスターズを「36番目のスーパー戦隊」と認知しており、
特命戦隊ゴーバスターズVs海賊戦隊ゴーカイジャーTHEMOVIEではゴーバスターズはゴーカイジャーを知っていた。

仮面ライダーオーズ / 火野映司
伊達明後藤慎太郎達と共にブレドランと戦うも、海東を庇って消されてしまう。
ロストブレイズのせいで最終回でくだけちって消滅し、MOVIE大戦MEGAMAXでも復活しなかった恐竜系のコアメダルをなぜか所持していた。


■その他のスーパーヒーローたち


アカレンジャー
海東たちのによって過去の世界から現代に連れて来られるのだが、言動がどこか怪しい。

仮面ライダー1号
栄光の7人ライダーと共にゴーカイレッドに消されたはずだが、どういう訳か戦場に復帰。やっぱり何かが怪しい。

モモタロスウラタロスキンタロスリュウタロス
時の列車デンライナーに乗り、仮面ライダー電王として戦うイマジンたち。
海東にプリンを盗まれたため、彼に誘き出される。
決戦では各々が電王に変身してゲキレンジャーと共闘。
しかし、かなりのフリーダムで、ウラタロスに至っては戦闘中にも関わらず、ゲキイエローをナンパしていた。

■大ザンギャック陣営


シルバ
元はバイオマンの敵キャラ。本作は大ザンギャック軍勢のライダーハンターとして立ち塞がる。
本性を表した後はスーパー戦隊も狙うようになるというか、対立を煽るためにライダーハンターを名乗っていただけだった。

ワルズ・ギル
何故か復活したザンギャック皇帝のバカ息子。皇帝も復活したのだが、親子の会話は皆無。
巨大化したり光弾を発射したりと大活躍。

ブラジラ
やっぱり復活した元護星天使。
本作では血祭のブレドランを除く自分の分身全員にウォースターのトップ2、各ヘッダーを引き連れてオーズを襲った。

その他大幹部の皆さん
初代からの敵が集結している大ショッカーと違いマジレンジャーからの敵が多く、
ジャッカー(クライム)~デカレンジャー(アリエナイザー)の敵は一切入っておらず人選が偏っている。



■大ショッカー陣営


ドクトルG/カニレーザー
仮面ライダーV3の敵キャラ。正体はやっぱり鳴滝だった。
かなりがっちりした体格にリ・デザインされており、少なくともサソリには見えない。

ジェネラルシャドウ
大ショッカーの幹部。シャドームーンと「ダブルシャドウ」というタッグを組んでいる。

シャドームーン
ゴルゴムの世紀王。
BLACKが「信彦!」と声をかけた辺り、本作は月影じゃなくて秋月の方らしい。
声をかけられた後にあんな目に合うなんて……。

その他大幹部の皆さん
あれ? イカは?



以下更に大変なネタバレ




実はこの潰し合いは士とマーベラスによる自演。
ショッカーとザンギャックが秘密裏に手を組み立てていた「ビッグマシン計画」に気付き、
あえて大ショッカーと大ザンギャックのトップとしてライダーと戦隊の潰し合いを行っていたのだ。

消されたと思われていたライダーと戦隊は、実は士とマーベラスにより消したと見せかけて時空の狭間に待機させていたので、
士とマーベラスはそのライダーと戦隊達を呼び出し、いつもの採石場で正義と悪の天下分け目の大勝負が幕を切って落とす。

ここからは怒涛の猛激戦。
同じ年代のヒーロー同士が固くタッグを組み、怪人軍団相手に大立ち回り。
スカイライダーやジェットマンが空を翔けたかと思えば、オーズとWバースの見事な連携で冥府神ダゴンを粉砕。
キバとゴーオンジャーは超スピードでファンガイアと蛮機獣を撃破し、
マジレンジャーの魔法で拘束された魔化魍軍団に響鬼の音撃が炸裂。
シャドームーンとジャーク将軍に苦戦を強いられるマスクマンにBLACKが助太刀し、ダブルキックでこれを破る。
フォーゼはマグネットステイツで強敵・アポロガイストを打ち破り、
ゴーカイジャーを圧倒していたジェネラルシャドウも、諸悪(諸正義?)の根源たるマベちゃんモヤシコンビの前に倒れた。
かくして悪の野望はここに潰えた…。



……かに思えたが、海東がまさかのルラギッタ。
「士に友情を踏みにじられた」とそれっておかしくないかなとばかりに「僕が味わった痛み、君達にも味わってもらう」とビッグマシンを完成させて乗り込み、
ライダーと戦隊に攻撃を始めてしまう。
(ちなみに、パンフレットには「士とマーベラスの作戦に騙されたのが自分1人だったならあそこまでブチ切れなかっただろう(意訳)」という記述がある。
 海東はマーベラスの変貌に悩み苦しむジョーに少なからず共感していたらしく、「マーベラスがジョーを騙すような真似をした」ということも含めて
 腹に据えかねたホモ仲間には優しいようだ。
 「友達の心を傷付けられて怒った」と表現すると、お宝(と士)以外は全く眼中になかったあの海東が随分人間らしくなったとも思えるのだが、
 にしても無差別攻撃を仕掛けるのはやり過ぎというか、海東さんマジヤンホモデレというか…)


そこでオーズはゴーカイジャーにメダル(ライダーキー)を、
ゴセイジャーはディケイド、龍騎、ブレイドにゴセイカードを渡してそれぞれの組織のボスを倒す。

一方ビッグマシンはゴーバスターズの駆るゴーバスターオーと戦っていた。
途中、イエローバスターの代わりにゴーバスターオーに乗り込んだフォーゼが、新たなアストロスイッチ「S-1」、「S-3」を使った事で、
ゴーバスターオーはロケットドリルゴーバスターオーへと変化。
ライダーと戦隊を合わせた力で見事ビッグマシンを撃破する。


▼その他▼


撮影時期の関係や、色々と準備不足・ライブ感重視の作風な所為か以下のような突っ込みたくなるシーンがあるのが特徴。

  • 敵にジョーカーこと相川始が居る(本作にカリスは未登場)。これに関しては『ディケイド』に登場した四条ハジメであるとの解釈も可能だが、更に同じように封印されているはずのロンもいる。
  • 卒業したはずの美羽と隼が制服を着てる(作中では4月21日と明記されており、公開時点のTVシリーズでは2人とも大学に進学している)
  • 仮面ライダーの絆とか言っているがラスボスが仮面ライダー。
  • アカレンジャーが戦いの鍵を握っていると発言しつつ、1976年に先回りしてアカレンジャーに化けていたマーベラス。一応デンライナー以外にもゼロライナーやタイムレンジャーの力などでタイムスリップする事は設定上可能であるが、1号に化けていた士と合流するためだけに、わざわざ過去を経由する必要もないため、無駄に回りくどい上に不自然な展開は多くの観客から突っ込まれた。
  • 士「鳴滝……お前はいったい……」
  • 士(海東を慰めて)「俺が唯一友情を感じたことがあるとすればそれは……」        ユウスケ「」 ……こ、こちらは友情という感情を超えた家族みたいな物だと解釈できなくもないから……。
  • シルバに認識されないハカセ、ゴーバス、フォーゼ
  • ビッグマシンをディエンドに奪われたにも関わらず、大ショッカー・大ザンギャックの面々がそれに対してほぼ無反応。
  • ディケイドカブトがカードを使用せずクロックアップ
  • フォーゼがロケットスイッチスーパー1を見て「新しいスイッチか!」と発言(『MOVIE大戦MEGA MAX』にて登場していたはずなのに)&ドリルスイッチスーパー3が唐突に登場(なでしこは泣いていいよ…。)
  • 同じく『MOVIE大戦MEGA MAX』でドライバーの破損により変身できないはずのプロトバースが登場。また、前述の通り恐竜系コアメダルが存在。
  • シャドームーン(信彦)を気にかけていて戦闘中に声を掛けて説得を試みるも、何故かその直後に攻撃を仕掛けて信彦を爆殺するBLACKは畜生の鏡。説得を諦めて止む無く攻撃したといった理由があったならまだしも…。
  • ゴーカイジャーがオーズの力でオーズの各フォームにゴーカイチェンジ→その姿で直接戦闘はせずに即ガレオンバスターを発射。
  • ゴセイジャーがカードを使うライダーにカードを渡す→普通の天装術で攻撃を防ぐだけ(だったら最初からゴセイジャーが使えばいいだろとか突っ込むのはNG)
  • あれだけ戦隊がいるのにロボ戦に参加したのはゴーバスターズのゴーバスターオーのみで他は地上で見守っているだけだった。一応レジェンド大戦の最終決戦前にロボの総力戦の末があり、最終的にロボットは全滅したという裏設定があるので出したくても出せなかったのだろう。

など、挙げきれない程ある。
士たちが訪れた、本来の結末を辿らない「ライダー大戦の世界」なのだろう。

本作に未公開シーンが存在するのかは不明だが、ディレクターズカット版は結局発売されず(本作の時点で春映画のDC版は打ち切られており、現在ではライダー映画全体でDC版が制作されていない)、「不明点や突っ込みどころを補完して欲しかった」「DC版を発売すべきだった」など、それを惜しむ声も多い。

デンジマン・サンバルカンのヘドリアン女王をラスボス案、バダン総統とシャインが組織を率いる案もあった。

更に元は巨大化したギル親子がラスボスだったのだが、白倉Pの 「海東があそこまでされて黙っているとは思えない」 という鶴の一声で
海東御乱心に変更された。
確かに海東はディケイドの時も他人にちょっかいかけるのは大好きだが自分がちょっかいかけられるのは異常に嫌う性格に描かれていたので、
言っていること自体は確かに頷けるのだが…

初期案は 『電王VSゴーバスターズ』 だった。

そして2013年、復活した宇宙刑事も交えた「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」が劇場公開された。





「これが俺達の!」

「仮面ライダーとスーパー戦隊の!」
「「力だ!」」


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