警部補 矢部謙三

登録日 :2010/09/11(土) 14:06:39
更新日 : 2017/08/05 Sat 09:26:04
所要時間 :約 7 分で読めます




かつてテレビ放送されていた、大人気コメディドラマシリーズ


TRICK


その初のスピンオフ……








秋葉「……それがこの作品『警部補 矢部謙三』でぇ〜〜、アルッ!」

矢部「お前さっきからなにブツブツ言うとんねん」





   
   
   
謙三



『警部補 矢部謙三』はコメディドラマ『TRICKシリーズ』の登場人物“矢部謙三”を主人公としたシリーズ初のスピンオフ作品である。
全6話。

過去『TRICKシリーズ』で登場した備品が登場したり、山田奈緒子などの本編主要キャラがちょこっと出たりする。特撮ネタが豊富。

終盤ではファン感涙の“あの人”が……!

2013年の夏には『TRICK劇場版ラストステージ』の宣伝という意味も兼ねて、続編である『警部補 矢部謙三2』が放送された。全8話。
スピンオフ作品のドラマにて、続編が作られたのは日本の連続ドラマ史上初である。


そして2017年の春に第3シリーズにあたる作品、『警部補 矢部謙三 〜人工頭脳vs人工頭毛〜』がauビデオパス、およびテレ朝動画にてオリジナルドラマとして配信された。全5話。




【主な話の流れ】
警視庁公安部所属のダメ刑事、矢部謙三は上司から大事件の解決を命じられる。
矢部は部下の秋葉と共に嫌々ながら事件解決を目指すが、まるで役立たずで庶務係の桂美晴、桜木健一郎が事件を解決する。

続編の2では桂と桜木に代わって、新警視庁総監の娘である御手洗未来が事件を解決する。




【主な登場人物】
TRICK本編の登場人物は役者省略。

◆矢部謙三
本作の便宜上の主役。
警視庁公安部所属の警部補。口だけの上司から「数々の難事件を解決した優秀な刑事だから」と重大任務(と責任)を押し付けられる。
全くの役立たずだが、部下の手柄を横取りして責任だけ部下に押し付けて評価を得ようとする。他人の推理やアイデアが出ると「たったいまワシが考えたこと」などと度々見苦しい真似をする。しかし、それが間違ってたら最初に言った人のミスにする。
しかし何度も命の危険にさらされながらも死亡を回避するなど悪運は強く、彼のいい加減な行動が事件解決に繋がることもある。
相変わらず毛やカツラという単語には敏感。

領収書の宛名を「上(様)」とし、度々庶務係に文句を言われる。
一度だけ真面目に書こうとしたら墓穴を掘った。

最後 だけ カッコイイ。
「ワシを誰や思とんねん。警部補、矢部謙三やぞ!」

某金田一少年ほどではないが、中学生時代に想いを寄せていた女性と小学校時代の友人が、
ある理由から罪を犯し、警察に逮捕されており、
この二人の起こした事件は彼にとって深い心の傷となっている。

余談だが彼を演じる生瀬勝久氏は本作が連続ドラマ初主演である。

◆秋葉原人
矢部の部下三代目。
矢部の性格、能力を正しく理解した上で尊敬しているという稀な人。常時パソコンを持ち歩いており電波がないと役立たずだが、何気にモールス信号を理解したり矢部救出作成たてたり知能は高い。
電波の入る都会での事件が主な本作では、確実に矢部より有能。
普段は矢部に付き従うが、秋葉原関係になるとテンションが上がり矢部を部下のように扱う。
「それが矢部謙三だ!」


◆桂 美晴
(貫地谷しほり)
本作の事実上の主役その一。巡査。
庶務係だが現場での仕事を強く望む。大事件に関わるのを望み過ぎて自分の仕事をないがしろにしがち。
父親が名刑事として有名な「桂太郎」であり、父親の残したメモを纏めた“デカペディア”というファイルを持ち歩いている。
推理担当の片割れ。
名前の由来は恐らく「カツラ(毛の意味で)を見張る」
「矢部、ホントに分かってるか?」


◆桜木健一郎
(鈴木浩介)
もう一人の事実上の主役その二。庶務係の巡査。推理担当の片割れ。
あだ名は「けいじくん」だが、本人はそう呼ばれる度に止めてほしいと訴えている。
趣味が推理で、推理するとき指の匂いを嗅ぐクセがある。危険な現場には出たくなく、庶務係しながら推理したいが、美晴によって現場に連れていかれる。
性格は非常に穏やかで、矢部の強がりをスルーしたり敢えておだてて話を先に進めるなど大人な対応が見られる。
元は刑事課にいたが、危険な現場に立つのが嫌でデスクワークを希望した。
「その“けいじくん”っていうの止めてくれよー……」


◆片桐優奈
(原 幹恵)
矢部と同期の庶務係。昭和39年生まれ(役者は昭和62年生まれ)。
巨乳であり、矢部からは「おっぱい刑事」と呼ばれている。庶務係だが度々潜入捜査に使われ、その度にお色気シーン(入浴シーンとか谷間とかメイド姿とか)が入る。
潜入捜査中は標準語を話すが、普段は訛りの強い広島弁を使う。
昔は実写版七つの顔を持つ乙女だったりした。


◆郷秀
( ってきたウルトラマン)
警視庁総監。
部下に重大任務を任せて自分は避難する。
ちなみに帰ってきたウルトラマンに変身するのは郷秀樹。
2ではM78星雲に帰ったことが秋葉によって語られた。


◆大村忠相
(魅三太郎)
公安の課長。矢部の同類(ヅラ的な意味で)。自分のミスを部下に押しつけるタイプ(っていうかこの警察の上司はこのタイプばっかり)。
ホワイトボードの前に立つと、ボードに貼り付ける赤い矢印が頭を指す(矢部も同じ)。


◆菊池愛介
元矢部の部下二代目で、現在は参事官。昔(TRICK時)は知識方面で役に立っていたが、今は口ばかり達者な無能上司。
ピタゴラス的な殴られ方(矢部が秋葉を殴り、殴られた秋葉がその勢いを利用して偶然のように殴る)をされる。しかし、後に回避法を習得した。
が、結局矢部 は破られた。
「蒼天の霹靂!!」
※菊池役の姜暢雄が演じたクワガライジャー(忍風戦隊ハリケンジャー)の決め台詞。


◆軒和洋子
(佐藤真弓)
庶務係のおばさん。
奇妙な口調。度々蛍光灯を交換している。
上司にもタメ口。
「宛名は“上”じゃダメだって言ったダロ〜」


◆木下
(鳴滝)
公安の刑事。古株で、現場の指揮をとる。
「おのれディケイドォオオオオ!!」とは残念ながら言ってくれない。


◆雨中
(宇宙刑事シャリバン)
公安の刑事。読みは「あめなか」だが、矢部は「 うちゅうけいじ 」と呼ぶ。
常にどこか骨折している。


◆森下
(小松利昌)
公安の若株刑事。

【2での登場人物】

◆御手洗未来
(畠山彩奈)
M78星雲に帰った前警視庁総監に代わり、新しく総監となった御手洗ちかおの一人娘。
天才的な頭脳と閃きを持ったスーパー小学生。2の推理担当。
矢部に父親の弱点を教え、事件の捜査に協力しようとする。
実際、彼女がいなかったら、迷宮入りしていた事件が多い。

◆御手洗ちかお
(大和田伸也)
新しい警視庁総監。
娘の未来にはかなり甘いが、かなりの恐妻家。
事件が起こるたびに矢部に弱みを握られるため、敢えて危険な任務を任せ、殉職することを密かに期待している。
過去にとある資産家が愛人に産ませた娘が変死した事件を捜査するも、事故死と結論付けるという、
ミステリーものに登場する無能刑事のような凡ミスをしている。

◆御手洗仁美
(三船美佳)
ちかおの妻で、未来の母親。
戦国時代から続き、あの徳川家に仕えたこともあるという由緒正しい武家の家系で、出で立ちや口調も古風。
ことあるごとに家系の歴史を長ったらしく喋る。
年の差婚ながら夫に対して絶対的な支配権を持っていて、特に浮気をしないよう血判まで押させている。
最終話では夫の浮気を知ってしまい…

◆玉置浩市
(相島一之)
アメリカの研修から警視庁に戻ってきた参事官。
同じ参事官である菊池を全く相手にせず、自分よりも階級が下の矢部を総監が重宝していると壮大な勘違いをして、
矢部にライバル心を燃やす。

◆網戸洋一
(アギト)
新橋警察署の所轄。「目覚めよ、その魂!」というセリフを第一話で言っている。

◆保葉一朗
(ホッパー)
FBI所属の刑事。心理分析に詳しい。

◆気谷連
(ギャレン)
被頭警察署巡査部長。菱形のマークが付いた赤いネクタイを付けている。

◆悠木真
(龍騎)
警視庁警備部に所属する刑事。部下と一緒に「戦わなければ、生き残れない!」のセリフを言ってくれた。
部下に「ゾルダ」「ナイト」「ファム」がいる。

◆財樹蔵之助
(斬鬼)
警視庁捜査第1課刑事。6話終盤であの「シュッ」をやってくれた。

◆渥地小五郎
(アンク)
私立探偵で、スコットランドヤードの元警部。
「アルキメデスの名にかけて!」が決め台詞で、メダルを宙に投げて片手で受け取るのが癖。
資産家の愛人の娘の変死事件の真相に近づくも、それを知られたくない犯人によって返り討ちに遭い、命を落とす。
その後は成仏できなかったようで最終話では幽霊として矢部たちの前に姿を見せた。

◆垣州肇
(カリス)
子悦原警察署の所轄。
子悦原市で起こった土地再開発業者殺人事件の捜査を行う。
幼少期の矢部達の秘密基地を調べたのに、隠し部屋のスペーススペースまできちんと調べなかったりと、
刑事としての能力は微妙なところで、矢部から「子供の隠し部屋を見落とすなんて、それでも刑事か!」と叱責された。


【その他の登場人物】
 ◆しゃべり方が変な夫婦
「ウチのアパートに山田っつう貧乳のマジシャンがいんのよぉ〜」
「ボイン ガ 無イ」


◆放置された車で寝てた貧乳女
「無銭飲食はしてません」


◆有名な書道の先生
「あの時の温泉デカ!」




【TORIKU こちら第九取調室】
エンドロールでやってるショートストーリー。矢部が私物化している『第九取調室』の光景を描く。
名前は取九とトリックを掛けている。
















◆石原達也
偉大な矢部の部下初代。
俳優が芸能活動を辞めたためTRICK3期以降は出てこなかったが、矢部主役の作品とあってか終盤に少しだけだが特別登場した。
さすが銀河を貫く伝説の刃は違うぜ!





矢部「お前はよ編集せぇや」

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