FMV LOOX F-07C

登録日:2011/05/16 Mon 21:20:36
更新日:2024/02/09 Fri 20:14:49
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2011年5月16日、NTTdocomoは2011年夏モデルを発表。

その中で、一つの機種だけが異彩を放っていた。




FMV LOOX F-07CはNTTdocomoから発売される富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製FOMA端末。

ドコモスマートフォンに分類されず富士通フィーチャーフォンと同等の基本ソフトウェア(Symbian OS)を搭載。

iモード、iコンシェル、エリアメール、赤外線通信等NTTdocomoのサービスやフィーチャーフォンならではの機能を使うことができる。

更にタッチパネルで快適に操作が可能。

…だが、この端末に搭載されている基本ソフトはこれだけではない。

富士通のパソコンブランドFMVの名前を冠している通りこの携帯電話…いや情報端末は、

Windows 7 HomePremium 32bit プリインストール

なのである。

  • CPU:intel Atom Z600 駆動クロック周波数600MHz
  • メモリ:1GB
  • ストレージ:32GB SSD(リカバリ領域8.2GB)
  • ディスプレイ:1024×600 4inch
を搭載。

スライドキーボードを搭載し、キーボード左上にクリックボタンを装備。

トラックボールでポインタを操作できるだけではなく押し込むことで右クリックを実現する。

Microsoft Officeもプリインストール、外出先で文章作成/表計算が可能である。

専用クレードル(別売)によってUSB/HDMIが利用でき、市販キーボード/マウスやHDMIディスプレイを使用して本格的なパソコンとしても使用可能である。

Windowsが起動してもSymbian OSはバックグラウンドで起動しており着信は可能で着信時はSynbian OSに自動的に切り替わる。

さらに、Windows起動時でもdocomo.ne.jp宛のメールもバックグラウンドで受信しおサイフケータイも利用可能。

Symbian OS/Windows 7の切り替えは端末側面のWindowsボタンで行える。
(Symbian OS時、一定時間が経つとWindowsはスリープモードに入る)

そんな変態すぎるF-07Cだか、一部で制約/欠点も存在する。

  • Windows起動時アウトカメラは使用不可、インカメラの画素数は17万画素に減少する(Symbian OS時:インカメラ32万画素、アウトカメラ510万画素)
  • Windows 7起動時、バッテリー連続起動時間は約2時間。
  • Officeは2年間ライセンス版、2年過ぎると利用不可になる。
  • Windows OS時はパソコン扱いとなるためパケット使用料は1万395円となる。

発売は6月〜7月を予定。

手のひらサイズにWindows 7が搭載されたLOOX。

この端末、どう扱うかは手に入れたあなた次第である。


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最終更新:2024年02月09日 20:14