ドドンゴ(ゼルダの伝説)

登録日:2009/11/05 Thu 11:01:00
更新日:2023/12/03 Sun 13:30:10
所要時間:約 12 分で読めます




ゲーム『ゼルダの伝説シリーズ』に登場する敵。

見た目は地を這うドラゴン(恐竜)のような姿をしている。

全シリーズ共通で前方からの攻撃は効かず、後方(尻尾)を狙う必要のある。
また、バクダンに弱いのも特徴。


ゼルダの伝説

黄色い表皮のサイのような姿の敵で、大体中ボスで登場する。
爆弾2個を飲ませるか、爆風で足止めして剣で倒すパターンがある。


ゼルダの伝説 夢をみる島

中ボスとして登場するが、他のシリーズと違い「黒く丸い球体」という奇妙な姿で登場。
こんなん→●●
外見はとても生物とは思えないが、前方の球体には大きな口があり、そこだけは妙に生々しい。
というかそのせいでいよいよ全体の珍妙さに磨きがかかっている。恐竜というよりも妖怪である。
炎を吐くなどの能力は一切なく、ゆっくり部屋を這うだけだが、逆に爆弾を食べさせて自爆させる以外では倒せない。
ランダムに動き回っているため、何気に倒す(爆弾を食わせる)のが厄介な相手でもある。
そしてある部屋ではすっごく倒しにくい位置にいたりする。

Switch版でも奇妙な姿はそのままに、グニョンッと音を立てて動く。
それだけかと思いきや、一度爆弾を食わせた直後に連続で食わせようとするとイヤイヤしてそっぽを向くようになった。
調子に乗っているとただの無駄遣いに終わるため、間を置いてから再び食わせる必要がある。


ゼルダの伝説 時のオカリナ

初登場はドドンゴの洞窟にて、幼獣の「ベビードドンゴ」、成獣の「ドドンゴ」、成長しきった「キングドドンゴ」の三段階で登場する。

ベビードドンゴ」は黄緑色の体表と、手足のない胴体だけの姿、そして小さな体が特徴。
手足がないため、蛇のようにのたうち回ってやってくる。普段は土の中に潜り、地面から大量に湧き上がる。
意外とスピードがあり、目標に近づくとジャンプして襲い掛かるなど、もっとも俊敏な時期。
反面防御力は低く、剣の一撃であっさり倒せる。
ただし倒すと爆発してしまうので注意が必要。この走り寄ってくる性質と爆発する性質を利用して、もろい壁を壊すことも出来る。


成獣の「ドドンゴ」は、ベビーのころとはかなり姿が変わり、
黒に近い濃緑の体表、二メートルほどの巨体、長い尻尾、そしてぶっとい二本の腕(前脚)を持った姿になる。
後脚が無いので走ることはできず、前脚だけで体を引きずるようにして進む。その動きは重量感たっぷり。
機敏性を失った代わりに表皮はかなり分厚くなり、正面からの攻撃は跳ね返してしまう。
尻尾の辺りは脆いので、そこには攻撃が通用するのだが、体力そのものもかなりあるのでなかなか倒れない。
なによりダメージを受けるといきなり回転して尻尾を叩きつけてくる。
口から炎を吐いて攻撃できるようにもなった。

攻撃力が低い子供リンクにとってはなかなかの強さで、ドドンゴが火を吐いている時ぐらいしかまともに背後に回れない。
この時点で間合いの取り方に慣れていないと、ダメージを与えても尻尾の反撃を食らったりする。
その上、ベビーと同じく倒すと爆発するため、気を抜くとまた傷を負いかねない。
特に攻略には関わらないザコモンスターなのだが、その強さはなかなか印象的。

ちなみに、バクダンを入れるボム袋はこのドドンゴの胃袋を原材料として作るらしい。
そのせいかドドンゴは目の前に置かれたバクダンorバクダン花の果実を飲み込む習性がある。
……その飲み込んだバクダンの爆発でしっかりダメージを追うので、ドドンゴの胃袋からボム袋を作るには特殊な加工が必要なのだろう。


洞窟の主である「猛炎古代竜 キングドドンゴ」は、ドドンゴが極限まで成長しきった個体。
大きさは成獣ドドンゴの比ではなく、四足歩行なのに「高さ」が数メートルはあるほど。
ドドンゴは前脚しかなかったが、キングドドンゴには後脚も備わり、しっかりと「歩く」ことができるようになっている。肩には結晶のようなものも見える。
ただ、脚はそろったが動きはドドンゴ同様に鈍重。しかし身体を丸めて転がることで高速移動ができる。
火炎放射もパワーアップしており、大きく口を開けて巨大な火球を作ってぶっ放す。

とまあ体格と迫力はかなりのものだが、動きがいちいち遅いので対処は余裕。
子供リンクは、ハイリアの盾を使うと亀のように背負ってしゃがみ込むため、大抵の攻撃は防げてしまう。
そして火球を発射する隙が大きすぎるため、その口にバクダンを放り込んで昏倒させ、そこで追撃すると割と簡単に倒せる。
体力はかなりあるのだが、威力の高いデクの棒で、威力が倍になるジャンプ切りを使えば、二回の攻撃で倒せてしまう。
倒すと悶絶しながら逃げまどい、そのまま部屋中央の熔岩に落ちて丸焼きに…。

ちなみにこいつと炎の神殿のボス・ヴァルバジアのみ、専用の戦闘BGMが流れる。
『トワイライトプリンセス』のハーラ・ジガント戦の後半戦ではこのリメイク曲が流れる。

また「ドドンゴの洞窟」には正面にキングドドンゴの頭蓋骨が鎮座している。この頭蓋骨はどう見てもボスのキングドドンゴよりも大きい
……そして洞窟の天井を見上げると、さらに巨大なキングドドンゴの背骨と肋骨を見ることができる
つまり「ドドンゴの洞窟」とは、古代の超巨大キングドドンゴの骸そのものなのだ。


ゼルダの伝説 ムジュラの仮面

特定の場所に複数出現。
デザインは『時のオカリナ』のドドンゴと同じなのだが、なぜか前作よりもはるかに巨大化したのがいる。
巨大キノコが生えた谷あいにいるので空間が狭く、ヘタすると全員から袋叩きにされかねない。
逆に、エポナやゴロンリンクなら力押しでぶっ倒せる。特にゴロンリンクのトゲ回転で蹂躙するのはなかなか楽しい。
全体倒すとハートのかけらをゲットできる。また資金稼ぎにも効果的。


ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章

LV2ダンジョン「蛇のなきがら」のボスとして登場。初代とほぼ同じ姿。
上述の時オカ版キングドドンゴのリスペクトなのか、立ち止まった後に火炎弾を吐くことがある。流石にサイズは小さい。
剣の攻撃は一切効かず、バクダンを飲ませるのは同じだが、その場で膨れて動きが止まるだけでダメージにならない。
パワーブレスレットで持ち上げ、部屋中央のトゲ床に投げつけてようやくダメージになる。
膨らんだ状態のドドンゴはパワーブレスレットをもってしても重く、リンクはゆっくりとしか動けない。
そして持ち上げた状態でも、しばらくするとドドンゴはまた動き出してしまうため、四隅で食わせるとトゲ床まで行くことが難しくなってしまう。


☆ゼルダの伝説 4つの剣+

中ボスとして登場。茶色い角竜のような姿。
火炎を吐こうと口を開けたところへバクダンを呑み込ませるとダメージを与えられる……というお約束の攻略パターン。逆に言えばそれ以外の攻撃は全く通じない。
本作では、ボスクラスの上位種として青い巨体のデグドドンゴも登場し、こちらはLv.2のバクダンでないと通じない。


ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

四足恐竜というよりはトカゲやヤモリのような細く扁平な姿に変わった。赤い尻尾が弱点。
基本は変わらないが、時おり天井にも張り付いている。弓矢で射れば落ちる。


ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

重機動鎧竜 ボンゴロンゴ
まさかのまたのボス化。
ゴロンの神殿にて登場し、ドドンゴの中では最強?クラス。
ゴロンで横から数回アタックで、倒れたらリンクに交代してボムチュウ食わせれば倒せる。


と、思いきや気絶していただけで、もう一度戦うハメに…。
だが、今度はキングドドンゴとほとんど倒し方は一緒なので、タイミングさえミスらなければ楽。


ゼルダ無双

轟炎凶角竜 キングドドンゴ
シナリオで初めて出会う巨大魔獣の一種として登場。
体色は黄色で、頭には赤い大きな角が二本一対、背中にはやはり赤色のクリスタルのようなものが生えている。
設定では、地中を掘り進む魔獣であることや、燃焼性の体液をためており、それを利用して炎を発することが記されている。
バクダンの使いどころが攻略のカギ。

ちなみに、この黄色いデザインは初代『ゼルダ』をベースにしたものだが、一部のシナリオでは『時のオカリナ』デザインのキングドドンゴも登場する(能力は同じ)。
またノーマルのドドンゴは登場しない。


ケイデンス・オブ・ハイラル:クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説

キングドボンゴ
ゲルドアリーナのボスとして登場。
四足が打楽器のボンゴとなっている。




『時のオカリナ』から初めたプレイヤーなら分かるハズだ。

序盤の躓きモンスターであり、ドドンゴの洞窟で必死になって倒したあの達成感を……。





そして、後に別にわざわざ倒さなくても燭台に火をつければ進めると知った時の失望感を……。





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最終更新:2023年12月03日 13:30