ユリウス(FE)

登録日: 2012/05/19(土) 16:29:22
更新日:2018/06/06 Wed 13:01:00
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セリスか……民は光の皇子と呼んでいるそうだな。

ふっ、そして私は闇の皇子というわけだ。





ユリウス1.jpg
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

概要

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜に登場するキャラクター。




以下、本編のネタバレを含みます。














ヴェルトマー公爵家の当主アルヴィスと、妖精の森の巫女でシグルドの元妻ディアドラの長男。

容姿は母のディアドラに似た中性的な美少年。燃えるような赤毛は父譲り。
その実態は暗黒教団の司祭マンフロイが、ロプトの血を引く2人に近親相姦をさせた事によって生まれた暗黒神ロプトウスの化身。

かつては心優しい性格だったようだが、強いロプトの血と、マンフロイから暗黒魔法ロプトウスの書を譲り受けた事によって性格が変貌。
まだ20代にも満たない少年でありながら、 暗黒教団と結託して皇帝である父アルヴィスから実権を奪い、圧政や弾圧、子供狩りなどによって恐怖政治を敷く。

また、唯一ロプトウスに対抗しうるヘイムの血(光魔法ナーガを操る力)を持つ母ディアドラを殺害、
妹のユリアをも亡き者にしようとするなど、性格は冷酷かつ極めて残忍。
しかし側近のイシュタルに対しては、どちらが先に敵を倒せるか競う事を持ちかけたり、
常に彼女の傍にいる側近に嫉妬したりと、少年らしい無邪気さと愛情を持って接している。

セリスが民から「光の皇子」と呼ばれ希望の象徴となっているのに対し、
ユリウスは「闇の皇子」と呼ばれ、恐怖の象徴とされている。
なお、セリスとは異父兄弟にあたり、彼の方が弟である。

小説版ではイシュタルと肉体関係を結んでおり、イシュタルが地の文で「もしかしたらユリウスの子を妊娠したかもしれない」と物思いにふける場面もあるのだが、
ユリウス自身はイシュタルに対して全く愛情を持ってはおらず、
単に「性欲を発散させる為の道具」という程度にしか思っていなかった模様。
現にイシュタルがセリスに殺されかけて重傷を負った際は全く心配する素振りを見せず、
淡々とリカバーの杖でイシュタルを回復した挙句に「じゃあ少し休もうか(SEXしようか)」などと言い出す始末。

ただしイシュタルの事はかなり気に入っていたようで、彼女が単身で解放軍との戦闘に臨むと言い出した時は最後まで説得していた。
またイシュタルが(作中描写では確定ではないとは言え)自らの子供を宿していた事に関しても、最後の最後まで気付いてはいなかったようだ。

最終決戦ではティルフィングを手にしたセリスを圧倒的な強さで追い詰めるものの、
ナーガを手に入れたユリアの前に全く歯が立たずにフルボッコにされ、戦死した。
ロプトウスの呪縛から解放された彼の死に顔は、まるで眠っているかのようにとても安らかな代物だった。


性能

クラスは専用クラスの「ダークプリンス」。
専用魔導書のロプトウスに加えて遠隔攻撃魔法のメティオも所持している。
スキルは追撃、突撃、怒り、見切り(最終章のみ)。
ただしロプトウス、メティオ共に重いので、余程の事が無い限り追撃はそうそう発動する事は無いだろう。

能力値は力と運以外が全て25以上で、ラスボスではあるが数値自体は後に登場するアルヴィスや(トールハンマーの補正込みでなら)イシュタルには劣る。
じゃあ魔導書の補正が凄いんでしょ?…というとそうでもなく、彼が操るロプトウスの能力値補正は魔防が5上昇するのみ。
注目すべきはこのロプトウスの効果にある。

それは…


「戦闘する相手の戦力を減衰させる効果」


厳密にはこちらのユニットの力、魔力の数値(正確には武器の攻撃力も合わせたもの)をユリウスがロプトウスを使用する戦闘の間だけ半分にするというもの。

これによって、例え神器持ちキャラが支援効果をフルに生かして斬りかかろうが、ラクチェスカサハが勇者の剣+流星剣でメッタ斬りにしようが、
ユリウスに与えられるダメージはほぼ一桁に抑えられてしまう。
*1
ここまでスカラクやフォルセティに頼ったプレイだと地獄を見る羽目になる。

ちなみにユニットとして初登場するのは第10章。上述のようにイシュタルに、どちらが先に敵を倒せるかを持ちかける。標的はもちろん自軍ユニットである

「イベント戦闘だし、どーせ1回攻撃したら 帰ってくれんでしょ?だったらアレスにミストルティンを持たせてここに置いてー…」とかしたエムブレマー諸君。

帰りません。


帰 り ま せ ん



ここで出てくるユリウスとイシュタルは、この時点で既に反則的な数値を持ちながら帰ってくれないのである。
幻想をぶち殺され「なん…だと……」と現実を突きつけられたエムブレマーはリセットを余儀なくされる。

そして脳裏に過ぎる、さきほど訪問した村の老人の言葉…
「時には誰かを犠牲にする事も必要じゃ…」





その言葉が示す通り、誰か味方1人がユリウス、もしくはイシュタルに倒されれば2人は撤退していく…


バルキリーの杖を継承している場合ならほぼリスクなしでいけるが、無い場合はどちらか1人を倒すしかリスクなしではいけない。
とは言え、見切りを持っていないのでスカラクあたりが殴ると割と簡単になます斬りにできてしまうが、
リターンも変わらないし普通はもっと簡単に倒せるイシュタルを倒すのが無難。
きちんと育てたフォルセティ装備のキャラを森に立たせ、カリスマや指揮官効果でカバーすればまず勝てるだろう。
ただし、連続は見切りでも防げないので、メンバーによってはユリウスの方が事故死は防げるかもしれない。
魔防の高いユニットを囮にして彼女を誘い出し、強力なユニットを使って1ターンでケリをつけよう。

なお、もうひとつの方法として、すぐ近くのミレトス城のボスを倒して制圧すれば、2人はあっさり帰ってくれる。
こちらはアレスとセリスが十分に育っていれば容易に可能なので、事故死を防ぐなら一番現実的な戦法はこちらか。

ここを越えると、次の登場は終章最後の城、 バーハラ城での決戦である。
十二魔将に前衛を任せ、自身は城内からメティオによる遠距離攻撃を仕掛けてくる。
さらに北からはマンフロイに洗脳されたユリアが、南からはグングニルを得たアリオーン率いる竜騎士団が迫る。

ユリアはマンフロイを倒した後にセリスで、 アリオーンはアルテナでそれぞれ説得してやれば味方になる(アリオーンはNPC)ため、
まずはユリウスや十二魔将の攻撃範囲に入らないよう、慎重に2人をさばこう。

2人を仲間に引き入れたら、次は十二魔将の排除へ。
「見切り」や「必殺」といった厄介なスキルを持つ強敵だが、直前に戦ったイシュタルやペガサス三姉妹ほどの強さではない…はず。
回避力が高いハイプリーストなどの回復役は捨て置いて、シーフファイターやフォーレストなどのアタッカーを先に片付けてしまうのがオススメ。

これを倒せば、いよいよユリウスとの最終決戦。
しかしロプトウスの効果に加え、今度は見切りのスキルを習得し、城の地形補正までついてくる始末。
…地味に指揮レベルが5→3になったり魔力が30→25になったりステータス自体は明らかに弱体化しているが。何があった

どうすれば…と、頭を抱えるエムブレマー。
大丈夫。ファミ通の攻略本だよ。ここで鍵を握るのが先ほど救出したユリアである。
ユリアをマンフロイがいたヴェルトマー城へと連れていき中に入ると、光魔法ナーガの書を入手出来る。
このナーガには「ロプトウスの効果を無効にする」効果がある。
これを持ってユリアを単騎でユリウスに突撃させよう。



公開処刑開始のお知らせ



ユ「\(^o^)/」




ユリアが充分に育っていれば、これまでの苦労が嘘のようなワンサイドゲームと化す。
全く育てていなくても意外と何とかなる。ナーガが本体とは言ってやるな

ユリウスがユリアとの戦闘前に「マンフロイめ、ぬかったな!!」と取り乱すのも納得である。

ユリアを使わずに倒す事もできる。鍵は先程の十二魔将。
実はその中に相手のHPを1にする魔法・ヘルを持った奴がいるのだ。もちろんロプトウスも関係無し。
後はバサークの杖を使うと…
ちなみにバサークの杖は親世代でシルヴィアが独身or死亡時じゃないと手に入らないが、バサークの剣でも代用可能である。
(こちらは運任せになるのであまりオススメしないが)

この方法を使わなくても一応倒すことは可能。
本作には「状態異常付与率は【31-魔法防御】の確率だが、魔法防御が32以上だとオーバーフローして100%の確率で状態異常にかかる」というバグが存在し、
魔法防御が35のユリウスは、スリープの剣で1発たたいただけで眠ってしまうのだ。
その後、ある程度吟味し、リングを持たせまくったセリスやアレスならロプトウスで半減状態でもいくらかはダメージを与えられる。※
例:セリスの場合、力MAX(25)+パワーリング所持の状態でティルフィングを持てば攻撃60となり、半減されても5はダメージが通る。
追撃発動&リーン(レイリア)の踊りで再行動させれば1ターンに20ダメージが通る。

なお、ユリアではなくセリスやそれ以外のキャラで倒した場合も会話パターンはちゃんとある。 内容的にはセリスで倒すといいかも。
ユリアである程度削っておけば、セリスで撃破するのはそう難しくは無いだろう。

一番確実なのはジャムカが父親のファバルを吟味してリングもいっぱい持たせた状態で挑ませること。攻撃力がイチイバル+パワーリングこみなら最大で72なので半減されても36。
ユリウスの防御は25なので11ダメージが通り、ジャムカの再来ともいうべき自前流星剣で弓を乱射して先ずしとめてくれるだろう。
反撃?怒り? そんなもんスリープの剣で寝かせれば無問題です。


こうして、ユグドラル大陸全土を巻き込んだ戦乱は、暗黒皇子ユリウスの死によって幕を閉じる。
しかし、彼もまた父アルヴィス同様、マンフロイや呪われた暗黒神の血に翻弄された悲劇の少年なのである。

額が特徴的で子供狩りを推し進めていた点や相手の攻撃を魔性の力で半減させてしまう点などから、某世紀末救世主伝説を連想してしまう人もいそうだが残念ながらごく少数のようである。多分


台詞

  • ミレトスは気候もいいし二人で過ごすにはいいと思うぞ。
    そうだな……イシュタルにシルクのドレスを買ってやろう。それに似合う……そうだなルヴィのティアラがいいかな。
    ヒルダのことだ、きっと豪華なパーティを用意してるだろう。美しく着飾ったイシュタルを見せてみんなを驚かせてやるんだ。
    フフッ、楽しみだな……僕も君と一緒で嬉しいし……。
  • イシュタル、あのラインハルトという男はもう近づけるな。
    そんなことはどうでもいい、俺はやつが嫌いだ。やつがおまえを見る目が気にくわん。もし今度目の前に現れたら俺はやつを殺す!
  • ユリアは我が妹。そして、我が宿敵。
  • チッ、ユリアのやつ……そんな目で僕を見るな! 忌々しい、どこかへ行ってしまえ!
  • ねえ、僕と一緒に遊ばない? ほら、そこの花壇でお花を眺めたり虫ケラを踏みつぶしたりしてさ!
  • どうして子供狩りなんかしていたのかって? 単に臣民に相応しい教育を施しただけだよ。そう、優れた、選ばれた者にね……。




僕はユリウス。グランベル帝国の皇子さ。

ここはなかなか騒がしそうな所だね! フフフ……退屈せずに過ごせそうだ。


スマホゲーには両親と妹、それに異父兄、異母兄に遅れて登場。イラストは茶ちえ氏。
ラスボスが実装されるのは、邪竜ルフレ(男女別)に続いて三人目となる。
赤属性の魔法使い。歩兵ユニット。
父と異母兄同様に期間限定の大英雄戦でのみ仲間に出来る。
原作と比べ子供らしい無邪気さの割合が増えており、ユリウスの意思とロプトウスの意思が交じり合ったものになっている。
どうやらこの世界でユリアと再会したようだが、ユリアから憐みの目で見られたらしくイラ立っている。

武器スキルはお馴染み『ロプトウス』
これは装備時に魔防+3にし、自身は竜特効を受けるようになる。
そして敵が竜特効スキルを装備していない時、戦闘中、敵の攻撃-6にさせる効果がある。

Bスキルは戦闘開始時、自身のHPが80%以上なら敵の奥義発動カウント変動量-1にさせる『キャンセル3』
Cスキルはターン開始時、十字方向にいる、自身より魔防が1以上低い敵は、攻撃-5になる『攻撃の謀策3』

魔防が極めて高い反面、守備が壊滅的のためロプトウスの力をもってしても近接攻撃は苦手。
ロプトウスの効果によって竜特効が付く事で原作同様にナーガに弱くなっているが、
こちらはそもそも赤魔なうえ魔防が高く、策謀の効果もあって、竜特効があってもワンパンが難しいという、ナーガと互角になっている。




その昔、とあるサイトで公開された縛りプレイ「シグルド・セリス一人でクリア」にて、終章のユリウスを
セリス単独で(上述のバサーク法を使わないガチのぶつかり合いで)倒せるかの検証がされたが…
結論から言うと、パラフルカンのセリスを育成できた上で1発たりとも攻撃を外さなかったとしても、ティルフィングの使用回数が50である限りは絶対に不可能らしい。
ターン回復のあるEPからスタートしても64回攻撃しなければならないため。(ユリウスの突撃が毎ターン発動すればガチでも可能だが、ユリウス同様セリスも見切り持ちなので不可)

余談だが、彼専用のクラスであった「ダークプリンス」が2015年に発売された『ファイアーエムブレムif』で、なんと主人公のデフォルトクラスとして採用された。
主人公=マイユニットのため、女性のマイユニットを選択すると「ダークプリンセス」となる。


追記・修正しますか?

ニア はい
  いいえ


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