登録日:2009/11/04 Wed 11:19:17
更新日:2024/02/22 Thu 22:16:28
所要時間:約 21 分で読めます!
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。
THE LEGEND OF
ZELDA
ゼルダの伝説
ムジュラの仮面
メモリー拡張パックがないと遊べません。
月の接近と共に、プレイ中の瑛太(現・永山瑛太)の部屋にも……
ゲームの起動には「メモリー拡張パック」(ハイレゾパック)という周辺機器が必要で、拡張パック同梱版も同時発売された。
後述の移植では不要だが、N64実機でプレイする場合には、本体に拡張パックがセットされているかを必ず確認すること。
パックの実装により動作が安定し、処理速度やグラフィックの品質が前作に比べていくらか向上している。
特にクロックタウンの多彩なNPCをスムーズに動かせているのは、このパックによる本体性能の向上が一役買っているものと思われる。
上空に浮かぶ月の処理に使われているだけという噂もあるが……。
後に
Wii、
Wii UでVC配信、
3DSにてリメイク版が発売された。
また2022年2月25日より、Nintendo Switchの有料オンラインサービス『NINTENDO64 Nintendo Switch Online』にて、本作の64版のVC配信が開始された。
いつでもセーブを行えるため、100%クリアを断念したプレイヤーは再トライしてみては如何だろうか。
【概要】
ゲームシステムや操作方法等は前作とほぼ変わりないが、最大の特徴は『タイムリミットはわずか3日』という点。
今作の舞台であるタルミナは、3日後には空から人面月が地上に落ちて滅亡してしまうことが判っている世界で、リンクはわずか3日の間に各地に起こる問題を解決し、その月が衝突するのを食い止めなければならない。
もちろんタイムリミットを超えるとゲームオーバーだが、取り戻したオカリナで『時の歌』を吹くことで初日に戻れる。
そうやってループしつつ、ダンジョンをクリアしたり、人々のお悩みを解決したりしながら、最終的には月の落下を食い止める手段を見つけるのが大筋の目的。
また、このゲームの醍醐味といったらサブイベントやミニゲームで手に入る
お面集め。
ストーリーを除く全部のお面を集めるには、攻略本、攻略サイトを見ないでクリアはほぼ100%不可能と呼ばれるほど難しい。
だが、全部を集めるとEDムービーが変わり、真ENDという感じになるのでぜひ頑張って集めて欲しい。
この世界では人々の行動が3日間とも違い、3日後には月の衝突から逃げる者、そのまま祭りを楽しむ者、その場で諦める者などの個性が見られる。
クロックタウンの音楽は日が経つにつれ、まるでプレイヤーに恐怖と焦燥を植え付けるかのように曲調が変わり、さらに時折地響きが起こるようになる。
12時間ごとに月がどんどん町に近付いてくるため、ますます恐怖心をかきたてる。
前作、『時のオカリナ』と比べると難易度と恐怖が格段に跳ね上がっており、「『ゼルダ』史上、最も怖かったゲーム」とよく話題にとりあげられる。
まあ最も怖いのはリンクの抜け殻である
アナタは自力でクリアする事が出来るか?
信じなさい……信じなさい……。
【あらすじ】
前回の冒険が終わり数ヶ月後。リンクは旅の終わりで別れたかけがえの無い
友達を探す旅をしていた。
しかし途中、
エポナに乗って森にさまよっていたところに突然2匹の妖精がエポナを驚かしたため、リンクは落馬して気絶してしまう。
そこに、奇妙な仮面を被ったスタルキッドが現れて、リンクの持つ「
時のオカリナ」を奪ってエポナに乗って逃走した。
気が付いたリンクはスタルキッドを見つけて追うものの、仮面の魔力で
デクナッツにされてしまう。
その後、リンクが辿り着いたのは、
あと3日で終わる世界であった……!
「大変な目にあいましたねえ……」
リンクが時計塔から出ようとしたところで、この台詞と共に姿を見せる
お面屋の男。
お面屋曰く、自分ならその姿を戻す方法を知っているとの事。
そこでお面屋は、リンクにスタルキッドから盗まれた仮面を取り返せば、元に戻る方法を教えてやると交換条件を持ちかけてくる。
元はといえばこの男がスタルキッドにお面を盗まれたのが発端なのに、やたら図々しいな……。
条件を呑むとなにやら意味深な発言をする。
「ただ……あいにくワタクシも忙しい身でして あと、3日でここを去らねばならないのです。
できればその前にとりかえしていただけるとありがたいのですが……」
と……。
その後、神出鬼没のスタルキッドの情報を得るためデクナッツリンクはクロックタウンを徘徊するが、この世界が最悪の結末を迎える事は誰も知らなかった……。
【主な登場人物】
前回
ガノンドロフを倒し、ハイラルに平和をもたらした「時の勇者」ご本人。
友を探す旅の途中でスタルキッドにエポナとオカリナを盗られてしまい、追いかけていく内に「タルミナ」という世界に迷い込んでしまう。
大切なものを取り戻すため、そしてタルミナの平和を守るための冒険へと赴く。
グラは前回のこどもリンクのままだが、月日が経ったからか、前作ではこども時代には使えなかった弓矢やフックショットもこの姿のまま扱えたり、エポナに乗れるようになったりしているくらいに成長を遂げた。
今作では不思議な仮面の力により、様々な姿に変化する。
「森に迷い込んだ子供のなれの果て」と伝承されている子鬼。
お面屋からムジュラの仮面を盗み出してからはその壮絶な力を使い、様々な悪行を働いている。
人面月も彼の仕業であり、本作の黒幕である。
全ての真相は
こちらの項目を参照。
今作のお供妖精。スタルキッドを追おうとしたデクリンクを足止め中にはぐれ、合流するため渋々リンクと行動を共にする。
その後時計塔で豹変したスタルキッドを目の当たりにし、彼と弟トレイルを救うべく改めてリンクのお供になる。
性格は清々しいまでに典型的な
ツンデレ気質であり、Z注目上の解説は非常に上から目線。時オカ時代のモンスターの説明を求めると「○○も知らないの!」から説明が始まる。デレ期は月に行くところから。
64版をプレイした世代は「なんなんコイツ…」って困惑したかもしれない。当時は「ツンデレ」なんて言葉も無かったしね。
チャットの弟である紫色の妖精。
姉と比べると弱気な性格をしているが、スタルキッドを助けるために勇気を振り絞る面もある。
彼が放った「4人の巨人たちをここに連れてきて」という言葉が今作の冒険のきっかけとなる。
世界を旅するお面の行商人。前作に登場した一店員がまさかのメイン昇格となった。
普段は不気味な笑顔を絶やさない穏やかな人物だが、激高すると表情と口調が激変する。
プロのお面商人だけあって、古今東西世界のお面事情に精通している。
詳細は項目にて。
リンクの愛馬。序盤にスタルキッドに盗まれ行方不明となる。
前回はまだ仔馬だったため、リンクを乗せられなかったが、今作では成長して少し大きくなっており、仔馬のままでも騎乗できる。
大量のリーバやボムチュウにもビクともしない最強生物兵器。
前作に登場したハイラル王女。
旅立つリンクに時のオカリナと時の歌を託す。
ゼルダの伝説という題名だが、今回は序盤のリンクの回想のみしか登場しないため、度々ネタにされる。
前作にも登場した巨大フクロウ。
タルミナの運命を変える者の登場を待っている。
【その他の登場人物】
赤いバンダナを巻いた子供で、人助け集団「ボンバーズ」のリーダー。
少々小生意気な性格だが、実力を持つ者は素直に認める。
メンバーには「ボンバーズ団員手帳」(後述)が支給される。
クロックタウン宿屋「ナベかま亭」の看板娘。
記憶力と料理の腕に難ありどころか殺人的だが健気なお姉さんで、そんな彼女のファンも多い。
婚約者カーフェイの突然の失踪に胸を痛めている。
クロックタウン町長ドトールとアロマの息子。
アンジュとの婚約を間近に控えていたにも関わらず、突如失踪してしまう。
周りからは「アンジュを置いて逃げた」と噂されていたが…
実はカーニバルの結婚前にスタルキッドの手により、子供へと変えられていた。
悩んだ彼は北の大妖精の元へと相談に行くが、そこに追い打ちをかけるかのようにサコンに婚約の証である「太陽のお面」を盗まれてしまう。
つまり、彼は盗まれたお面を取り戻すために、誰にも何も言わず姿を消したのだった。
このサブイベントは3日かけて行われ、その途中一度でも失敗したら最初からやり直しという厳しいものとなっている。(3DS版では途中セーブできるので多少は緩和された。)
だが、その分成功したときの喜びは一入で、感動的なサブイベントとなっている。
このことから、この二人は今作の裏主人公という声も多い。
ロマニー牧場を経営する美人姉妹。
詳細は別項。
デクナッツ城のお姫様。サルと共に沼地の異変の原因を突き止めるために神殿へと赴くが、囚われの身となる。
普段はお淑やかだが、パニックになると「マジ!?」と口調が変わったり、早とちりした父親をフルボッコにし、部下を震え上がらせるなど本質はかなりのお転婆。
リンクに城まで運んでほしいと頼むが、その方法が結構ダイナミック。
ゴロン族の英雄と称えられている戦士。他のゴロンに比べて肌が灰色になっている。
猛烈な吹雪を止めるためにスノーヘッドへと赴くが、吹雪の勢いには勝てず、崖から転落死してしまう。
今もなお寒さに震える同胞たちを思うと成仏することができず、リンクに魂を癒してくれるように頼む。
かなり高齢のゴロン族長老とその息子。二人とも本名は不明。
吹雪の原因を突き止めるためにスノーヘッドの神殿へと赴くが、その途中で行方知れずとなる。
年のせいか「いつも歌っていたはず」の子守歌を半分しか思い出せない。
息子の方は憧れのダルマーニだけでなく、父親までもがいなくなってしまった寂しさと寒さで泣きじゃくっていた。
しかも、その鳴き声はかがり火まで消してしまうほどの超音波だったので、ほこら内の暖が取れなくなるという負の連鎖に陥っていた。
ゾーラバンド「ダル・ブルー」のギタリストで、ゾーラの勇者の血を引いている。
ゾーラの卵を取り戻すために、単身海賊の砦へと向かうが、返り討ちにあい瀕死の重傷を負う。
ルルの境遇を思うと死んでも死にきれない為、誰かが自分の魂を癒してくれることを願っている。
なおこれらの事情を説明する為の癒しの歌を奏でる前なのに「ァォ~ゥ」「ベイビィー」と叫びながらノリノリで語って最後に「ィェーィ!」と叫んで力尽きるとてもシュールな魂の演奏は必見。
ちなみに、その日のラッキカラーは「グリーン」だった。
ゾーラバンド「ダル・ブルー」のボーカリストである歌姫。
ある日、産んだ七つの卵を海賊に奪われたショックで声を失ってしまう。
同じバンドメンバーであるミカウとは恋人同士の関係で、取り戻さんと奮闘する彼の身を案じている。
ロマニーと声が同じとか言わない。
かつて「イカーナ」の街を統括し、百の兵士を従えていた王。
死んで骸となった後も、古城で自らの呪いを解いてくれるものを待っていた。
自ら剣を取り、様々な戦法でリンクに立ちはだかるが、隊長のボウシを付けたリンクを本物のキータ隊長と見間違えるなどちょっと天然。
浄化された後はリンクに心を持たぬ兵「ぬけがらのエレジー」を与え、イカーナ王国に真の光をもたらすように頼む。
今作から初登場した妖精を自称する35歳のマップ屋。
タルミナ各地で風船で観測しながらマップを描いており、撃ち落すと華麗に着地する。
初登場時は「出オチ感」が否めなかったが、今ではスピンオフまで作られるほど出世するとは誰が予測できただろうか。
ご存じ皆のトラウマ。チャット曰く「スタルキッドが絶対に頭が上がらない存在」らしい。
しかしそんな彼女も、スタルキッドにバラバラにされて「はぐれ妖精」の姿に変えられてしまう。
助けた後は、世界各地の仲間たちを助けてほしいとリンクに「大妖精のお面」を託す。
【タルミナ】
今作の舞台である世界。
四方を沼・山・海・谷に囲まれており、その中央に「クロックタウン」と呼ばれる町が存在している。
タルミナ中央に存在する中央都市。名前の通り、町の南側に位置する巨大な時計塔が特徴。
時計塔ややぐらがある南エリア、宿屋や町長邸がある東エリア、商店が並ぶ西エリア、大妖精の泉がある北エリア、そして洗濯場の5つのエリアで構成される。
また、町のどこかにはボンバーズアジトである天体観測所へと繋がる秘密の抜け道が存在する。
毎年、四界の神に豊穣を祈る祭「刻のカーニバル」が行われており、この時期には観光客で一杯になるはずなのだが、月の影響からかガラガラな状態となっている。
クロックタウン南西に位置する街道。
クリミアとロマニーが経営するロマニー牧場と、ゴーマン兄弟が経営する馬の調教場「ゴーマントラック」が存在する。
道を大岩でふさがれたり、牛が盗まれるといった怪現象に悩まされている。
タルミナの南側に位置する植物生い茂る沼地地帯。デクナッツの王族が統治している。
近年、ウッドフォールの神殿から毒の沼が垂れ流されたり、デク姫が行方不明になるなどの事件が相次いでいる。
そのため、一族全体が種族不信となっており、同族以外の城の出入りを全面禁止としている。
タルミナの北側に位置する山脈地帯。岩のような種族であるゴロン族が住んでいる。
スノーヘッドの神殿から吹き荒れる強烈な吹雪に悩まされている。
タルミナの西側に位置する海岸。水棲種族ゾーラ族が住む。
突如として発生した深い霧と海水温度の上昇により、ゾーラ族や漁師は魚を捕れなくなってしまった。
タルミナの東側に位置する渓谷地帯。
かつては王国として栄えていたが、ロックビルの封印が解かれてしまったことにより、呪いが蔓延し、亡霊がはびこる死の土地となってしまった。
今はゴースト研究を生業とする物好きな学者親子とチンクルしか人が住んでいない。
【ボンバーズ団員手帳】
今作の要素の一つである豊富なサブイベントを書き留める手帳。ボンバーズのメンバーになることでジムから手渡される。
特定の人物に話しかけることで自動的に登録され、行動のスケジュールが記録されていく。
その人物の悩み事を解決すると、自動的に記述され、全ての悩みが解決すれば右端にシールが貼られる。
- ボンバーズ 『正義の秘密結社 24時間作戦展開中』
- アンジュ 『宿屋ナベかま亭の一人娘 礼儀正しい女の人』
- カーフェイ 『町の洗濯場にあらわれる フシギな少年』
- マニ屋のおじさん 『盗品を売り買いする人 夜だけやっている』
クロックタウン西エリアの夜10時に開店する「マニ屋」店主。
サングラスをかけた怪しい雰囲気のおじさんで、ビンの中身を買い取ってくれる。
基本的には営業スマイルを崩さないが、売値にケチをつける客に対してはドスの効いた声で啖呵を切る一面も。
その正体は雑貨屋の店長で、町長のドトールとは悪友の関係である。
- バクダン屋のおふくろさん 『町のバクダン屋さん 年中無休』
クロックタウン西エリアのバクダン屋の母親。バクダン屋の店主から「ママ」と呼ばれている。
大きいボム袋を入荷中にサコンに盗られてしまう。
無事に取り戻すと「バクレツのお面」が貰える。一応お礼とはいえなんて危険なものを。
なお、このイベントをクリアするかしないかで、その後のイベントがかなり変わってきてしまうので注意。
- ドトール 『クロックタウンの町長 エライ人らしい』
クロックタウン町長。
優柔不断で恐妻家と、どことなく頼りにならなさそうだが、締める時はきっちり締めてくれる頼れる存在。
ドトールの奥さん。
夫とは正反対に、はっきりと物をいう芯の強い女性。
行方不明のカーフェイを捜すために探偵を募集している。
ゾーラバンド「ダル・ブルー」のマネージャーであるゾーラ族。
ルルの声が出なくなってしまったことにより、ダル・ブルーの公演中止を申し込む。
魚にはこだわりがあるらしく、町で売っている魚はちょっと「臭い」らしい。
- ゴーマン 『旅一座の座長 こわい顔で派手な服の人』
ゴーマン一座の座長。ゴーマン兄弟の次男にあたる。
先代ダル・ブルー(ルルの母親)の名曲「風のサカナ」に感動し、いつか芸を続けていれば声の主に会えるはずと芸能界に入る。
一座の公演が取り消しとなってしまい、その事実を団員に告げられないでいる。
3DSでは新たなサブイベントが追加され、頑張ってくれている団員達を見ると公演中止を伝えるのがとても辛いという団長としての苦悩を見れる。
ちなみにこのイベントでは「むかえミルク」というアイテムを運ぶのだが、その製造方法がミルクに土や草を混ぜるというぶっ飛んだ方法。
ゴロンリンクで転がろうとするものなら、チャットから「飛び散るから転がるなや!(意訳)」と注意される。
- ポストマン 『町の郵便配達人 とってもまじめな公務員』
クロックタウン唯一の郵便配達人。語尾に『~なのだ』と付ける。
スケジュールが第一優先という生真面目な性格で、話しかけようものなら「予定が狂うのだ!」と一蹴される。
例え手紙が一通のみでも全力でお届けする仕事人だが、「この手紙はどこから」という質問に対し「どこかのポストから」と答えるなど、融通がきかないのが玉に瑕。
その真面目すぎる性格が災いし、最終日には『逃げたいけどそんな予定はスケジュールにはない』という悩みに苛まれる。
- ローザ姉妹 『双子のダンサー ゴーマン一座の一員』
ゴーマン一座のダンサー姉妹。
新作ダンスのステップが思いつかず、ヒステリックになっている。
/)/)
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\二二二二二二_/
か、か、か、紙くれーーーーーー!!
夜中のナベかま亭のトイレに現れる謎の手。全身像も本名も不明。
紙を欲しがっているので、権利書か手紙を渡せばいい。
ただし、そのイベントが途中で終了するため注意。信じて渡した手紙をトイペにされたアンジュさんの心境や如何に……
なお、なぜか声がミカウと同じ。
- アンジュのおばあさん 『宿屋のおばあさん 本を読んでくれる』
アンジュの祖母。高齢のためか若干ボケており、リンクをアンジュの父親であるトータスと勘違いしている。
リンクに「刻のカーニバル」「四人の巨人」という本を読み聞かせてくれるのだが、とても長いのでどうしても途中で眠ってしまう。
読破したあとに質問に答えるとご褒美としてアメちゃんが貰える。
……が、実はボケているというのは演技で、その理由はアンジュが作った料理を口にしたくないからというもの。
なので、ご飯はもう食べたと言い張ることでアンジュの料理を避けていたが、実の孫娘を騙していることには少々気が引けている様子。
タルミナ平原で夜な夜な奇妙な舞を踊る幽霊カリスマダンサー。
自身が考案した新作ステップで世界を熱狂のるつぼにするつもりだったが、悲運の死を遂げてしまい成仏できないでいる。
彼の魂を癒すと、リンクに自分の踊りを流行らせてくれと頼み成仏する。
- ナデクロ 『コッコ小屋の飼育係 トサカ頭がこわい』
ロマニー牧場のコッコ小屋に勤務する男性。コッコばりのトサカ頭が特徴。
見た目は怖いが、コッコを愛する心優しき好青年。
月が落ちるまでにヒヨコが立派なコッコに成長していく姿を見れないのが心残りとなっている。
ゴーマントラックを経営する長男と三男。
自分よりも弱い相手にはえばり散らすが、強い相手には媚びへつらう典型的な小物兄弟。
ロマニー牧場のあらぬ噂を流したり、入り口を大岩でふさいだりといった妨害行為を行っていた。
自らを傲慢と称するほどの悪人だが、芸の道に進んだゴーマン座長を気にかけており、彼の話題になると途端にしおらしくなる。
- シロウくん 『目立たない兵士 ほんとに目立たない』
まことのメガネを使わないと見えないくらいに影の薄い兵士。
イカーナ地方入口付近でケガをしてしまい、何年も助けを呼び続けていたが皆気づかずに通り過ぎてしまったらしい。
赤いクスリを渡すと石ころのお面を貰える。
3DSリメイクでは居場所が海賊の砦に移った。
- グル・グルさん 『ゴーマン一座の音楽係 作曲も可』
ゴーマン一座の音楽担当。
いつもニコニコ笑顔を絶やさない陽気なオヤジで、部屋の中でも演奏は欠かさない。そのせいで怒られるが。
動物楽団に所属していた経歴の持ち主だが、その楽団のリーダーが犬ということが気に食わず、リーダーのお面を盗んでしまった。
【主なアイテム】
本作ではシナリオダンジョンが少ない関係上、ダンジョンアイテムの数は少なめになっている。
その代わり、ダンジョンに入る前に必要になるアイテムの種類が多め。
おなじみ剣。最初の剣は前作のものと同じ名前……だが、デザインが異なり、同じ武器なのかは不明。
今回はハイラルが舞台ではないため、お馴染みのマスターソードは登場せず。
スノーヘッドの鍛冶屋で強化してもらうことで、フェザーソードにできる。ただし、フェザーソードは100回使うか『時の歌』を使うとコキリの剣に戻ってしまう。
慣れたプレイヤーならその場で砂金を渡して金剛の剣にしてしまうため、まず実戦で使われることがないシリーズでも珍しいポジションとなっている。
金剛の剣は砂金とフェザーソードを渡すことで強化可能。『時の歌』を使っても戻らない最強の剣である。
勇者の盾は前作のハイリアの盾と同じデザインだが、軽量化されたのかリンクが成長したのか、前作では構えられなかったこどもリンクでも普通の盾として使えるようになっている。
基本的にゲーム通してほとんどはこの盾を使うことになる。ライクライクなどに食われたら店でも買い直せる。
ミラーシールドは前作のもの同様に光を反射してくれるが、今回は装備の持ち替えの概念がないためか、デクナッツなどの弾も問題なく弾き返せ、ライクライクに食われない勇者の盾の上位互換品となっている。ただデザインがかなり不気味
超重要アイテム。今回も様々な音楽を習得可能。
変身状態で使うと楽器の種類も変わる。特定の楽器が求められるシーンでは変身形態も変える必要あり。
お馴染み弓。今回は子供リンクでも使用可能。
ゲームを進めると、炎の矢、氷の矢、光の矢も習得可能。前作では単なるオマケアイテムだった氷の矢も攻略に必須になっている。
…が、水面ならどこでも凍らせて足場を作れる、という地味にチートな性能だったためか、3DS版では既定の場所でしか足場を作れなくなった。
今回は、バクダン屋で購入するだけで使用可能。デクナッツ状態でも使用はできないが買うことはできるので、手間を省略するなら最初の3日間で買っておくとベター。
黄色い岩はゴロンパンチで壊せるようになるので早々にお役御免…かと思いきや、壁はなぜか爆弾でしか壊せないので終盤まで出番はある。
1個しか持てない超強力爆弾。ゴロンでのみ使用可能。
…実はゲーム中必須になる箇所は2箇所だけだが、牧場のイベントを進めるのに必要なので、何度もクリミアさんにギュッとしてもらいたいならいくつか必要。街のバクダン屋で買った方が安い。
前作からデザインが変わっている。使い勝手はほぼ同様。
今回はロングフックにはならないが、最初から長め。
いわゆるカメラ。何気に世界観ブレイクな代物。
1枚しか残せないが、1枚だけなら何度でも撮り直せる。
進行上必ずゲットすることにはなるが、別に使う必要性は無い。
シリーズでも珍しい、本来の剣とは別に存在する剣。Cボタンにセットして使う両手剣。
呪われていても使用できるなど便利っちゃ便利なのだが、入手タイミングが「最後のダンジョンのはぐれ妖精コンプ」という終盤も終盤の時期なので、せっかく手に入れても使い所が特にないという……。
【仮面】
今作のカギを握るアイテム。
三つの姿に変身できる、ムジュラの特徴的システムの一つ。
装着時のデモムービーはいちいち怖い。
スタルキッドの呪いを解くと入手。
全方向を攻撃する回転アタックや、魔力でシャボンを飛ばす他、水面跳びとデク花ジャンプが特徴。
植物のため、火が弱点。また、背が低いせいで高い段差を上がれず、子供扱いされるのでイベントがかなり制限されてしまう。
使用楽器はデクラッパで、犬には襲われる。
その姿はデクナッツ城の執事の息子に似ているらしく、ゲーム序盤に登場した謎の木片と関係があるようだが……。
背が小さいのでエポナの背中に届かない。
ゴロン族の英雄ダルマーニ3世の魂が宿った仮面。
巨体から繰り出される強力なパンチとプレスの他、転がることで高速移動が可能。
溶岩でもダメージを受けずに活動できるが、その鈍重さ故に段差がよじ上れず、泳ぐことが出来ない。
使用楽器はドラムで、犬に悲鳴を上げながら逃げられる。
体重が重すぎるのでエポナが潰れてしまう。
ダル・ブルーのギタリストミカウの魂が宿った仮面。
素早いクンフーパンチにヒレブーメラン(歴代ブーメランと比べると操作性が独特で使いづらい)、電磁バリアを使用する。背も高いので、高所の段差もへっちゃら。
最大の特徴はなんといっても水中を自在に泳げる点で、高速遊泳の他に、地上のようにあるいて行動できる。
操作感覚は通常のリンクとほぼ同じだが、水棲種族のため火と氷が弱点。
使用楽器はギターで、犬には懐かれる。
ぬるぬるしてるため、エポナに乗ろうとすると滑ってしまう。
この他変身こそしないがサブイベントで使う色々な仮面が登場する。
そして全ての仮面を集めて最終決戦に向かうと……?
「おまえがオニだ。
オニはオニの仮面をかぶるんだ。
いいな…。」
「オニになれ?上等じゃないか
いいだろう、遊んでやるよ。」
【余談】
リメイク版は画面が綺麗になっただけでなく、ボスの思考パターンが変化したりクロックタウン内の配置が変わったり時間を自由に変えられるようになったりと細かい部分でプレイしやすくなっている。
オリジナル版をプレイしたユーザーもゼルダを経験したことない人にもオススメできる内容となっている。
ちなみに発売日は何を思ったのか2月14日。本編の内容を考えるとなんとも意味深な日である。
追記・修正は3日以内にお願いします。
最終更新:2024年02月22日 22:16