ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

登録日 :2012/03/07(水) 18:17:45
更新日 : 2017/02/28 Tue 18:31:16
所要時間 :約 7 分で読めます





と影 が交錯する 黄昏時
と影 の世界が繋がる


【概要】

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス(以下トワプリ)とは2006年12月2日に任天堂から発売されたソフト。通称トワプリ。
英字は「The Legend of Zelda Twilight Princess」。CEROはちょっとした暴力表現の問題から珍しくB。
WiiのローンチタイトルらしくWiiリモコンを活かしたアクションが特徴。
2016年3月10日にHDにリメイクがWii Uで発売されることに。amiiboにも対応していて、ウルフリンクが同時に発売されることに。ソフトとウルフリンクのamiiboとオリジナルサントラCDが同梱された限定版も発売された。

【作り】

ストーリーやリアルさに重点を置いている。ハイラル平原の景色の一部には「スタッフが実際に見た印象に残る景色がアレンジ再現されている」という遊び心がある、などグラフィックに対してもこだわっている。BGMもアレンジや神曲が多い。


【ハード】

ハードタイプに合わせてWii版とGC版がある。これはトワプリの発売日がWiiの発売日と同日だったことが影響している。
(もともとはGC専用ソフトのみを予定)
GC版は通販のみで購入可能。リンクの利き手がGC版では左、Wii版では右なのをはじめ、ミドナの仮面をはじめとする人物やマップも左右対称になっている。
Wii版ではリモコンのポインタとして「ナビィポインタ」が表示されるが、本当に単なるポインタで設定などは特にない。
日本国内では本作がGC最後のソフトであり、本作はGCの終わりとWiiの始まりを同時に飾ったタイトルということになる。


【システム・変更点】

  • 騎馬戦がムッチャ増えた。 鬼畜レベルに。
  • 剣動作を馬に乗りながら出来る。
  • 奥義…7種の必殺技(奥義)が登場している
  • 魔法システムが無くなる。

全体的に剣を振ることに関して多くの変更があった。
従来は横振り・縦振り・突き・ジャンプ斬り・回転斬りの5アクションのみだったが奥義が入る事で幅が広がった。
また馬に乗っても弓しか射れなかったリンクが剣を振る姿はとても絵になる。だが馬上で回転斬り出来るのはどうなんだ
そして雑魚からボスまで倒した後の収刀モーションを搭載。
これらにより剣で戦うことが格好よく楽しくなった。


【ストーリー】

光が虚ろな「黄昏時(Twilight)」は、光の世界の力が薄れ、影の世界と光の世界が交錯する時。

ハイラル王国にあるトアル村で平和に暮らしていたリンクは村で唯一の剣士モイにハイラル城に献上品を届ける大役に推薦される。
その後同じ村の子供のタロが猿に捕まっているところを救出した後、その時にエポナが負った怪我を幼なじみのイリアに伝えに行く。イリアに謝りに行こうとした時、突然魔物に襲われ、一緒にいたエポナや子供達がさらわれる。
魔物の後を追ったリンクは、途中で影の世界に引きずり込まれ、何故か獣の姿へと変貌してしまう。その影の世界でリンクは、ミドナという謎の生物と出会い、彼女の導きで囚われの身であるゼルダ姫と出会う。
そこで、ハイラル王国が影の王の支配下に置かれていることを知る。
リンクは仲間とハイラル王国を救うために光と影の世界を行き来する冒険に出る。


【登場人物】

トワイライトプリンセスは登場キャラがとても多い。その一部を紹介。

ゼルダの伝説シリーズ主人公。今回はトアル村に住んでいる少しやんちゃな牧童の青年。
斜め前髪。影の世界に初めて来た時は狼みたいな姿に変えられるが、後に自由に二つの姿を行き来する事が出来るようになる。
光の世界と仲間を助けるために冒険に出る。

ハイラル王国の姫。今回リンクとは直接的な繋がりは無く、初めて会う時も中編前。(前編は獣姿時に会っている)
最初は黒いローブを着ている。

リンクが影の世界で初めて会った謎の生物。今回のナビゲーター役。憎まれ口をよくたたく。

影の世界を支配している張本人。強大な力を持っている。ハイラル壊滅寸前の犯人。

  • イリア、コリン、タロ、マロ
リンクの仲間。マロはマロマートを始める。

リンクの愛馬。とあるイベントをこなすとU字型をした草で呼べる。日頃イリアが世話をしている。

ワープ要員。

他にもたくさんの登場人物がいる。


【世界観・地方】

今回は光の世界と影の世界が舞台。少し暗めの世界観。

《光の世界》

リンク達が住んでいる世界。ハイラル王国は壊滅の危機である。マップは広大。

  • ハイラル王国…影の世界からの強襲を受け、ゼルダ姫が服従を認めたため、影の世界に支配されている。たくさんの地方が存在する国。

  • ハイラル城下街…ハイラル王国の城下街。初訪問時は寂れている。

  • フィローネ地方…守護神フィローネが加護する自然豊かな地方。トアル村やフィローネの森、迷いの森がある。ダンジョンにサルが登場する。
    ちなみに「迷いの森」のBGMは「サリアの歌」のアレンジ。時の神殿もあるよ。

  • ハイラル平原…各地方を繋ぐ平原。騎馬戦の舞台にもなる。「オルディン大橋」や「忘れられた里」などがある。

  • オルディン地方…守護神オルディンが加護する地方。カカリコ村やデスマウンテンがある。カカリコ村は時オカより寂れている。
    デスマウンではゴロン族と相撲をとる。

  • ラネール地方…ラネールが加護する水が豊かな地方。ハイラル王国の水源でゾーラの里やハイリア湖が存在する。ゾーラの里はスノーピークに繋がっている。
    釣り堀の壁のモノクロの写真は絶対に見る事。

  • 砂漠地帯…物語の中盤に行ける辺り一面砂だらけの場所。砂漠の処刑場や大妖精の洞窟、敵のアジトなどがある。馬は使えないので移動は猪で。

  • スノーピーク…物語の中盤に行ける雪が激しいエリア。スノーボードが出来る。ダンジョンは神殿ではなく大きい洋館。

  • 天空都市…物語の中盤に行ける空に浮かぶ大きな都市。行くためにはイベントをこなす必要がある。
    「都市」と言っているが入口付近にお店があるだけで、都市内部はトワプリでもそれなりの難易度を誇る巨大ダンジョン。


《影の世界》

リンク達が住んでいる世界とは逆の世界。現在はザントに支配されている。
黄昏時には光の世界への入口が開く。影の宮殿がある。


《トワイライト》

ザントが領域拡大のために影の結晶により光を奪った領域で元は光の世界。
つまりザントに支配された光の世界の一部。光の世界からは金色の雲に覆われたように見える。虫(光のしずく)集めが面倒。


【アイテム】

  • 釣り竿…魚が釣れる。ストーリー中2回必要。
  • カンテラ…これがないと一部の場所は真っ暗。油を消費する。
  • 疾風のブーメラン…風が起こせるブーメラン。
  • 弓矢…ゴロン族の宝。爆弾やホークアイ(双眼鏡)と合成出来る。
  • バクダン…今作では水中爆弾やポケット爆弾虫が登場。ただしツボ等からは補給出来ない。
  • クローショット…先が3つのかぎづめになっているフックショット。後に2つ目が手に入りダブルクローショットになる。
  • スピナー…乗れるベーゴマ。
  • チェーンハンマー…鎖付き鉄球。威力は高いが重い。振り回さずに構えていると盾代わりにもなる。
  • コピーロッド…特定の像を動かせるが経年劣化が激しい。



【ダンジョン】

以下登場ダンジョン。

また、シナリオとは無関係だが地下50階までを戦い抜く「大妖精の洞窟」と呼ばれるダンジョンも存在する。2周目は難易度が上がって大変。



【コレクション要素】

  • 金色の虫
城下町の自称虫さんプリンセスのアゲハが集めている。
かなりの大金で引き取ってくれ、24匹全て渡すとサイフが大きくなる。

  • ポウフィー
城下町のジョバンニという呪われた男性からの依頼。ハイラル全土に60匹いるポウフィーから魂を集めてくる、黄金のスタルチュラポジション。
全て回収すると大金が何度でも得られる。

  • 奥義
行く先々で謎の騎士から教えてもらえる強力な剣技の数々。探さないと見つからないのである意味コレクション要素と言えるかもしれない。
あると一部の戦闘が楽になる。


ゼルダ史設定

『時のオカリナ』でガノンドロフを倒した後に、リンクが戻った7年前の時代(『時のオカリナ』のエンディング)から百数年後の世界という設定。
『時のオカリナ』のエンディングで元の時代に戻った子供リンクが子供ゼルダと共にガノンドロフの野望を未然に防いでいる。そのためパラレルワールドである『風のタクト』や『神々のトライフォース』にある「時の勇者」の伝説は『トワイライトプリンセス』の世界には存在しない。






ネタバレ
ここからはネタバレを含む人物紹介














  • 古の勇者…奥義を教えてくれる骸骨の騎士。その正体は「時の勇者」。先述の通り「時のオカリナ」での事件が未然に防がれたことで、勇者として名を残せなかった無念によりこの世にとどまっている。つまり「ムジュラの仮面」のリンクの成れの果てである。有事に備えて鍛えていた剣技を奥義として子孫である今作のリンクに授ける。彼から教わる「とどめ」が無ければラスボスを倒せないので、最後の最後に無念は晴らされたのかもしれない。なお、ディレクターの青沼英二氏曰く “僕自身は、ゲームの中に「これがオレだ」というのを入れたいところがあって” ということで先祖のリンクを出すに至ったそうな。

  • ミドナ…今回の物語の真ヒロイン。その正体は影の世界の姫様。ザントに追放された後、リンクと出会う。エンディングの彼女は姫というだけあって美人。

  • ザント…今回の事件の真犯人と思われていたが、実はガノンドロフの指示で動いていた。強大な力もガノンドロフに与えられた。

  • ガノンドロフ(CV:宮田浩徳)…ラスボス。今回の事件の真犯人。全ては賢者への復讐のためにザントや影世界、ハイラル国を利用していた。



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