エリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士2〜

登録日:2011/08/29(月) 18:54:45
更新日:2024/02/21 Wed 23:49:49
所要時間:約 6 分で読めます




はじめは、誰もが無力だった。

不死身の勇者も、

高名なる錬金術師も、

王室料理人も、

はじめは何の力も無い、ごく普通の人間だったのだ。

だが、彼等は誰よりも夢や希望を強く抱き、追い続けた。

だからこそ世に名を轟かすほどの存在になれたのだ。

夢は、追いかけていればいつか必ず叶うものなのだから・・・


\ポコッ/

1998年12月17日にガストから発売。
1997年に発売された『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』の続編にあたる。
舞台が前作の数年後のため、一部キャラクターも引き続き登場する。
また、前日談がドラマCDとして付属されている。
発売翌年にはBest版が、その後Windows95(マリーのアトリエWindows版と同時発売)、ドリームキャスト版、PS2版と様々なハードに移植されている。
(中にはおまけがない移植版もあるので注意)
要注意版として、DC版の『マリー&エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士1・2~』は、 ウィルス感染していて即販売中止 されている。
一応DCでのゲームプレイには支障がないが、 おまけディスクをPCにインストールするとウィルス感染するので要注意 。今更手に入れる事は少ないと思うが。

後にゲームアーカイブス対応ソフトとしてPLAYSTATION Storeより配信され、PlayStation3PlayStation PortablePlayStation Vitaでも遊べるようになっている。


あらすじ

村を襲った流行り病に倒れるエリーことエルフィール。
小さな村には薬も医者もなく、そのまま命を落とすところであったエリーであったが、そんな折に旅の錬金術士マルローネが現れる。
彼女は薬を調合してたちまちに病を収め村と彼女を救ったのであった。

それから一年後、マリーに憧れて自分も錬金術士になるべくアカデミーを受験するエリー。
しかし入試の結果は悪く、寮に入れない補欠入学であることをイングリドより告げられる。
それでもやる気があるのであれば、と彼女に与えられたのはかつてマリーが使っていた工房。
かくして自力で生活しつつアカデミーでの卒業を目指す「エリーのアトリエ」が始まるのであった。


前作から進化した点

  • 【ブレンド調合】
本作のキモの一つ。素材の量を変えることで、効力と品質を高めることができる。
回復アイテムなら回復量がアップし、品質が高いアイテムは酒場での依頼時に報酬金がアップ。
だが、調合失敗するとゴミになったり、調合成功しても効力と品質が下がる場合もある。その際のレシピを残すか残さないかは選択できる。
最高評価(品質:効果)を満点の配合がデータ毎に変わるため、ベストな配合が存在しない(ある程度点数の良くなる配合はある)同一データで全て満点に出来たら本作を極めたと言ってもいい

  • 【オリジナル調合】
会話から得たヒントを元に、素材と量を自分で考えて調合する。
失敗すると(ry
多少のヒントのある物からノーヒントの物までピンキリ

組み合わせさえ合ってれば良いので調合に必要な個数が1個でも作成出来るが、それに比例して評価も下がる。
荒技として正式なレシピを入手する前に正規の分量より減らしてオリジナル調合でアイテムを作り出すテクニックもある。*1
素材の入手が難しいゲヌーク壺なんかに有効。ついでに品質を下げまくって洪水を起こすこともできる。


ゲームの流れ

基本的な部分は前作と変わらず、採取と調合を繰り返して4年後の卒業を目指すのが主な流れ。
ただ、卒業試験中だった前作とは違って現役の学生のため、毎年決まった時期にコンテストと称した定期試験が行われる。
調合したアイテムや定期試験の結果によってEDが変わるのは前作と同様。
4年目時点の状態によってはさらにプレイ期間を延長することもできるようになった。

また、今作より恋愛イベントが生じるようになった。ただしEDに関わる物はなし。
さらに初っ端の選択肢次第では恋愛イベントへの道がほぼ閉ざされる。
というか、大抵の場合恋愛フラグとマリーに出会う(≒ベストED)フラグが二者択一であり、両立しようと思うと綿密な調整が必要となっている。


コンテスト

毎年8月1日に行われるいわゆる定期試験。*2
試験前には試験範囲となるアイテムがアカデミーの掲示板に張り出される。
当然後の年度ほど複雑になっていくので準備に抜かりないように。
それ以前に最大の注意点として採取・調合でコンテストをすっぽかさないことが重要だが。

出題形式は「調合」「基礎知識」「基礎魔力」の3つ。

  • 調合
出題範囲から指定されたアイテムをその場で調合する。
素材は用意されているので、問題はエリーのレシピ状況。知らなければ適当に素材をぶち込んでしまい、当然のごとくゴミができる羽目に。
ブレンド調合で品質・効力を上げていればそちらを提出することも可能。また、ぶっつけ本番でその場で素材比率を変更することもできる。

  • 基礎知識
出題範囲のアイテムに関するクイズ。つまりプレイヤー自身の知識が問われる。
幸いそこまで配点は多くないので、自信がなくともある程度は何とかなる。

  • 基礎魔力
攻撃アイテムを使って規定された攻撃回数内にタルのみを壊す試験。
使用できるアイテムはこれまでにエリーが入手、作製したものから選択する。
初年度で進みが遅いと、うにしか投げられずに破壊不可能という状況に陥ることも……
さらに威力があれば良いというものでもなく、タルの中には物が入っており、やりすぎて中身ごと破壊してしまうとこれまた減点。
そして運が悪いと中身がイングリド先生の大事な私物になり、破壊すると大目玉とすさまじい減点を食らう私怨で減点していいんですか先生。*3


試験後は成績がアカデミー掲示板に張り出される。
成績次第では同級生との関係に変化が起こることも……?


登場人物


ザールブルグ


  • エルフィール・トラウム
CV:長沢美樹
本作の主人公。愛称は『エリー』。トレードマークの帽子は自作らしい。
一年前に住んでいた村を襲った流行病で命の危機にあったところをマリーに助けられるが、お礼を言う前にマリーは旅立ってしまい、『自分も錬金術士になってお礼を言いたい』と一念発起し、ザールブルグへ来た。
入学試験には一応合格したのだが、合格ラインぎりぎりの補欠入学であり、
寮ではなくアカデミー所有の小さなアトリエで、生活費を稼ぎつつ勉強に励むことになる。
性格は頑張り屋だがドジな面もある。だが基本的には素直な良い子であり、前作のマリーのようなトラブルメーカーでは無い。

当初は仲間キャラで唯一特技を使えないが、イベントである武器を入手して装備することでようやく特技が解禁される。
ただし、前作のマリーが強すぎた反動もあってか、専用武器をもってしても本人の戦闘能力は低め。
基本的にはアイテムや演奏によるサポートを行うことになる。
本人に自覚はないが、音楽の才を有している(ロマージュ絡みのイベントを消化すると戦闘にて特殊コマンドが使用可能になる)。

チーズケーキにかなりのこだわりをもち、調合で作れるようになっても、 自分が認める品質でなければ強制的に棄てる
そして納得できるチーズケーキを作れるとチーズケーキEDを迎える事が出来る。
ちなみに、チーズケーキを作成するために必要な道具はアタノールと片手鍋。

後述にある通り、エンディング数がシリーズ最多の主人公であるためその結末も非常にバリエーションに富んでおり、正史はトゥルーエンディングのマリーと共に錬金術師になるルートと思われるが、それ以外にも、故郷で医療従事者、冒険者、宮廷魔術師、ロマージュと旅芸人、ケーキ屋、更には新興貴族にまで成り上がる等のエンディングが存在する。

  • ノルディス・フーバー
CV:関智一
エリーの学友。デコが広い優等生。
賃金が最初から0でゲームを初めてすぐに雇えるが見た目通りのもやしなので注意。
定期試験ではいつも一位を取り続ける秀才で、それを鼻にかけない穏やかな人物だが、勉強に関しては結構な負けず嫌いでもあり、試験で一位になってから彼の部屋を訪れると、一位になれなかったショックで落ち込む姿が見られる(ただし友好度が下がる)。
言わずもがなエリーと同じ錬金術士を目指しているが、エリーのアトリエに錬金術の基礎材料を求め依頼しによく来る。
妖精さんを雇えばいいのでは?と思った人も多いのでは?

CV:飯塚雅弓
良家のお嬢様。金銭にはきっちりしているようで、しっかり雇用費を取ってくる。
ノルディスに恋心を抱いているため、彼がエリーと仲良くしているのが気に食わず、加えてエリーを田舎者と見下している節もあって、出会った当初はかなりツンツンしている。
仲良くなるとデレッデレ…とはいかないが、友人として接してくるように。
女の子らしく恋バナ的な会話もあるが、この時自分もノルディスに好意を抱いていると告げると彼女と喧嘩別れしてしまう(実際に好感度が下がり、一定値以上は上がらなくなる)。
逆にこのアイゼルとの恋バナで「アイゼルを応援する」を選ぶとノルディスルートが自動的に消滅する代わりに好感度が上限も含めて大きく上がり、親友と呼べる関係になれる。
ノルディスの印象がパッとしないと言われるのは、これらのアイゼルイベントも一因である。

  • 武器屋の親父
CV:立木文彦
ある程度進めると武器を強化してくれる。また、前作同様にグラセン鋼を卸すと武具に加工してくれる。
このグラセン鋼だがカスターニェの武器屋に卸しても加工できずに途方に暮れる姿が見られ、親父は非常に高い鍛冶の腕を持っていることがうかがえる。
親父の相談に乗り、とあるアイテムを渡すとイベントムービー有りですごい姿を見られる。
後にアトリエシリーズ名物となる「ハゲた親父さん」は、2作目でこの続投やイベントがあったからこそかもしれない。

ジャイアン並の音痴。
過去の事件でのど自慢大会は出禁になっているが、何としても出ようと通りすがりのエリーに意見を求め、返答によっては思いもよらない事態に……

とあるイベントでは過去の恋愛経験を語るが、のちに嘘と判明。
もっとも後に時系列が前の「リリーのアトリエ」でゲルハルトとの恋愛イベントを起こせるようになり、あながち嘘でもなくなったり。*4

  • ダグラス・マクレイン
CV:金丸淳一
王室近衛騎士の青年。
おそらく、気づけば男性キャラの中で一番友好度が高くなってる人一位。
安価な賃金とそれ以上の働きをする上、色々なフラグに関わってくるので自然とプレイヤーからの人気も高い。
アトリエにもかなりの頻度で依頼しに来て、置いてあった薬(エンデルクに依頼されたもの)を勝手に飲んだりする。
色々とイベント面で優遇されており、武闘大会や海竜関連など様々な場面で活躍してくれる
俗にいう正ヒロイン。続編や書籍版などでもだいたいエリーとくっつきそうな描写になる。
恋愛イベントを進めると武闘大会でエンデルクを見事打ち倒し優勝する姿が見られる。それを応援するはずのエリーが大会に出場してダグラスと戦うという微妙な空気を作り出すこともできる。
交友値が上がると戦闘中にエリーが攻撃をされそうになった際に庇ってくれることがある。

  • エンデルク・ヤード
CV:小杉十郎太
前作に引き続き王室近衛騎士の団長。
堅物な性格は相変わらずで、王宮内をウロウロするエリーにも厳しく注意したりする。
騎士としての腕も健在で、アイテムで透明化して王宮に忍び込んだエリーを気配だけで見破り追い払うイベントも。
ある件で謁見室へ入る許可証を入手した際には非常に珍しい彼の困惑する姿を見られる。
自分を越えようとするダグラスには厳しくしつつも期待をしているというツンデレめいた一面も。

彼を雇用するためには武闘大会の決勝戦で勝敗は問わず彼と対峙するのが必須であるが、その前にダグラスか面倒くさくて名前がないさんを倒す必要性があるため非常に難易度が高い。
そしてもちろん優勝のためには彼に勝つ必要があるが、大会ではアイテムが使用できないため打ち倒すのは至難の業。
ただし初期版ではあるアクセサリーを装備するとバグで敵が高確率で「魅了」の状態異常にかかるためあっさり勝てたり。
これには公式スタッフも「あんなに色仕掛けに弱いとは……」とネタにしていた。
もっともこのバグは初期版のみなので、best盤などでは正攻法で倒す必要がある。

ダグラスと同じように、交友値が上がるとエリーを庇ってくれる。やっぱりツンデレなんじゃ…


  • ロマージュ・ブレーマー
CV:冨永みーな
酒場に5の倍数の日にのみ現れる踊り子。くるくる踊ってモンスターも魅了する。
彼女との交友度は、カスターニェ行きのフラグや演奏フラグにも繋がっているため、序盤は彼女を雇って多く採取に出掛けるのがいいだろう。
また、エンディングの一つにも深く携わっている。

  • 面倒くさくて名前がない
CV:堀内賢雄
通称ハレッシュ・スレイマン。
前作に引き続き登場の酒場で仲間になる冒険者。
そして前作に引き続き一人だけ必殺技名がない……もとい「面倒くさくて名前がない」
この必殺技、こんな名前のくせに道中の雑魚退治に重宝するため、ダグラスと並んで気付いたら友好度が高くなってると思われる人。
なお、キャラを考慮して「必殺技名」を付けたのだが、その特異なネーミングからダミーデータと思われたとかなんとか。
昼間っから飲んだくれてるジジイと、ディオの愛娘フレアを賭けてどちらが長く酒場に通えるか競っている。
彼とフレアにまつわるイベントを発生させると、エンディングでついに…
彼もまたダグラスやエンデルクと同じように、エリーを庇ってくれる一人。

  • ミルカッセ・フローベル
CV:井上喜久子
悩めるシスター。
心優しく落ち着いた性格。
悩みを抱える自分が、人々の悩みに答えて良いものかと悩んでいる。
本人もダメ元と分かっているとはいえ、鬼畜な量のロウを依頼してくることで有名。
あらかじめ用意しておかないと間に合わず、初見で達成することはまず不可能だろう。

隠し属性として聖属性を持っており、ガイコツやらドラキュラなどから受けるダメージが極端に小さい。
初雇用時にはシスターの被り物を脱ぎボブカットの黒髪を見せるアニメムービーが挿入されるが、ゲーム中の立ち絵は終始被り物を被ったままである。

  • ディオ・シェンク&クーゲル・シェンク
CV:立木文彦(ディオ)、鈴木英一郎(クーゲル)
酒場を営む渋い兄弟。クーゲルは前作では仲間として雇えたが、本作では完全に引退している。ちなみに和解に伴いクーゲルは姓を戻している。
ディオが一般的な依頼を扱い、クーゲルが貴族や訳ありの依頼を扱う。

ディオは相変わらず依頼難易度に関してヒントをくれるため、初心者でも分かりやすい。
ただし、品質が悪いものを渡すと叱られるので注意。
ブレンド調合ができるまで依頼はある程度選んだ方が良い。

クーゲルの方の依頼はカテゴリで指定されており、カテゴリ内でより良いものを渡すと報酬や人気が上昇する。逆もまたしかり。
基本的にクーゲルの方が依頼の難易度が高いが、それに比例して報酬も高めで、何度も依頼をこなしていると依頼主に関するイベントが発生する。
ちなみに納品アイテム選択画面で品質の悪い(or要望と会わない)アイテムを見せるとクーゲルの表情がすごいことになるが、そのアイテムを渡すと人気と名声が下がる。
睨まないではっきり言ってください。

  • フレア・シェンク
CV:金月真美
ディオの愛娘で、毎月3日と13日と23日にディオの代わりにカウンターに立っている。
相変わらず彼女目当てで飛翔亭に来る客は後を断たないようで、張り紙に「フレアちゃんを毎日出せ」とラクガキもされている。
ラクガキをしたのはハレッシュでは無いと思いたい
父や叔父からは溺愛されているが、本人はそれに関して不満もあったようで、とあるイベントで本音をブチまけることになる。
そのイベントを発生させた場合、エリーの卒業の日にハレッシュと…

  • シア・ドナースターク
CV:大沢つむぎ
前作にも登場したマルローネの親友の令嬢。
工房に誰か住んでるという噂を聞いて懐かしんでいた所をエリーと出会い、大切な親友がかつて工房に住んでいたと教えてくれる。
1年目の6月にエンバッハ家の御曹子と結婚を果たし、アニメムービーで美しい花嫁姿も見せてくれる。*5
その後もマルローネ関連のイベントが多々用意されており、前作をプレイしていると懐かしくなるような会話も多く用意されている。
本作では残念ながら雇うことは出来ないため、前作のようなはたき無双は見られない。
本人は「はたきで戦ってたから意外に強かったのかも」と過去を懐かしんでいる。
ルートによっては騎士団長をはたきで圧倒した女が何を今更…

  • 王様
CV:村松安雄
どうすれば王子が王位継承者の自覚をもってくれるのかと悩んでいる。相談に乗り、渡したアイテムの品質によっては本当に死ぬ。

  • ブレドルフ・シグザール
CV:子安武人
相変わらずの脱走癖のある自由奔放な王子。
とある件でエリーと出会うが、あまりに自然に街をウロウロしていたため彼女には最初王族とは気付かれなかった。
今作では進め方次第では王位継承をして国王に即位する…のだが、その後も玉座には父が座り続けている。

  • ルイーゼ・ローレンシウム
CV:ゆかな
アカデミーショップで働いている美人のお姉さん。
前作の終了後に前任のアウラが寿退職したため彼女からアカデミーショップの店員を引き継いだアカデミーOG。アウラのことは「先輩」と呼んでおり尊敬している。*6
頑張り屋な性格ではあるのだが、そそっかしくドジっ子であり、たまにお釣りを間違えてしまい銀貨の中に金貨を混ぜてしまっていることがある。
在学中もそそっかしい少女だったようで、卒業までに2年留年している。5年留年した誰かさんよりはよっぽどマシではあるが。

  • イングリド
CV:大沢つむぎ
前作に引き続いて主人公の恩師となるオッドアイの教師。
相変わらず、手厳しい言葉をかけつつもエリーをサポートしてくれる良い教師。
成績が上がると一部の参考書を無料でくれたり、図書室への出入りを許してくれたりとゲームを極めるために重要なキーパーソン。
問題児マルローネのことは彼女にとってトラウマになっているようであり、エリーにはマルローネのようになって欲しく無いと思ってるかのような台詞が多々見られる。
怒ると何故か炎のようなオーラを纏って威嚇してくる。凄く怖い。

基本的にギャグシーンは少ないが、前述通りコンテストでは何故か体を張って私物を魔術試験に使用する。
生徒を信頼しているのだと思うが、だったら壊してもブチ切れないでください……
また、あるイベントにて一時カスターニェの竜退治をするために仕事ほっぽり出して意気込んで出かけていくものの、海竜にこっぴどくやられて逃げ出したということが語られるという意外な一面も見られる。
エリーにそのことについて指摘されると、ヘルミーナのせいで自分は悪く無いと言い訳するというオチャメな一面も…
どう考えても二人揃ってボコられてます。本当にありがとうございました。

  • ヘルミーナ
CV:高橋美紀
本作から登場するイングリドのライバルである教師。
アイゼルの担任でもあるが、彼女からは「やってることが気持ち悪い」と煙たがられている。
実際に彼女は黒魔術に精通しており、毒薬や仮死状態になるお香といった非常に危険なアイテムを多く有しており、エリーも何度か被害に遭っている。
怪しげな毒薬の研究のためなのか、彼女の部屋を訪れても留守のことが多い。
しかし、彼女の研究が時にオリジナル調合のヒントにもなったりするので彼女の部屋は頻繁に訪れた方が良い。
上述の通り、イングリドとの勝負のためにカスターニェの海竜退治に向かうも返り討ちにされて逃げ帰ってくるイベントがある。
こちらはエリーに指摘された際、イングリドのせいで自分も負けたと言い訳してくる。怒られて他人に責任転嫁する子供か
おまけモードの声優インタビューでは彼女の中の人の演技と地声の凄まじいギャップを聞くことが出来る。


カスターニェ

ロマージュとのイベントを進めると、新たな地域として選択出来る。

片道34日、馬車で17日(銀貨100枚)かかるという遠方の地で、そうおいそれとは行けないがエリーのアトリエをやり込むためには避けては通れない場所である。

なお、「カスターニェ」とはドイツ語で「栗」の意味。
なぜ港町なのに栗なのか…それは後のシリーズで発覚する。

  • ユーリカ・イェーダ
CV:南央美
カスターニェ在住の漁師の娘で、海を渡るには彼女の助力が必要になる。
なお、財宝を探し回っているのと海竜戦で強制参加するためか、冒険者でもないのにやたら強い。
つぶて島にある財宝伝説を信じており、碑文を発見することでイベントが進むが自力で見つけるのは困難。
ちなみに戦闘中に彼女で「にげる」コマンドを使うと100%逃走成功する。

  • ルーウェン・フィルニール
CV:真殿光昭
前作登場キャラの一人で彼も恋愛イベントの対象。
両親の行方を探して旅をしており、6年前にザールブルグを旅立った。
恋愛イベントを進めると両親の安否に付いて知ることが出来る。
一度雇ってザールブルグまで来ると、飛翔亭や武器屋にも現れるようになり雇いやすくなる。
両親と再会した後にエリーの元にそれを知らせにに来るが、この際の選択肢によっては永久離脱して再登場もしなくなってしまうので注意が必要。

  • ミュー・セクスタンス
CV:大沢つむぎ
前作登場キャラの一人。
カスターニェに到着した日から一ヶ月以上経つと、カスターニェの宿場である船首像に3%の確率で出てくる。
運が悪いとずっと会えないが、一度雇えば出現率は上がる。
彼女もルーウェンと同じように一度雇った状態でザールブルグに来ればザールブルグ各所に出没するようになる。
非常に低い出現率に見合った分の性能をしており、彼女の特技である南国うにはふざけた名前と裏腹に非常に強力な技となっている。

  • ボルト・ルクス
CV:堀内賢雄
カスターニェで船首像を経営している元船乗り。
船乗りをしてた時に海竜に襲われて大怪我を負い船に乗れなくなってしまったため、廃屋となってた納屋を改装して飲食店と宿屋を合わせた船首像を開業した。
付近の採取場所にも詳しく、彼の情報を聞くことでカスターニェ近辺の行動範囲は増えていく。
水槽に飼っている魚を可愛がっており、エリーのいたずらで魚が浮かび上がった時はかなり怒りを露わにする。
マップ上のドットグラフィックでは正面を向いているが、立ち絵は何故か常に横を向いており、横顔だけで会話してくる。
これに関しては当時出てたアンソロや4コマでもよくネタにされていた。

  • オットー・ホルバイン
CV:岩田光央
カスターニェで雑貨屋を経営している青年。
町の誰よりも海竜への不快感を抱いており、いずれ自分の手で海竜を倒してやろうと準備を進めていたらしい。
そのため、エリー達が先に海竜を倒してしまうと少し残念そうな反応をしてくる。
初めて買い物をした際に新しい参考書をくれたり、買った商品は無料で配達してくれたり、サービス精神旺盛な好青年。
何故か売り物では無いカスタニェッテを商品ラインナップに並べていたりもする。
雑貨屋は年中無休では無く、1の付く日は定休日となっている。

  • シュマック・ホルテン
CV:石川ひろあき
カスターニェで武器屋を経営する中年男性。
イングリドとヘルミーナが海竜退治に意気込んで返り討ちにされて逃げ帰ったことをエリーに伝える。
武器の品揃えはザールブルグよりも良いが、鍛冶の腕は武器屋の親父に劣るようであり、グラセン鋼の武器を売却した際に加工を試みるが結局諦めてしまう。



ケントニス

海竜フラウ・シュトライトを倒した先に ある錬金術の総本山
カスターニェから更に19日の道を進んで着く。

他所では簡単に手に入らない非常に貴重なアイテムを販売しており、それだけでもここまで来る価値はあるが、当然高額なので買いすぎて帰りの賃金が無くならないように注意。

カスターニェと違い付近には採取場所は存在しないため、ケントニス滞在時は宿屋とアカデミーを行き来するだけの生活となる。

  • マルローネ
CV:氷上恭子
前作主人公の「元・落ちこぼれ錬金術士」
伝説の人EDを迎えたようで、アカデミー卒業後、フラフラと旅をしていたが今はケントニスで勉強中。
様々な難関を乗り越えてようやく以前のお礼を言うことができ、更には仲間として雇う事も可能。
爆弾系のアイテムを使用すると特殊な台詞を聞ける。
最初から特技が使えているがエリーと同じように武器に依存した特技であるため、装備を変更すると特技を使えなくなってしまう。
冒険者としてはトップクラスの実力があるが、解雇後に再雇用するにはもう一度ケントニスまで行かないと行けないのが少々大変。
ザールブルクの各地では、前作で彼女がやらかした数々の暴挙…もとい武勇伝が語られている。
なお、本作でのみ声優が池澤春菜氏ではなく氷上恭子氏に変更となっている。

  • クライス・キュール
CV:子安武人
前作ではマリーと張り合っていた嫌味な優等生。本作ではマイスターランクに上がっている。
相変わらずマリーと顔を合わせると嫌味の応酬ばかり。
しかし内心ではマリーに惚れ込んでおり、上記のやりとりもカスターニェまで徒歩で行き、海を越えてケントニスまでやってきてのものである。
また、とあるイベントではマリーに好きな人がいるのか聞き出してほしいとエリーに依頼している。
ただ肝心の「マリー」の部分をはぐらかしたので進行によってはトンチンカンなことになってしまうが。

  • ファウ
CV:富永みーな
ケントニスで宿屋を営む壮年女性。
イングリドやヘルミーナと同じくケントニス人特有のオッドアイをしている。
何度か会話をしているとケントニスについて色々教えてくれるが、客以外には冷たく宿泊せずに切り上げてしまうと塩対応をされてしまう。
ただ、遠路はるばるケントニスまで訪れた来客を歓迎する気持ちは本物のため悪い人では無い。

  • イクシー
CV:川上とも子
ケントニスのアカデミーショップの店員であり、彼女もまたオッドアイ。
ルイーゼとは真逆の無表情でクールビューティといった雰囲気のお姉さんであるが、買い物をしてくれた客には満面の笑顔を見せてくれる。
目を開けたままそのままの表情でうたた寝が出来るという謎の特技を持っており、エリーに起こされた際には「寝ていません」とムキになる意外な一面もある。
彼女のショップはどれもこれもかなり高額ではあるが、滅多に手に入らないレアアイテム揃いなのでケントニスに行った際に所持金に余裕がある時は是非ともお世話になりたい。



妖精の森


  • 妖精さん
CV:大沢つむぎ
前作に引き続き登場するサポートキャラ。本作から雇用可能な妖精さん一人一人に名前が付いた。
雇って仕事をさせ続けているとレベルアップしていくシステムとなっており、賃金も据え置きのため低レベルの妖精さんと契約し続けていると高レベル妖精さんを低賃金で使えるというメリットが発生する。
また本作から新たに虹妖精というランクが追加され、レベルアップでしか雇うことは出来ないがエリー以上の速度で調合や採取の出来る非常に優秀な存在となる。
なお、マリーと違いエリーは本人達も見分けが付かなくなることも多いらしい彼らの顔を何故か完全に見分けられるスキルを持っており妖精さん達から驚かれていた。



敵キャラ


  • フォン・シュテルンビルト伯爵
CV:小杉十郎太
ヘウレンの森に現れる吸血鬼。
森に訪れる人々を襲っていたが、何故か騎士団の討伐対象にはなっておらず、結果的にエリー達が倒すことになる。*7
本来はヘウレンの森が豊かな地だった頃にこの地を収めていた貴族であり、亡き妻の墓を守るために自身が死んでも執念で現世に留まり続けてモンスター化した悲しい貴族だった。
騎士団が手を下さなかったのも、そんな彼に同情していたかららしい。
ダグラスやエンデルクは彼に同情しつつも野放しには出来ないと自覚もしたいたため、彼を倒したエリーに対して感謝の意を示す。


  • フラウ・シュトライト
カスターニェ沖の海に現れて暴れ回っている巨大海竜。
コイツのせいで船は沖に出られず、多くの漁師が漁業に支障を来しており、漁港であるカスターニェにとって死活問題となっている。
町の中も海竜への恨みや愚痴で満ち溢れているが、あまりの強さに誰も手が出せないでいるのが現状。
海の向こうのケントニスに行くためには必ず倒さなければならない存在であり、エリーはユーリカの力を借りて船の上から戦うことになる。
攻撃力が非常に強力な上、大津波で全体攻撃までしてくる本作屈指の強敵であり、通常攻撃は出来ずカタパルトでしか攻撃できないため苦戦は必至。
…なのだが、実は眠りに対する耐性が皆無であり、眠らせるアイテムさえ使えば一方的にボコることが可能。
退治した際に仲間にダグラスが居れば、あるイベントが発生するフラグが立つ。


  • ドッペルゲンガー
エアフォルクの塔の最上階に現れる、3体のエリーの偽物。
それぞれ「ラウフェン」「シュッツェン」「アングリフ」と名がついている。
あらゆる面において本作最強の敵であるため、序盤から行ける場所でありながら戦うのは終盤まで持ち越しにした方が良い。
作中では深く語られず謎も多い存在だが、倒すとレアアイテムのシグサール金貨を落とす。


  • うに魔人
CV:立木文彦
普通にプレイしていては絶対に出会うことは出来ない、本作の隠しボス。
近くの森に現れるとんでもない強さを持ったうにのバケモノなのだが、それ以上にコイツと戦うまでの難易度の方が高かったりする。
詳しくは後述。



主なフィールド


  • 近くの森
読んで字の如くザールブルグのすぐ隣に位置する前作にも登場した森。
序盤に必須なアイテムが多く取れるし敵もそこまで強くないため交友値を上げたい仲間とここに来るのがオススメ。
しかしある条件を満たすと…

  • ヴィラント山
前作にも登場した火山。
火竜は前作で倒されたものの、相変わらず強敵は多く敵の出現率も高いため最初から行ける場所ではあるが行くのはしばらく自重した方がいい。
しかし、一度到達するもしくは行こうとして返り討ちにされた場合、ディオからより近くて敵の強さも低めなエルフィン洞窟を紹介されるフラグが立つ。
早期に赤アイテムを作りたい場合は玉砕覚悟で一度行ってもいいかもしれない。
また、本作では念願の温泉イベントが用意されており、エリーの入浴シーンが拝むことが出来る。

  • ストルデル川
前作に登場したストルデルの滝から流れる下流域の川。
採取出来るアイテムも滝の方とほぼ同じだが、前作の滝までが往復12日だったのに対してこちらは往復4日でかつ敵も弱めと前作に比べて格段に行きやすくなったため、白アイテムを作る難易度は下がった。
なお、滝の方が採取先から除外されたため前作にあった滝つぼのしずく等の一部アイテムは今作では未登場となっている。

  • ヘウレンの森
近くの森よりも遠く、暗く不穏な雰囲気の漂う不気味な森。
レアアイテムや珍しいものも多く採取できるが、敵もそれなりに強くその場の雰囲気通りアンデッドモンスターも多く出るので注意が必要。
しかし、ザールブルグ金貨や蛇の抜け殻や風のり鳥の羽といったレアアイテムの入手率が高く、貴重品の入手に最適の場所である。
何度か採取を続けると、上述の吸血鬼のイベントが起こってしまい、ボスを倒すまでここでは採取が不可能になってしまう。*8
また、それ以外にもレアアイテムの風乗り鳥の羽を大量に入手出来るイベントや、迷子の妖精さんを助けるイベント*9、角笛でシャリオ山羊を呼び出してミルクを貰うイベントなど多数のイベントが存在する。

  • 東の大地
読んで字の如く、ザールブルグの東に位置する広大な平原地帯。
幸福のぶどうやお酒の木の樹液など、ここに行かなければ採取出来ない珍しいアイテムが多々取れる上に宝石草という珍しい植物の種もごく稀に拾える宝の山のような場所
…ではあるのだが、ここに行くまでには往復20日という半月以上の時間を消費する上に、ヴィラント山以上に高い敵モンスターの出現率と強力なモンスターが現れることから、行くだけでもかなりの時間と労力を費やしてしまうザールブルグ側最大の遠出となる。
レアアイテム狙いでなければ、一度採取に行った後は妖精さんを派遣して採取してもらうのが良いだろう。

  • 千年亀砂丘
  • ミケネー島
  • アーベントの丘
  • 大草原
この四箇所はカスターニェ近郊の採取場所であり、ただでさえ行くだけでかなりの時間を費やすカスターニェから更に手間を掛けて赴くことになる場所のため、到着するだけでも難易度は高い。
ただし、この中でも千年亀砂丘とミケネー島はザールブルグでは手に入らないアイテムが多々落ちているため、東の大地と同じようにレアアイテム狙いの時以外は妖精さんに採取に行ってもらうといいだろう。
また、ミケネー島に出てくるドナーンはモンスターの中でも特に強敵ではあるが、倒すとドナーンの舌という賢者の石の調合に必要なアイテムを落とすため、ミケネー島は高ランクの錬金術師を目指すためには避けては通れない場所となっている。
この中でも遠出となるアーベントの丘と大草原はザールブルグでも入手可能なアイテムの方が多く取れるので無理して行く必要性は薄いが、この二つの場所に行く道中にユーリカとのあるイベントが隠されているため、ユーリカ関連のイベント回収のためには一度は訪れなければならない場所となっている。



イベント行事


  • 結婚式
初年度の6月に行われるシアの結婚式。
おそらくゲーム中初のアニメムービーが流れるシーンであり、マルローネが初めて出てくるのもこのシーンである。
このイベントを見ることで、フローベル教会が解禁される。

  • 武術大会
毎年12月末に行われるザールブルグの年忘れ行事。
エリーが出場しない場合、一部例外を除いてエンデルクの優勝に終わるのが恒例のパターン。
イベント次第ではダグラスが優勝するケースも存在する。
ダグラスやハレッシュはともかく、盗賊連中が普通に出場しているがモラル的に大丈夫なのか気になるところではある。
ルーウェンは見物には来てるものの、エンデルクはともかくダグラスに負けると恥ずかしいと言って出場は辞退している。
また、初期版のみあるアイテムを使えば対戦相手の行動を完全封殺可能なバグがあり、装備が整っていない序盤でも時間はかかるが優勝は容易であり、序盤から強力なエンデルクを仲間にすることが出来た。
残念ながらベスト版やアーカイブではそのバグは修正されている。

  • 夏祭り
毎年8月15日に行われる市民祭。
エリーも驚くほどの大規模なお祭りのようであり、普段は勉強ばかりのノルディスやアイゼルも息抜きがてらに遊びに来ている。
この際、アイゼルから肝試しをしようと持ちかけられた際にやると答えると、田舎育ちのエリーと都会育ちの二人の面白いギャップを見られるイベントがある。
しかし、中世ヨーロッパ的な世界観なのに肝試しという和風の文化があるのは少し意外とも言える。

  • 日食
前作に引き続き、6月18日のみ起こる街中が闇に包まれる日。
何の因果か今作ではピンポイントでエリーの誕生日となっており、本人もそのことを気にしていた。
近くの森でこの日のみ採取可能なドンケルハイトも確実に9個入手可能。
このドンケルハイト、序盤こそ金策くらいにしか使えないが、終盤に賢者の石を作るための材料となる上に一年に一回しか入手出来ないため、必ず少しは手元に残しておくのが良いだろう。

  • のみの市
2年目の6月に行われるお祭り。
残念ながらその年の開催が最後であり、ダグラスたち騎士隊は最後ののみの市に来てくれる客寄せをしていた。
一回限りの小さいイベントであるが、エリーが王子のことに気付くイベントでもあるため王宮に入るために必要なイベントである。


その他

  • 今作における設定期限はアカデミー卒業までの4年。好成績だとマイスターランクに進む分岐が発生し、さらに2年追加される。……が、これがある意味罠だったり(後述)
    また成績が悪いと留年し、マリーと同じく5年の試験を受けることも可能。このため最長で9年プレイすることもできる。
    もっとも留年の条件を考えると留年確定までほとんど寝て過ごすことになるので、満足にプレイできるかはまた別の問題。

  • 前作と同じくエンディングが複数あり、その数はシリーズ最多の13種類。
    ただ複数条件を満たした場合は上位のエンディングが優先されるため、中位のエンディングを見るのはかなり難しい。
    というのもマイスターランクに上がることが条件のエンディングが上から3番目のため、それより下位のエンディングを見るためには4年間で条件を満たす必要があるからである。
    しかもそのほとんどがノーヒントでは無理に近い条件だったり。
    下記、ヒントで中位の中で一番厳しいEDのヒントを聞くと「相当難しいと思うけど…」というコメントが付いている為、公式として難関EDとして作られている模様。

  • エンディングを見た後にエリーからヒントがあり、次回プレイ時の大まかな指標になる(アイテム図鑑コンプの有無、見ていないエンディング)
    とはいえかなり大まかなヒントなのでこれだけで条件を見出すのは難しいか。
    また、ケーキ屋エンドの表示優先度が最高*10な事に加え、地味に条件が面倒*11な事もあって、チーズケーキ作成を放置した結果、「延々チーズケーキの話をされた」と言う人も。

  • 隠しパラメータが多数存在し、仲間になる男性キャラとの恋愛イベントに関係する恋愛ポイント、レアアイテムの確率に関わる正直度、EDフラグとマリーとの遭遇確率に関わるマリーフラグ等々

  • 攻略本にも載っていない隠し要素があり、特に「うに魔人」は有名。
    この隠しボスは電源を落とさずに加入可能な全キャラクターでうにを投げると出現するというあまりに厳しい条件のため幻の存在とされていた。*12
    元々は各キャラにうにを投げた時のボイス「うにー!」が存在するので全員分試す人がいるだろうと仕込んだのだが、よりによって各キャラがうにを投げたフラグをセーブできるようにするのを忘れたせいでこんな厳しい条件になったそうな。



ちなみに『ポコッ』とは選択肢決定時の効果音。



「どうしようかな…?」

 物思いにふける
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最終更新:2024年02月21日 23:49

*1 正式なレシピを入手するとオリジナル調合で作れなくなるため

*2 5年目以降の延長期間では行われない。

*3 一応試験前にイングリドが忠告はしている。とはいえ運次第でより減点を食らうのはどうにも理不尽なような……

*4 ちなみにこの「過去の恋愛経験」はエリーに一笑に付されてノルディスにも「想像できない」と言われ、何気に失礼な話である。リリーのことを考えると尚更。

*5 この際マルローネが結婚式のためにザールブルクに帰ってきてる描写があり、渡されかけたブーケを断っていた。

*6 ただしアウラの名前は一切出てこないため前作を未プレイだとよく分からない部分も多い。

*7 この際に騎士団のダグラスやエンデルクを仲間にしていても普通に戦える。

*8 妖精さんを派遣していればレアアイテム以外なら採取してくれる。

*9 ただし自分の雇った妖精さんをここに派遣しているとこのイベントは発生しない。

*10 ED6までの中の見てないED中で最下位のエンディングが対象でED6がケーキ屋エンド。

*11 エリーの拘りでブレンド調合を使って品質をかなり高めないと出来てすぐ捨てられる。

*12 遠出しないと雇用できないマリーとユーリカ、そもそもの出現率が低いミューが鬼門