モーショボー

登録日:2010/04/17(土) 00:54:06
更新日:2022/03/02 Wed 01:04:55
所要時間:約 5 分で読めます




「おーいニンゲン、シにそうだよ~?」


モンゴルのブリヤート人に伝わる魔物で、その名前は悪しき鳥という意味。

恋愛というモノを知らずに幼いまま亡くなってしまった少女の霊がモーショボーになると言われている。

つまり、モーショボーは幼女な上に処女なのである。
モーショボーは美しい少女の姿になって近くを通る男の旅人を誘惑し、油断して近づいた途端に顔を鳥に変え、その鋭いクチバシで頭蓋骨を割り、脳髄を啜るとされている。

  • 女神転生シリーズのモーショボー

種族は殆どの作品では凶鳥で、大体は序盤に出て来る悪魔である。
外見は色白の可愛らしい幼女の姿で、艶やかな長い黒髪の先端はそのまま羽根のように左右に広がっている。
よくよく見ると前髪が鳥のクチバシのようになっており、被り物と合わせて擬態要素を感じさせるのがニクい。

真・女神転生デビルサマナーでは黄色い着物を着ていたが、真・女神転生デビルサマナーソウルハッカーズ以降は赤い着物を愛用している……どちらが良いかはよく論争になるが、筆者から言わせれば、どちらもふつくしい……。
また、ライドウシリーズでは3Dの為360°から彼女の姿を拝める。
ライドウの後をぴょんぴょんと付いて来る姿に萌え狂わないプレイヤーはいないであろう。

アバドン王にて、髪の毛の羽根でぱたぱたする通常攻撃は3hitする優秀な攻撃で、弱点を当てて動けなくなった敵をアリスのだだっ子パンチと組み合わせると、膨大なMAGを稼いでくれる。
ちなみにアバドン王のとあるイベントの開始時に彼女の服が透けてしまうシーンがあり、その中が拝める。

葛葉ライドウ対アバドン王限定版のオマケについている真・女神転生3ノクターンマニアクスクロニクルエディションにも葛葉ライドウの技「凶鳥ガーヂアン」の演出の中に登場。
効果はゴウト先生の挑発と違いただのデグンダだが、彼女の羽根をパタパタしながら投げキッスのようなモーションをする萌え技。運次第だが投げキッスしてくれるアングルになる。ありがとうございます

真・女神転生 ストレンジジャーニーでは、EXミッションにて、アンなんとかと呼ばれる魔人を倒す能力を持っている貴重な悪魔の一人である。
また、本作は強力な技が蔓延するし、悪魔のレベルアップやドーピングが可能な作品なので、育て方次第では最強のモーショボーを作り上げる事が可能(その分、果てしなく苦労するとは思うが…高位悪魔と違いカンスト狙えるらしいけどね!!)。

真・女神転生4にも続投し、やはり序盤に出てくるだけあってスキルも能力値もひ弱で中盤以降前線に出すのは厳しいが、ランクアップ合体で最高ランクの悪魔をランクアップさせるとオーバーフローで最低ランクになるのを利用して、必要なスキルを詰め込んだショボーたんを爆誕させることが出来る。
あとはレベルが十分に上がるのを待つだけでお好みのショボーたんが完成する。



また、漫画版デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビトの4巻にて遂に登場。
紆余曲折あってライドウが敵の策に陥り、アリスによって愛刀と管を取られた時、非常用として靴下に仕込んだ管から召還。
全体的にグロ&鬱展開満載の4巻の清涼剤としてアリスと共に読者に癒やしを与えていった。

因みにこのモーショボー…
ゴウトが言うには能力の低いモーショボーらしいのだが、それを非常用として肌身離さず靴下に仕込むなど、ライドウは何を考えているんだよ…。


  • ペルソナシリーズのモーショボー

さて、一般プレイヤーからしたらモーショボーは敵悪魔で出て来ても大体序盤に現れるレベル上げ程度の存在だが、この作品……ペルソナの一作目において、そんなプレイヤーにトラウマを植え付けた悪魔……それがモーショボーである。

ディフォルメされたその外見……一生懸命羽根を羽ばたかせながら、大体3~5体の愛らしい彼女達は、何も知らないプレイヤーの前に現れる。

「ん~……ザン♪」

舌っ足らずなかわいいボイス……ペルソナは彼女達の声が聞けるのだ!

パーティ全体にマハザンでぴちぴちダメージを与えるが、かわいいから許しちゃう…
しかし……それは、テレビの前で萌え狂っていた俺に突然起こったのだ…。

バイナルストライク

……何、この技?

「ん~~……っ!」

彼女が一生懸命いきむ……。

具合でも悪いのか?その瞬間………。


モーショボーの身体は粉々に四散した。

巻き起こる爆発、パーティー全体の残りHPが1になり、後続のマハザンで止めを刺され問答無用に壊滅するパーティー。

よしんば衝撃吸収で耐えたとしても、再び四散するモーショボー……。

まさに地獄絵図である。
2ではマハザンがなくなったのでバイナルストライクで壊滅する事はなくなったが序盤では十分脅威。
なお、デビルサマナーソウルハッカーズでもしれっと自爆を所持している。
会話による円満解決は難しいので銃の準備は忘れずに。でないとペルソナシリーズみたいに死ねる。

このように、モーショボーはダークな作風の女神転生シリーズの数少ない(?)萌え要素として、アリス、ピクシーらとプレイヤーを誘惑為する最強の悪魔なのである。


モー「ねぇねぇおじちゃん♪」

「なんだい?」

モー「あたし、項目作ってたらつかれちゃったの……おうちまでおんぶして♪」

「ああ、いいとも」

モー「えへへ……ありがと、おじちゃん♪」キラリ

「えっ……?」

ズグシャアッ!!


モー「ちゅう……ちゅう……うわぁ……おじちゃんののうみそ、濃くってマズいよぅ…あ、そこのおじちゃんも、追記・修正してくれたらちゅうちゅうしたげるね♪」

「ひぇえええーーーーーっ!!!」

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最終更新:2022年03月02日 01:04