あじつけこもの(MOTHER2)

登録日:2012/06/03 Sun 16:08:14
更新日:2024/04/01 Mon 11:51:49
所要時間:約 4 分で読めます





こんにちわ! しょくじにかかせない あじつけこもの いかがですか?
なにかをたべようとすると あらふしぎ! じどうてきにふりかけちゃう ふしぎなこびんに はいってるよ。



「あじつけこもの」とは、『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する食べ物系グッズである。


■概要

『MOTHER』シリーズでは、ほかのRPGに良くあるような薬草や薬等では無く、食べ物を食べてHPやPPを回復する。
『2』では、その食べ物に組み合わせてつかうことで回復量が2倍になる、あじつけこものが登場する。
それぞれかなり安価な上に、食べる時に自動的に使われるので、気軽に買って使いたい。
ポケモン』シリーズで言うなら、
「キズぐすり」が「おいしいみず」になる……と言えば、分かりやすいだろうか。


「同じ回復アイテムを2個持てば良くね?」と言う方もいるだろうが、それはフィールド上でつかう場合の話。
戦闘中では2ターン消費して食べ物を2個食べるより、1ターンで倍回復できたほうが効率がよい。
おまけに、あじつけこもの自体の価格が安いので、回復量のことを考えると値段以上にお得なのだ。
あじつけこもののほとんどはツーソンの「ヌスットひろば」で購入でき、ゲーム序盤では重宝する。


なお、各食べ物ごとにあじつけこものの相性が設定されており、美味しくない組み合わせも存在する。
組み合わせの相性が悪いと、回復量が2倍にはならない(回復量が減少したりはしない)。
常識的に考えて、バナナにケチャップや、カップめんにチョコチップをかけて食べてもマズイのと同じである。
よく考えて使おう。


上にも書いたが、食べ物を選ぶと所持している順番であじつけこものが自動的に使われる。
つまり、誤って使うと無駄になってしまう。
因みに、あじつけこもの「だけ」を食べることもできるが、その時の回復量は微々たる物。


一部、あじつけこものが使えない食べ物も存在する。
オレンジジュース」「コーヒー」「おとなのドリンク」などの飲み物系、「モロヘイヤスープ」などのスープ系のほか、
意外にも「ピザ(Lサイズ)」も対象外なので注意されたし。


■あじつけこもの各種

  • ケチャップ  $2
ハンバーガー」や「うみたてたまご」(有精卵)、「クロワッサン」等にかけて食べると、回復量アップ。
序盤は「ハンバーガー」とこれを買いあさるだけで事足りる。
「ほしにく」類にこれをかけて美味しいと感じるネス達の味覚には少々首を傾げたくなるが……。
合う食べ物は12種類と最も多く、味付け小物の中では最も実用的。


  • こなざとう  $3
「バターロール」や「そぼくなヨーグルト」「サイコキャラメル」など、
主に甘いモノにかけると回復量アップ。
PP回復アイテムに合うことから、それなりに利用価値は高い。
能力をアップさせる「ふしぎなキャンディ」に合うのもこれ。アップする能力の数値が2倍になるのでお得。


  • チョコチップ  $4
「クッキー」や「スキップサンド」等の回復量がアップ。
元の食品の回復量が微妙なのであまり使わないが、洋風デザート系もコレ。


  • コンデンスミルク  $4
「ラッキーサンド」「バナナ」「アイスキャンデー」「いちごとうふ」の4つに合う。
一応フルーツ系に合うと言える。


  • あおのり $2
「アーモンドもなか」「やぎバターがゆ」「ブタようかん」の3つにしか合わない。
しかし、羊羹や最中に海苔か……。


  • タバスコ  $3
「ピザ」(スモール)、「サマーズふうパスタ」「カップめん」の3つにしか合わないあじつけこもの。
「ピザ(Lサイズ)」(ラージ)に使えないのはもはや罠。

もはやお前ら日本人だろ
パスタやピザにタバスコを使うのは、日本人ばかりである。


ゆでたまご」や「えんそくランチ」等の弁当系には、コレがオススメ。
塩が足らんのです。
ちなみに「ポテトフライ」はこっちではなく「ケチャップ」の方がネス達の好みなようだ。

究極の弁当「さとりのべんとう」にも合うので、ふりかけ代が勿体無いと感じたらこちら。
なぜか「さとりのべんとう」の場合に限り、味付け小物と併用すると"効果2倍"ではなく"HP・PP全回復"になるようだ。(プーは味付け小物無しでも全回復。)
下記のバグ技と併用するとタライ・ジャブの洞窟(サルダンジョン)以降は「しお」さえあれば回復し放題となる。


  • マンダラふりかけ  $300
どんなたべものとも相性が良いあじつけこもの。ランマで買える万能調味料。
HPもPPも大きく回復する「さとりのべんとう」と合わせれば、
即死級の一撃を受けても簡単に復活できるわ、PKは使い放題だわ……敵は涙目である。

なお、価格が$300以上なので、味付け小物の中では唯一盗まれることがないアイテム。
ラストダンジョンでは補給ができないため、味付け小物を利用するつもりならこれを買っておくといい。


追記・修正は いろんな食べ合わせ・トッピングをためしてからお願いします。




-お食事suki-













……さて。
ぶっちゃけこんな情報だけなら、項目にするまでも無いだろう。
だが、コレには、SFC時代に有名なバグ技が存在するのである。


それが無限ドーピングだ。


まずは、パラメーターがランダムに1上がる*1グッズ「ふしぎなキャンディ」を、
グッズの所持欄の一番右下になるように、主人公(ネス)に持たせる。
この時に「こなざとう」もいっしょに持たせよう。
他のあじつけこものでも良いのだが、効果が増加する「こなざとう」がオススメである。


次に戦闘時に「ふしぎなキャンディ」を使う。
すると、「ふしぎなキャンディ」に「こなざとう」をかけて食べてくれる。


この時点で、本来なら「ふしぎなキャンディ」と「こなざとう」の2つが、グッズの所持欄から消滅するはずなのだが、
なぜだかこうすると「こなざとう」だけが消滅するのである。
つまり、これを繰り返すと、あじつけこものが無くなるまで「ふしぎなキャンディ」を使いまくれるのだ。


ただし、このバグ技をやりすぎると、パラメーターが256を超えた途端、それは0になってしまうので注意。
また、これをやった後にレベルが上がると、HP&PP(を司るパラメーターが上がっていれば)が異常に上昇し、
場合によっては999をオーバー、ドラムカウンターは3ケタの表示なので、グラフィックの表示もバグってしまう。
(ただし、数値としては4ケタ以上でも正常に計算処理はされており、現在値が1000を下回ると戻る)

理論上の最大HPの上限は、Lv99でのバイタリティが255、かつLv2~99までの通常のレベルアップでのランダム増加分+3を引き続けた場合で、
255x15+3x98 = 3825+294 = 4119 (※初期Lvが15のプー以外)
……となる。
同様に、理論上の最大PPの上限は、Lv99でのIQが255、かつLv2~98までのレベルアップで+2を引き続けた場合で、
255x5+2x98 = 1275+196 = 1471 (※同上)
255x10+2x98 = 2550+196 = 2746 (※マジカント帰りのネス)
……となる。

なお、仕様を無視してチートや改造等で無理矢理上限を引き上げた場合は、HP、PPともに65535*2まで上げられる模様。



追記修正は自分の好みに合わないものを食べてからお願いします

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最終更新:2024年04月01日 11:51

*1 対象となるパラメータはスピード、ガッツ、バイタリティ、IQの4つ。なぜかラックは上がらない。(設定ミスと思われる。)

*2 16ビットで扱える変数の最大値