あれ(MOTHER)

登録日:2012/06/15 Fri 11:35:15
更新日:2023/08/18 Fri 13:06:52
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あれ
ゆくてをふさがれた!




「あれ」とは『MOTHER』シリーズで登場する敵キャラである。『MOTHER2 ギーグの逆襲』から登場。



■概要
その姿を見ればわかるが、言うまでもなく(というより言いたくない)れっきとした「あれ」である。
現実の世界でも家庭などに潜む、一般的によく知られるモンスターの一種だが、
『MOTHER』シリーズではこちらに飛び掛かってくるという、精神的に大ダメージをくらう攻撃をしてくる。
眉間にシワを寄せることもあるが、心情的にはむしろこちらが寄せたくなる。

フィールド上では黒くてかなり小さい、いかにもそれっぽいグラフィックで登場する。
動きが早く体も小さいので、注意しないと見落としやすい。

このインパクトから、『MOTHER』シリーズで印象に残っている雑魚敵といえば、
この「あれ」を思い浮かべる人もいるのではないだろうか。
糸井重里氏のネーミングセンスやチョイスにもかなり味がでている。

『2』では「サターンバレー」の入口や、たまにどせいさんの家から現れる。
ていうか、どせいさんちゃんと掃除しろよ……。
虫系の敵なので、グッズ「さっちゅうスプレー」をつかうと瞬殺可能。
戦闘曲はデヘラー等と同じ。倒すと「うらカンポー」をたまに落とすが、これについては後述。

3』では第2章の「オソヘ城」から早くも登場。ただ登場時期が早いせいか、前作よりステータスはかなり下がっている。
こいつと最初に戦うであろうダスターの攻撃手段は「蹴り」。ちょっと気の毒である。
よく見ると、グラフィックも前作とはちょっと違っている。
こいつとの戦闘時の背景はカーペットや絨毯の模様みたいな画面になり、さらに嫌な気分になる。
お食事中にこいつの背後をとらないようにしてほしい。やけにリアルだから。
こちらは「ムシムシキラー」というグッズをつかうと瞬殺可能。倒すとたまに「このみパン」を落とす。こいつからドロップした物を食べたいとは思えないが。
戦闘曲は「マンボ・デ・バトレ・モット」。

■上位種
  • あのあれ
『2』では都会の下水道に出現。「あれ」の強化版。
身体の色が緑色っぽくなり、いかにもギトギトした印象を受ける。
レベルによってはプーが倒れることも。倒すと相変わらず「うらカンポー」をたまに落とす。
『3』では「どせいだに」の入口に出現。『2』とは色が違い、焦げ茶色。倒すと稀に「ハリセン」を落とす。……これで叩き殺せと?
戦闘曲は「マンボ・デ・バトレ」。

  • メタルアレ
『3』のみ登場。全身がメタル化した「あれ」。
メタル化されて生物感がなくなったため嫌な感じはちょっと薄れており、精神的ダメージは「あれ」や「あのあれ」と比べると低い。というか見ようによってはちょっとかっこいい。
8章の下水道に登場。かなり素早く、連続攻撃もしてくる。
あれ」や「あのあれ」と違ってメカ系のモンスターであるため「ムシムシキラー」が通用しないが、メカになっているため「シオミズデッポウ」が通用する。
ちなみに炎ではなく雷に弱い。また倒すと「うらカンポー」をたまに落とすが、メカゆえに全然マッチしていない。
戦闘曲は「マンボ・デ・バトレ・モット」。

■余談
あれ達が落とすことがある「うらカンポー」だが、実はあれを材料に漢方にしたものでは、という説がある。
実際、中国ではあれを材料にしてあれ茶をつくり、漢方にするらしい。
とはいえ、この材料にするあれは日本で出てくるような種類のあれとは違うらしい。
……どちらにしろ、気分の悪い話である。

久美沙織氏のノベライズ版『2』では、ブンブーンがポーキーの母ラードナに叩き落される場面にて「まっ、ハエじゃない!でっかいあれだわっ!」と脱いだスリッパで追い打ちを掛けられるという鬼畜な改変がなされている。


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最終更新:2023年08月18日 13:06