ガンダムサンドロック/サンドロック改

登録日:2010/05/17(月) 15:26:50
更新日:2024/03/02 Sat 11:38:00
所要時間:約 7 分で読めます







言ったよ、僕は。投降しろって……





新機動戦記ガンダムW」に登場するガンダムの一機。




■諸元

型式番号:XXXG-01SR
開発:H教授
頭長高:16.5m
重量:7.5t
装甲材質:ガンダニュウム合金

武装
バルカン
ホーミングミサイル
ヒートショーテル
シールドフラッシュ×2
シールド×1

アビリティレベル
ファイティングアビリティ:レベル120
ウェポンズアビリティ:レベル120
スピードアビリティ:レベル110
パワーアビリティ:レベル150
アーマードアビリティ:レベル160




■概要

「オペレーション・メテオ」に投入された局地戦用ガンダム。
機体名はサンド(砂)とロック(岩)を繋げた造語であり、この機体が砂漠などの特殊環境で力を発揮する事を示している。
OZからのコードネームは「ガンダム04(ゼロフォー)」。

この機体は、前述した通り砂漠などの不整地での戦闘を想定した機体であり、様々な環境に適応する為、ガンダムの中で最も装甲が厚い重装甲機である(ガンダニュウム合金は、高い環境適応性を備えている為)。
その重装甲に負けない為か駆動出力も非常に高く、MS数機に密着されても振り払える程のパワーがありヘビーアームズとの取っ組み合いでは相手の関節系にダメージを与えていた。
機動性に関してもガンダム故に桁違いで、クロスクラッシャー使用時にバックパック脱着後に背面に現れるサブスラスターのみで高速飛行するジェット戦闘機を軽く上回る速力のエアリーズを地上待機状態から一瞬で捉える程。

また、単独で行動する他のガンダムと違い、この機体はマグアナック隊との連携を最初から想定している為、通信・索敵・指揮管制機能が優れている。

接近戦を重視するという点はデスサイズシェンロンと同様だが、
素早い動きとステルス性による死角・認識不能による不意打ち攻撃で敵を闇から闇に葬るデスサイズ、
純粋な運動性の高さによる白兵特化のシェンロンとは違い、
サンドロックはそのパワーと重装甲による正面からの斬り込みを得意としている。
これはパイロットがその性格上、敵部隊と遭遇した際にまず降伏勧告を行い、あえて身を晒す必要性がある為である。

パイロットは、名家ウィナー家の嫡子「カトル・ラバーバ・ウィナー」。

尚、本機はガンダムの中で唯一、僅かながら自律行動機能を持っている。
これはインターフェースの専門家であるH教授が密かに仕掛けたもので、自爆装置を作動した際、必ずパイロットを脱出させる事を目的としたものであった。



■武装

  • バルカン
頭部に内蔵されたバルカン砲。

肩部に内蔵された小型ミサイル。敵機を自動で追尾する。
地上に居た頃はマグアナック隊の支援や装甲の厚さにより白兵戦で押し切れた為、あまり使用はされなかった。
EW版ではオミットされている。

  • ヒートショーテル
本機の代名詞とも言える武装。大型の片手剣であり両手に持った二刀流で用いる。
エチオピアの刀剣「ショテル」がモデルであり、湾曲した独特の刀身を持ち変則的な使い方が出来る。
名前の通り、使用時には赤熱化して敵機を溶断する。
刃自体が重い為赤熱させた上で投げ付け、その重さと熱溶断で相手を切り倒す事が可能。
本来のショーテルは湾曲した刀身で盾を迂回して攻撃するものであり、先端で敵を切り付ける変則的な武装なのだが、本機では円弧の部分で斬り付ける(しかも斬撃方向は外側と内側の両方有る)、シミターやシャムシールの様な曲刀系の用い方をしている。
……もっとも実際のショテルではそう言った使い方もされているためあながち間違いではないのだが。(そもそもショテル自体が両刃剣である。)

ガンダニュウム合金製の強固なシールド。先端はコブラの牙状の突端部が有る。
ヒートショーテル、バックパックを組み合わせる事で特殊兵装クロスクラッシャーとなる。

  • シールドフラッシュ
シールド表面のコブラ状装飾の目の部分に装備された特殊装置。
強烈な閃光と熱で敵機を撹乱する為のものである。
スパロボFではなぜか体当たりをかます。

  • クロスクラッシャー
シールドとバックパック、ショーテルを組み合わせて腕に嵌め込んで使用する鋏み切りに特化した特殊兵装。
古めの資料だとどう見てもそうは見えないのに「打撃武装」とか記されてたりする。
見た目通り一対一の決闘的な白兵戦専用武装であり、一対多の状況では使えない。 



■劇中での活躍


オペレーション・メテオで地球に降下、マグアナック隊と合流し、中東を拠点にOZに戦いを挑んでいた。
コロニーがOZに付いた際は、デュオ五飛のガンダムを宇宙に上げる為、自ら囮となる。
その最中に自爆装置を起動させるが、サンドロックは同時に自律操縦となり、カトルに見送られながら敵部隊を道連れに自爆した。
破壊された機体はOZに回収され、修復されたがマグアナック隊が奪還。
サンクキングダム防衛戦に投入され、カトルと再会している。


■アーマディロ装備

敗者達の栄光』で新たに装備した重装備版。着脱可能な装甲を上半身を中心に装備し、内側には跳躍用のブースターが追加されている。バックパックも追加のブースターが付けられている。
劇中では二度登場し、二回目はマウントアームにミサイルポッドを装備している他、一部アーマーの構造が変更している。またTV版改で装備したビームサブマシンガンも、この段階で装備している。



■ガンダムサンドロック改



今わかりました。宇宙の心は、彼だったんですね。



型式番号 XXXG-01SR2
重量 7.9t

武装
バルカン
ホーミングミサイル
ヒートショーテル
シールドフラッシュ×2
ビームサブマシンガン
シールド×1

アビリティレベル
ファイティングアビリティ:レベル120
ウェポンズアビリティ:レベル120
スピードアビリティ:レベル120
パワーアビリティ:レベル150
アーマードアビリティ:レベル160

■追加武装

銃底部にストックが付いている取り回しの良さげなビーム兵器。
サンドロック時代から設定だけは存在しており、大河原邦男氏曰く「監督の要請で持たせていた」が、
サンドロック時代はテレビ本編で使用したことはなく、改でようやく日の目を見た。


■概要

ピースミリオンで宇宙用にバーニア増設改修されたサンドロック。ビームサブマシンガンが追加された事で総合的な戦闘力は向上している。
また改修と言っても変更されたのはバーニア周りと僅かな武装のみであり、ヘビーアームズと同じく根本的な部分は全く変わっていない。
クロスクラッシャーを廃止し(上記の通りバックパックを外しても機動性は凄まじいが後半においては多数のトーラスビルゴなどには流石に不利)その部分を埋める形でバックパックにスラスターが追加された結果、人類の反応速度を遥かに超えるMDトーラス複数機を凄まじい速度で攻撃を回避し瞬殺をやってのける程。
そんな速度で動いて馬鹿でかい獲物を振り回してくるんだから敵からしたらたまったもんじゃない。
ビームサブマシンガンやホーミングミサイルをメイン攻撃用途とした、高機動指揮官機として運用されていた。


■劇中の活躍


デュオのデスサイズヘル共々、ピースミリオンの貴重な戦力として戦いながら他のガンダムパイロットを束ねていく。
ドロシーの操るMD部隊との戦闘時には、ゼロシステムのコピー(完全なものではない)を使用して打ち破り、以降はチームの指揮官機として活躍した。

その指揮能力の高さはエピオンとの戦闘中、ミリアルドに
「まずは頭をたたく」
と集中攻撃を受けるなど凄腕パイロットがひしめくガンダムチームの頭と言わしめたほどである。

カトル本人は自分が一番弱いと思われていると思い、若干イラついたようだがそんなことないのである!

後期オープニングでは前期オープニングの流用故にサンドロックのまま登場し続け、
最終回間際にオープニングが更新された際はヒートショーテルを振る動作がスローモーション化しエフェクトが追加、
効果音がおなじみのブッピガンに変化…と微妙に更新したのみであった。


■ガンダムサンドロック改(Endless Waltz)



やっぱり…今度も負ける戦争だな…!



武装
バルカン
ヒートショーテル×2
シールド
ビームサブマシンガン
オプションアーマー
耐熱マント
ビームライフル(敗者達の栄光)


■概要

カトキハジメ氏によってデザインされた『Endless Waltz』のサンドロック改。
機体色は紫を基調としたものになり、ヒートショーテルが巨大になりグリップに折り畳み機構が追加された。
設定上はシールドやクロスクラッシャー、ビームサブマシンガンも装備しているが劇中未使用。
登場当初はオプションアーマーと共に耐ビームマントを装備していた。
TV版とは異なり作中では頭部バルカンとショーテルしか武装が無く、デスサイズやアルトロン(ナタク)同様白兵戦に特化した機体となっている。
またEW版のガンダムの中では、デザインコンセプト的に最もTV版と近い。
劇中では敵兵を一人も殺さずのためにショーテルのヒート機能を使わずただの実体剣として振るい、コックピットを避けて動力や武装や腕部や脚部等を攻撃し、50機以上撃破している。

ちなみに、本機のアーリータイプは機体色がTV版に近い以外、形状はEW版改とほぼ変わらない。シールドは改のものとは形状が異なる。


■劇中の活躍

TV版最終話後に他ガンダムらと共に太陽へ向けて発進・破棄の予定だった。
しかしマリーメイアの蹶起に際して必要を感じたカトルの手により地球圏へ帰投し、デスサイズヘル、ヘビーアームズ改と共に地球に降下。
数の上で圧倒的有利なサーペント部隊に真っ向から立ち向かい、その性能を存分に発揮。
この時ショーテルが折れてしまっているが、これは強固なサーペントの装甲を刀身を赤熱化させることなく何度も斬り付けたため。とはいえパワーと推力は凄まじさ伊達では無く、二機のサーペントに拘束されても振りほどいたり、体当たりして無力化させる姿が見られた。

終結後デスサイズヘル、ヘビーアームズ改とともに爆破破棄される。


■ゲームでの活躍

Gジェネシリーズ

ゲーム性の都合、設定上の特色となる「通信機能」や「耐環境性能」はあまり表現されておらず、ステータス的には防御力や地形適正が高めになっている程度。
武装も平凡なためTV版は改含め火力も高くなく特徴の無い機体だが、丁寧に使えば普通に戦える程度の性能はある。
問題はEW版で、武装がヒートショーテルのみで射程も短くそのくせ防御アビリティもシールドくらいしかない等、かなり弱く設定されている。
一応機体の基礎性能はTV版より上だが、武装選択肢などの総合面でTV版に劣っているのは拭い様もない事実。
『CROSS RAYS』では敗者たちの栄光Ver.が追加された事で、より改(EW版)以前の方が強いという状況ができあがってしまった。
『CROSS RAYS』で重要なのは初期生産リストに存在するマグアナックからサンドロックを開発出来るという点。オペレーション・メテオのガンダムを開発していく上での入口となる。

スパロボシリーズ

基本的に微妙な性能扱いな事が多い。というのも、設定上装甲が厚いとはいえ所詮リアル系で、回避しつつの接近戦ならゲームシステム上デスサイズの方が優れているからである。
遠距離でウイング(ゼロ)やヘビーアームズにかなうはずもないので、総じて残念になりがち。だが装甲の硬さを活かした援護防御役としてなら役に立つ。
初参戦の『F(完結編)』や『64』ではシールドフラッシュまで武器に組み込まれており、戦闘アニメが作り込まれていない当時は、ただ相手に体当たりする謎の技になっていた。
ただしパイロットであるカトルが貴重な精神コマンドを持っていたり、最近では「マグアナック隊総攻撃(総勢28機のマグアナックでフルボッコか蜂の巣)」なんぞという事もやるので意外に侮れない性能がある。
TV版では改修前の最も攻撃力の高い武器がクロスクラッシャーだが、それがなくなる改修後はヒートショーテルの威力が大幅に上がる。
EW版だとグラフィックはたまにマントを装備していたりする。設定のみのシールドを装備していることも。ビームマシンガンもミサイルもないため、遠距離戦はマグアナック隊任せということになる。

ちゃっかり補給装置を持っていることも。
その場合、補給装置持ちの機体としては当然性能が高い。
実際はサンドロックではなくマグアナック隊が補給してるんだろうなぁ…。

ガンダムVS.ガンダムNEXT

デスサイズヘルのアシストとして参戦。
マシンガンとショーテル投擲で貴重な射撃攻撃をしてくれる。

機動戦士ガンダム Extreme vs.

ヘビーアームズ改(EW版)のアシストに。ショーテルぶん回しながら前進する(シールド判定あり)。
当初は突撃するわけでもなく近くを漂いながらショーテルを振り回すシュールな姿だったが、後のシリーズではしっかり突撃して切りつけてくれるようになった。

・ガンダムExtreme VS.MAXI BOOST

長い時を経てマキシブーストにTV版が参戦。コストは他のW系ガンダムより低い2000。
いわゆる降りテクの類は一切ないこともあって解禁時からそこそこの間「イマイチ」だの「サンドバッグ」だのとよく言われていたのだが、
家庭用FBへ移植される前後で注目されると同時に以下の性能も知れ渡った。

「2000はおろか2500にも勝る機動力」
「ビームなので掻き消すことが困難で、引っ掛けやすく、よろけを取りやすいビームマシンガン」
「銃口補正が強く本体にシールド判定がある射撃系アシストのラシード」
「突進速度や判定、誘導すべてに優れスタン時間と補正も素晴らしく攻めの起点に使える突進形アシストのアウダ」
「火力は並だが、ブメ属性なので破壊出来ない上に微誘導付きで咄嗟の防衛や着地取りに使えて相打ちしても強よろけでダメ勝ち出来るショーテル投げ」
「判定・踏み込み・カット耐性・ダメージのどれを取っても輝いてる各種格闘」
「1度きりだがゼロシステムの誘導切りが使える」

ゼロシステム持ちなどから少し低耐久に設定されていること*1と弾切れと奪ダウンに少し悩みやすい程度の3000も平気で食べちゃうぐらい 完全にぶっ壊れた性能のキャラ だった。
前述している通りほぼ同じ性能で前作フルブースト家庭用のDLCにも登場して、MBに比べると落ち着いた環境だったということも相まって同時に登場した機体と一緒に環境を大きく荒らしまわった…。

更にマキシブーストでは高コがあまりにも優先される上方修正やドライブや覚醒が強力な影響で低コの大半が従来よりも厳しい環境だった中、
それらを凌ぐことが出来る誘導切り武装の価値はとてつもなく高まっていたこともあって、2000コストでありながら平然とガチ環境の選択肢にあがり続けていた。
しかし2015年9月のアップデートにて、ロックオン距離・ビームマシンガンの弾数と誘導・アシストの弾数に下方修正がなされ、格闘寄り機に似合わないインチキくさい射撃性能はある程度に落着いた。
但し、機動力やショーテル投げ、格闘の性能は据え置きなので、接近戦での超性能は健在。

余談だが、エクストラ機体として追加されたガンダムヘビーアームズ改のアシストとしても参戦。
自機に追従し、メイン射撃に連動してビームマシンガンを撃ってくれるというものだが、この手のアシストとしてはかなり性能が低い。
メイン連動とはいえ少ししか撃たない上にほぼ無いと言っていいほどに誘導しないビームなので、敵機は無視しても何ら差し支えないのだ。

機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ON

前作で大暴れした機体にお仕置きをするという風潮からは逃れられず、この機体もかなり弱体化を受けて続投している。
機体数が増え環境も一変したのもあって前作後期以上にやり辛くなったが、中間アップデートで多少全盛期の力を取り戻した。
だが時既に遅く、多少性能を向上した程度では上位層に入り込むような隙すら与えられず、同コスト帯では中堅程度に甘んじている。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2

前特殊格闘に射撃バリア付き突進が追加。……リリース当初は全機体共通の体力調整以外ではたったこれだけの調整だった。
中間アップデートでメイン射撃の性能強化や、特殊格闘に射撃派生が追加されるなど強化が入ったが、もはや言うまでもないが上位層はそれ以上の強化を得ているため相手にならないと言った具合。
悲惨さで競う訳でもないが、マキシブースト時代に3ショタと持て囃された同期も同じく惨めな立場にいる。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST

環境が変わり、ある程度戦いやすくなった形で再復活。
メイン射撃が手動リロード形式に変更。他射撃武装がリロードが遅く依存性が高かったため、これが弾切れになると途端に存在感が無くなるので間髪入れず連射できるようになったのは嬉しい。
特殊射撃には横レバー入力で八の字投擲が追加。戻ってこないブーメランと同じ感覚で使え、引っかけ性能はかなり高かった。
前特殊格闘は仕様変更が施され、弾数制になり射撃ガードからスーパーアーマーになった。だがここから出す格闘の伸びが異常なほど上昇したため、さすがにやりすぎと判断した運営から下方修正されてしまった、…のだが、長所を潰してしまった結果、あまりに弱かったせいで上方修正が入り、リロード時間やキャンセル時間の短縮などの措置が取られた。
一方で明確な下方点はサブ射撃は弾数が半減したくらい。
後に上方修正で横格闘の追撃性能やN特殊射撃の銃口補正が強化されたが、どちらも微誤差レベルの域を出ず、他機体のような革新的要素は継承されていない。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 OVER BOOST

射撃CSにホーミングミサイルが追加された。以上。
後格闘射撃派生で出るミサイルが単発でも出せるようになったのだが、上方向への食いつき以外に語るべきところもない。
むしろ稼働初期に起こったサンドロックのCS事件の方が語られるかもしれない。
+ サンドロックのCS事件
とある有名プレイヤーがTwitterの鍵垢で「サンドロックのCSは壊れ」と投稿したところ、周囲の有名プレイヤーがこの情報を鍵垢ではないアカウントで広めたことで、一時期サンドロックのCSが強いと誤解されていた。
上記の通りCSの性能は微妙であり、最初の投稿もネタ100%だったのだが、いかんせん稼働初期という前作からの変更点が出そろっていない時期だったため、真偽の怪しいまま情報が広がっていった。
最終的には最初の投稿をした本人が動画で一部始終を解説するという形で終息した。

ガンダムトライエイジ

VS2弾でTV版のサンドロック改、EW版はOA2弾より参戦。
VS2弾で参戦した際は初の砂漠適正★持ちという砂漠戦特化機体らしい能力を持っており、宇宙では◎、その他も○とバランスの良い適正となっている。
さらに本作では他のガンダムゲームでは珍しく、原作でゼロシステムのコピーを持っている事を反映してかゼロシステム搭載機体としてゼロシステム対応パイロットを乗せると効果を発動できる。
なお、砂漠適正★は後に参戦してきたラゴゥガイアガンダムも持っているが、ラゴゥだと宇宙は×なので苦手。
ガイアは森林も★だが、宇宙は○という違いがある。

プラモデル・玩具


ヘビーアームズ共々、TV版に1/100は存在せず、1/144は中々悲惨な出来映えである。しかも、改も発売されなかった。
ビームサブマシンガンが付くので改の気分は味わえる。

EW版は全機に言える事だがプロポーションが素晴らしく、1/144、1/100共に20年以上前のキットとは思えない出来を誇る。
1/144ではカトキ氏のラフデザインを参考にしたシールド、1/100ではマントも付く。
ただし、今のように優しいパーツ分割ではなかったり、関節部がポリ剥き出しなのでそこは注意。

この度遂にMG化が決定し、敗者たちの栄光Ver.が2011年10月に発売された。
この時期に前後してEW版のクロスクラッシャーやビームサブマシンガンがリデザインされ追加されている。
プレミアムバンダイ限定では改も発売。マントも付属し、満足度の高いクオリティで再現されている。
漫画作中では大型ビームライフルを装備していたが、さすがに発売タイミングの入れ違いで付属していない。だがデスサイズヘルやアルトロンが追加武装のみの発売を行っているので、運が良ければその系統で今後発売される希望は残っている。

TV版はHGACシリーズの一環として2019年9月に発売。EW版と横に並べても違和感のない、その造形の良さと、格段に向上した関節可動範囲は、旧1/144からの進歩を感じさせる。ヒートショーテルは通常時と赤熱化状態の2種類が付属。
何気にガンダムW前期機体としては2番目の発売で、マグアナックが販売されたため多くのユーザーが容易に予想できていた。
TV版改は後にプレミアムバンダイ限定で発売決定。ビームマシンガン付属に加え、ほぼ設定通りスラスターが追加。



どうでもいいが、物語開始直後にアジトの湖で、堂々と置きっぱなしにされたサンドロックにフラミンゴが群れるシーンがある。

光輝く湖面に、美しい自然と戯れる幻想的なシーンだが、この後マグアナック隊の面々はおそらく、
フラミンゴの糞まみれのサンドロックの掃除を命じられたであろう。

さぞかし、苦労人なラシードさんを筆頭にアフマドさんやアブドルさんが泣きながら御掃除したに違いない。



(追記・修正)ありがとう……僕のWiki籠もり……

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最終更新:2024年03月02日 11:38

*1 誘導切り武装を持つ機体はバランスの関係で基本低耐久設定されている。ただし一度切りだからか同様の武装を繰り返し使えるF91と比べるとかなり耐久が高い