人造人間13号

登録日:2012/04/22 Sun 10:16:50
更新日:2024/03/10 Sun 09:06:57
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「孫…悟空…!」


人造人間13号とは劇場版ドラゴンボールZ『極限バトル!!三大超サイヤ人』に登場するキャラクター。
同映画登場の14号、15号についても本項目で説明する。


◆概要

ドクター・ゲロが残したコンピューターが孫悟空の抹殺のみを目的として生み出した3人の人造人間。
基本的に孫悟空のみをターゲットにして行動するが、その過程にある障害や(無関係の一般市民など)孫悟空の味方をする者も容赦なく殺す残虐性も持ち合わせている。



◆13号

CV:曽我部和恭/遠藤守哉(ゲーム)

人造人間達の中でリーダー格の男。黄色のキャップを被った白髪の男で、最も容姿が人間に近く非常にお喋りでもある。他の2人よりも少し遅れてドクター・ゲロの研究所で目覚めた。
常に余裕の笑みを浮かべながら戦闘を行っており劇中でも通常状態の悟空を圧倒。悟空が超サイヤ人化した後も他の2人と違って形勢は崩されず互角以上の戦いを繰り広げていた。
しかし、ピッコロの介入と同時に14号、15号がそれぞれトランクスベジータに撃破され劣勢となる。それでも13号は余裕の笑みを崩さず14号と15号の残骸からパーツを吸収。後述の合体形態となる。

<必殺技>

  • SSデッドリィボンバー
巨大な赤色のエネルギー弾でかなり高い追尾性能も持つ。13号曰く「地球の半分を吹き飛ばすほどのパワーを持つ」とのこと。
が、「戦闘力インフレが大幅に進んでいるこの時点で地球半分しか破壊できないなんて逆にショボくね?」などという声も挙がっている。
(まあ、作中では強さ=破壊範囲ではないからな。尤も瞬間的にそこまでのエネルギーを溜められるのも凄いというべきか)
作中で悟空に向かって放つも横から放たれたベジータのエネルギー弾に弾き飛ばされた。
ちなみにSSとはスーパースペシャル(Super Special)の略である。



◆14号

CV:江川央生

青白い肌をした辮髪の筋肉質な大男。人造人間たちの中で最も口数が少なく表情の変化も乏しい。実際、作中で喋った回数も片手で数えられる程度しかない。
15号と共に街へ襲来。悟空を捜す過程で街を散々荒らしまわった後に悟空と戦闘。
南極へと戦場を移した後はトランクスと戦う。トランクスの剣を人差し指と中指での間で挟んて止めて見せたり、そのまま剣を奪ってトランクスのエネルギー弾を切り払ったりと実力差を見せつけた。
トランクスが超サイヤ人化した際にやや追い込まれるも、その後も互角の戦闘を展開。最終的にはトランクスの剣撃によってすれ違い様に斬られる。
そのことに気づかずにトランクスに襲い掛かろうとするも直後に上半身と下半身が分断。雄叫びを挙げながら爆散した。



◆15号

CV:小林俊夫

紫色の肌をした小柄な男。派手な服装に帽子とサングラスが特徴的で、帽子の下は機械の脳みそが剥き出しになっている。またサングラスの下の眼球もほぼ機械のまま。
14号と同様に殆ど喋らないが表情の変化は多く、優勢になるとニヤリと特徴的な笑いをする。
酒瓶型のエネルギー補給ボトルを携帯しており作中では2回口にしている。
ドクター・ゲロのコンピューターと直結しており、戦闘ではまずデータ収集を行って相手の分析を行い、戦闘を有利に進めるようにする役割を持つ。
戦闘中に衣服の乱れを気にしたり、14号の辮髪が首に絡まって嫌々そうに振り払ったり、地面に着地した瞬間体が雪の中にすっぽり埋まってしまったりと、コミカルな描写が多い。
14号と共にトランクスと戦っていたが、遅れて参戦したベジータと戦闘を開始。最初はベジータを圧倒するがキレたベジータが超サイヤ人化し、直後にボコボコにされる。
その後は持ち直すもベジータの一撃によって損傷。薄ら笑いを浮かべながら首が外れて爆発した。



◆合体13号

13号が破壊された14号と15号のデータチップと動力炉を吸収してパワーアップした姿。身長と筋肉量が大幅に増し、逆立ったオレンジの髪に真っ青な肌をして白目を剥いており変身前の面影は殆ど無い。
他の2体と同様にまともな言葉は殆ど話さなくなり、完全な理性無き殺戮マシーンと化している。
(ゲームによってはこの形態でも普通に喋ったりもしている。)


その能力も大幅に向上しており、まずは向かってきたベジータを叩き落としてエネルギー波で吹き飛ばして撃破。その途中でトランクスももののついで同然にエネルギー波で吹き飛ばしている。
続いて挑んできたピッコロの猛攻も全く寄せ付けず、先の2人と同様にエネルギー波一発で容易く撃破する。
最後に一人残った悟空と戦闘を開始。悟空のラッシュを止め、彼の金的に向かって強烈な打撃を叩き込む。
(この一撃で悟空は超サイヤ人化が解けてしまう。如何にZ戦士と言えどもそこは鍛えられなかったか…)

通常状態になってしまった悟空をまるで楽しむように弄ぶり始める
逃げ場の無い断崖絶壁に落とした後、空中に浮かせたまま華麗なコンボを決め、立ちあがるのがやっとの状態の悟空にエネルギー弾を放って吹き飛ばし、また立ち上がった所にエネルギー弾の繰り返しで悟空を極寒のへと叩き落とす。これを見て加勢に入った悟飯やクリリンの攻撃をものともせず、クリリンを戦闘不能にする。

その後海中から復活した悟空が元気玉を作ろうとしているのに気づきトドメを刺そうとするも、悟飯、ベジータ、トランクス、ピッコロに立て続けに妨害されてしまう。
その間に悟空が元気玉を完成させ、そのまま元気玉の莫大なエネルギーを自身の力として吸収する。
13号は悟空に立ち向かうも放った攻撃が悟空に全く通じないどころか自身が傷ついてしまう。
最期は悟空がむっちゃ怖い顔で放った渾身の一撃により腹部が貫通。悟空の名を叫びながら爆発し消滅した。

ゲームドラゴンボールヒーローズでは長らく不遇だったキャラ。稼働初期からいるのにUR(☆4)化をなかなかしてもらえず、アビリティもパッとしない上に必殺技コストがこくごとく8と重いなどなかなか日の目を見ないキャラであった。稼働から11年後のugm2弾でようやくUR化。性能は強力なアタッカーで、ヒーローエナジーに応じてパワーと必殺技ダメージが倍増する。最大10個の時は必殺技のダメージが13倍にもなり、パワーは55900と凄まじい数値になる。ダメージ倍増を無効にされてもパワーは高いままなので腐ることは少ない。

<必殺技>

  • SSデッドリィボンバー
変身前のものと同様の技。一発目はエネルギー弾で散々弄ぶられてボロボロになった悟空に直撃させ、二発目は悟空の元気玉を阻止するために放とうとするも背後から迫ったピッコロに妨害され上空へと消えていった。

  • SSデッドリィハンマー
ゲームでの究極奥義。悟空、ベジータを撃破した際に使用した攻撃の組み合わせで
相手を掴んで放り投げる→相手を空中に浮かせたまま華麗なコンボ→コンボの最後に蹴り上げた相手を両手で拘束し地面に叩き付ける→エネルギー波を放ってトドメ。の流れとなる。

上記3体は原作でも扉絵にて語られた「完成度が高かったらしい」という設定や、ドクター・ゲロのコンピュータが作り上げたという点、そして他の人造人間を取り込んでパワーアップするという特徴から、セルのプロトタイプではないかという指摘がなされる事もある。




「孫悟空を殺す邪魔をするというのなら、ついでに貴様も追記・修正してやる」

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最終更新:2024年03月10日 09:06