螺旋丸

登録日 :2012/10/14(日) 02:51:31
更新日 : 2017/03/03 Fri 22:13:31
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螺旋丸!


NARUTO‐ナルト‐』に登場する忍術の一つ。読みは「らせんがん」。
主人公うずまきナルトの第一部後半からの必殺技。


◆概要

掌で圧縮・乱回転させたチャクラの塊を対象に叩き込む直接攻撃系忍術。

考案者は四代目火影・波風ミナト
尾獣の尾獣玉を模して考案された。

チャクラの「形態変化のみ」を極限まで突き詰めた術。
凄まじい威力を誇り、これを受けた対象は螺旋状の傷を負うと共に、螺旋軌道を描いて吹っ飛ばされる。

発動に印を必要としないものの、会得難易度A級・超高等忍術に分類され、非常に高レベルで複雑なチャクラコントロールが必要とされる。
精密なチャクラコントロールを得意とする後の五代目火影・綱手をして、「会得できるのは四代目と自来也くらいのもの」と言わしめる程。


◆会得

会得には「回転」「威力」「留める」の三段階の修行を行う。
第一段階は、チャクラを掌で乱「回転」させ水風船を割る。
第二段階は、乱回転時のチャクラ密度を高めて「威力」を増幅し、水風船より硬いゴムボールを割る。
第三段階は、これまでの修行の成果を最大限まで引き出した上で、形状を掌サイズに「留める」。

ナルトはチャクラコントロールが苦手だったので修行は難航したものの、「一人で作れなければ手を増やせばいい」と思いつき、得意技の影分身の術を応用してチャクラ放出係・形態変化係を役割分担させることで難易度を下げ、会得することに成功した。

ミナトや自来也は片手で作ることができるが、ナルトは終盤まで片手で作ることはできなかった(一応、ペイン天道との一騎打ちでは螺旋手裏剣まで単独生成しているが、おそらく火事場の馬鹿力)。
九尾モード会得後は九尾チャクラを腕状に変化させることで役割分担を行って発動していた。
物語終盤、六道仙術を会得して以降は、影分身や腕状のチャクラ抜きで螺旋丸を形成出来るようになっている。
後に木ノ葉丸もナルトから影分身式を教わる形で会得し、成長した後は影分身なしで片手で形成できるようになった。

ミナトは更に性質変化を加える予定だったが、天才と呼ばれた彼の手を以てしても開発できず、真の完成は息子であるナルトによって果たされることになる。

実戦では使用していないものの、はたけカカシ写輪眼でのコピーによって会得している。
カカシもこれに性質変化を組み合わせる事ができなかったために代わりとして千鳥(雷切)を開発したと語っている、つまり雷切の開発よりも前に写輪眼を既に持っていた事になるが、第一部で雷切について語る時は「雷切を開発した時には写輪眼を持っていなかったために実戦で扱えず一度は封印した」と語っており、矛盾が生まれてしまっている。


◆バリエーション
ナルトの独創的な発想により、様々なバリエーションが存在する。

  • 九尾螺旋丸
サスケ奪回編のラストで九尾モード(一尾)時に放った螺旋丸。
全身のチャクラを収束させる形で発動し、片手で放った。

  • 大玉螺旋丸
通常よりも多くのチャクラを練り込んだ分、巨大になった螺旋丸。
分身と2人がかりで叩き込む。

  • 螺旋連丸
3人に分身し、両手に螺旋丸を作る。

  • 螺旋超多連丸
多重影分身の術との組み合わせ。
大量の分身がそれぞれ螺旋丸を持ち、一斉に対象に叩き込む。

  • 風遁・螺旋丸
3人に分身することでチャクラ放出係・形態変化係・性質変化係を役割分担させ、風の性質変化を加えることに成功した螺旋丸。術としてはひとまずこれで完成。
『BORUTO』にてうずまきボルトが習得し、使用しているのも同じ術。こちらは螺旋丸に風の性質変化を加えて投げられるようになっている。
ナルトのものとは違い、威力は同等だが 投げた直後にチャクラが回転を保ったまま極限まで収束、見えなくなる という特性があり、そのまま相手に着弾するため完全な不意討ちになる。
この性質に加え、生成した段階では非常に小さいため、最初は術者であるボルト自身も未完成と思い込んでいたが、写輪眼をもつサスケにははっきり見えており、後に鬼と化したモモシキに放たせることで不意を討ち、ナルトを含む五影を救った。なお、輪墓のように空間から消えているわけではなくチャクラの塊が見えなくなっているだけであるが、これを目視できるのはサスケの万華鏡写輪眼のみ。

  • 風遁・螺旋手裏剣
風遁・螺旋丸を更に突き詰め、完成させた真の螺旋丸。
螺旋丸を中心に巨大な手裏剣状の風のチャクラが覆っており、発動時には周囲に凄まじい轟音と震動が響き渡る。
命中すると螺旋丸が展開し、表面の風のチャクラが中心に収束、更に針状に形態変化し、攻撃 濃度 と表現される圧倒的攻撃回数により対象の経絡系を細胞レベルでズタズタにする。
開発当初は完成度が50%であり、「ゼロ距離で当てなければならない」「持続時間が数秒」「ナルトの莫大なチャクラ量を以てしても使えるのは3回だけ」「あまりの威力にナルト自身の経絡系も傷つき、最悪忍としての力を失う」といったデメリットから禁術指定された。
ちなみにこの術は、ゲーム的に表現すると「1ダメージ×すごい回数」なので、元々の防御力が高い相手にはさして効果がない(三代目雷影や須佐能乎、貝類の口寄せなど)。

  • 仙法・風遁螺旋手裏剣
螺旋手裏剣の完成形。ナルトが仙人モードを会得、仙術チャクラを練りこめるようになったことで全てのデメリットを解消し、更に遠距離から飛ばすこともできるようになった。ただし仙人モードを併用する関係で燃費の悪さは悪化しており、ノーマルでは3発撃てる術だったのが2発に減っている。
九尾(九喇嘛)モードでは尾獣チャクラを使用することでこの状態で使用できるほか、九喇嘛を抑制していた分のチャクラが浮いたため燃費の問題も解決されている。
『THE LAST』の時点では、通常状態かつ片手で掌サイズの螺旋手裏剣を生成、飛び道具感覚で連発できる程になっている。

  • 風遁・超大玉螺旋手裏剣
九尾モードで使用。超大玉級の螺旋手裏剣。

  • 仙法・大玉螺旋丸
仙人モードで使用する大玉螺旋丸。
仙術チャクラによる威力向上に加え、1人で持つこともできる。

  • 超大玉螺旋丸
仙人モードで使用。
大玉螺旋丸より更に巨大な螺旋丸。

  • 仙法・超大玉螺旋多連丸
仙人モードで多重影分身し、大量の超大玉螺旋丸を叩き込む。

  • 螺旋吸丸
九尾モードで使用。
腕に変化させた九尾チャクラで複数の対象を捕え、本体の腕で展開された螺旋丸に叩き込む。

  • 螺旋乱丸
九尾モードで使用。
螺旋吸丸と同じように複数に変化させた九尾チャクラの腕に、一つ一つ螺旋丸を作り直接相手に叩き込む。

  • 惑星螺旋丸
九尾モードで使用。
螺旋丸の周りに3つの小型螺旋丸が衛星のように浮かんでいる。
小型螺旋丸は大型のものと違い逆回転のため叩き込むと更なる乱回転が発生し、対象を凄まじい威力で吹き飛ばす。

  • 太極螺旋丸
劇場版「ザ・ロストタワー」で放ったナルトとミナトの連携技。本編では互いに九喇嘛モードで尾獣化し、かつ仙術を加えた状態で使用した。

  • ミニ螺旋手裏剣
九尾モードで使用。
指先で作った超小型の螺旋手裏剣。

  • 超ミニ尾獣玉
九尾モードで使用。
螺旋丸の要領で作り上げた、掌に収まるほど小さな尾獣玉。

  • 仙法・熔遁螺旋手裏剣
六道仙術を会得したナルトが、四尾・孫悟空の熔遁の力を借りて作り出した螺旋丸。
六道化したマダラの反応が(先のガイとの戦いで幾らか弱っていたが)追いつけない程の生成・発動速度を持ち、灼熱で対象を焼き尽くす効果と神樹をも軽く両断する切断力を持つ。

  • 仙法・磁遁螺旋丸
一尾・守鶴の磁遁の力が練り込まれ、封印術の性質を持った螺旋丸。
同じく六道仙人から力を授かったサスケの使う陰遁の術「黒き千鳥」の雷撃を引き寄せ、初代火影の明神門すら脱した六道マダラをも縛り上げたが、輪墓の影で変わり身の術を使用され逃げられた。

  • 尾獣玉螺旋手裏剣
九尾・九喇嘛のチャクラを借りた六道仙術。
尾獣チャクラを加えた求道玉を核として作り出す。一度に複数個作れる上に破壊力は極めて高く、着弾すると風遁・螺旋手裏剣と同じく爆発が持続して発生、マダラが大量に作り上げた地爆天星を全て爆砕した。

  • 仙法・超尾獣螺旋手裏剣
9人に影分身し、各々が尾獣それぞれのチャクラを付与した螺旋手裏剣を叩き込む六道仙術のひとつ。
螺旋手裏剣の核には尾獣達のそれぞれのチャクラ性質が反映されており、一尾・守鶴からは磁遁が、二尾・又旅からは青い炎が、三尾・磯撫からは水が、四尾・孫悟空からは熔遁が、五尾・穆王からは沸遁の蒸気が、六尾・犀犬からは水泡が、七尾・重明からは渦が、八尾・牛鬼からは墨が、九尾・九喇嘛からは従来通りの螺旋丸の特徴が現れている。
カグヤの弱点を探るためのけん制に近い術だったが、叩き込まれた尾獣チャクラにカグヤの中の尾獣本体が反応し、暴走することになった。

  • 六道・超大玉螺旋手裏剣
サスケとの最終決戦にて使用。
尾獣化した状態で影分身二人と融合し、九喇嘛が溜めに溜めた大量の自然エネルギーを取り込むことで三面六腕の阿修羅のような姿となり、右には風遁・超大玉螺旋手裏剣を、左には尾獣玉螺旋手裏剣をそれぞれ腕三本で形成することで超巨大なものを作り上げた。
その威力はサスケの全尾獣のチャクラを収束して作り上げたインドラの矢を相殺するほど。 勝敗は性質変化による優位性が大きかったと思われるが多分岸影は気にしてないしそもそも忘れてる。
名称はナルスト4で判明。

  • 炎遁・螺旋手裏剣
風遁・超大玉螺旋手裏剣と炎遁・須佐能乎加具土命を同一チャクラ比率で合体させた術。メインはサスケ。
十尾に直撃させたが、燃えている部分を分離されたためダメージは与えられなかった。
ちなみにこの術を見たミナトはその厨ニセンスが全開なネーミングセンスで 灼遁・光輪疾風漆黒矢零式 と名づけた。

  • 炎遁・螺旋手裏剣(小型版)
風遁・螺旋手裏剣と炎遁・加具土命を同一チャクラ比率で合体させた術。メインはナルト。ベースの螺旋手裏剣は改良前の近接タイプで、直接たたきつける。
六道オビトに飛雷神互瞬回しの術との連携でヒットさせたが、六道仙術が陰陽遁ベースであることが判明する前だったので無効化されてしまった。
ちなみにミナトがまたもネーミングしようとしたが、最後まで名付ける前に扉間が遮り「とにかくそのままいけェ!!」となったので、最終的なミナトネーミングは不明。 どうでもいいんだよ

  • 螺旋閃光超輪舞吼参式
ミナトが何度も使おうとしたがチャンスを逃し続け、結局実行できずに終わった謎の術。
マーキングと影分身を使用するらしく、おそらく分身と飛雷神の術との連携術。ゲームで見られる同系統の技から推測すると、飛雷神で飛び回りながら敵を攻撃し続けるものと思われる。
原作での描写と疾風伝の回想シーンを見るに、大量のマーキングクナイを敵陣に投げ込む→螺旋丸を持ったミナトが飛雷神で飛び回りながら広範囲を同時に攻撃する、という術らしい。

  • 超うずまき螺旋丸
劇場版でボルトが使用した術で、モモシキを撃破した一撃。
ボルトの風遁・螺旋丸にナルトのチャクラを加えることで超大玉サイズまで巨大化させ、それをたたきつける。
劇中では直接たたき付けたが、実はベースがボルトの術なので、投げつけると一瞬で収束して視界から消える特性がそのまま。ノベライズではモモシキが迎撃で放ったコピー螺旋丸を巻き込んで収束、そのまま炸裂した。


何にせよ親子三代で使われてきた術と考えると感慨深いものがある。


◆ゲーム等でのバリエーション

  • 螺旋元気玉
DSのゲーム『ジャンプスーパースターズ』にて、悟空との合体技として使用。

  • 連環螺旋丸
DS『ジャンプアルティメットスターズ』の5コマ第2必殺技。
発動の隙をカバーするために、影分身が前方に蹴りを放つ。

  • うずまきナルト螺旋連弾
上に同じく『ジャンプアルティメットスターズ』の6コマの第2必殺技。
蹴り上げた相手を影分身が地面に押さえ込み、本体が上から「螺旋丸」を叩き込む多段技。
起点の蹴り上げのリーチが短い。

  • 火遁・豪炎螺旋丸
PS2『ナルティメットヒーロー3』から自来也の技として登場したコンボ技。
猿飛一族由来の術である「火遁・豪炎の術」を螺旋丸の乱回転に巻き込み諸共炸裂させる。

  • 豪傑螺旋丸
PS3『ナルティメットストームレボリューション』における自来也の奥義。本編でペイン餓鬼道に螺旋丸を叩き込んだシーンの再現で、ゲタキックで吹き飛ばした相手を超大玉螺旋丸で圧殺する。

  • 尾獣惑星螺旋手裏剣
PS3『ナルティメットストームレボリューション』におけるナルト(九喇嘛モード)の必殺技。惑星螺旋丸と尾獣玉のコンボ技。
尾獣モードでナルト本体は螺旋手裏剣、九喇嘛の方は小型尾獣玉を3発放ち、螺旋手裏剣の展開と共に巨大な爆発を起こす。

  • 飛雷神・時空疾風閃光連の段・零式
PS3『ナルティメットストームレボリューション』におけるミナトの必殺技。穢土転生バージョンの奥義に設定されている。
クナイを6本投げつけ、敵を吹っ飛ばした後に影分身して飛雷神の術で追撃させ、本体が九喇嘛モードを発動して螺旋丸を叩き込む。
自分で名付けておきながら「ないな」とのこと。

  • 風遁雷遁・颶風雷旋丸
PS3『ナルティメットストームレボリューション』におけるナルト(第二部)とサスケ(鷹)の合体必殺技。
風遁・螺旋丸をナルトが掲げ、サスケが千鳥を地面に叩きつけ、雷の竜巻を起こして牽制。その間にナルトの螺旋丸にサスケが千鳥を加えることで雷遁・螺旋丸を生成。二人がかりで敵に叩き込む。ヒット後、第一部ラストにおける螺旋丸と千鳥の激突時のエフェクトが発生する。

  • 真・太極螺旋丸
PS4『ナルティメットストーム4』におけるナルト・ミナト・クシナの合体奥義。通称「家族螺旋丸」。
三人がかりで超絶大玉螺旋丸を形成し、たたき付ける。



追記・修正は乱回転しながらお願いします。

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