第502統合戦闘航空団「ブレイブウィッチーズ」

登録日:2012/01/29 Sun 23:38:50
更新日:2022/09/08 Thu 17:35:03
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ストライクウィッチーズの世界観において存在する部隊の一つで、本編の主役である 501「ストライクウィッチーズ」 に次いで発足となった統合戦闘航空団(以下JFW)。


欧州最大の激戦区、いわゆる「東部戦線」を担当戦区とし、ネウロイの占領下にあるカールスラント奪還を主目的とした攻性の部隊。

各国からエースが集まるJFWの中でも取り分け個性的なメンバーが集まった部隊で、
特に菅野カタヤイネンクルピンスキーの三名は、卓抜した戦果と裏腹なユニット損耗率の高さから部隊愛称をもじって「ブレイクウィッチーズ」などと呼ばれることも。
加えて激戦のためストライカー損耗率が高く、良好とは言い難い補給状態もあって、陸戦要員で構成された「ストライカー回収部隊」を擁している。
本拠地はペテルブルグだが、最前線にバラックを築いて寝泊まりする事も多い(TV版では描写されていない)。

ネウロイに制圧されたオラーシャへ方面の逆侵攻「バルバロッサ作戦」の流れを受けて発足した部隊で、所属するウィッチにも同作戦に参加した者が多い。


長らく設定のみの存在で公式作品への登場が全くなかったが、2012年春、『ストライクウィッチーズ劇場版』にてついに陽の目を見ることに(チョイ役だけど)。

そして2016年10月より、彼女らを主人公としたTVアニメ『ブレイブウィッチーズ』が放送開始。
制作はSILVER LINK,
時系列はストライクウィッチーズ第1期と第2期の間。
またひかり赴任前の時期を描いた小説『ブレイブウィッチーズPrequel』(築地俊彦、全3巻)も制作された。


《所属ウィッチ》(年齢は44年末時)

◆雁淵ひかり
CV:加隅亜衣

14歳。
アニメ版の主人公として設定され、アニメから登場したウィッチ。下記の雁淵孝美の妹である。
魔法力が低い上に航空ストライカーのセンスもあまり無く*1、訓練学校でもまともに飛べない落ちこぼれであるなど、ウィッチの才能にはあまり恵まれていない。
しかし慕っている姉のようになりたいという思いで続けてきた訓練により、
軍学校の同期どころか男性軍人にも負けないほどのずば抜けたスタミナを持ち、必要とあらば自傷行為すら辞さないなど根性も中々に据わっている。
固有魔法として、ネウロイと物理的に接触することでそのネウロイのコアを正確に見抜く『接触魔眼』を持ち、
発動条件を満たせば孝美の魔眼よりも正確にコアを捕捉できるが、ウィッチとして未熟なひかりがネウロイに肉薄するのは非常に危険であり、
実戦でたまたまネウロイと接触した際にひかり自身も初めてこの固有魔法を知ったが、その時には上述する危険性からラルに使用禁止を言い渡された。

口癖は「やってみなくちゃ分からない」で、挑戦する前に不可能と断じられる事には強い拒否感を示す。
一方で命令には従順で、やめろと言われた事は基本的にしないし、どうしてもという時には事前に許可を求める。
他に、補給物資に紛れていたFP-45リベレーターをかわいいと言って欲しがった事があり、これが後のキーアイテムとなった。

欧州に派遣される道中で、502に参加すべく同じ艦に乗っていた孝美が孤軍奮闘の末に意識不明になったことを受け、彼女の代わりに502に志願。
即戦力が求められる502では戦力外と看做され、帰されそうになるが、熱意に根負けしたロスマンに教え子として師事することとなり、
彼女の的確な指導や、502での過酷な戦闘などを経験する中で一人前になっていくと共に、502メンバーに戦友として受け入れられていく。
その中でもなんだかんだで自分を気に掛けてくれていた管野とは仲良くなっていき、中盤で「相棒」と認められた。

元ネタは鴛淵孝の妹『鴛淵光子
『ストライクウィッチーズ』の主人公宮藤芳佳とは、才能面でも性格面でもついでに胸囲も、対照的なキャラクターと言えよう。
なお、ピンナップ等では芳佳と一緒にいる様子が描かれる事もあるが、RtB終了(1946年初頭?)時点で両者に面識は無い。
RtBでゲスト出演した際には芳佳を遠目で見た際に彼女に見覚えを感じる場面があるが、
『ブレイブ』第一話にて坂本を撮った写真にそれとは別の扶桑人(芳佳)も小さく写り込んでいる事に気付く場面があり、「見覚え」とはこの時の事と思われる。


◆グンドュラ・ラル
CV:佐藤利奈

18歳。
カールスラント空軍所属。少佐。ブレイブウィッチーズ司令官。固有魔法は『偏差射撃』。
ハルトマンバルクホルンに次ぐカールスラント第三位のグレートエース。多数のエースを輩出した第52戦闘航空団(以下JG52)にて中隊長を務めていた。
強引な引き抜きやスカウトを連発しており、他のJFWの隊長などからは心証があまり良くない。というかぶっちゃけ嫌われている
その事で文句を言われても「もっと言ってくれ、感じて来た」などと平気で宣うなど全く意に介していない。

豪放磊落な人物で「判断は部下に任せ、責任は自分が取る」というスタンスで隊をまとめる女傑。
「サトゥルヌス祭」等のイベント開催にも意欲を見せる茶目っ気や、「LNAF-OA」のミニドラマではエイラをしれっと引き抜こうとする抜け目のなさも持ち、
基本的に冷静沈着で表情もあまり変えないために堅物かと思いきや、なんだかんだで親しみやすい隊長である。
過去の激戦で被弾した際に深刻な重傷を負っており、回復した現在も後遺症を抑えるため魔法繊維のコルセットを着用している。
この影響もあり、何だかんだ陣頭指揮を執る事もままあったミーナとは異なり、緊急時か大規模作戦でもなければ滅多に出撃していない。
劇中では固有魔法を披露する機会も無かった。

元ネタは旧ドイツ空軍のエースにして空軍総監『ギュンター・ラル
史実に於いてはエーリヒ・ハルトマン、ゲルハルト・バルクホルンに次ぐ歴代3位の撃墜記録を彼等の半分程度の出撃回数で達成したエース。
偏差射撃の達人でもあった。


◆アレクサンドラ・イワーノヴナ・ポクルイーシキン
CV:原由実

16歳。
502JFW飛行隊長。大尉。
オラーシャ陸軍のトップエースの一人。愛称はサーシャ。司令のラルから戦闘における全般を一任された美女。
固有魔法に、一度見た光景を瞬時に、正確に記憶できる「映像記憶能力」を持つ。
父が整備技師だった関係で機械関係に強く、また空戦技術の未熟だったオラーシャ陸軍にあって独自に戦術の分析を進め、執筆した教本が正式に採用されるなど多方面に才能を持つ。
502でも固有魔法でストライカーの故障箇所を即座に把握し、自身の技術で簡易修理を行うなど、戦闘指揮以外でも部隊に貢献している。

生真面目な性格で、出撃の度に誰かのストライカーが破損する現状と無闇に鷹揚な上官に頭を痛めており、
ストライカーなどをよく壊す「ブレイクウィッチーズ」の面々には「正座!」と怒声を挙げているが、平時は仲間思いで優しい戦闘隊長である。
中でも自暴自棄な振る舞いをたまにするニパには気を配っており、よく修理している彼女のストライカーには「幸運を」という無事を祈る言葉をこっそり書き込んでいる。

元ネタは旧ソ連陸軍のエースにして航空元帥『アレクサンドル・イヴァーノヴィチ・ポクルィシュキン
史実でも戦術分析や複数回の本の執筆経験を持っている。



15歳。
スオムス空軍所属。曹長。愛称は「ニパ」。501のエイラと同じ飛行24戦隊の所属。
機材トラブルが頻発する、虫の大群が直撃する、落雷が直撃するといった不幸体質から「ツイてないカタヤイネン」の通称で呼ばれるが、
(ひかりが配属された時には)当人は不幸体質に悩まされつつも明るく人懐っこい人物で、ひかりを真っ先に仲間として受け入れ、彼女からも慕われるように。
ブレイクウィッチーズの一角。詳細は個別項目参照。

元ネタは、というか元ネタ度重なる不運に見舞われた事から、
「ついてないカタヤイネン」の通称で呼ばれたフィンランド軍のエース『ニルス・エドヴァルド・カタヤイネン』。


◆管野直枝
CV:村川梨衣

15歳。
扶桑皇国海軍所属。少尉。
遣欧艦隊の若きエース。訓練生時代から乱暴な機動で多数のユニットを破壊し、「デストロイヤー」の異名で呼ばれていた。
固有魔法に「圧縮式超硬度魔法陣」を持ち、これは自らの拳に小型のシールドを展開することで、文字通りネウロイを拳でぶち抜くことすら可能とするもの。
「弾が切れたら刀で、刀が折れたら拳で」を体現する苛烈な戦法で撃墜数とユニット損耗率の双方を稼ぐピュア・ファイター。ブレイクウィッチーズの一角。

部隊一の小柄な体格に見合わぬ闘争心の塊のような性格で、一人称は「オレ」。協調性に欠けた一匹狼だが、姉の面影が重なるサーシャには頭が上がらない。
ニパとはよく一緒に正座させられる仲。また、同郷のウィッチである雁淵孝美とは仲が良いらしく、自分たちの関係を「マブ」と言っていた。
ひかりに対しては特にあたりがキツイが、彼女の特訓を見守ったり発破をかけたり、危険と聞いて真っ先にストライカーを履くなど、内心では彼女のことを気にかけている様子。
数々の戦闘を通して成長したひかりと二人でネウロイを撃墜したことをきっかけに彼女を「相棒」と認め、名前で呼ぶようになった。
幼い頃は物静かな文学少女だったらしい。

元ネタは大日本帝国海軍のエース「ブルドッグ」「イエローファイター」「菅野デストロイヤー」こと『菅野直』。
「デストロイヤー」の由来が乱暴な操縦で自機を破損させまくったからというのは史実通り
また菅野も子供の頃は(大人しい性格ではなかった様だが)文学を愛する少年だったという。


◆ヴァルトルート・クルピンスキー
CV:石田嘉代

18歳。
カールスラント空軍JG52所属。中尉。
愛称は「伯爵」(実際に爵位を持つ訳ではない)。
カールスラントでもトップクラスのエースだが、防御より攻撃を最優先する苛烈な戦法から原隊でも「ユニット壊し」として有名だった。ブレイクウィッチーズの一角。
固有魔法は魔法力を一気に放出することで超加速を得る「マジックブースト」だが、ユニットへの負担が大きいため、滅多に使用しない。
酒と女と軍紀違反をこよなく愛する自由人で、JG52時代の新人だったハルトマンの性格に大きな影響を与えた。
このためバルクホルンからは「真人間だったハルトマンを堕落させた犯人」と認識されており、本気で嫌われている
一方で隊員の個性の強さから時にギスギスしがちな502では緩衝役を務める一面もあり、また何かと上官受けの悪い菅野、ニパ両名の保護者のような役割を担っている。

元ネタは旧ドイツ空軍のエース「プンスキー伯爵」こと『ヴァルター・クルピンスキー
恐らく日本では「ルーデル・スキャンダルで国防大臣を退任に追い込んだパイロット二人の片割れ」として有名。ルーデルの大ファン。
また作中ではJG52が原隊となっているが、史実ではクルピンスキーはJG52には所属していない。

ちなみに視聴者から「ハマってる」という声が続々と挙がるほど、この偽伯爵もといクルピンスキーを見事に演じた石田氏だが、実は声優陣からも「ピッタリ」と絶賛されていたそうで、
オーディションでクルピンスキー役も受けていた佐藤利奈氏は、石田氏の演技を耳にするなり「ああ、クルピンだね!」と即座に納得してしまったとか。


◆エディータ・ロスマン
CV:五十嵐裕美

19歳。
カールスラントJG52から配属されたベテランウィッチ。曹長。一撃離脱戦法の先駆者と言われ、502では教官役も務めている。
愛称は「先生」で、アニメで実際に教えを受けるひかりはもちろん、502の面々からもそう呼ばれ、一目置かれている。
502隊長のラルからも相談役として頼られる事も多い。
他の502ウィッチと違って固有魔法こそ持たないが、豊富な戦闘経験と入念な観察を活かしてのクレバーな戦術を得意とする。

幼少時に大病を患い身体の発育が遅れており、一見すると子供のような容姿だが、大らかでしっかり者の部隊のお姉さん役。
指導したウィッチが自分の階級を追い抜いていくのが楽しみという人格者でもある。
JG52ではハルトマンの長機と教育役も務めており、彼女にとって珍しい「頭が上がらない」人物。
アニメでは、ウィッチとしての才能に恵まれないひかりを最初は扶桑に帰そうとしていたが、彼女の熱意に根負けして指導することを決め、一人前に育て上げるべく奮闘する。
原隊からの付き合いである自由人クルピンスキーにはしょっちゅう噛みついているが、裏では深い信頼で結ばれている。演じた五十嵐氏曰く「元カノみたいな距離感」。
アニメのアイキャッチでは「ベッドに腰掛けて『やっちゃった』と言わんばかりの苦笑を浮かべるクルピンの後ろで、ロスマンに似た背格好の女性がこちらに背を向けて寝ている」という意味深なイラストもあり、
五十嵐氏はあくまで二人の距離感に関して「元カノ」という表現を用いたと思われるが、このイラストとクルピンの女好きな言動から妄想を膨らませるファンも。

元ネタは旧ドイツ空軍のエース『エドムント・ロスマン
史実でも一時期ハルトマンの上司だった時期がある。


◆下原定子
CV:水谷麻鈴

17歳。
扶桑皇国海軍所属。少尉。
固有魔法に複合魔法視力(遠距離・夜間など幅広い分野の視力が向上する魔眼)を持つ。このためナイトウィッチではないながら502の夜間哨戒要員となっている。
遣欧艦隊・リバウ航空隊の一員で、501JFWの坂本美緒に師事していた。
父親はフィールドワークも行う学者であり、そんな父の影響でサバイバル技術が高く、知識も豊富という一面を持つ。
実は可愛いものに目がない抱きつき魔という一面もあり、人・物問わず、心の琴線に触れたものには目の色を変える。
扶桑の淫獣第三号。

温厚で落ち着きのある性格で、似た性格のジョゼとは仲良し。また苦労人のサーシャからは相談を持ちかけられることもしばしば。
料理が得意で、502のメンバーの食事を彼女が作っている描写もある他、気難しい菅野を「餌付け」してしまったことは隊内の冗談の種となっている。
扶桑文化をこよなく愛しており、部隊に「正座」の風習を持ち込んだ結果懲罰として定着してしまったという一幕も。
ちなみに中の人である水谷氏はストライクウィッチーズを見ており、アニメで美緒のとある台詞を言うことになった時には感慨深いものを感じたとか。

元ネタは大日本帝国海軍のエース『上原定夫
日本人エースが元ネタのウィッチの名前は凝った捩り方をされがちだがこちらは元ネタからほとんど変化が無い。ネタ切れ?


◆ジョーゼット・ルマール
CV:照井春佳

17歳。
自由ガリア空軍所属。少尉。愛称は「ジョゼ」。
固有魔法は希少な『治癒魔法』だが、効果は軽い怪我なら完治させられるが大怪我となると応急処置にしかならない程度と、芳佳のそれには効果は劣る*2
また、一度に使いすぎるとジョゼ自身が発熱してしまう欠点がある。

ガリア陥落後の混乱期にはペリーヌとは異なる「南方正統ガリア政府」に所属していた。
小説『ケイズ・リポート3』ではその時期「ダガール軍港に滞在していた唯一のウィッチ」としてネウロイの襲来に立ち向かい、軍からの後方・火砲支援を受けながら応戦。
ストライカーユニット3機を一人で使い潰し、重火器の他偶然あったM1911まで使いながら援軍が来るまで耐え凌ぎ、終了後自由ガリアに参加した。
頼りなさげな風貌とは裏腹に豊富な戦歴を持ち、粘り強い防衛戦術を得手とする。貴重な治癒魔法を持つこともあってサーシャから直々に502へと招聘された。

大人しく家庭的な常識人で、個性的な面々の集う502では苦労が絶えないが、年齢、性格が近い下原とは仲良し。
実家が宿屋を営んでいる関係で、掃除や洗濯などの基地内の家事を率先して行っている。特に掃除には熱心で、掃除中は菅野すら気圧されるほどに強気になる。
なにげに食いしん坊キャラで、アニメでは調理中の定子の横に立ってつまみ食いを繰り返し、苦笑されていた。特に魔法を使うとお腹が空くらしい。

元ネタはフランス空軍のエース『ジョルジュ・ルマール


◆アウロラ・E・ユーティライネン
CV:無し

スオムス陸軍から配属された陸戦ウィッチ。中尉。
補給状況の切迫した502において、破損・投棄されたユニットとついでに墜落したニパを回収する「ストライカー回収班」を率い、戦場を闊歩する歴戦の女傑。
戦場で弾が切れたとき、腰に差し込んでいたのは手榴弾でも火炎瓶でもなく、酒。そんな人。
501に所属するエイラの実の姉。エイラを溺愛している他、彼女の親友であるニパも可愛がっているという。
アニメには最終回に一瞬だけ登場したが台詞は無かった。

元ネタはエイノ・イルマリ・ユーティライネンの実兄であり、白い死神シモ・ヘイヘを従え、
「コラー河の奇跡」を起こしたフィンランド軍の狙撃手部隊指揮官「モロッコの恐怖」こと『アールネ・エドヴァルド・ユーティライネン


◆雁淵孝美
CV:末柄里枝

扶桑皇国海軍所属。最新時系列では大尉*3。アニメ版の主人公、雁淵ひかりの自慢の姉であり、姉妹仲はかなり良い。
非常に隊員思いな性格で、部隊の不和は見逃さずにすぐに解決しようと手を差しのべるような責任感・実行力を兼ね備えた非常に頼りになる人物。
更には戦場での活躍も並大抵ではなく、508JFW(空母翔鶴を起点とする部隊)発足時は隊長の新藤美枝少佐から直々に召集されたほど。

固有魔法はネウロイのコアの位置を見抜く『魔眼』。
坂本美緒やひかりのものと比べると、「捕捉に時間がかかる」「大まかな位置しか分からない*4」という欠点があるが、
その探知範囲は広めで、ひかりほどは接近する必要がない上、大まかな位置でも分かればネウロイを撃破できる力量を有するため、(実力を加味するなら)ほぼひかりの上位互換と言える。
また、覚醒魔法として『絶対魔眼』も有し、発動すれば上述した広い探知範囲内にいるネウロイのコアの位置を、複数であっても一斉に、正確に見抜くことが出来るが、
身体・精神の消耗が激しい上、シールドの性能も著しく低下するため、味方の援護がない状態で発動するのは自殺行為に近い。なお、発動すると髪が赤く発光する。

元々知り合いであったラルから502への招集を受け、カワハバ基地に派遣されることとなった妹のひかりと共に欧州に向かうが、
その途中で艦がネウロイの襲撃に遭い、救援のためにスクランブル発進した502が到着する直前まで単身持ちこたえるが、
絶対魔眼の使用によりシールドを張れなくなっている所を被弾、意識不明の重体となり、帰国を余儀なくされ三ヶ月に渡って昏睡状態に陥る。
怪我の完治後はひかりに代わって502に参加するが、グリゴーリ攻略で多大な貢献を果たしたひかりが502に復帰するのと入れ替わりに502から脱退。
その後は第508統合戦闘航空団『マイティウィッチーズ』に配属されることとなった。

元ネタは大日本帝国海軍のエース『鴛淵孝(おしぶちたかし)
史実でも長崎出張で、また実際に妹や菅野直とは仲が良かったらしい。





アニメ放送開始に歓喜しつつ追記・修正よろしくお願いします

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最終更新:2022年09月08日 17:35

*1 主要登場のほとんどが精鋭中の精鋭や希代の天才であるため忘れられがちだが、本来航空用ストライカーを使えるセンスを持つウィッチは少数である。

*2 ジョゼの治癒能力が低いというより、芳佳の治癒が規格外に強力過ぎるというのが正しい。

*3 アニメ『ブレイブウィッチーズ』時点では中尉

*4 コアそのものがはっきり視認できている坂本・ひかりと異なり、こちらはサーモグラフィーのような形でぼんやりとしか見えない。