エヌアイン

登録日:2011/10/13 Thu 21:02:45
更新日:2023/03/11 Sat 02:54:55
所要時間:約 3 分で読めます





「超人?違うな…ボクらが人類でキミたちがそれ以下になったのさ」



神の現実態


格闘ゲーム『エヌアイン完全世界』に登場するキャラクター。このゲームにおける主人公。

CV:西村愛菜

◆人物
前作の決戦舞台に立ち尽くしていた謎の少年。
超能力者であり発火能力、瞬間移動などを生身でこなす。
新人類という立場上、旧人類を見下した発言をしている。冒頭の台詞は勝利時のもの。
ただし、セット勝利した時の台詞は「やるしかなかったんだ…」「ボクは…逃げられない…」など、仕方なく戦っているような面も見られる。
目的は開幕時の台詞にもあるように「ボクが全てを正す」(混沌とした争いの新世界を正す)ため。その意思は固く、障害と認識した者に対してはためらうことはない。

◆性能
アカツキ同様三種の神器を持ったオールラウンダーだが、個々の技を見ると
地を這う飛び道具、変則的な突進技…と、少しクセのある性能。
しかし若干のクセさえ把握してしまえば、通常技・必殺技ともに数値上では非常に優秀で、特に立ち回りにおいては抜群の安定性を持つ。
どちらかと言えばスピードに長けるタイプである。
何故かこのキャラだけ地上通常投げの威力が2500ある(他キャラはコマンド投げや鼎の通常投げ2種など、一部例外を除けば2000)。
火力も1ゲージさえ持っていればなかなか高く、慣れれば様々な技のヒット状況を確認し、コンボすることが可能。

  • 防御性能は高いものの、防御力そのものはやや脆い
  • 平均的なキャラと比べると、「使い勝手がよく、良く使用する」通常技の威力が少し低い(例:アカツキの2Bは800だが、エヌアインのそれは750)
  • それにより若干ガードクラッシュを狙いにくく、投げ以外の崩し手段が乏しめ。ついでに投げスカりの隙が全キャラ中最長
  • 「ゲージを吐いた時の平均火力」は高いものの、「1コンボでの最大火力」は割合低い*1
  • 完全世界の仕様とエヌアインが取るべき戦法の相性がとても悪く、ゲージが枯渇すると逆転性に著しく欠ける
という難点&欠点を持つが、それを差し引いても本作のキャラランクで最上位の一人とされる。


◆必殺技
  • ENパイロキネシス(236攻撃)
リング状の念力が地を滑り、相手にぶつかると発火する。Aは低速、Bは高速、Cは両方を両手で飛ばす。
技の性質上飛び込まれやすいが、ダウン追い討ちには便利である。
特攻版は巨大な火柱を前方に発現し前方に放つ2ヒット技。
喰らった相手は壁に跳ね返り、高度が充分で画面端までの距離が適正なら追い討ちが可能。
C版ENレヴィテイターを特攻キャンセルして連続技にし、さらに追撃を狙うのが主な使い方。

  • ENテレポートレイダー(214攻撃)
通称ツキヌケロッ。瞬間移動しながら行う連続攻撃。
A始動 踏み込み掌底→背面蹴り上げ→空中蹴り下ろし
B始動 踏み込み蹴り上げ→空中蹴り下ろし→背面掌底
C始動 中段判定の蹴り下ろし→掌底→背面蹴り上げ
A二段目やB三段目からの特攻キャンセルがエヌアインのコンボの主成分となる。
特攻版はすれ違い様に掌底した後残像を残しながら連続攻撃。まるでマユタンノカンフー
確定ダウンが取れる上、威力もかなりのもの。有利時間も長く、起き上がりにジャンプ攻撃を重ねて攻めを継続しやすい。

  • ENレヴィテイター(22攻撃)
マリリン大姐の挑打をタメ無しで放つ感じでの昇竜。発生、距離、判定ともに優秀な性能。
C版は2キャラ分以上を猛スピードで突進しながら上昇するため、連続技の繋ぎ技・確定反撃技として優秀。
特攻版はヒット後ロックし空中で乱舞を叩き込む。
確定ダウンが取れる。有利時間はそれほど長くないが、その代わり特攻ENテレポートレイダーよりさらに威力が高い。

  • ENレヴィスラッシャー(空中236攻撃)
慣性を無視した動きで前方をなぎ払う。
特攻版は多段ヒット。威力面ではショボイため、隙消しが主な用途。


◆最終特別攻撃
  • ENサイコキネシス(ABC同時押し)

さようなら…


はぁああ!死ね!


PERFEKTE WELT

完全世界のシンボルマークを前方に発射し相手をロックし念力を浴びせつつ空中へ持ち上げ爆発させる。
ズームアウトした状態の画面半分近くあるほどリーチが長く、発生もそこそこ早い上、攻撃発生後1フレームまで無敵が持続するため、
今作屈指の割り込み性能を持つ。
が、その分威力は非常に控え目で、最終特別攻撃としてはかなり減らない部類。

◆完全神殺
  • ENエクスキューショナー(完全世界発動中ABD同時押し)
他キャラ同様に2ヒットする突進技。
特筆すべき性能もなく、追撃も不可なため神殺では弱い部類。






「神?孤独の極致じゃないか」


◆ネタバレ
神の現実態(エネルゲイア・アイン)と呼ばれる、完全教団に作られたクローン体。他に兄弟がいたがエヌアイン以外は皆実験で死んでしまった。
「旧人類は役目を終えたが、それは抹殺の理由にはならない」と考え、残った人々と生きていくことを望み完全教団に反逆する。


◆余談
アカツキ不律エレクトロゾルダート電光戦車ストーリーではエヌアイン戦後に特殊セリフが用意されている。

声が高く「少年」と形容されているが、身長が170cm弱と割りと高い。どちらかといえば「青年」の部類と言ってもいいかもしれない。

前作主人公のアカツキと対極した要素が多い。
孤独を貫いているアカツキに対し、エヌアインは孤独を嫌っている節がある…など、探してみると面白いかも。



「ボクが追記修正を正す…!」

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最終更新:2023年03月11日 02:54

*1 様々な好条件が重ならないと6000台のダメージは出にくく、7000台はほぼ無理なレベル。参考までに、本作の総体力は14400。