ルッカ(クロノ・トリガー)

登録日 :2011/10/12(水) 12:05:13
更新日 : 2017/07/30 Sun 17:26:38
所要時間 :約 6 分で読めます




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「一人でいくなんて、水臭いんじゃない?」

SFC、PS、DS、携帯アプリに展開しているゲーム、『クロノ・トリガー』の登場キャラクター。
ヒロインとして十分な魅力を持っており、根強い人気を誇るキャラクターである。


【ストーリー面における活躍】

彼女がいなければ、物語は進まない。 それほどの重要キャラクター。

クロノ・トリガーは「ゲート」と呼ばれる時空と時空を繋ぐ扉を介して様々な時代を旅するゲームなのだが、このゲートは非常に不安定。
それを安定させるためのアイテム「ゲートホルダー」を驚異の科学力で作りだし、冒険をバックアップしたのがルッカである。
ドームでロボを修理したのも彼女。
その時、「スゴい、完全な人型ロボット…」と科学力の差に驚くシーンもある

あれ?あなたゴンザレス作ったよね?


高い行動力を持っており、クロノが冤罪で捕まった際には 衛兵を殴り倒しながら 助けに来てくれたりしてくれる。

また、パーティーの最後の一歩を踏み出すきっかけになる発言を多くする。
このため「縁の下の力持ち」という言葉がぴったりなキャラであり、パーティーを前に引っ張っていくマールとは真逆な立ち位置にいる。
一部のファンからは「裏ヒロイン」や「真ヒロイン」とも言われている。


【人物像】

ヒロインとして様々な属性を持つキャラクター。
その属性は本当に多く、幼なじみから始まり、眼鏡っ子に天才科学者、お転婆、ツンデレ、お姉ちゃんと 掘り下げれば掘り下げるほど出てくる。

「天才」を自称し高笑いする姿が度々登場するが、基本的には努力家であり、発明と技術向上に全力をかける姿は大人顔負け。
それらは過去のあるトラウマを克服するための反動だったりする。

弱い自分をひたすら隠し、強がっているところが多くある。
が、 お酒を飲んでタガが外れたりすると途端に絡んだり甘えたりしてくる。
また、クロノが生き返るイベントでは(条件次第だが)抱きついて泣きじゃくる姿を見ることができる。


「あんたがいない間……
 すっごく大変だったんだから……」
「……マールがね……とっても……
 ……でも……私だって……」
「……ねえ、クロノったら!
 聞きなさいよ!」
「ホントに……バカなんだから……」

根っこはドコにでもいる普通のか弱い女の子。


【戦闘面における活躍】

使用している武器は銃とハンマー。
いわゆる遠距離タイプで、敵と離れているときは『めいちゅう』で補正をかける射撃を、近距離なら『ちから』で補正がかかるハンマーで殴る、と、攻撃に関しては扱いにくいキャラ。

……かと思いきや、最強武器が多少の補正ならガン無視出来るむらっけ有りな武器なため、たまに前衛を超える破壊力を叩き出したりする。……無論、逆もある。

彼女の本領は魔法。属性は火。
所謂、魔法使いキャラであり、序盤は線攻撃や眠り攻撃、混乱攻撃などを覚え、中盤、終盤は高い火力で広い範囲を一掃する魔法を覚えていく。

素の魔力の高さから高い火力を持ち、『れんけい』によってさらなる火力を誇る。序盤はマールとの連携が主だが、終盤は様々なキャラと連携が出来る。
エイラの三段蹴と『れんけい』した炎の三段蹴などは、作中屈指の破壊力を持つ。

欠点はその燃費の悪さと「すばやさ」の低さ。

最大MPが99で固定の本作において、魔法主体は相当キツい。
雑魚でMPを使いきったり、ボス戦途中でMP切れが起きるのもざら。
だが、アイテムが豊富なためあまり気にならないかもしれない。

一応「すばやさ」をアップさせたりMP消費を抑えたりする装備品も存在するため、それらでカバーすることも可能。
そのせいで属性吸収や状態以上耐性を犠牲にしなければならない場面もあるかもしれないが、背に腹は代えられない。
特にMP消費を1/2に抑える「シルバーピアス」や1/4に抑える「ゴールドピアス」はルッカをPTに組み込むならぜひとも欲しい装備品だろう。

【緑の夢イベント】

ルッカを語る上で外せないイベント。
時間改変の重要さと怖さを表している。





以下、ネタバレを含みます





このイベントは、中世にいるフィオナの願い、砂漠の大地に緑の復活を叶えた時に起こる。

ルッカは深夜に目が覚め、何かに導かれるように一人、散歩に出かける。

その先には、ゲートがあり、ルッカはそこに飛び込む。

ゲートの先は、ルッカの家。辺りには日記が落ちており、ここがルッカの過去と言うのが分かる。

居間に出ると、そこにはまだ歩いている時のララの姿が。その近くには、タバンが開発していた大型機械。
掃除かなにかをしていると、ララの服が機械のベルトコンベアに引っ掛かり、取れなくなる。

と、その時、機械が動きだす。

ベルトコンベアに引っ張られるように機械に近付いていくララ。

必死に引っ掛かりを取ろうとしながら、幼いルッカに機械を止めて!と叫ぶララ。
まだ機械に疎い幼いルッカは慌てるばかり。

現代から飛んできたルッカの行動は……!
このイベントは二通りの結末がある。
1つは、解除キーを入力してララを助ける結末。
もう1つは、解除キーを入力せず、ララの足が動かなくなる結末。

全てはプレイヤーの裁量次第だが、どちらを選ぶだろうか。

ルッカは今まで、ララのような事件を二度と引き起こさないために科学者になる決意をし、科学の勉強をしてきている。

これは史実通りにララの足が機械に巻き込まれると、その後の日記で分かる。

現代から飛んできたルッカにとって、ララの足を救う絶好のチャンスである。
絶対に叶えられない願いを叶えるチャンス。

だが、ララの足が機械に巻き込まれなければ、もしかしたら今の自分はないのかもしれない。

物語の一番最初で、マールは時間改変の結果、一度消滅している。もし、この時間改変の結果、同じ事が起これば……。

恐怖はつきない。

ちなみに、解除コードはタバンの妻の名前『ララ』を入力するのだが、入力するのは『RARA』ではなく『LALA』。大抵の初心者が引っ掛かってしまう入力操作での罠。

ララを助けると、ルッカはベッドに突っ伏して泣いた後、ゲートから現代に帰る。

この時、ルッカの日記を読めるのだが、そこにはたまたま機械が止まったから良かった。次はないかもしれないから、科学の勉強をする、と言った事が書かれている。

結局は、今の自分と同じだが、そこには明確な差がある。

ルッカのように時間旅行をしている人が自身の過去を変えた場合、元の結末を知る自分と、その結末を知らない自分が生まれることになる。

つまり、改変した歴史上において、結局自分はいない存在なのである。

そして平行世界にシフトした場合、どうやっても、元の世界に戻ることは出来ない。

……科学者のルッカは、それに気付かないことはないだろう。

またロボを修理し最も心を通わせた間柄ゆえか、ロボの出生に関わるジェノサイドームのイベントでは彼女がいると内容が若干追加される。



【『クロノ・クロス』における活躍】

実はOPで一瞬似顔絵が映っている。



また、本編中に頻繁に名前が登場するが、幻影体以外の本人の出番はない。
ルッカ本人は、本編の敵である「ヤマネコ」に既に殺害されている。
その関係でキッドはヤマネコを酷く恨んでいる。


【『ゼノギアス』での活躍】

クロノ・クロスのメインスタッフが製作に携わったゼノギアスでもゲスト出演。
メモリーキューブ(セーブポイント)の解説を行ってくれる。
……が、ちゃっかり金を要求してくる。




追記、修正をお願いします。

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