ユウ・カジマ

登録日 :2009/08/04(火) 22:09:53
更新日 : 2017/03/10 Fri 13:56:48
所要時間 :約 7 分で読めます




セガサターンの「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」の主人公

所属 地球連邦軍
性別 男性
階級 少尉 23歳 (0079)
   大佐 37歳 (0093)
CV (原作ゲーム)なし
  山寺宏一
  諏訪部順一




そうだよ、そうなんだ!誰にだってわかってることじゃないか!こんなところで地球に育む生命の歴史を終わらせちゃいけないってことぐらい!!




名前の「ユウ」は、プレイヤーを指し示す「you」から来ている。つまりプレイヤーの分身として意識されたキャラ。
そのため原典となるSSのゲームで彼が喋る事は無い。…が、これを他のゲームスタッフは「ユウが無口」と取ったのか、
CV付ける手間が省けてラッキーと取ったか、昔のGジェネや、ギレンの野望と言ったゲームでは
CVを付けずに、音声が要らないテキスト部分でも「…」を多用し、最低限の事しか喋らない「無口」というキャラで描写した。
PS2の「めぐりあい宇宙」等で音声が付き始め、近年のゲームではよく喋る。
ちなみに小説版や漫画版では普通の青年で、寡黙ではない。

↓彼の物語


宇宙世紀0079年
戦闘機パイロットとしてサイド5のルウム戦役に参加していたユウはMSの強さを肌で感じMSの必要性を訴えMS「ジム」のテストパイロットになる
地球連邦軍にとっての新兵器であるモビルスーツの運用を試験するための小隊(地球連邦軍第11独立機械化混成部隊、通称モルモット隊)に配属になったユウは、ある作戦で蒼い塗装をされたモビルスーツの襲撃を受ける。その機体は味方であるはずのGMタイプであった。

異常なまでの機動力と攻撃力を持つその機体を何とか撃退することに成功したユウたちモルモット隊であった。だがこれは、彼らと蒼いモビルスーツとの因縁の始まりに過ぎなかったのである

ジオンの攻撃を受けたミデアの援護に向かうユウたち
そこに現れたイフリート改とジオンの騎士と名乗るニムバス
そしてミデアの中から現れたあの蒼いGM

なんとかニムバスを撃退し基地で新型MSを受領するが、それは蒼いGMであった
蒼いGMは正式名称ジム・ブルーディスティニーといい、EXAMシステムという謎の多いOSを搭載している実験機であった
BDのテストパイロットとなり確実に戦果をあげていくユウ
キャリフォルニアベースで再びニムバスと戦いイフリート改を撃破するが、BDもEXAMが搭載された頭部を破壊されてしまう



破壊されたBD1号機の代わりに、新型のブルーを受領しようとするが、ニムバスが現れて連邦に亡命したクルスト博士を殺害しBD2号機を強奪して宇宙へと逃亡
残されたBD3号機でユウたちはニムバスを追う


そしてサイド5のEXAM研究施設で、サイド5宙域で戦うユウとニムバス
ユウはサイド5に帰ってきたのである
ようやく明らかされるEXAMの謎
激突する2機のブルー


ユウはニムバスを倒すが、二機は爆発の光に包まれる




以下ネタバレ














先述したとおりユウはゲームの主人公であるため今までのミッションのクリアランクにより結末が異なる
全ミッションをAランクでクリアすると
ア・バオア・クー戦にジム・コマンドで参戦、生還している

ちなみに、
「不死身の第4小隊がブルー同士の戦いを目撃しており、サウス・バニングが上層部に報告したのだが、闇に葬られた。」
という漫画が、ブルーの漫画版を担当した作者によって描かれている。



そして時はめぐり宇宙世紀0093年

かつてジオンのエースとして活躍し、またクワトロ・バジーナと名乗りブレックス・フォーラらと共にエゥーゴでティターンズの横暴に立ち向かったシャア・アズナブルはネオジオンを結成。
サイド1のコロニー、スウィートウォーターを占拠しエゥーゴ主導になったが腐敗したままの地球連邦軍に宣戦を布告した
小惑星5thルナを地球に落下させる作戦に出たシャアをブライト・ノア大佐率いる地球連邦軍外郭部隊ロンド・ベルは必死にこれを阻止しようとしたが、連邦政府の拠点ラサに落下してしまう

さらにシャアは5thの次に小惑星アクシズを落下させ地球を寒冷化させて人類を粛清する作戦を行おうとしていた
アクシズに急行したロンド・ベルは核ミサイルによる破壊を試みるも、失敗しアクシズは地球への落下コースをたどっていた
アクシズの異変に気づきアクシズで戦う連邦部隊の中に"彼"はいた
「いつまで人はこんな戦争(こと)を続けるつもりなんだ…」
一年戦争当初から戦い続けている"彼"の言葉にはどれだけの思いが込められているのだろうか

その時ロンド・ベルによりアクシズの分断に成功するも、二つに割れた破片の一つが、大気圏への突入を開始した
という通信が入った
『これ以上の作戦遂行は無駄です!残念ですが、半分は地球へ…』
「無駄なものか!」
オペレーターからの言葉にそう"彼"は叫び、自機のバーニアを全開にして、アクシズの先端へ向かっていく
そこで見たのはアクシズを押し返そうとする多数のMSの姿だった
GMVやジェガン、敵であるはずのギラ・ドーガまでいる
『離れろ!こんな事に付き合う必要はない!』
νガンダムを駆るアムロからの悲痛の通信が届くが、1機もそこを離れようとはしない。"彼"もまた、アクシズを押し返そうとしていた。
「そうだよ、そうなんだ!誰にだってわかってることじゃないか!こんなところで地球に育む生命の歴史を終わらせちゃいけないってことぐらい!!」



アムロでもシャアでもない、地球連邦軍大佐としてでもなく一人の戦い抜いた人間として"彼"、ユウ・カジマはそう叫んだ


だがアクシズ先端のMSは大気との摩擦熱とオーバーロードで既に限界に達していた
「限界か…!」
その時落下するアクシズの先端から蒼い光が発せられ取り付くMS達を弾き飛ばしていった

その時にユウは人の温かさを感じたとも、かつて自分が14年前に駆った蒼いMSと一人の少女のことを思い出していたともされている
「蒼い宇宙の彼方」 に一体彼は何を見たのだろうか…
ちなみにアクシズに弾かれたギラドーガの手を掴んだジェガンがユウ機だとされている


グリプス戦争時の所属は不明だが、0093時の大佐という階級になることができたことを考えるとエゥーゴに所属していたと思われる。
一部ゲーム作品でも、連邦やエゥーゴ所属になる設定の物が多い。
そして少尉から大佐というのは連邦軍パイロットとしては異例であり、先述のとおり0093時まで生き残るほどの実力、シミュレーターでアムロのガンダムとの戦いにBDを使ったとはいえ勝利するほどの腕の持ち主でもある
*1

一年戦争時の撃墜数はとんでもない数字と思われるがEXAM事件が闇に葬り去られたのと同時に、撃墜記録も破棄されたためランキングには載っていない

なお、これらの設定や話の流れは元がキャラ設定が特にないゲーム作品という関係上、
大筋は同じものの、コミカライズやノベライズ、リメイク等で描写や性格がやや異なる。
二つある小説でキャラが完全に異なるニムバス程ではないものの、ユウも作品によっては別の一面を持つことも多い。
特にアクシズ絡みのイベントは小説版が元ネタとなっている。

○登場作品
小説
ガンダムレガシー
宇宙 閃光の果てに if
ギレンの野望シリーズ
Gジェネシリーズ
ガンダムバトルシリーズ
機動戦士ガンダム
めぐりあい宇宙
ガンダム戦記など

○搭乗機
FF-4 トリアーエズ
RGM-79 ジム
RGM-79G ジム・コマンド
RGM-79(G) 陸戦型ジム
RGM-79DO ジム・ドミナンス
RX-79BD-1 ジム・ブルーディスティニー
RX-79BD-3 ブルーディスティニー3号機
RGM-79GS ジム・コマンド
RGM-89 ジェガン

ジム、コマンド、陸ジムは同時期に搭乗していた機体なのだが、上記の通りのコミカライズ等で描写が異なるためか、作品によって異なる(そもそもゲームの時点で扱いはジムだが外見はG型であり、カラーリングはGS型というややこしい事態になっているためだろうか)。
また、ジムではあるもののやや外見が異なっていたり、コマンドが先行配備型であったりとこれらですら設定が異なることが度々ある。

セリフ
「ニムバス、傲慢さを償え」
「蒼い宇宙にあるのは…憎しみだけではない………」
「お前はマリオンではない…EXAMだ!」
「その傲慢さを償え…」
「俺は俺の意志で戦う」
「今はただ戦うしかない」
「…………っ!!!」
「そうまでしてもお前は彼女を…マリオンを支配したかったのか…!!!」
「終わりだ…ニムバス・シュダーゼン!」
「EXAMが、俺を戦場に駆り立てる」
「五分以内にケリをつけよう」
「…仕方ない」
「…バカなことを」
「過ちは…繰り返させない」


PSソフトの「ギレンの野望ジオンの系譜」において、同郷出身ということでスタック会話があるのだが…、
この頃は「ユウは無口」という設定にされており、「…」としか返さないのだが、
レイヤーは色々と察してお互い頑張ろうと鼓舞してくれるのだった…。 *2
ギレンシリーズでは明確に無口キャラにされており、フィリップもサマナもそれを前提に会話しているのが面白い。


Gジェネ魂でザクUJ型に乗せると白い滷獲仕様になる。


?「私について追記、修正することがあるやつは死んでしまえ!」
ユウ「おまえはマリオンじゃないEXAMだ」
EXAM「!!!!!」

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