仮面ライダーザビー

登録日:2009/06/27 (土) 21:31:36
更新日:2024/02/10 Sat 22:31:10
所要時間:約 4 分で読めます




仮面ライダーカブト』に登場する2号ライダー。
スーツアクター:伊藤慎、渡辺淳(ガタック共演時)

仮面ライダーカブト

矢車想加賀美新影山瞬三島正人(1回だけ)の計4人が変身(公式ではないが5人目として田所さんがライブステージで変身している)。
ゲームでは三島以外は使用可能である。

適格者は身体にザビーの紋章が浮かび上がり(中盤以降なかったことに)、同時に精鋭部隊「シャドウ」の隊長も任される。
変身者はザビーゼクターが選ぶが、条件が厳しい(?)のか変遷が激しい。*1


第6〜33話、44話に登場しているスズメバチをモチーフにしたライダー。ザビーはTHE BEEと書くが、スズメバチはWASPでBEEはミツバチを指す単語。MFの複眼は蜂の巣を思わせるハニカム構造である。

武器が一切ないのでパンチ、キックを主体にした格闘戦を行う。(設定上は専用のゼクトマイザーを持つが本編未使用。マイザーボマーはハチ型のザビーボマーで、食品玩具バンダイキャンディートイにて登場。)

キャストオフ時の音声は『CHANGE WASP』。

ライダーフォーム時は左腕に装備したザビーゼクターがパンチ力を強化する針となる。
軽装な分、カブトや他のライダーに比べ動きが俊敏なのが特徴。

ZECTにとって危険因子になったカブトを抹殺(多分変身者だけだが)する為に開発したライダーである。
劇中の台詞から開発自体は進められていたようだが、カブトがZECTにとって予想外の敵となってしまった為、急遽開発を急いだような描写がある。
専用バイクのマシンゼクトロンが量産型であったり、目立った武器がないのもその為かも知れない。

何かと弱いイメージがあるが初期はカブトと互角に渡り合ったり、変身する人によってはワームを必殺技無しで倒したりしているので決して弱くはない。っていうか影山が…

武器が少ない分、変身者の能力などがダイレクトに反映される。また戦闘スタイルも変身者によって大きく変わっている。

必殺技は左腕のゼクターニードルから放たれる「ライダースティング」で約17tの破壊力を持ち、相手を原子崩壊させる。
劇中ではサナギ体ワームを次々に倒すシーンやカウンターで倒すシーンがある。

またカブトがまともに食らった数少ない必殺技(ただしカブトが余所見してたり数の暴力だったりするが)でもある。
ただしダメージを負わせてはいるものの特に変身解除される事なく戦闘を続行してたりするので、直撃してるのに仕留められない微妙な威力ということに…やっぱ影山が…


劇中は初めこそカブトのライバルかつエリート的な立ち位置でデザインの良さもあり活躍が期待されたが、
加賀美初変身回をピークに他のライダーが次々現れていく内に噛ませ化、いらない子的な扱いをされ始める。

そして第33話でキックホッパーと入れ替わる形で降板。第44話で影山が変身し再登場するもすぐに返り討ちにされ、影山から資格を完全に剥奪、以後ザビーに変身する人間は二度といなくなった。
この時、ザビーゼクターは矢車とよりを戻そうとしたが軽くあしらわれている。

ドレイクやサソードには終盤見せ場があったがザビーにそんなチャンスはなく、もっぱらパーフェクトゼクターの強化パーツとしてゼクターが飛んでくるしか出番はなかった。


劇場版でも矢車を適格者として登場し、ゼクトの戦力としてネオゼクトと戦うがヘラクスとの勝負に敗れている。



適格者の条件が厳しい(らしい)わりに、変身者が後半やさぐれたりヘタレだったりと、変身者に恵まれないライダーであるように見えるが、その変身者を選んだのはザビーゼクター自身であり、
しかもコロコロと資格者を乗り変えた末に誰も資格者がいなくなるという末路を遂げたので、尻軽で人を見る目がないザビーゼクターの自業自得ではないかという意見もある。
影山が敗れた際に自ら天道の元に飛んでいった描写から、恐らく天道も資格者の素質があると思われる。
モモタロス「都合が悪くなったらコロコロ資格者、替えるのかー!」

因みに装着者によって戦法は微妙に違い、
  • 矢車:得意のパンチ以外に、蹴りなどを織り交ぜたキックボクシングに似た総合スタイル。
  • 加賀美:勢い任せのケンカスタイル。
  • 影山:ボクシングに似たパンチ主体の残念スタイル。
  • 三島:手数より重い突きを重視した空手スタイル。
戦力的には、

三島>矢車>加賀美>>(越えられない壁)>>影山

といったところ。2m近く垂直跳びとかやらかす三島に至ってはライダースティングを使わずともパンチ数発の連打で成虫ワームを撃破する。
恐ろしく強い。


仮面ライダーディケイド

第16話に登場。変身者は眼帯を身につけた男、弟切ソウ。
部下のアラタが変身するガタックと協力してワームを撃破しただけでなく、ディケイドを相手に有利に立ち回り、ファイズ・アクセルフォームにフォームライドしたディケイドとも互角に戦う。

さらには腕からニードルを発射するという新技も見せてくれたが、後から現れたカブトにあっさりあしらわれて変身解除。

その後ソウがソウジを擬態したワームだと判明、以降は全く変身されなかった。

そののち、カブト撃破のためクロックアップを停止するクロックダウンシステムを作り上げるも最終的には破壊され、最後はカブトとディケイドのディケイドメテオで爆散した。


余談だが、元ザビー変身者達は全員ザビー変身後に別の姿に変身している。
矢車想(キックホッパー)
加賀美新ガタック
影山瞬(パンチホッパー)
三島正人(グリラスワーム)
弟切ソウ(フィロキセラワーム)
田所修一(ネイティブ)


サソードと共に、超クライマックスヒーローズへの参戦が決定した。

そして2020年、遂にガンバライジングに登場。そのカードには驚きの演出がある。何と、矢車ザビー、影山ザビー、三島ザビーが一枚のカードになっており、カードをレーンに置くたびにランダムで三人のうち1人が選ばれるのだ。しかも三人全てバースト面の必殺技演出が違う。ただこのカードはレジェンドレアなのでキャンペーンカードの仮面ライダー雷、同じくレジェンドレアのオーズサゴーゾコンボ、コヨミ白魔法使い、ドライブタイプスペシャルと共にバーストライズ4弾のスキャンコンプリートの難関となっている。

2023年稼働のガンバレジェンズにも参戦したが、こちらは変身者が矢車で固定されている。



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最終更新:2024年02月10日 22:31

*1 一応ZECTに所属する人間のみを資格者として選定するように設定されていたらしいが。