矢車想

登録日 :2009/06/27(土) 00:47:11
更新日 : 2017/08/04 Fri 16:15:12
所要時間 :約 6 分で読めます




仮面ライダーカブトに登場する、元シャドウの隊長もとい、最初のザビーの資格者。

演:徳山秀典

カブトに続いて二人目のライダーであり、初登場早々に、ゼクトルーパー隊(シャドウ)との連携プレーを見せ、華麗にワームを倒すという腕を見せた。

冷静で真面目な性格。チームプレイを大切にし「完全調和(パーフェクト・ハーモニー)」をモットーとしている。それ故に部下思いであり、影山瞬をはじめとしたシャドウのメンバー、更には加賀美新から絶対的な信頼を得ている。

料理が得意で、得意料理は麻婆豆腐天道総司といい勝負をし、審査員であるひよりの好み(天道は冷や奴を作ったがひよりは冷たい物が苦手だった)の差で勝利もした。

戦闘センスも高く、天道との直接対決では互角の勝負を演じ、隙を付いたとは言え一度はカブトを破るほどの実力を見せた。

しかし、カブト抹殺の命を受けそれに執着してしまうあまり、部下を見殺しにしてしまったことからザビーゼクターから資格を剥奪された。
その後、天道に麻婆豆腐を作り、自らの行いを反省。天道とライバルの関係を維持したまま行方をくらましたが…。

元部下がワームに次々と殺されていってることを知り、内通者を探すため、調査をしていた。
そして、部下の一人であった影山を必死で守ろうとしていたが、その影山に騙されていた事を知り、怒りを露わにしていた。
それでもシャドウのメンバーに入れてもらうよう頼んだが、軽くあしらわれてしまい、そのまま退場した。

劇場版ではシャドウの隊長として登場。
総隊長である大和鉄騎の右腕として活動する。パーフェクトミッションを掲げ、常に嫌味たらしいニヤケ面をしている。
ザビーとして変身するものの、ヘラクスとの戦闘で必殺技・ライダービートの直撃を受け完全なる死を迎える。


仮面ライダーザビー
蜂型のザビーゼクターによって変身した姿。
キックボクシングをベースとした戦法で、天道やワームを追いつめた。その実力は全ZECTライダー中最も武装が少ないザビーでありながら、矢車の戦闘センスも相まってかなり高い。
必殺技はライダースティング。

【名台詞】
『これがパーフェクトハーモニー、完全調和の精神だ』

『我々は人類の平和の為、ワームと戦っている』

『待ってくれザビーゼクター……戻れ……戻れー!』

『この俺に…完全なる死が訪れるとは…』



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暫く行方をくらましていたが、中盤を過ぎた頃に再々登場を果たした。




ただし……




「パーフェクトもハーモニーもないんだよ……!!」







何があったのかは劇中では語られていないが、完全調和の精神を捨て去り、ボロボロのコート、左足のブーツに拍車を付けて……。

キックホッパーとしての初陣では蛹ワームをライダーキックで一蹴し、影山も倒した後は天道に対しても戦いを挑み、
その実力が健在、あるいはそれ以上であることを見せつけた。

シャドウにもワームにも裏切られて失意の底だった影山を救い、彼を自らの弟としてパンチホッパーのゼクターを託すことに。
未練がましく光を求めようとする影山を諭す場面が多いものの、そのコンビネーションは揺るぎない。

それからは、どこに属するでもなくワームやライダー達に戦いを挑んでいく。
時に、自分と同じ闇を持つ間宮麗奈に惚れたことがあったが、その後ワームと化した麗奈に消し吹っ飛ばされた。
またある時はミサキーヌに振られ落ち込んでいた神代剣を弟にしたり、天道に再び料理対決を挑むも天道に約束を忘れられてしまったり、
3兄弟仲良くカッシスワーム(ディミディウス)に吹っ飛ばされたりしている。

その実力を見込んで田所から再びザビーゼクターの装着者になることを依頼されるが、これを一蹴。
結局影山が再びザビーに変身するが、カッシスワーム(グラディウス)にあっさり負けて再び見放され、
今度はザビーゼクター自ら矢車の下に向かうも拒否。以後ザビーゼクターはパーフェクトゼクターのパーツと化す。

影山を諭しつつも珍しく本気になり、天道、加賀美と協力してカッシスワームを撃破。
光を求めた自らへの戒めとして自分を鎖で縛り天道からの協力要請も断るが、
カッシスワーム(クリペリウス)率いるワームの大群を見て放ってはおけず、影山との連携でこれを全滅させた。

最終的には自分たちなりの光を求めるため、影山と共に白夜を見に旅立とうとしたが、
その影山がネイティブ化してしまったことを知り、彼の願いに答えてライダーキックを放った
*1
その後は影山との約束を守るために白夜を見に行く旅を始め消息不明となる。

その後、弟とかコブラのライダーとかと一緒にイマジンに転生したり、新しい弟と妹をつれて、ブレイク限界な金ピカの光り輝く戦士となっていた。
さらにその後、影山と共に、地獄兄弟として超古代の戦士世界の破壊者の前に再び現れた。



仮面ライダーキックホッパー




スーツアクター:永徳

再び姿を現した矢車が変身した姿。
ホッパーゼクターをベルトにセットする事で変身する。マスクドフォームが存在せず、変身すると直接ライダーフォームになる。
キック主体の戦い方で、多くのワームを沈めてきた。こちらも武器無しにも関わらず中身が矢車なのでかなり強いライダー。
後にガタックを爆殺したキャマラスワームを翻弄し、暴走回路で自我を失い加賀美でも抑えられなかったカブトをも止めて見せた。
必殺技はライダーキック。脚部のジャッキによる高高度のライダージャンプから放ち、更にジャッキを活かしてキックの反動で空中に戻り、再び相手に蹴りを放つ連続キックが可能。
なお、変身に使用するホッパーゼクターは影山のものと全く同じで、ベルトに差し込む方向を変えるだけで設定上パンチホッパーにも変身できる。
ただし自身の戦闘スタイルに合わないためか、矢車がパンチホッパーに変身することはなかった。
平成ライダーでは珍しいバッタモチーフのライダーであり、そのデザインは石ノ森プロも絶賛していたという。


登場当初からは想像がつかないくらいの後半の強烈なやさぐれ具合から、ダディ妖怪ぼたんむしり共々平成屈指のネタキャラ扱いされている。

しかしその実力は本物であり、天道に対して戦いにおいても料理においても唯一互角以上に戦ったライバルキャラである。

設定上は専用のマシンゼクトロンを持つが本編では未使用。

ちなみに矢車がホッパーゼクターをどこから持ってきたのか、何故開発されていたのか?ということは劇中では謎のまま終わってしまった。
一応、カブト超全集等ではカガーミンのパパが『赤い靴』とは別系統の対ネイティブ用兵器としてひっそり作っていた物を矢車に渡したと推察している。
……実力的には間違っていないが、仮にやさぐれた後だとすればよく渡す気になったな。


仮面ライダーディケイド』での登場
第2・3話:『クウガの世界』で鳴滝が召喚。オリジナルライダーの中でメッセンジャーである紅渡を除いて誰よりもいち早く弟と共に出演した。しかし鳴滝の狙いであるディケイドを攻撃するどころかクウガを攻撃し始めたため、鳴滝によって強制的に送還された。
オールライダー対大ショッカー:王蛇(浅倉威)と共に本人声で登場。面白いと大ショッカーに荷担し、ディエンドが召喚したパンチホッパーと戦った。DC版ではパンチホッパーとの戦闘シーンが更に追加されている。

PS2版仮面ライダーカブトでは製作スタッフがあの連続ライダーキックに衝撃を受け、演出をリテイクしたと言う逸話がある。
このゲームではややクセの強い性能だが、劇中同様の連続ライダーキックによる火力と高性能コンボ(無限もあり)を持ち、屈指の強キャラ。

演じた徳山氏が特撮好きのためか、その後のライダーゲームやゲスト出演等でも高確率で本人が演じている。
忙しい中出演してくれるのには頭が下がる一方である。(ちなみに現実でも弟とは番組終了後も折に触れて連絡をとっているとか。さすが地獄兄弟。)


【名台詞】
※やさぐれた後の名台詞


『もう、パーフェクトもハーモニーもないんだよ…!!』

『……どうせ俺なんか…』

『……お前はいいよなぁ…』

『今……誰か俺を笑ったか?』

『地べたを這いずり回ってこそ……見える光があるんだ……』

『影山……俺と一緒に地獄に堕ちよう……』

『相棒……やっぱりお前は最高だよ』

『今の俺に……豆腐は眩し過ぎる』

『……お前は良いよな影山…まだ正義の燃え粕が残っていて』

『俺の相棒を笑ったのはお前か……?
俺も笑って貰おう。……変身!』






……楽しみだよ真っ暗闇のw


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