解放された者、カーン > Karn Liberated(MtG)

登録日 :2011/05/13(金) 23:22:16
更新日 : 2016/10/17 Mon 19:29:53
所要時間 :約 6 分で読めます




解放された者、カーンはマジック:ザ・ギャザリングの登場人物(人ではないが)の一体である。

初登場時はクリーチャーだったが、新たなるファイレクシアで登場した彼はプレインズウォーカーである。

彼は古くからマジックをやってる人にとってもお馴染みのキャラクターである。

彼はウルザに作られ、ウェザーライト号と共に戦い、スロバッドに関わり、ヴェンセールに「私を追うな」と言い残してプレインズウォーカーの灯を使い、どこかに消えた…。


しかしいつの間にやらミラディンの次元奥でファイレクシアに発見され、「ぎらつく油」と共にミラディンにおける新しいファイレクシアの代表にされかけていた…。

だけど何故か灯が戻った。

その灯が戻ったカーン。
それがこのカードである。

さて、詳細を見てみよう



解放された者、カーン

プレインズウォーカー カーン
新たなるファイレクシア 神話レア
+4 プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札にあるカードを1枚追放する。

-3 パーマネント1つを対象とし、それを追放する。

-14 解放された者、カーンにより追放されたすべてのオーラでないパーマネント・カードを別にして、ゲームを再び開始する。その後、それらの別にしたカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。

忠誠度6

なんか一つ明かにおかしいのがある気が…。

まず+4効果。
これはリリアナ・ヴェスと似ており、違いは追放する点。
そのためリアニメイトには使えないが、相手も使えなくなるため、メリットにもなる。
相手の手札が無いときは自分の手札も追放出来る。
現在の環境ではジェイスが暴れているためまず腐る心配は無いが。
しかも忠誠度+4。
エルドラージが突撃してこない限りまず倒れなくなるのはありがたい。
ただし選ぶのは対象となったプレイヤー。
触れられざる者フェイジを追放されたら最終奥義が使えなくなる

-3
パーマネント1つを対象とし、それを追放する。

…もう一度見てみよう。 追放する。
しかも対象はパーマネントである。

…気付いただろうか?
問答無用でプレインズウォーカーを追放出来るのである。
また、ヴァラクート等の土地も追放出来る。
これを最初に使うと稲妻で一撃死するラインに入ってしまうが、十分な効果である。
寧ろ結果的にコイツに撃たせてる時点で1:2のアドバンテージが取れてる。

ただし、墓地には送らないので同じ弾に収録された外科的摘出で根こそぎ消せなくなるのは注意。

-14
解放された者、カーンにより追放されたすべてのオーラでないパーマネント・カードを別にして、ゲームを再び開始する。その後、それらの別にしたカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。

分かり辛いから説明すると、
まずカーンにより追放されたオーラ以外のパーマネントを別にする。

それ以外のカードをお互いに全部デッキに戻して、ライフを20、毒カウンター0、手札7枚、紋章取り消しにしてゲームをやり直す。

カーンによって追放されていたカードをカーンのオーナーの戦場に出す。

カーンのオーナーから先行で再スタート


ふざけてるのか?

まず、最低限二枚は追放されている筈なので、それを出した状態で開始する時点でアドバンテージが取れてる。

もし-3を使っていた場合、ゲーム再開した直後からジェイスやらエムラクールやら、タイタンがいる状態になる。
普通投了する


以上のようにどの効果もかなり強い。
そして更に注目すべき点が
マナコスト7

無いよ?

つまり無色である。
と言うことは、7マナさえ出せればどんなデッキにも入るという訳である。

因みに元のカーンはアーティファクトだったが、今回はエルドラージとおなじくアーティファクトじゃない無色。
注意しよう。

当然レアリティは神話レア。
しかも他の同じ弾の神話レアにはタイタンと違って使い辛い法務官、余りにも残念臭がする刻まれた大怪物
メリーラ「私と一緒に使ってよ!」

と来ているため、早くもかなり高い値となっている。


しかし唯一とも言える欠点の重さがある。

しかしそれさえ何とかすれば活躍は間違いないだろう。

因みに銀のゴーレム カーン、つまり昔の姿とも同時に戦場に出れる。

また、ヴェンセールとも夢の共演が出来る。

ヴェンセール、カーンと来たのでウルザもいつか…と期待されてるとか。


余談であるが、彼は設定上「銀のゴーレム」である。
それを反映してか、フォイル版では背景ではなく、彼自身が光っている。



実に心憎い。

更にウルザランドでピッタリ出せれる。
明らかに狙っている。


以下彼が灯を取り戻した経緯のネタバレ












「機械の祖」としてファイレクシアに侵され、さらに「王」として監禁されていたカーンの下に、エルズペス、コス、メリーラ、ヴェンセールが到着する。
メリーラによって表面のファイレクシア化は治したが、心臓部分は治しようが無かった。
(これはカーンの心臓となるハートストーン、すなわち人格マトリクスが純正のファイレクシア製であることに由来する。)
そこでかつてカーンの友であったヴェンセールはメリーラに「俺の心臓は汚れてないか?」と聞く。
メリーラは汚れてないと答えた。

実はヴェンセール自身薬で生き延びていたため、カーンを探す旅で命が尽きると悟っていた。

そして彼は実際のカードを見て分かる通り、転送術に長けている。

そこで彼は覚悟を決め、カーンの心臓部分と自分の心臓を転送魔法で取り替えた。

そしてヴェンセールは命尽きた…。
正気に戻ったカーンは記憶を取り戻しヴェンセールの遺体を見て激怒

「ファイレクシアちょっとぶっ潰してくる」

そしてヴェンセールの遺体を守る為に二人のプレインズウォーカーとロリと共にファイレクシアが闊歩する世界に走り出した…。
ミラディン世界を元に戻す為に…。

機械と人間の関わりあたりでそれなんて桜が散らない島?
とか
どこのクラン?
それなんてエロゲ?と突っ込んではいけない。

因みにカーンの心(人格マトリクス)の元となったのは、ウルザを庇い死亡した女性型潜伏工作員「ザンチャ」である。

このザンチャも相当なオイシ…げふん悲壮感溢れるキャラクターである。
彼女はファイレクシアの潜伏工作員としてドミナリアへと送られるものの、穢れ無き性格に成長してしまう。
更には任務よりもファイレクシアの保管施設にある自分の「心」を取り戻したいと思うようになり、
これを精神異常と捉えられた彼女はにどうしようもない不良品として廃棄されかけるのだが、それを後のカーンの父ウルザに助けられる。
これが縁となりウルザの手助けをし、「心」を取り戻すまでに至る。
彼女はウルザにウルザが思う以上に多大な影響を与え、また彼女もウルザに徹底的に尽くしたのだが、コイロスの洞窟におけるかつてのファイレクシアの法務官ギックスとの戦いの中でウルザを庇い死亡。
そして彼女のハートストーン、すなわち人格マトリクスはマトリクスはカーンへと受け継がれたのであった。
(この心が後世にまで影響を与えようとは皮肉なものである)

それにしてもウルザさん、自分に尽くしてくれた女性アンドロイドの心を移植した新しい生命を作るとか
………ソレナンテエロゲ?


-3 荒らし、チ○ポUp等の迷惑行為を行った者を対象とし、それを追放する。

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