ラーテル

登録日 :2011/06/12(日) 21:29:00
更新日 : 2017/08/28 Mon 14:56:11
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あん?誰だアンタ?


ここらじゃ見ないツラしてんなぁ…アンタ、あたいが誰だか知っててこの縄張りに来たのか?あぁ?




ラーテルは食肉目イタチ科に分類される哺乳類の一種。
全長は80~100cm程。アジアやアフリカのサバンナ、草原、礫砂漠、森林と棲息域は結構広い。


イタチ科の動物は、なかなか特徴的な種類が豊富である。

そんな中にあって、このラーテルが持つ最大の特徴は──




無鉄砲さである。




「がるる!」


順を追って説明しよう。

彼女の身体は、肩や頭部から背中にかけて非常に高い伸縮性と防御性能を持った分厚い皮膚で覆われているのである。

その強固さたるや、 大型獣を仕留める獅子の爪牙缶を貫くヤマアラシの針 をも受け付けない。



ま さ に 装 甲


そんな高防御力もあってか、小柄な身体つきをしているにも関わらず、とにかく無鉄砲というか怖いもの知らずなのだ。


わかりやすく言うと、
ライオン相手にケンカを売る。
ライオンだろうが水牛だろうが、縄張りを侵す者には臆せず立ち向かう。仰向けにでもされない限りまず負ける事はないという。


さらに彼女の型破りさは留まるところを知らない。



「神経毒?あぁ、スパイスみてーなモンだろ?」


ヘビの毒が通用しないのだ。
彼女はその身体に神経毒の耐性を持っており、噛まれたりコブラ級の毒をごっくんしても数時間気絶するだけで復活してしまうのである。
むしろコブラなんか彼女のディナーです。

そんなライオンをも毒蛇をも恐れない大物っぷりから、 ギネスにより世界一怖いもの知らずな動物に公式認定された。 さすがである。

また、その勇猛さと頑丈さから南アフリカ軍には彼女の名を冠した装甲車が存在する。


さらに、彼女について特筆すべき事はもうひとつある。

彼女もそうコブラばかり食べている訳ではない。むしろ普段は、目についた小動物や果実なんかを 手当たり次第に 食べている。

そんな彼女の大好物、それが



ハ チ ミ ツ


そして、彼女には目敏くそこに着目した協力者がいた…!





「ご機嫌よう、ラーテルさん」



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エ、来訪



「お、姐さん。今日はどうした?困ってるみたいじゃねーか」

「こんにちは、ラーテルさん。それがですね、いい蜂の巣を見つけたのですが…その…私の力では崩す事ができませんの…」

「なるほどな。そういう事ならあたいに任せな!あたいがぶっ壊してやるよ!」

「まぁ!それは助かりますわ。ではラーテルさんにも差し上げますから、よろしくお願いできますか?」

「おっ♪サンキュー!それじゃ姐さん、早速連れてってくれよ。」

「ふふ…こちらですわ」



ラーテルは巣を容易に見つけられず、ミツオシエは巣を壊す事ができない。
そこでこのミツオシエという鳥は、ラーテルに蜂の巣の場所まで先導する代わりにおこぼれにあずかるという 共生関係 にあるのだ。
彼女の牙や鉤爪があれば蜂の巣などすぐ壊れるので、これは両者両得の友好な 共生関係 である。


(痛っ、痛ててっ!…ったく、あたいも顔まではちょっと守りきれないんだよなぁ…痛っ!)

(ふふっ、ここの蜜蝋が一番蜜が詰まっているんですのよね…ふふふふ…♪)


…………多分。


と、どう見てもあまり頭が良さそうには見えない行動スタイルだが、 実は知能そのものは結構高い
  • 保護施設で檻に入れていたら、金網を登って留め金を外し脱走した
  • 鍵を掛けたら穴を掘って脱走した
  • 爪をかけられないコンクリートの囲いに入れたら木を傾けて脱走した
  • 木を中央の一本だけにしたら掘り出した石を積み上げて脱走した
  • 養蜂家が巣箱をラーテルが絶対登ってこれないだろうと思う置き方をしても逃れられない
などの逸話が残されている。


あーラーテルたんもふりてぇ





なるほど…まぁ可もなく不可もない妥当な項目だな。


あら珍しい。どなたかと思ったら、クズリさんじゃありませんか。


あ…姉貴!?
いきなりどうしたんだ!?


ふっ…私の項目より先に、可愛い妹の項目が建ったと聞いたからな。ちょっと見学だ


わ、えーと…大丈夫だ!ほら、姉貴の項目もすぐ建つって!それより、こんな遠出してきて疲れたんじゃないか!?ち、ちょっと蜂蜜採ってくるな!姐さん!姐さーん!!


…相変わらず騒がしいな…とりあえずそこのアニヲタとかいう者、これは大事な私の妹の項目だ。追記・修正は丁寧に頼むぞ。

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