真ゲッターロボ!!異聞 Try to Remember

登録日 :2011/04/04(月) 00:00:45
更新日 : 2016/09/21 Wed 12:07:39
所要時間 :約 6 分で読めます






真(チェンジ!!)ゲッターロボには前日談である「クレーターバトル」という作品がある事はそれなりに知られているが、実はもう一つ前日談を描いた漫画がある事を君達は知ってるかい?

「スーパーロボット大戦トリビュート」に収録された知られざる物語
真ゲッターロボ!!異聞 Try to Remember」(作画:松本久志、脚本:今川泰宏、原作:ダイナミック企画)
をこの項にてご紹介しよう。

この物語は前編・後編・完結編で構成されているクレーターバトルと本編第一話の間を補完する物語なのだが、はっきりいって補完どころか謎がどんどん増えるばかり。
なにせ原作は今川監督なので仕方ないね。
これから書く事は訳が解らなさ過ぎて非常に読みにくいが、ご容赦願いたい。
何せ実際に読んでも何が何やら訳がわからないのだから。



前 編

物語はゲッター線収集基地……現在、月面監獄と呼ばれる所から始まる。
月面監獄で暴動が発生し、その首謀者は我らが流竜馬
竜馬の戦闘力たるや凄まじく、銃を装備した兵士に囲まれても全く問題ない。
というか明らかに銃弾を避けてる。
しかしランチャーを使われるとちょっとヤバいようだ。
しかしそのピンチに二人の男が駆けつける。
二人は「三泥(みどろ)」と「地獄」といい、竜馬によれば死んだハズの男達。
二人から武蔵からの伝言を伝えられる。

「ミチルは……生きている」


そして場面は移り、時を遡ること五年前にチェンジ。

ゲッターロボで浅間山に帰還する竜馬、そして三泥と地獄。
ここで早乙女博士の鬼畜の所業が語られる。

「インベーダーがまだ月に生き残ってるからお前ら帰ってくんな、月は隔離だ(意訳)」

逆に博士を月にぶち込んでやると復讐に燃える竜馬。
しかし、そこに新型ゲッターが二体現れた。
三泥と地獄はゲッターロボで攻撃を仕掛けるが、簡単に返り討ちに合う。
本編で狩られる対象だったゲッターロボGだが、本来ならこの通り旧ゲッターロボなんて話にならない性能、あらためて如何に竜馬が化け物じみたパイロットなのかが分かる。
そのゲッターG……ゲッターポセイドンに乗っていたのは武蔵と弁慶だった。
二人は竜馬を諭すが、竜馬は聞く耳持たない。

そして辺りの霧が晴れて早乙女博士登場。
猛然と早乙女に襲いかかる竜馬が駆るゲッター1、しかし瞬時にして現れたゲッターライガーに四肢を破壊される。

ライガーに乗っていたのは……なんと 早乙女ミチル !

ピンチに陥った竜馬は「昔のアンタならこんな事はしなかったハズだ!」と早乙女に叫ぶ。
ここで過去の回想が入り、それによるとあの事故の直後はミチルは生きていたとの事。
さらに回想は進み、月面に竜馬を行かせたのは「ゲッター計画」の為だったらしい。
「あんたは何を企んでいるんだっ!ゲッター計画とはいったい何なんだ!」

博士は「ゲッター計画は進んでいる、ほうれ…この通りにな」と返し、博士の背後には謎のカプセルと仮面を被った人影が。

そして今まさにライガーのドリルでトドメを刺されそうになる竜馬…だが、それは不発に終わる。
ライガーのコクピットのにいつの間にか神隼人が現れ、ミチルを射殺したのだ。
瞬間、背後のカプセルは割れて早乙女は憤怒の形相に。
早乙女はイカレた叫びを上げ、ついには怒りのあまり



巨 大 化 し た


「ふしゅううううぅううう!!!」



後 編

武蔵「な…なんてこった博士が…インベーダーだったとは!!」

巨大早乙女博士vsゲッター1、それは凄まじい戦いだった。
博士がゲッターに背負い投げをかましたり、トマホークを下駄で防いだり、ゲッターに目潰し、そして馬乗りになって下駄で殴打を繰り返した。

博士は、ミチルはインベーダーに寄生されており、そんなミチルが自分の中のインベーダーに気付く前にゲッター線で地球を満たし、ミチルを永遠に生かしたかったのだと言う。
この語りの隙に三泥と地獄のゲットマシンと合体し、ゲッター2に変形して博士に襲いかかるが、 博士はゲッター2より速かった
ちなみにゲッター2のスピードは マッハ3 である。
そして早乙女がちょっと機体をいじったら、なんと合体が解けた。

「バカなッ!」

この時、コクピットを潰され三泥と地獄は死んだ。

残るはイーグル号のみ、しかしあわやと言う所で博士の体が崩壊し爆発、竜馬とイーグル号は大気圏外まで吹っ飛ばされる。
そしてミチルの遺体と博士の残骸がイーグル号にまとわりついて、さながら巨大なミチルがゲッターに寄り添うような形となり、月に落ちていった……

ここで話は現在に戻り、再び目の前に現れた三泥と地獄に「何もかも終わったんじゃないのか!?」と問い質す竜馬。
三泥は言う「…いや竜馬、これから始まるんだよ!」

直後に爆発が起こる。

「来たぞ竜馬!やつだっ!」

爆煙の向こうに現れたのは、宇宙戦艦と化した早乙女研究所と、そこに元祖ガイナ立ちをして現れた早乙女博士だった!



完 結 編

宇宙戦艦早乙女研究所は月面にゲートを開き、はるか何万光年も離れた宇宙を漂流しているインベーダーを呼び寄せている。

早乙女「まずは月をインベーダーに完全支配させ、ここを前線基地とし!今度こそ地球を落とす!これこそがゲッター計画の真の第一歩よ!」

竜馬は先に月に流れ着いたミチル形の像が寄り添っているイーグル号に搭乗。
ちなみにこのとき、竜馬は宇宙の真空でも行動可能の描写がなされた。

宇宙戦艦早乙女研究所を敢然と立ち向かう竜馬、そして遂に早乙女博士を殺ったと思ったらインベーダーが機体に貼り付いてピンチに。
またしても窮地に陥るゲッター1と竜馬、しかしこの時、ミチルの意志が発現し、竜馬に「仮面」を手渡す。

「お願い…それを使って、お父様を…お父様を止めて…」
「そう…その仮面を號に…號に!」
「號…?號って誰だミチル…」
「號は私達の真のゲッター計画!!」
「そう…それだけが私達を救うゲッター計画!」

渡された仮面をかぶる竜馬。
う…おおおおぉお!チェンジ!ゲッタアァアァア……!!









ゼロォォォオォオオ!




ゲッター1が光に包まれ、光の巨人 ゲッターゼロ になった。

圧倒的力で早乙女を追い詰めるゲッターゼロ、しかしすんでの所で早乙女は地球にワープする。

ゼロの力が解けて、竜馬の手には仮面が残った。
そして竜馬は逃げた早乙女を追って地球に向かう。

ちなみに、三泥と地獄の正体は隼人と敷島博士だった

ここから第一話に繋がるのだ……


なるほど、さっぱりわからん。


チェンゲから今川監督が降板させられた理由とされる説の一つに「このままだとあまりにもゲッターとかけ離れ過ぎるから」と言う物があるが、さもありなん。
ずっと今川監督だったら良かったと言うそこのアナタ、もし機会があるならばこの物語を読んでみては?

ちなみにここまで読めばわかるが、この漫画はあくまで「今川監督が想定していたチェンゲの第1話」とでも言うべき内容であり、
氏の降板後に監督交代した方のチェンゲとは事実上繋がらなくなってるため、その点だけは注意。



もっと要領よく今川語を解読出来る方は編集願います

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