アヘ顔

登録日:2009/08/18(火) 17:59:23
更新日:2024/04/13 Sat 20:21:48
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アヘッ

女性が主に性行為の際に見せる白眼を向き、舌を出した表情の一つ。多くは口角が上がり、笑っているようにも見える。その性質上、大抵涎もセットでついてくる。
ラリ顔、アクメ顔とも呼ばれる。


◎概要

主に快楽による絶頂を迎える際に用いられる。
基本的にレイプや調教などのシチュエーションでよく使われる表現なので純愛モノで使われることはほとんど無いが、武田弘光作品など純愛物でもアヘ顔が見られる稀なケースもある。
まあいわゆる「実用性」重視でストーリー性は希薄だが。

非常に大袈裟な表現であり、人によってはグロテスクに見える等と嫌いな人も多いが、その見た目のインパクトにより絶頂をより効果的に表現出来るため愛好する人間も多い。

というかそもそもが「だらしない顔」なのである。ある意味顔面崩壊と言ってもよく、

人間として備えていて当然の羞恥心や理性すら吹っ飛ぶほどの快楽を与えられている…という印象を与え、普段からプライドが高い・または礼儀正しい…一言で言えば「お堅い」キャラクターほど、ギャップによって快楽の強さを引き立てることができる。

アヘ顔という恥ずかしい顔を晒してしまったという事実を突きつけられ後から改めて屈辱を味わうという恥辱的側面も。

エロ業界においては比較的新しいジャンルであり、有名になったのはむらかみてるあき監督のエロアニメ作品によるところが大きい。


◎用法

失神・気絶や放心状態を表す時にも使われる。特にレイプされた後に多い。
身体中を痙攣させながらアヘ顔を晒し、大きく開いた口からゴポゴポと泡立った精液やよだれが垂れる姿は至宝である。

基本的に二次元でよく見る表現だが三次元のAVでも「絶頂ラリアクメアヘ顔!!」などというフレーズの作品が販売されている。
だが蓋を開けてみると普通の表情ばかりでアヘ顔など全く無い場合がほとんどである。騙されてはいけない。
というかまず大惨事なのでこれでいいのかもしれないが。


▼主なアヘ顔を晒すシチュエーション

  • 性的快楽による絶頂
いわゆる「イった」時。
同時に大量に中出しされる時が多い。
これが一番基本。

  • 極太挿入
極太のぺニスやバイブ、触手等を挿入された時。
「ひぎぃ!?」と被るが、より快楽の割合が多い場合。

  • 出産時
触手等に孕ませられ子供を出産する時に。

  • 首締め時
いわゆる拷問。

  • 絶命時
エログロ系で死ぬ時に。
いわゆる「逝き顔」。
もちろん実際にやってはいけない。

  • 気絶時
顔の力が抜けて凄いことに。

  • 堕落時
アヘ顔で「オチンチンちょうだ~いぃ!!」「ザーメンもっとかけてぇぇ~!!」とか言うようになります。

  • 諦め時
 「もう気持ち良くなっても良いよね」と諦めて、快楽に実を委ねる。
あまり数は多くないが、エロイ。

  • ぶっかけられた時
大量に精液に顔射されたと同時に。


◎海外におけるネットミーム「Ahegao」

日本製のエロゲー・エロアニメ・エロマンガ等が海外に浸透するにつれて、このアヘ顔も「Ahegao」と呼ばれてネタにされるようになった。*1
ネット上でイジられまくった結果、服やマウスパッドなど様々なアイテムにビッシリとアヘ顔を敷き詰めた「Ahegaoグッズ」とでも呼ぶべきシロモノが世界中で流通し始め、日本に逆輸入されるという珍現象を引き起こすまでに至っている。定義が曖昧になってしまっているらしく、明らかにアヘ顔でないものまで混ざっていたりするのだが。
ただし、これらのグッズのほとんどが日本のアニメやマンガの画像を無断使用して作られており、著作権上かなり危うい立場の商品である。
ごく最近では米国の成人向けマンガ販売/配信サイト「FAKKU」が正式にイラストの提供を受けて「AhegaoTシャツ」を制作・販売するなど、真っ当な(?)Ahegaoグッズも登場し始めた。

▼中国企業による「Ahegao」商標登録事件

2020年、米国において「Ahegao」という単語が商標登録された。出願者は中国深センに本拠を置く企業で、用途は「衣類」とのこと。これに対してFAKKUが抗議するという事態に発展した。*2
その後、米国Amazonにおいてアパレルブランド「Ahegao」が登録され、公式ストアがオープン、ごく普通の子供服が販売されるに至る。どうやら本気で普通のブランド名として「Ahegao」を使おうと思ったらしい。どうしてそうなった。



余談だが2009年10/9にアニヲタの集いはアへ顔の集いとなりました。




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最終更新:2024年04月13日 20:21

*1 三次元の人間がアヘ顔を真似したものは「Orgasm-face」を略して「O-face」と呼ばれる傾向にある

*2 既に展開しているTシャツなどのグッズに対して商標使用料や販売停止を求められる懸念があったためではないかと言われている。この動きにFAKKUを応援する声も多かったが、逆に「”Ahegao”の文字商標登録だけではそのような行為は難しく、過剰反応ではないか」との意見もある