アクション仮面(キャラクター)

登録日:2012/09/11(火) 22:32:40
更新日:2024/04/20 Sat 20:44:32
所要時間:約 7 分で読めます




「人呼んで、アクション仮面!」



アクション仮面とは臼井儀人の漫画及びそれを原作としたアニメ『クレヨンしんちゃん』の登場人物。
クレヨンしんちゃんの世界で子供達に大人気の特撮(所謂『劇中劇』である)「アクション仮面」の主人公。


クレヨンしんちゃんの世界で人気の高い特撮ヒーローであり、変身者は郷 剛太郎(ごう ごうたろう)。
この名前は役者の本名でもあり、芸名、本名共に郷 剛太郎(原作コミックでは郷 郷太郎)で通している。
俳優としての剛太郎は演技の傍らスタントも全て自分でこなすアクション俳優。
しんのすけが特撮で1番尊敬する人物で彼自身しんのすけを大切なファンと捉えており、信頼関係も厚い。アニメだけの設定だが、しんのすけとはアクション仮面ショーで知り合い、それ以降ミミ子共々友人となった。しんのすけは「アクション仮面は特撮、カンタム・ロボはアニメ」と判断している為にどちらが1番好きか比べる事が出来ないらしい。
ちなみに変装していても長い付き合いのしんのすけには匂いでバレてしまう。


武道の達人であり、柔道三段、空手三段、剣道二段、ムエタイ、少林寺拳法、サンボ、骨法、ブラジリアン柔術、カポエイラなどを極めて高い水準で修得している。
握手会の時には遠くから高いジャンプ力でステージに降り立ったりもしている。

なお、アクション仮面の存在は劇中では瀕死の重体だったところを北春日部博士の手で改造されたとされているが、
主題歌である「アクション仮面の唄」では地球の平和を守るためアクション星からやってきたといわれているなどハッキリしない。
しかし『アクション仮面が最終回!だゾ』(1993年4月5日放送)では「アクション星に帰っちゃうの?」と聞かれているため本編での扱いは後者である。


相棒の桜ミミ子と共に地球の平和を守るために様々な敵と戦う。

劇場版作品であるアクション仮面VSハイグレ魔王内では、桜ミミ子と一緒にアクションストーンを通して平行世界を行き来しながらしんのすけの世界では俳優、もう一方の世界では本物のヒーローとして活躍している。


クレしん作中では初回放送から10年以上経っており、今もしんのすけを初めとした多くの子ども達や大人に愛されている。
20年後の世界でも未来のしんのすけがアクション仮面のコスチュームを身にまとい、敵中に向かう場面がある。類まれなる身体能力を駆使したアクションも見られ、単に外見だけ似せたのでは無い事も窺わせ、アクション仮面に対する尊敬の心は相変わらずのようだ。


作中でのナンバリングはアクション仮面(無印)、アクション仮面Z、アクション仮面V7、アクション仮面777(フィーバー)、アクション仮面ムスメとあり、
三度の映画化の他、『アルプスのアクション仮面』なるOVA化もされているなどその人気の高さを窺わせた。

作中で初登場から10年経過している関係か大人のファンも多く、
子どもは殆ど来ないコミックマーケット46と思われる場所でブラックメケメケとのショーが行われる程(1994年8月8日放送『アクション仮面に再会だゾ』)。
ちなみにこの回では劇場版の設定が引き継がれた形になっている。
またパチンコ、チョコビのオマケのカード、なりきりセット、男児用下着等、幅広い商品展開を繰り広げている。
しんのすけも人形を愛用しており、おもちゃウォーズでは長いことしんのすけに遊んでもらったため、完全に洗脳されず、他のおもちゃを説得したり、洗脳されてもしんのすけの呼びかけで正気を取り戻したりと活躍の機会に恵まれている。


■しんのすけとの出会い
しんのすけとは原作では劇場版『アクション仮面』の初回上映での舞台挨拶直前のトイレで偶然出会い、そこから顔馴染みになり(原作7巻)、
それ以降ファンの一人として彼との繋がりを大切にしている。

なお、アニメ版では出会いが原作とは異なり、「アクション仮面ショー」を見に来ていたしんのすけがメケメケ団員に狙われる子どもとして指名され、
その後に彼が起こすハチャメチャな行為から顔と名前を覚えた(1992年8月17日放送『アクション仮面に会うゾ』)。

クリスマスには自ら野原家を訪れ彼を喜ばせた事もあった(1992年12月21日放送『アクション仮面とXマスだゾ』)。

この設定は映画『アクション仮面VSハイグレ魔王』及び『嵐を呼ぶジャングル』で主役級の活躍を果たした後にリセットされたかと思いきや、 第985話「アクション仮面をお助けするゾ」でしんのすけは握手会の為にやって来た郷 剛太郎と久々の対面をしており普通に顔見知り同士であった為、設定リセットなどは無いようだ。

またアクション仮面VSハイグレ魔王では本物のアクションビームを撃てるアクション星人の設定だが、
嵐を呼ぶジャングルでは普通のスタント俳優として、生身でアクションスターとしての限界に挑んでいる。
どうやらハイグレ魔王の世界では能力が使えるが、しんのすけ達の世界では冒頭の爆発による骨折を見る限り、常人と同じくらいのようだ。



【主な必殺技】
  • アクションパンチ
  • アクションキック
  • アクションビーム
肉のカーテンの状態から放つ稲妻状のビーム。数多くの敵を倒してきた必殺技。

  • アクションビームボール
  • アクションミレニアムビーム
  • アクションスライサー
  • アクション・ローリング・サンダー
  • アクションジャンプ
  • アクションファイト
  • アクションジェット
  • アクションブルブル
必殺技というよりは新兵器。電気マッサージ器のような外見をしており、ミミ子がこれをアクション仮面の股間に当て、それを振動させアクション仮面が悶絶しながらすさまじい威力のアクションビームを撃つというかなりヤバいアイテム。
アクション仮面とミミ子も番組の最後に「良い子は真似しないでね」と注意したのだが、しんのすけはそこを見る前にテレビを消してしまい、そしてひろしの使っていたマッサージ器を見つけて……

  • アクションローリングスペシャルスライサー
  • アクションロータリーシューティングスター
ネネちゃんのママ考案のプロレス技で、しんのすけが撮った映像を勝手に「アクション仮面新技大募集」のコーナーに送ったところ
最優秀賞を受賞した。この回を見たネネちゃんのママは呆然としていた。
相手を放り投げてみずからは地面に寝そべり、両手両足で何度も蹴っ飛ばして頭から地面に突き落とすという技。


なお原作では八潮ミサトを主人公とする続編『アクション仮面ムスメ』に襷を引き継いでおり、
自身は先輩ヒーローとして八潮ミサトのバックアップを果たしている。
また映画『アクション仮面vsアクション仮面』ではアクション仮面+(プラス)、アクション仮面×(カケル)なる謎のヒーローが登場した事も。


■その他
名前の由来は、クレヨンしんちゃんが当初連載されていた雑誌「漫画アクション」から(後に「まんがタウン」に移動)。
これはアクション仮面のみならず、「アクションデパート」「アクション幼稚園」「アクション商事」など、
様々なものの名前に「漫画アクション」を由来とするものがあった。

アニメ版では「ふたば幼稚園」「双葉商事(これは後に原作にも逆輸入された)」のように大半が出版社の双葉社にまつわるものに変更となったが、
アクション仮面はそのままだった。

また、アニメでの劇中初登場は記念すべき第一話『おつかいに行くゾ』であり、
同じく劇中劇のカンタム・ロボや、しんのすけの創作キャラのぶりぶりざえもんよりも早く登場している。




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最終更新:2024年04月20日 20:44