ヤマタのドー

登録日:2012/04/14 (土) 10:15:32
更新日:2023/03/30 Thu 13:50:08
所要時間:約 4 分で読めます





ヤマタのドーとはポケットモンスターシリーズに登場する幻のポケモンである。

■データ


全国図鑑No.888
分類:やつごどりポケモン
英語名:Hydreido
高さ:1.8m
重さ:88.8kg
タマゴグループ:ひこう
性別比率:♂50♀50

タイプ:ドラゴン/ひこう
特性:いかく(戦闘に繰り出した際に相手の攻撃を1段階下げる。先頭にすると自分よりレベルが5以上低いポケモンの出現率が半分になる)
  /かたやぶり(相手の特性を無視して技を出せる)
隠れ特性:きんちょうかん(相手は木の実を食べられなくなる)

種族値
HP:90 
攻撃:134
防御:90
特攻:115
特防:70
素早さ:101
合計:600

努力値:攻撃+3

進化:ドー(レベル8)→ドードー(レベル31)→ドードリオ(レベル88)→ヤマタのドー

■概要


ヤマタのドーの説明の前に、ドードーからドードリオへの進化について解説しよう。

そもそもドードーとは単細胞生物であり元々は頭が一つしか無いドーと呼ばれるポケモンである。
しかし卵が孵化する際に親鳥が頭を割ってしまうのである。
この事を俗に「子分かれの儀式」と言い、ドードーはこの儀式を受ける事で一人前になるのである。

この親鳥の行動については諸説あるが、
一般的な学説によると「頭を二つに割り目玉と耳の数を増やす事で天敵の気配を察知しやすくしてやる」と言われている。

そのドードーが成長すると「成長して強い頭」と「成長が足らず弱い頭」と頭部が分離しやすくなる。
比較的神経質なポケモンであるドードーは成長すると弱い頭を強い頭が割ってしまい、更に進化する。
こうして頭が3つになったのがドードリオである。

通常ドードリオはこれ以上頭を割ると死んでしまうが、ごく稀にこれ以上頭を割って平気な個体も存在する。
この条件をクリアし、更に進化し頭が8つになった個体を俗に「ヤマタのドー」と呼ぶ。
実は「ヤマタのドー」の存在自体は「ポケモンは151匹しかいなかった」と言われた時代から噂されていた。

ゲームでのヤマタのドー


いわゆる600族の1体で、タイプはノーマルからドラゴンに変化している。
ドードリオがレベル88で進化するが、この進化が可能か否かは個体毎に設定されており、リセットしても結果は変わらない。
成功率は1/8とミツハニーヤトウモリの♀の出現率と同じだが、こちらは育てるまでその成否が分からない鬼畜仕様である。
厳選の難易度が非常に高いため、SMなら低個体値の場合は「すごいとっくん」で補うのも手。
ただし、特殊型で「めざめるパワー」を使う場合は地獄を見ることになる。

本編ではサザンドラら他の600族が霞むほど進化が遅いため、四天王周回やバトル施設等が活躍の場となる。

隠しキャラ的な位置付けのためか、本編中で使うトレーナーは存在しない。

■対戦でのヤマタのドー


げきりん」「りゅうのはどう」「りゅうせいぐん」「ぼうふう」「だいもんじ」「あくのはどう」「ブレイズキック」等が使用可能に。
物理飛行技は高威力の「ブレイブバード」が基本だが、「きあいのタスキ」を持たせるなら反動のない「ドリルくちばし」も候補に挙がる。
物理サブウェポンとしては「とびげり」「じだんだ」「はたきおとす」等がある。
タイプ一致ではなくなったが、先制技「でんこうせっか」やタスキと相性の良い「がむしゃら」も依然有用。
「つるぎのまい」「こうそくいどう」という2種の積み技や、補助技対策の「ちょうはつ」もある。

トップクラスの攻撃種族値を誇るが特攻も高く、両刀型の運用も可能。
ただ素早さは進化前よりも低下しており激戦区の100族は抜けるものの、ガブリアス等に先制される点に注意。
アタッカーらしく「こだわりスカーフ」やZクリスタルを持たせて運用されることが多い。

ボーマンダカイリューとは特性「かたやぶり」や「ブレイブバード」を覚える点等で差別化が可能。
性格「ようき」でも「ブレイブバード」で耐久無振りミミッキュが高乱数1発なほか、ヒードランの「もらいび」を恐れず炎技を撃てる。

なお、このポケモンの登場でドードリオは奇石型が可能になったが、弱点がメジャーで耐久力も低いため相性は悪い。
進化後よりも素早さで勝るため、「いのちのたま」を持たせたりZワザを搭載したアタッカーとして使った方が強力だろう。



追記・修正はドードリオを進化させてからお願いします。











   *   *
 *   +うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *




ヤマタのドーとは結城心一氏が描いた4コマのネタ。

《本当の概要》
光文社が発行したポケモン赤緑のアンソロジーのネタ。

ピカチュウによる「何故ドードーは二つの頭を持つのか?」と言う素朴な質問に対する答えとして、
主人公が嘘八百を教えると言うネタで登場した架空のポケモン。

だが妙に人気のあるネタなのかドードーやドードリオの話が出てくると偶に名前が出て来たりする。

余談だがこの主人公曰く「ガールスカウトの最終進化形態はキクコ」との事。

後のゴニョニョ→ドゴーム→バクオングである。


追記・修正はピカチュウに嘘を教える人にお願いします。

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最終更新:2023年03月30日 13:50