磁石の戦士(遊戯王OCG)

登録日 :2011/05/29(日) 02:04:44
更新日 : 2017/08/29 Tue 20:14:55
所要時間 :約 10 分で読めます




『磁石の戦士』とは遊戯王OCGに登場するカード群。

後述する2016年の新規カードまで正式なカテゴリーではなかったものの、カード名に統一感があり、一般的にこの呼称が定着していた。

最初期の某封印神よろしく、全種揃えるのがメンドい事に定評があったモンスター。

「STRUCTURE DECK-遊戯編-」以外で一度に全部揃える事は不可能であり、
また現段階では絶版なのも相まって非常に入手に手間の掛かるカード達なのである。

後に「決闘王の記憶 - 決闘都市編」に磁石の戦士三枚が再録決定。しかもウルトラレアだぞ!


尚、カード名の『磁石の戦士』のルビは、分離形態は「マグネットウォリアー」、合体形態は「じしゃくのせんし」と異なっているので注意。
英語版では前者が「The Magnet WarRior」、後者が「The Magna Warrior」と分けられている。



各カード詳細


全てのカードは地属性・岩石族という点が共通している。
戦士族や機械族と勘違いしない様に。


磁石の戦士α
星4/ATK 1400/DEF 1700

見た目は意外と格好良いが、ステータス的には磁石の戦士の中で最も弱い。敢えて使うなら壁役が適任か。


磁石の戦士β
星4/ATK 1700/DEF 1600

下級磁石の戦士のアタッカー要員。が、それでも準アタッカー程度なのであまりアテにならない。


磁石の戦士γ
星4/ATK 1500/DEF 1800

最後の下級磁石の戦士。「奈落の落とし穴」や「平和の使者」に引っ掛かる点以外はαの上位互換。守備力が高めなので壁としてどうぞ。



磁石の戦士マグネット・バルキリオン
星8/ATK 3500/DEF 3850
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールド上から、「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」をそれぞれ1体ずつリリースした場合に特殊召喚する事ができる。
また、自分フィールド上に存在するこのカードをリリースする事で、自分の墓地に存在する「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」をそれぞれ1体ずつ選択して特殊召喚する。

磁石の戦士の合体形態。

合体した事で社長の嫁を越える攻撃力と究極嫁すら上回る守備力を獲得した。
VWXYZは強力な特殊効果つきとはいえ5体合体で3000なのにね。

また、自身をリリースする事で素材3体を場に揃える効果も持つ。
召喚時に莫大なディスアドを負うが、攻守共に高く、蘇生効果も各種召喚の補助に使える。

特に同じレベルのモンスターを場に揃える必要のあるエクシーズ召喚とは非常に相性が良い。
光天使以外のデッキではなかなかやりにくい素材数3のランク4エクシーズも1ターンで呼び出せる。

因みに、このカードの蘇生効果をフル活用した1キルが存在し、ゲーム中でATMが使用する。社長1キルと対を成すみんなのトラウマ

やり方はバルキリオンを召喚し、効果で三体を蘇生。
死者蘇生でバルキリオンを蘇らせ、サンダーボルトからのダイレクトアタック。
しかし使用するカード数が社長1キルより多い(除去含め社長4枚に対しATM 7枚 )ので、
場の除去をしないまま攻撃し罠で返り討ちに合うことも多い。
α・β・γ・バルキリの総攻撃力が8100なのは狙ったとしか思えない。

原作ではα・β・γがフィールドに揃った時に変形合体により特殊召喚される特殊融合モンスターであり
融合解除の効果の効果も受けた。

磁石の戦士δ
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1600/守1400
「磁石の戦士δ」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
「磁石の戦士δ」以外のレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター3体を自分の墓地から除外して発動できる。
手札・デッキから「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

後述の電磁石の戦士の登場後にひょっこり現れた新規「磁石の戦士」。
(1)の効果で下級「マグネット・ウォリアー」を墓地に送れるので、後述するベルセリオンの特殊召喚や破壊効果に使うコストやマグネット・フィールドの蘇生対象を確保出来る。
(2)の効果はδを除く「マグネット・ウォリアー」3体を墓地に用意する必要があるものの直接バルキリオンを呼び出せる豪快な効果。
同名カードの(1)の効果で落とされても発動でき、場合の任意効果なのでバトルフェイズ中に岩投げアタックからの追撃も可能。




以下のカードは2016年6月に発売される遊戯の新たなストラクチャーデッキに登場する
磁石の戦士の新規で、電磁石の戦士で「エレクトロマグネット・ウォリアー」と読む。
なお、ベルセリオンはバルキリオンと同様に漢字のまま「でんじしゃくのせんし」と読む。

たまに強化はいいけど旧カードを駆逐して強化じゃなくて単なる入れ替えじゃね?となる強化?なことも多いテコ入れだが、
今回はむしろ旧カードをかなり絡めてきており、新旧カードがうまく共存できるというかお互いに結束できる強化となっている。

三沢の磁石の戦士?知ら管


電磁石の戦士の下級は以下の共通効果を持つ。
(2):相手ターンにこのカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル4の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を特殊召喚する

相手ターン限定だが自身のリリースでガジェットのように別の磁石の戦士を場に呼び出せる。
電磁石の戦士の下級がレベル「3」なの対しこちらの召喚対象はレベル4丁度。
なのでこれで呼べるのは本家のαβγとなる。

電磁石の戦士α
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/ATK1700/DEF1100
「電磁石の戦士α」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからレベル8の「磁石の戦士」モンスター1体を手札に加える。

場に出ると最上級の磁石の戦士をサーチできる。
名前はαだが攻撃力はあちらのβと同じなので巨大ネズミで呼べないのが難点か。
サーチ対象は現時点ではバルキリオンとベルセリオンの2体のみ。

電磁石の戦士β
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/ATK1500/DEF1500
「電磁石の戦士β」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「電磁石の戦士β」以外のレベル4以下の
「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を手札に加える。

場に出ると電磁石β以外の下級の磁石の戦士全般をサーチできる。

電磁石の戦士γ
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/ATK 800/DEF2000
「電磁石の戦士γ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「電磁石の戦士γ」以外のレベル4以下の
「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を特殊召喚する。

場に出ると電磁石γ以外の磁石の戦士を手札から場に出す切り込み隊長効果。


電磁石の戦士マグネット・ベルセリオン
特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/岩石族/ATK3000/DEF2800
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールド・墓地から「電磁石の戦士α」
「電磁石の戦士β」「電磁石の戦士γ」を1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
(1):自分の墓地からレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を除外し、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、除外されている
自分の「電磁石の戦士α」「電磁石の戦士β」「電磁石の戦士γ」を1体ずつ対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

手札、場、墓地の電磁石3種類を除外する事で場に出せる磁石の戦士の新たな切り札。
(1)の効果は墓地から下級の磁石の戦士の除外で場のカードを破壊できる。
ターン制限はないがベルセリオンを出すのに既に3体消費してるのでリソースの枯渇に注意。
(2)の効果は分離形態の電磁石3種を帰還させる。
バルキリオンと異なり受動的だが、ベルセリオンは墓地除外でも特殊召喚ができるので3体を戻すのは容易だろう。
また、電磁石の戦士は特殊召喚でも効果を発動できるので、
電磁石αでバルキリオンをサーチ→電磁石βで本家の磁石の戦士をサーチ→電磁石γで本家を場に出す。
これでバルキリオンを出す条件もすんなり整う。


超電導戦機インペリオン・マグナム
特殊召喚・効果モンスター
星10/地属性/岩石族・融合 ATK4000/DEF4000
「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」+「電磁石の戦士マグネット・ベルセリオン」
このカードは上記のカードを融合素材とした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動出来る。その発動を無効にし破壊する。
(2):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」「電磁石の戦士マグネット・ベルセリオン」1体ずつを手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。

バルキリオンとベルセリオンがまさかの融合である。
(1)の効果はもはや標準装備になったカード効果の無効化である。 インフレ怖い
(2)の効果ではマグナムが場を離れただけでバルキリオンとベルセリオンを 両方 特殊召喚する。
ただしスタウォ同様表側表示かつ相手の効果で離れた場合のみなのは注意。攻守4000あるのでそうそう戦闘破壊はされないだろうが。

このモンスター名はGXの三沢が使用した「超電導戦士リニアマグナム±」に似ているがあえて似せたのだろうか?
三沢が使ったΩとΣがカード化される気配はないけどな!


サポートカード

マグネット・フィールド
フィールド魔法
「マグネット・フィールド」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル4以下の岩石族・地属性モンスターが存在する場合、
自分の墓地のレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分の岩石族・地属性モンスターの戦闘で相手モンスターが破壊されなかったダメージステップ終了時に発動できる。
その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。

場に地属性の岩石族がいる時の墓地の磁石の戦士の蘇生と、
相手が戦闘破壊されなかった時に相手を手札バウンスさせる効果を持つフィールド魔法。

マグネット・コンバーション
通常罠
(1):自分の墓地のレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスターを3体まで対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
(2):墓地のこのカードを除外し、除外されている自分のレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。この効果は、このカードが墓地へ送られたターンには発動出来ない。

下級の磁石の戦士専用のサルベージと自己除外による下級の蘇生。
墓地肥やしから一気に磁石の戦士につなげることができる。


以下のカードは遊戯のデッキではなく遊戯王デュエリストパック王の記憶編にて収録予定。
主に戦いの儀で表遊戯が使用したカードである。

マグネット・リバース
速攻魔法
(1):自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から機械族または岩石族の通常召喚できないモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

機械族と岩石族専用の青天の霹靂。蘇生制限は満たす必要があるが。
アニメでは墓地へ送られた機械族か岩石族を蘇生でき、バルキリオンを蘇生させた。

マグネット・フォース
通常罠
(1):このターン、元々の種族が機械族または岩石族のフィールドのモンスターは自身以外の効果モンスターの効果を受けない。
機械族と岩石族への効果耐性付与。
アニメでは機械族と岩石族へのカード効果を相手に返していた。 ドジリス



相性の良いカード


岩投げアタック
岩石族限定のおろかな埋葬。
罠故に対処され易いが、幸いフリーチェーンの為、発動タイミングを選ばない。
ダメージなんてオマケです。


ヴァイロン・ディシグマ
カタストルに続く属性ブレイカー。
素材が3体必要だが、バルキリオンを使えば瞬時に揃えられる。
立場喰われてる? 他のエクシーズでOK? 細かい事は気にするな


ゴルゴニック・ガーディアン
電磁石の戦士はレベル3で岩石族・・・後は分かるな?


苦渋の決断
通常マグネットウォリアーを墓地に落としつつ同名モンスターをサーチできる。
バルキリオンのパーツを集めたり、マグネットフィールドの蘇生効果の条件を満たすことができる。


高等儀式術
下級がバニラ故に素早く墓地に落とせる。デミスを使えばATM1キルを再現可能。
ロマンがハンパ無いって? 元からそうだから


凡骨の意地
バニラ補助のドローソース。
素材が揃い易くなる。電磁石たちを絡める場合はケースバイケースで。


「「追記・編集は磁石を使ってお願いします」」

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