ムシャーナ

登録日:2012/07/31(火) 10:57:30
更新日:2023/07/29 Sat 09:29:22
所要時間:約 6 分で読めます






         



      


Yoooooooooooooo!







◆データ


イッシュ図鑑No.024
全国図鑑No.518
分類:ゆめうつつポケモン
英語名:Musharna
高さ:1.1m
重さ:60.5kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:エスパー
特性:よちむ(場に出た時に相手の技が一つ分かる。何が読まれたかは相手にも告知する。威力の高い技が優先)
  :シンクロ(相手の技で麻痺眠り状態になった時に相手も同じ状態異常にする。先頭にすると50%の確率で同じ性格の野生ポケモンに出会える)
隠れ特性:テレパシー(ダブル・トリプルバトル時、味方の全体攻撃を受けない)

種族値
HP:116
攻撃:55
防御:85
特攻:107
特防:95
素早さ:29
合計:487

努力値:HP+2

ムンナから「つきのいし」で進化する。


◆概要


BW発売前から公開されていたポケモン。
ムンナはピンクに花柄という独特のデザイン。
初代ポケモンに「ピンクで花柄のポケモンがいたらいいのに」と語ったトレーナーがいるのは一部では有名な話。

ムンナの頃は目を開けていたがムシャーナになると目を閉じ、夢の煙と呼ばれるピンクの煙を噴出するようになる。
ムシャーナは基本的に目を閉じているだけであって、いざという時には開眼する。
ゲーム中では覚醒時の姿は見られないが、ポケモンぴあのデッサン等、外部でその姿を見る事が出来る。
目を開けた姿は怖いと評判。


◆ゲームでのムシャーナ


ストーリー中ではムンナ共々何かと存在感だけは優遇されている存在。

まず、サンヨウジム戦後にマコモがムンナの夢の煙を取ってくるように依頼する。
そして、ムンナが現れる夢の跡地にベルと二人で向かった主人公だが……

「おら! ゆめのけむりだせ!!」(ドガッ!)

「やめたげてよお!」

プラズマ団がいました。夢の煙を入手して、人々にポケモンを手離したくなる夢を見せるのが目的で、ムンナを蹴って夢の煙を入手しようとした。
そこでの一件はムシャーナがゲーチスの幻を見せる事で解決する。
そしてムシャーナはムンナを引き連れ、夢の煙を残して退散する。

その後C-GEARが完成するのだが、PGLとリンクする時にはムシャーナが映し出される。


その後、この一件で気に入ったのかベルはムンナを手持ちにするのだが……

「どうしよう、あたしのムンナ……プラズマ団にとられちゃったあ」

ベルのムンナのムンちゃんがプラズマ団に奪われてしまった。災難な種族である。
結局無事に返してもらったが、この一件でベルはプラズマ団に対して悪感情を抱いた。

ホドモエシティのバトル以降はムシャーナに進化している。

また、四天王カトレアもムシャーナを手持ちに入れている。
素早さは遅いものの耐久は高いので、半端な攻撃だと削りきれずに返しの一撃を貰いやすい。


出現エリアは夢の跡地。普通はムンナだが、揺れる草むらからはムシャーナが出る事も。

また、クリア後に夢の跡地の地下に行く事が出来るが、その奥には金曜日に夢特性「テレパシー」持ちのムシャーナが現れる。
金曜日に現れるポケモンは過去のラプラスフワンテに続き3匹目。
ゲーム内で手に入る第五世代の隠れ特性持ちはBW2発売まではムシャーナとヒヒダルマのみであった。

原則としてバッジ2個時点、揺れる草むらで粘ればバッジ1個時点でムシャーナを入手できるが、この時点では十分種族値が優秀なので攻略要員として検討して良いかもしれない。ただ、「つきのいし」でムンナから進化させる場合、「さいみんじゅつ」を覚えるレベル19に達するまでムンナのまま我慢した方がベター。そこまで我慢すれば他に「サイケこうせん」「つきのひかり」を覚えるので美味しい。

また、「シンクロ」持ちという事で、シンクロ厳選要員として需要がある。ただしBW2ではクリア後にしか手に入らない。
BWのストーリー中は「つきのいし」は割と早く手に入るが進化させるとレパートリーが技マシン頼りになってしまい、
素早さも低いので「あくび」や「さいみんじゅつ」要員以外ではちょっと使いづらい印象がある。


◆対戦でのムシャーナ


素早さと物理アタッカーの道を捨てた結果、それなりの能力値を得た。

イッシュ地方の鈍足単エスパーにはランクルスがいるが、あちらはムシャーナより耐久が低く、特攻が高い。
単エスパー故に耐性が少なく能力値もHP以外は突出したのが無い為、割と器用貧乏になりやすい。

どちらかと言うとその耐久で耐えて「トリックルーム」で攻めるか、「あくび」や「つきのひかり」といった補助技で戦うか。
また、物理補強の為に「リフレクター」を張るのもアリだろう。

サブウェポンは「マジカルシャイン」「シャドーボール」「エナジーボール」「めざめるパワー」等。

また、ダブルバトルでは遅さを生かしたトリル始動役が適任。
クレセリアに耐久は劣るが、火力や素早さ(遅さ)はこちらが優れる。
隠れ特性と「てだすけ」の相性は抜群で、「じしん」などの全体技も撃ち易い。
似たような芸当をこなせるのは他にチャーレムしかおらず、耐久に優れることからもムシャーナのほうが適性は高い。
「テレパシー」を持つことから第六世代ではドサイドンと、第七世代ではメガバクーダと一緒に使われることもあり、相方の「じしん」をデメリットなく使えるようにするのが主目的であった。


◆その他


ゲームのみならず現実世界でも第五世代ポケモンの中では優遇気味である。
児童向けのグッズにおいてムシャーナ一族はピカ様(第1世代)>御三家伝説ズルッグキバゴヤナップらアニメレギュラー陣に次ぐ優遇っぷり。
ちなみに、この枠は他にチラチーノタブンネなどがいる。
可愛いは正義


余談だが、やめたげてよぉ!はゲーム中の表記はやめたげてよ!である。




ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』には、進化前のムンナが登場。
凶悪なサザンドラに追われており、主人公の夢に現れては助けを求める。
そのため、主人公をポケモンに変えてこの世界に呼び出したのもムンナではないかと考えられていた。

中盤では夢を通じてゲノウェア山にいることを伝えるが……








以下、今までのイメージを大きく壊す可能性がある上にネタバレ注意。























実はキュレムの配下の一人。過去に全てに絶望していた所をキュレムと出会い、忠誠を誓うようになったという。
ゲノウェア山で同僚のブニャットドクロッグと共に主人公達を待ち構え、不意打ちを仕掛けた。
本性を現した時は口調も荒々しくなり、顔グラも凶悪な面構えになる。本家でげしげしされた恨みからだろうか…
ある意味、前作のヨノワールさんポジションと言える。

また、主人公をポケモンの世界に呼び、連絡を取っていたのは「生命の声」のサザンドラであり、ムンナは彼(彼女?)を妨害するために夢に介入。
更に自分がサザンドラに襲われる場面を嘘の情報として送り、
主人公達にサザンドラが「凶悪なポケモン」であるという誤解を与えさせた(ただしこれもこれで設定通りだったりする…)。
夢で情報操作するとは…恐ろしい奴である。



おら! りょうこうもくだせ!!

やめたげてよお!

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最終更新:2023年07月29日 09:29