レベル上げ

登録日:2011/12/14 Wed 20:32:08
更新日:2024/04/01 Mon 20:10:28
所要時間:約 4 分で読めます




レベル上げとは、RPG経験値をためてレベルを上げる作業である。
主にストーリー中によく全滅する等レベルが足りないと感じた場合、俺TUEEEEEEEEEがやりたい場合、クリア後に最強レベルまで育成する場合に行われる。
やり過ぎるとゲームバランスが崩壊し興を削ぐので注意。


主なレベル上げの方法


  • 単純に強い雑魚敵と戦う
これまでのストーリー中で一番敵が強いダンジョンやフィールドで戦う。終盤ならラストダンジョンの雑魚敵でもいいだろう。特に稼ぎに適した強敵と何度も戦える場合は「道場」と呼ばれる。
時間がかかりやすい点と全滅には注意。


  • 低レベルモンスターを狩り続ける
上記の逆パターン。一見非効率的に見えるが、強い敵と戦うと回復アイテムの消費や補充で街に戻るなどのロスがあるため、
あえて一撃or1ターンでギリギリ倒せる敵を集中的に狙い戦闘以外のロスをなくす方法。
DQⅢで魔法の鍵を取らずにアバカムを覚えて最初の島であるアリアハンを脱出するなど、特殊なやり込みであえて使用される場合もある。


  • 無限に仲間を呼んだり、仲間を蘇生させる敵と戦う
敵を無限に倒すことで1回の戦闘で大量の経験値を稼ぐ。これも道場と呼ばれることがある。
エンカウントのためにうろうろする必要は無いので効率は良いが、途中でセーブできなかったりドロップアイテムに期待できなかったりと一長一短。
作品によっては新しい敵は経験値をくれなかったり、経験値に上限があったりするので事前によく確認しよう。
あと、コマンド選択の時に間違えて"逃げる"を選択してしまうと悲惨。


  • 高経験値モンスターを狩る
簡単に言うとDQのメタル狩りのことである。
ただし、プラチナキングのようにエンカウント率が低く設定されている場合も。


  • すぐにエンカウントするアイテムや魔法
戦闘が終わった後にメニューを開いて少し操作するだけで、一歩も歩かずにすぐさま敵とエンカウントすることが出来る。
普通に歩いている時よりエンカウント率が上がるアイテムや魔法で代替されることも。


  • 歩くだけで経験値が手に入るアイテムの使用。
ドラクエの幸せの靴とか、ポケモンの育て屋とか。
壁が無く何ともエンカウントしなく、十字キーを固定するだけで無限に移動出来る場所を用意して、睡眠や就学通勤最中もレベル上げ。
特に据え置き機だと、家族やペットによる発見と電気代が敵。
セロハンテープだと何かと固定が外れやすいので、洗濯バサミ等の強力な固定が出来る物があるといい。


  • レベルを直接上げる手段の使用。
アイテムや罠や特技など多種多様。
主にローグライクゲームに多いが、ポケモンのふしぎなアメのようにRPGに存在する場合もある。
多用すればあっという間にレベルを上げられるが、罠やアイテムだとうっかり間もなくレベルが上がるという時に使ってしまい勿体なく感じる時がある。
FFのドラゴンパワーなど疑似的にレベルを上げるものもあるが、そういった持ち越せないものは戦闘のテクニックとしてのレベル操作になるため、レベル上げには入らない。



類義語として資金稼ぎ、アイテム狩り、熟練度稼ぎ、ABP稼ぎ、努力値稼ぎ、レベル下げ等がある。
これらの一環として行われることも少なくない。



このレベル上げは単調作業である上に、一旦クリアしたりデータが吹っ飛ぼうものなら全てが水の泡。
なのでなるべく時間を節約するか、他作業と並行して行いたい。

一例


  • オートバトルシステム
作品によってはAIが搭載されており、CPUが勝手に判断して戦闘を行ってくれる。
コマンドを選ぶ手間が無くなり、戦闘時間短縮に大きく貢献する。
特定の攻撃無効吸収/反射に注意。
あと、ごくごくレアなケースだがオートに任せて放置していると知らぬ間に場違いな敵と遭遇して全滅させられていることも。

  • 音楽を聴く
いくら戦闘BGMが神曲だろうとずっと聞いているのはなかなか苦痛。
そんな時はお気に入りの曲を流そう。少しは気分転換になるはずだ。

  • 雑談
耳だけ話に傾けて、目と手はゲーム画面に向ける。大学の空き時間によく行われる光景。
え?友達がいない?おい、涙拭けよ

  • 移動時間を利用する
通勤や通学、また長旅の際にも有効。室内とは違い、車窓から見える変わりゆく景色は気晴らしになると思われる。
まあ周りの目が気になるけどね!

  • 漫画を読む
本を読むのは暇潰しとして最もポピュラーだが、活字だとおそらく集中力が続かない。
なので小説や新書、あるいは台詞の長く複雑な漫画は避け、アクション漫画、ギャグ漫画、あるいは読み終わった漫画を見返すのがいいだろう。
ただし慣れるには少しコツが必要で、片手か足(下記参照)でゲームを操作するスキルが必要。またATBとは相性が悪く、よりマルチタスクになる。

  • テレビを見る
テレビが2台あるか携帯ゲーム機でプレイしている時に有効。テレビの2画面への分割機能を用いる手法もある。
手が塞がらないため漫画よりは効率が良い。テレビはそもそも視聴者の気を引くように作られているため、集中力の心配をする必要も無い。

  • 勉強
意外と出来なくもない。
例えばエンカウントするまでのぐるぐる、戦闘開始時の暗転、コマンド入力後の隙を利用して英単語を覚えたり。
ただし集中力を必要とするもの、例えば論理的文章の読解や数学の問題との相性は良くない。
またATBとは相性が悪く、よりマルチ(ry。

  • 足で操作
足の指で移動キーを押し、エンカウントしたら決定キーを押しっぱなしにすることで、両手をフリーにし、上半身で別の行為を楽しむ方法。複雑な操作を省く行為なので、低レベル狩りに用いると良いが、逆に別の同時行為を上記の方法をより枠を広げて楽しめる。
但し、ちょっと不衛生なところが玉に瑕なので、みんなコントローラーを綺麗にしよう。

  • マクロ
オートレベルの亜種。
キーボードの入力内容やマウスのクリック位置をあらかじめ指定しておき、繰り返し入力させるソフトを使う方法。
その特性上、PCまたはそれに近い機種でのゲームしか出来ない。
あらかじめ敵の出現パターンや回復のタイミングなどを見越して入力しておけば、AI操作よりも安定して稼げるだろう。
ただし、オンラインゲームで行う場合だとサーバーに過負荷がかかったり*1、他のプレーヤーと遭遇した際トラブルの種になるなどの問題から、タイトルによっては禁止行為に指定されている。



しかしレベルというのはステータスの一つでしかなく、上げるとデメリットが発生する場合もある。

デメリット例


  • コストが多くかかるようになる
レベルに比例してお金やアイテムを多く消費するようなシステムだと、こうした点が進行していく上で不利に働く。
レベル上げに倒した敵が弱く実入りが少なかった場合は尚更。


  • 他のステータスが育てにくくなる
レベルが上がってもステータスが伴わなければ意味がない。
特にレベルは簡単に上げられるがステータスはなかなか…といった作品に多い。
MOTHER2では終盤の覚醒イベントの際、レベルを上げすぎていると数値を参照して逆に弱体化するという斜め上の現象が起きる。


  • 敵も強くなる
敵のレベルがこちらに合わせて強くされるという場合、レベルを上げても一向に戦闘が楽にならなくなる。
それどころか相応にパラメータを強化したり、より良いスキルを身につけたりするなどしておかないと、あまりの強さに太刀打ちできなくなってしまうことさえある。
味方を育成していたらステータスはそのままに敵に回ってしまい、とんでもないことになってしまうことも。
敵の時のステータスが設定されている場合は大したことはないのだが、スパロボDクロノクルのようにそのまま反映されてしまうと…


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最終更新:2024年04月01日 20:10

*1 それこそ24時間でもログインしっぱなしにできるが故。サーバーの処理能力には限りがあるため歓迎されないことが多い