王留美

登録日 :2010/12/22(水) 04:23:52
更新日 : 2017/05/25 Thu 20:28:04
所要時間 :約 19 分で読めます




紅龍、私はね、この世界が変わりさえすれば良いの。

どんな手段を使ってでも……。





機動戦士ガンダム00』の登場人物。

CV:真堂圭
性別:女
誕生日:7月9日
年齢:17歳(1st)→22歳(2nd)
身長:152㎝(1st)→163㎝(2nd)
体重:41㎏(1st)→45㎏(2nd)
血液型:A型
所属:私設武装組織 ソレスタルビーイング・エージェント / イノベイター勢力
読み:ワン・リューミン



けしからんおっぱいを持つチャイナ娘。
私設武装組織 ソレスタルビーイングの最大手スポンサー、王商会の当主で美少女セレブ(笑)。

若冠15歳で当主の座に就き、その美貌と財力から社交界では有名。

エージェントとして実動隊のチームプトレマイオスに施設や情報を提供し、他のスポンサーやエージェントに接触してのパイプ役として活動をサポートする。

が、当の本人はソレスタルビーイングの掲げる戦争根絶には興味が無く、寧ろ武力介入によって世界が変わっていく様子を楽しんでいた。
世界の変革を強く望んでおり、莫大な資産の多くをソレスタルビーイングに投じている。
余談だが、第2世代ガンダムを開発したコロニー・クルンテープの開発を組織の為に企画した有力な華僑の存在が示唆されており、
先祖の代からエージェントとして活動していたらしい。

また、常にボディーガード兼執事の 紅龍(ホンロン) が彼女の傍に控えている。

実はこの紅龍は 留美の(小説版等によれば 腹違い の)兄 で、本来ならば王家を継ぐのは彼であったが、小説版によると善良な気質を持っていたが為に先代は彼を当主の器ではないと見限り、留美を後継者に選ぶ。
そして、紅龍を自由にさせ過ぎた事が失敗だったとし、留美には自由時間など一切与えずに、文字通り四六時中、王家の当主となる為の徹底した英才教育を施した。
留美はこの先代の意向で人生の大半を王家の当主としての教育に費やされてしまった事への鬱憤と王家という名の柵から解放された新しい人生への羨望を抱き続けていた。
同じく小説版では全てが手に入る立場であるが為、「 欲求 」を持てない事に「 世界が灰色に映る 」と描写されていた。
その為、新たな人生が開けるのではないかと考え、世界の変革を強く望むようになった。

言い回しや高圧的な態度から「ただの厨二病じゃね?」等と指摘されることもあったが、ぶっちゃけまさにその通りと言える。



【1stシーズン】

第1話から登場。
ソレスタルビーイングの武力介入の開始直前に軌道ステーション「天柱」でパーティーに参加。
その式典を狙うテロリストの迎撃に投入されたガンダムキュリオスガンダムヴァーチェの活躍を間近で見守る。

戦術予報士のスメラギ・李・ノリエガを高く評価しており、その予報の正確さに驚嘆していた。

その後地上で武力介入を行っていたガンダムエクシアガンダムデュナメスには土地を用意し、新装備の追加や整備の環境を整える。

三大国家群のタクラマカン砂漠での合同軍事演習の際には別荘でプトレマイオスクルーと共にマイスター達の帰還を待っていた。
このミッションの前日には、クルーの女性陣と共に麗しい水着姿を披露している。


この頃は真面目にソレスタルビーイングのエージェントとしての仕事を熟しているように見えるが、次第に組織に内密で独自の行動を取るようになっていく。
本来はアレハンドロ・コーナー等の監視者は絶対中立の存在であり、ソレスタルビーイングの構成員とは接触を避けた方が良い立場にあるが、
彼女自身はそんな事を気にも留めずに一構成員としてアレハンドロと度々接触していた。
ソレスタルビーイング全体の組織としての綻びや、留美が独自の意識に基づく行動を取っている事がこうした点からも確認出来る。
ガンダムスローネとトリニティの出現に伴ってそれが顕著に表れ、付き合いの長いチームプトレマイオスと反目する中でもトリニティにバックアップを進言する等、
独断行動が一層目立つようになった。

ソレスタルビーイングが国連軍に敗北した後、組織は疲弊し各種パイプを断たれ、チームプトレマイオスのスポンサーは最早王商会のみとなる。

トリニティの中で唯一生き残ったネーナ・トリニティを保護し、地球連邦政府樹立に伴う世界の変革を見つめるも、未だ自身の望む世界になっていない事を痛感。
世界を変える機体としてダブルオーガンダムの完成を待ち望んでいた。



【2ndシーズン】

美しい大人の女性へと成長し、おっぱいも更に増量した。 そこ、「ケバくなった」とか「劣化した」とか言うな

ネーナ・トリニティを従え、引き続きソレスタルビーイングのサポートを行っており、人手不足の組織にアニュー・リターナーを紹介した事も。

しかし、ソレスタルビーイングの支援を行う一方で、裏ではイノベイター(イノベイド)を率いるリボンズ・アルマークと繋がりを持つ等、手段を選ばなくなっていく。
上記のアニューの推薦も、実際はリボンズからの指示である。
これらの事が(自分の所為で妹に望まぬ形で当主を継がせた事への負い目とその罪滅ぼしから)常に留美に忠実な紅龍からも疑念を抱かれ、
元々彼女の態度や自身の処遇に不満を抱いていたネーナに至っては反感と嫌悪を強めてしまう。

この時期になると、自慢の美貌は絶頂期に達するも待ち受けているのは下り坂という状況に焦燥感を駆り立てられ、
何とか変革完遂の時期を早めようと資金投入等にも見境が無くなっていく。
そして美も金も底が見え出した状況下、不老不死に近い肉体を持つイノベイター(イノベイド)に強い憧れを抱き、その一員に加わる事を望むも、
そうした内心を看破するリボンズに「 富や権力を当たり前に持ち、同種でありながら、大衆を上から見下ろす旧世代の考え方 」(要は 消え去るべき過去の遺物 )と揶揄され、
その望みも「 君は…イノベイターにはなれない。悲しいけど、それが現実なんだよ 」と嘲笑される。

それを契機にリボンズを見限り(というか見限られて放り出され)、ヴェーダの所在の情報を渡す為にプトレマイオス2に通信を入れ、ラグランジュ5で待っていた。
しかし、リボンズを出し抜こうと画策していたリジェネ・レジェッタの協力を得たネーナに裏切られ、窮地に立たされてしまう。

ネーナも相当利己的な人物だが、「 何でも持ってるくせに、もっともっと欲しがって…そのくせ中身は空っぽ 」という評価は王留美という人物を端的に表していると言えよう。

そして裏切ったネーナから銃撃され、殺されかけるも、唯一の肉親である兄・紅龍に文字通り命懸けで庇われ、窮地を脱する。
アニメではかなり動揺こそしたものの、留美は彼に哀悼の意を示す様子は見せなかった。
が、小説版では彼の死に「 灰色の世界 に一瞬色彩が明滅した 」と言う程激しい悲しみの感情を抱いていた。

その後、指定したポイントに現れた刹那・F・セイエイにメモを託し、留美を心配した刹那に一緒に来るよう勧められるも、「 求めてるものが違う 」と断った。
そして、王家のコネクションを駆使して世界の変革を目指す志を改めて固め、小型艇で脱出する。
が、その行動を読んでいたネーナのガンダムスローネドライに捕捉されてしまい、GNハンドガンで小型艇を撃ち抜かれ、志半ばで宇宙の藻屑と消えたのであった。

余談だが、この際に「小型艇の舵を刹那とグラハ……いや、ミスター・ブシドーが激戦を繰り広げている方に向けていれば、その混乱に乗じて生き延びられたかもしれない……」と小説版では言及されていた。
……が、
  • 宇宙の物理法則は彼女の味方をしなかった
  • 別の場所へ逝く事で変革を遂げた
と明言されている通り、結局それが叶う事は無かった。


素晴らしく愛らしい容姿や素振り、おっぱいという武器を携えた彼女の第一印象は極めて良好だった為に活躍も期待されていたが、そもそも名前からして「 まる 」でしかなく、
所詮は「 自分にとって都合の良い世界への変革 」を目指す事以外は眼中に無かった身勝手な人間として、その人生に幕を下ろしたのも必然であったのかも知れない…。



【台詞集1】


【台詞集2】





第2次Z』に登場。

概ね原作と同様だが、再世篇ではゼロレクイエム(原作)ルートに進むと、ネーナに撃墜された後に、ブリタニア皇帝となったルルーシュに救われていた事が判明。
彼に協力する事で生きる意味を見出し、世界の変革を見届ける。

最期はそのルルーシュに撃沈する天空要塞ダモクレスと運命を共にするよう命じられるが、
世界の変革をその目で見届け、目的を果たした彼女は原作と違い、穏やかな笑みを浮かべながら従容として死に赴いたのだった。




こんなにも項目が追記・修正されてゆく……。その向こうには、一体何があるのかしら……?

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