カイト・マディガン

登録日 :2012/03/08(木) 19:26:17
更新日 : 2017/04/23 Sun 21:13:39
所要時間 :約 5 分で読めます





カイト・マディガンとは機動戦士ガンダムSEED DESTINYの外伝にあたるDESTINY ASTRAYの主要人物。

声:大塚明夫(ゲーム)


◇概要
フリーのジャーナリストであるジェス・リブルの護衛として、彼のスポンサーであるサー・マティアスに雇われたプロのMS乗り。傭兵ではない。
種別はコーディネーター。操縦技術はかなりのものでぶっつけ本番で乗ったMSでもその機体のポテンシャルを十分に発揮でき、多数のディンなどをアウトフレームで撃墜し、借りたゴールドフレーム天ミナでテスタメントと渡り合っている。
ジェスに同行している間の食生活はSEEDシリーズの名有りキャラ屈指の悲惨さ。

◇性格
女好きで、何時如何なる場所でも女性の前に出てナンパをしても良いように、一部の特殊な状況を除き、常に仕立ての良いスーツを着用している(寒冷地の取材に赴いた際も痩せ我慢してスーツ姿だった為、ジェスに呆れられている)。
しかもある取材で拘束された際には直面している命の危機よりも、スーツにシワが寄る事を気にしていた。
しかし、ジェスの危機に必死になって行動する等、熱い部分も持ち合わせている為、ロンド・ミナ・サハクから「良い男」と称された。
面倒見もいいのかなんだかんだ言いつつジェスに付き合って面倒に巻き込まれる場合も多い。
老け顔だが22歳。老け顔であることを指摘されるとキレる。

世界でも有数のMSコレクターでもあり、連合・ザフト・オーブと所属を問わずに様々なMSを収集している。ただし後述のソードカラミティ以外の入手経路は不明。
その中には、DESTINY時点で配備が開始したばかりのザクウォーリアはおろか、エース機でまだ配備数が限定されていたはずのザクファントムやノクティルーカウィザードまで所有しており、
テスタメントを入手した際は、こちらも入手経路は不明だがジェネシスα防衛戦で劾とイライジャが使用した核エンジン付きのミーティア(核エンジン及びNJC非搭載機用に改造された5番・6番機)を入手しようとしていた。
また南米の戦いで大破していた切り裂きエドと乱れ桜レナのソードカラミティ初号機と2号機をちゃっかり回収・修理してコレクションに加えていたりする(ただし、エドの愛機であるソードカラミティ2号機に関しては、本人が返して欲しいと言うならちゃんと返すとも発言している)。
これらのMSを保管する為に、わざわざ廃棄コロニーを個人で買い取って所有している。
無論、民間人がこれだけのMSを所持する事は問題があるのか、このコロニーは徹底した隠ぺい工作を施し、作中ではジンを壊したお詫びにザクを譲渡したイライジャと、それに同行したジェス以外には誰も立ち寄らせた事がない。
しかし、とある一件で侵入してきたデスティニーインパルスとレッドフレームMJの戦闘に巻き込まれてコレクションの大半が傷物にされてしまった。


◇機体
MSコレクターという性質上、物語開始当初は特定の愛機を持たずに任務や依頼に合わせて搭乗する機体を代えていたが、後にジェネシスαの攻防にてテスタメントガンダムを入手してからは、それを主な愛機として使用している。


彼のパーソナルマークは、機体を四分割するかのように塗られた胸部で交差する白い十字架。
テスタメントの場合はOSを調整し、VPS装甲展開時には赤を基調とした機体色に白い十字架が浮かび上がるように改造している。

また使う機体を頻繁に代える一方で、ビームや実弾を切り替えが出来る上にナイフが銃剣の様に取り付けられた複合銃を必ず装備している(現時点での例外はレーゲンデュエルのみ)。


◇過去
カイトは元々、親が望む外見へのコーディネートに失敗した事で捨てられた孤児であり、その後民間経営による軍事関連組織『サーカス』に拾われる。
そして、自分と同じ境遇の子供達が戦場で傭兵として死んでいるのを見ながら
『親に望まれずに生まれた自分でも、自分を必要とする人間の為に生きる事が出来たら、生まれた意味が見つかるのではないか?』
と考える。

その後、『サーカス』からの脱退を決意して努力を重ねた末に、複数を相手取り『的』役になって実弾を使った演習で生き残る、という過酷な脱退テストに合格。
前述の機体に付けられる十字架は、この『的』になる者の証であり、彼なりの『サーカス』脱退者としてのケジメの証である。

この「親に理不尽な理由で捨てられた、親に望まれなかった子供」という過去から、子供には優しく接する傾向がある。
ジェスは「(MS乗りでなくても)小学校の先生や保育士として食っていける」と評した。
また女性好きだが人妻は既に相手がいる『自分を必要とする人間』ではないとして決して手は出さない。
そして、自分がコーディネートの失敗であるという生い立ちから、コーディネートに成功したコーディネイターを嫌っており、男でありながら絶世の美貌を持つイライジャをコーディネートに成功した容姿と考えて食ってかかった事もある。


『VS ASTRAY』では、ライブラリアンからMSの性能評価を依頼を受け、ライブラリアン独自のMSに惹かれて彼らに雇われている。
ちなみに、この頃にはジェスと組んでいる事がかなり有名になっており、前述の評価依頼も自分の技術より(MSに乗るジャーナリストとして有名な)ジェスを巻き込むのが真の目的ではないかと推測。
その推測を予めジェスに忠告し、彼と相談してからライブラリアンに一時的に参加している。

ライブラリアン参加時の機体はレーゲンデュエル。
この機体を駆りターンデルタの撃破などの任務をこなしている。
ちなみに、レーゲンデュエル搭乗時はいつも使用している複合銃は使用せず、パーソナルマークの白い十字架もつけていない。


余談
小説版のあとがきにて、彼は遺伝子操作に失敗したコーディネイターの子どもという本編の設定背景から作られたキャラクターであると語られている。

DESTINY ASTRAYで彼はジンにアサルトシュラウドを装着させたジンアサルトに搭乗したエピソードがあるのだが、このカイト機のみが現在シリーズを通じて登場した唯一のジンアサルトとなっている。

そのジンアサルトはデュエルガンダムに追加装備されたアサルトシュラウドの元となったもの……なのだが両者の外見はあまり似ていない。




追記・修正は『自分を必要とする人間』を見つけてからお願いします。

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