猪八戒(最遊記シリーズ)

登録日 :2012/05/19(土) 16:11:16
更新日 : 2016/08/27 Sat 19:46:14
所要時間 :約 3 分で読めます




猪八戒とは、『最遊記』及び関連作品の登場人物である。
CV:石田彰

微笑みが似合う、丁寧な言葉遣いの好青年。三蔵一行内での役割は『保父さん』。ガラの悪い三蔵一行の中では常識がある方で、宿屋などとの交渉役を務めることも多い。塾の講師の経験もあり、悟空の家庭教師をしたことも。
中肉中背。右目は義眼で、保護用のモノクルをつけている。また、左耳に妖力制御装置であるカフスを三つつけており、これらを外すと妖怪形態になる(後述)。
武器はなく(無印一巻のプロフィールでは笑顔とされている)、気功を使って戦う。
普段は気の固まりを波○拳よろしく飛ばして使うが、応用も利く。更に怪我の治癒も防護壁もできる優れもの。

ジープの運転や料理などそつなくこなす。賭け事がやたら強く、プロの悟浄を負かすほど。また酒にもめっぽう強い。八百鼡ちゃんがセクハラされそうになったときには飲み勝負で一人無双していた。
どういう事だかピッキングまで出来る。曰く、通信教育で会得したそうだ。
何かとセンスがずれており、一行に妙な衣装を作ったり(RELOADにて一行の衣装が新調されたが、これらは彼が用意した)、偽名に「ハヤブサ一郎〜四郎」と書いたりする。初期は「必殺害虫駆除」などと叫びながら技を放ってた。

以下物語に関するネタバレを含む



元々は人間で、悟能という名だった。
孤児院で育った彼は成長後に「花喃」という女性と出会い、彼女が生き別れとなった自分の双子の姉であるとは知らずに恋愛関係となる。
事実を知った後も彼女を愛し続けた悟能はとある村の片隅で花喃と密やかな同棲生活を送り、塾の講師で稼ぎながら平穏な日々を過ごしていた。
ある日、女好きで知られる妖怪・百眼魔王に花喃がさらわれてしまう。
村人たちが孤児である自分たちへの偏見から妖怪に花喃を差し出した(見捨てた)と知った彼は絶望のあまり村人たちの半数以上を殺害。
そのまま百眼魔王の城へと乗り込み、そこにいた妖怪たちを片っ端から殺して花喃の下に辿り着くも、妖怪の子を妊娠させられていた花喃は彼の目の前で自害。
それらが原因で、妖怪になってしまった(詳細は後述)。

その後、行き倒れていたところを沙悟浄に拾われ、上記の経緯で村人を大量殺人した罪のために悟能を追ってきた三蔵・悟空と出会い、今の縁が結ばれる。
また右目は、兄が悟能に目を抉られた末に殺された妖怪が復讐のために襲ってきたとき、自ら抉った。妖怪もドン引きである。
ちなみに「八戒」の名は、新しく人生をやり直すようにと三仏神から授かったもの。

花喃が死んだ雨の日は苦手だったが、百眼魔王の息子・清一色とのやりとりを経てからは、一皮むけたようだ(悟浄いわく、イイ性格になった)。
今では一行の裏ボス的存在…かもしれない。

アニメ版では、村人殺害はカットされ、右目に関しても抉り取らず、自傷により視力が落ちた展開に変更された。


【妖怪化】
妖力制御装置を外すと、耳が尖る、髪が伸びる、瞳孔が縦に細くなる(前述通り右目は義眼である為、変化しない)などの変化が起き、妖怪化する。
身体中に這う蔦の紋様を地面や他人に這わせ、拘束したり締め付けたりできる。また爪で切り裂くなどの攻撃もする。
一時的にとはいえ斉天大聖と互角に戦うなど、かなり強いといえる。



【妖怪になった原因】
諸説ある。原作、各アニメ、小説などでそれぞれ、「千の妖怪の血を浴びると妖怪になる」という言い伝えの解釈が異なる。

  • 言い伝えから、「八戒も千の妖怪の血を浴びて妖怪になったのだろう」という説

  • 言い伝えは、そのくらい妖怪を憎み、妖怪を倒す力が欲しいという意思があると妖怪になるという意味で、必ずしも千の妖怪の血を浴びる必要はなく、「妖怪を強く憎んだから八戒が妖怪になった」という説。
妖怪を憎んでいる→憎んでいる妖怪に対抗するための力が欲しい→妖怪化するという具合


他にも、「血は関係なく千匹殺せばOK」説など、ファンの中でもいろいろな解釈がある。詳しくはファンサイトや本家Wikiで。

因みに、三蔵が妖怪化した?がというアニメオリジナルストーリーもある。


追記修正は、器用貧乏な方にお願いします。

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