ゴクドーくん漫遊記

登録日 :2011/08/15(月) 11:02:06
更新日 : 2017/06/17 Sat 19:47:36
所要時間 :約 3 分で読めます




ゴクドーくん漫遊記は中村うさぎ原作のライトノベル。イラストは桐嶋たけるで漫画版の作画も担当。
全13巻の本編は角川スニーカー文庫より刊行。
外伝は電撃文庫より10巻まで発売。
外伝シリーズは本編完結後の後日談や本編開始前の物語を脇役視点で描くスピンオフ。
1999年にはアニメも放映された。全26話。

自分勝手で傍若無人な冒険者ゴクドー・ユーコット・キカンスキーと個性豊かな仲間達が織りなす冒険ファンタジー。
当初のタイトルは「極道くん漫遊記」であったが、アニメ化に際して現在のものに変更された。

ゴクドーなど一部のキャラを除き、キャラクター名は俳句から取られている。
しかし、作者が俳句自体を間違えている場合もある。

また、ゴクドー以外のキャラクターを主人公にした外伝も存在するが、
2001年に発売された「地獄に堕ちた亡者ども(前)」を最後に続巻は刊行されていない。


〇登場人物

  • ゴクドー・ユーコット・キカンスキー
CV:石田彰(アニメ版)、山口勝平(ラジオドラマ版)
主人公。16歳→4X歳。
その名の通り極道な性格で他人の迷惑を省みずに自由気ままに生きる冒険者。
金儲けと美女が好きで、それがトラブルの原因となる事がほとんど。
不利な状況に陥ると仲間を見捨てたり、裏切って敵に味方することも多い。
願い事を3つ叶えられると言われて「この世の富と名誉と美女を全てよこせ」と即答できる。結局叶わないが…
その正体はエシャロット国の王子。
しかし、幼い頃に実の父親である国王に殺されており、占いバーサンの手によって生き返えるも身体と人格はゴクドーとセイギの二つに分かれてしまう。
武器は 炎の魔剣 で、ゴクドーが呼べばどこからでも現れる魔法が掛かっている。王の剣の片割れ。
旅の途中で不老不死となる。
ただし魂の片割れであるセイギが死ねばゴクドーも死ぬ、らしい。
ルーベットの事は外見 好きらしいが、性格が水と油どころか闇と光レベルで正反対なためゾンザイに扱うことも多い。

  • ルーベット・ラ・レェテ
CV:吉田小百合(アニメ版)、三石琴乃(ラジオドラマ版)
ヒロイン。15歳→4X歳。
エシャロット国のラ・レェテ公爵の一人娘。外伝1巻「聖マリア修道院の怪談」では主人公を務める。
作中で「とんでもない美少女」「黙ってれば凄まじい美人」などと言われる金髪紫眼の少女。
巨乳一歩手前の美乳らしい。
公爵令嬢であるが、武芸一般に秀でており、自己鍛練を欠かさない武闘派で戦い好き。
エシャロット国での事件をきっかけにゴクドーと共に旅に出る。それ以後ゴクドーとは腐れ縁の相棒となる。
あまりにアホでクズで外道なゴクドーに比べると常識人だが、非常に喧嘩っ早い性格のお転婆娘。
武器は爆発する魔弓で格闘、剣術も達人級、パワーも男以上。ただし超ド級の音痴で絵心もない。
また、パルミットでソロモンの指輪を手に入れ動物と会話できるようになった。
ゴクドー同様に不老不死となる。こちらは普通に不死身。

  • ジン
CV:島香裕、金月真美(美少女ジン)
願いを叶える魔神。
普段はヒゲの大男の姿をしているが、美少女やドラゴンなど様々なものに魔法で変身することが出来る。
真面目で実直な性格で説教好き。
無類の酒好きでもある。
途中で寿退職したが外伝2巻でまた合流した。

  • ニアリー
CV:三木眞一郎
魔王ルシファーとその妻・闇の女王の息子。通称プリンス。
母親そっくりの褐色肌のイケメン。
女好きで気取った性格。自分の都合で他人を振り回す自己中な一面もあり、その点ではゴクドーに似ている。
魔法のエキスパートであったが、母親である占いバーサンに魔力の大部分を封印されてしまう。
アニメ版では最終話にて自らの力でその封印を破っていた。

  • 占いバーサン
CV:堀絢子
小汚ない恰好をした占い師の老婆。ゴクドーには雑巾ババアと呼ばれている。
その正体はジンの上司にして、魔王ルシファーの妻であり、プリンスの母親。
更にはパルミット国の女神であったり、精霊界の 闇の女王 でもある。
真の姿はプリンスにそっくりな絶世の美女(1巻に登場した彼女の人間態「モラ・イーミズ」はこの姿がモデル)。
騒動の原因であることが多い。

○ゲスト
  • アーサガ・オーニッツ
ゴクドーがよく使っていた安宿の店主の娘。茶髪が可愛い美少女。
冒険者をよく停泊させているため薬草の知識に長け、気立ても良い。
ルーベットやモラ、 美女に変身させられたゴクドー らと共に国王の生贄にされそうになっていたがセイギに救出され、
セイギが国王に就任すると結婚し王妃になった。
かなり夢見がちな性格で、セイギとのノロケぶりはゴクドーが逃げ出す程ベタアマ。
その後1児の母となる。

  • セイギ
CV:石田彰
国王に捕えられていたルーベットたちを救出した超キザなイケメン剣士。
斬った相手を一瞬で凍らせる 氷の魔剣 を使う。
良くも悪くも古き良き英雄伝説の主人公そのまんまで、一々暑苦しく実直でルーベットを超えるほどのお人好し。
先述した通り元は国王の息子で、ゴクドーと共に分かたれた半身の一人である。
性格がゴクドーと真逆なのはその為で、互いにダメージを与えることは出来ない。
魔王を倒した後はアーサガと結婚し王位を継承、ゴクドーに共同統治を勧めるも脱走された。
ゴクドーの事は一応「弟」だと思っているが、後に伝わる彼のアホさ加減にはホトホト呆れている。

  • 魔王ルシファー
魔界の支配者。プリンスに輪を掛けたアホで、人間界に度々進行している大迷惑なオジン。
人間界では見るも醜い怪物(ゴクドー曰く「あれが魔王ならテメー(byバーサン)も本性はブタか猪のバケモンだろ」)だが
本来の姿はプリンスによく似た色黒のナイスミドル。
エシャロット国王の身体を奪い人間界に侵攻したがゴクドーとセイギに討伐され魔界に引き返した。

  • 光の女王
闇の女王の従妹で、魔界と対を為す精霊界の重鎮。闇の女王とは対照的に白い肌に金髪の美女。
「イトコ殿」と呼ぶ闇の女王とは事あるごとに喧嘩している。

  • ペガサス
パルミットでゴクドーとルーベットが拾った天馬。
メスだが、イナホ皇国ではジジイと女ばかりのパーティを護るためにジンにターザンのような大男に無理矢理変身させられた。
後にジン夫婦と共に魔界に行くが、フェンネルで再登場を果たす。

  • ナーニャ
チンゲンツァイに棲むキバ族族長の娘。実直でマジメなクールビューティー。
半神半人の身体を持ち、満月の夜には白虎に変身する。
仏族滅亡後もゴクドー一行と行動を共にしていたが、やがてジンと結婚し寿退職を果たした。
原作終了後が舞台の外伝2巻とかには登場しない。たぶん魔界で暮らしているんだろう。


○登場国家
登場する地名の殆どは、モデルとなった国にちなんだ食用植物の名から取られている。

  • エシャロット王国
ゴクドー、セイギ、ルーベット、アーサガの生まれ故郷。中世ヨーロッパをイメージした国家。
魔王ルシファーにより度重なる侵攻を受けている。
特に第1巻では国王の首が挿げ替えられたのを皮切りに
セイギが国王着任後はしばらく落ち着いた。

  • パルミット国
エシャロットの隣国。砂漠が多く広がっている常夏の国。
二アリーが第一王女・エルマ姫に取り入り国家転覆を目論んでいた。
エルマ姫は亡霊となりながらも二度目の国家転覆を計画したが、第三王女・ココの娘(超天才の幼女)により討ち取られた。

  • イナホ皇国
東海の端っこにある島国。龍神と太陽神・菜乃が支配している。

  • チンゲンツァイ国
イナホのすぐ隣にある大国。妖怪とホトケ族が度重なる戦いを繰り広げている。

  • ヤム国
南の暗黒大陸に属するジャングルに囲まれた国。
太陽神リュウ・ジーと月神ネガナ・ルーナを祀っている。
表紙をめくったとたんに全裸のワニ仮面褐色女が登場する事でも有名。よくこのエピソードアニメ化できたな。

  • オーロラ国
南極に存在する伝説の国。

  • ターメリック国
年中高温多湿なカレーの国。

  • フェンネル国
エシャロットのもう一つの隣国。





  • ロボット王国
オーロラ国のすぐ近くにあった、ロボットが支配するもう一つの世界。
物語の根幹にかかわる設定。


追記・修正お願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/