究極タイガー

登録日:2009/06/02 Tue 08:42:23
更新日:2020/07/08 Wed 17:35:47
所要時間:約 3 分で読めます




タイトーが1987年に販売した縦画面縦スクロールシューティングゲーム。
ゲーム開発は東亜プラン

フライングタイガーシリーズの三作目であり、
前作に「タイガーヘリ」、前身に「飛翔鮫」、続編にタクミが開発した「究極タイガーII」がある。


全10面構成のループゲーム

8方向レバーで
ヘリコプターの自機「究極戦闘攻撃ヘリ・バトルタイガー」の操作
ショットボタンでショットを放ち
ボムボタンで爆発までのタイムラグはあるが、弾消し効果のある高威力・広範囲なボムを投下する。

途中現れるアイテムキャリアーのヘリ、船舶・中型機などを破壊すると以下のアイテムがあらわれ、バトルタイガーの強化をはかれる。

  • ショット強化アイテム(最大10段階)
ショットを強化する

  • ショットフォーメーションチェンジアイテム
ショットを切り替える
一定間隔で色が変わり、対応したショットと同じ色を取ると100点入る。


ショットの種類は以下の通り

  • レッドガン(赤)
初期装備
4連射の直線弾を放つ
強化すると弾数が増え、ショットが真横に広がってから飛ぶようになる。
バランスがとれており、復活時などに頼りになる

  • ブルーアイ(青)
4連射のワイドショットを放つ
ある程度強化するまでは単発直線弾だが、レベルが上がると非常に広範囲を攻撃できるようになる。
さらに一度に3つの弾が連なるため攻撃力も高く、接近して撃ち込めばその威力は極めて高い。
事実上、本作最強の武器である。

  • イエロークロス(黄)
前後左右に4連射のショットを放つ
威力もさして高くない上、斜め方向は完全な死角となるため非常に扱い辛い。
地雷扱いされる。

  • グリーンストーム(緑)
一発が連なった直線レーザーを放つ
貫通力はないが、威力は最強で強化するとレーザーが太くなる。
攻撃範囲は最も狭いが、あらゆる敵を瞬殺できる。



飛翔鮫をベースに丁寧に仕上げられたシューティングゲーム。

雷電のようなタイプのシューティングが主流となる前はこれが代表作であり、「東亜系」と呼ばれ続けた看板作品であった。

画面の半分をも覆いつくす強力なボンバー、複数のショットの使い分けなど、様々な要素をバランスよく盛り込み、現代に通じる縦スクロールシューティングの礎を築いた傑作である。

シューティングゲームを語る上でゼビウス、スターフォース、グラディウスと並んで欠かすことのできないシューティングであり、知名度・人気共に非常に高い。


自機は飛翔鮫と同じく移動速度が遅く、当たり判定も大きめ。
敵弾の速度は飛翔鮫よりは遅くなっているが、全般的な敵の攻撃が激しく、ステージ後半になると弾幕のような量の弾を撃ってくる。

飛翔鮫と同じく、道中で切り返し避けを多く求められる。

ループして難易度が上昇したときの敵の異様な攻撃は一見の価値がある。



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最終更新:2020年07月08日 17:35