文鳥(飼い鳥)

登録日 :2011/08/14(日) 23:24:17
更新日 : 2017/02/14 Tue 13:58:41
所要時間 :約 7 分で読めます




Java Sparrow



文鳥は日本では一番馴染みのある飼い鳥だろう。



インドネシアのジャワ島が出身地。英名のJava Sparrowもジャワ島のスズメの意。
ジャワ島のスズメというだけあって原産地ではスズメの代わりにブンチョウがいるそうだ。

インドネシア原産だが江戸時代には既に日本に持ち込まれていた。あの夏目漱石も飼っていたことがあり、そのことが小説『文鳥』に描かれている。



【種類】
  • 桜文鳥
一番メジャーな品種。並文鳥に一番近く、文鳥=桜文鳥という認識の人も多いハズ。お腹に桜のような模様があるのが特徴。
ショップでのお値段は他の品種に比べ安め。


  • 白文鳥
真っ白な羽が特徴な文鳥。江戸時代に作られ、人気を博した。桜文鳥に次いでメジャーな種。


  • シルバー文鳥
作られたのは比較的最近であるが、上二種に比べ身体が弱いという話がある。お値段は桜、白と比べ高め。


  • シナモン文鳥
金色に近い美しい羽が特徴。シルバーと同じく最近作られた品種で身体が弱いと言う話も。お値段も高め。
そのためか文鳥サイトではシルバー含め、初飼いにはあまり薦められない。




【荒鳥と手乗り】

文鳥=手乗り文鳥のイメージが多いと思うが、手に乗る子とそうでない子がいる。

  • 手乗り文鳥
『刷り込み』によってヒナの頃から人によって育てられた子がなる。
人を親だと思っているので懐きます。もちろん個体差はあるだろうけどめちゃくちゃ甘えます。
主人が大好きで鬱陶しいぐらいに側を離れないとか。 『握り文鳥』 とも呼ばれている。

日頃からカゴからだして遊んであげないといじけてしまうことも。



  • 荒鳥
人に全くなつかない子のことが俗にこう呼ばれる。

人ではなく親鳥に直接育てられたor育てられたがしばらく人に構われなかった子がこうなる。
人を恐れているため、餌や水を交換するだけで大騒ぎである。 観賞用として飼うのにオススメ。



【性格】

やんちゃ坊主。好奇心旺盛でいろんなものに触れたがる。

一度好きになった相手はトコトン愛す。『私はあなたを愛すのみ状態』。
逆に嫌いな相手はトコトン嫌い。そしてちょっと怒りっぽい。



【飼育】

詳しい飼育方法については書ききれないのでググッてください。可愛い文鳥に会えます。


基本的に飼育には
  • ケージ
カゴ。底が引き出せるものだと掃除しやすい。

  • 餌いれ
主食を入れる容器。文鳥はダイナミックに散らかしてくれるので蓋付きのものを使ってもいいかも。

  • 止まり木
寝るときや足腰を鍛えるのにも必要。

  • 菜さし(副食用)
副食である青菜を入れる容器。

  • 水浴び用容器
文鳥のお風呂。これまたダイナミックに水が飛ぶので外付け式のものが売っている。

  • ひよこ電球
冬に文鳥が暖をとるのに必要。文鳥が好きに離れたり近づいたりできるので便利。



…があれば事足りる。その他病院にいくときにはペットキャリーなどがあるといい。
しかし手乗りにする場合はヒナから育てる必要があるため、挿餌用のスポイトや 保温用のキャリーやマスカゴが必要になる。



【食餌】
  • 混合飼料
主食。彼らは豪快にぶちまいてくれる。
栄養価の高い皮付きのものと剥いてあるものがある。
皮付きのものを使っていると、餌がまだ残っていると勘違いし、文鳥が餓死してしまう可能性も。なのでよく確認する必要がある。
某月が綺麗ですね先生も一度やらかしている。

  • 青菜
ビタミンなど健康維持には必須、小松菜や豆苗などをあげる。
ただし嫌い(形や大きさ)だと食べないので、ヒエや粟と混ぜて食べさせる餌があるのでそれで食べさせる。

  • ボレー粉
カルシウム補給に必要。他に赤土(貝殻入り)ならマグネシウムも取れるのでこちらもおすすめ。


その他みかんといった果物。



【手乗りにする場合】

手乗り文鳥にする場合はヒナから育てなければいけない。
その場合、スポイトやスプーンなどを使って『挿餌』を行う。

こんなの↓↓↓↓↓
   ─┼8

あわ玉やパウダーフードをお湯で溶いたものをヒナの口に流しこむ感じ。
『そのう』という餌を貯める場所が一杯になると口を開けなくなるので欲しがるだけあげる。
これを1日四時間置きにやらなければいけない。ヒナが自分で餌を取れるようになるまで1ヶ月はかかるため時間に余裕がない人には厳しいかも。



【温度管理】

元が暖かい場所の鳥のため寒さに弱い。なので秋口など季節の移り変わり目は注意してあげる必要がある。
口を開けて苦しそうにしてたら暑い、 羽を膨らませてじっとしてたら「寒いよ助けてー」 の合図。



【放鳥】

手乗りの場合、日頃からカゴからだして遊んであげる必要がある。この時は目を放さないこと。
知らずに踏んで… ということがよくある。



【試練】
  • カゴに入れる
遊んであげた後は当然カゴに戻さなきゃいけない。しかし文鳥はなかなかカゴに戻ってくれない。
捕まえようとすると遊んでもらってると思って逃げ回る。その場合は部屋を暗くすると文鳥もあまり動かなくなり捕まえやすい。

  • 爪切り
最大の試練。文鳥の爪は日々、伸び続けるのである程度伸びたら切ってあげなければいけない。
文鳥を指で動けないよう保定し爪を切るのだが…大半の文鳥はこれが大嫌いらしく爪を切ったあとは人間不信に陥ることもあるとか。
ショックでしばらく動かなくなったり…詳しくはYouTube参照。

  • 一緒に寝る
非常に懐いた文鳥は、人間が横になると、首もとに潜り込んで一緒に寝ようとする。大変かわいらしい。
しかし、これは絶対してはいけない。
うっかり眠ってしまった場合、翌朝には 文鳥せんべい ができあがっている。
死ぬほど後悔するので、寝るときは必ず鳥かごに入れましょう。



【お出迎え】

飼うにはショップ、もしくはブリーダーさんから頂く方法がある。

飼育環境が悪いと病気を持ってる場合が多いので、
ショップで購入する場合はインコなどと一緒のケージにいれてないか、よく掃除が行き届いているかなど確認してください。

そしてよく吟味してあなただけの素晴らしい一羽を選んでください。






ちょっと待ったー!


おやおや、ひげじいどうしました?


いま、一羽っておっしゃいましたよね?


ええ、言いました


一羽だけじゃ…さすがに文鳥さんも寂しいんじゃないですか?賢い鳥なんだったら寂しくて病気になっちゃうんじゃ…

いえいえ、それが大丈夫なんです。むしろ下手に二羽にするとまずい場合もあるんです。


おや、そうなんですかな?


文鳥は好きな相手はトコトン好きですが、嫌いな相手はトコトン嫌いなんです。
文鳥からすると嫌いな相手といるくらいなら一羽で良たほうがマシ…ということなんです。


なるほど、文鳥ははっきりしてますなぁ。クールな感じなだけにお前はこっちクールなーなんて。





つがいなどが欲しくて2匹以上ヒナから育てる時は1カゴ1匹、もしくは育てる時期をずらすこと。
何故ならヒナたちに過度なストレスがかかり全滅するからである。


文鳥の寿命は十年ほど。人をしっかりと見分けられる頭の良い鳥でもあるので飼育する場合はしっかりとめんどうをみてやってください。




追記・修正は文鳥を手に乗せながらお願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/