デュエルガンダム

登録日:2010/03/02 Tue 22:05:33
更新日:2024/04/24 Wed 23:18:41
所要時間:約 16 分で読めます





出てこいストライク…!でないと…でないと傷が疼くだろうがぁッ!!



デュエルガンダムとは、『機動戦士ガンダムSEED』に登場するモビルスーツ(MS)。


目次





デュエル
DUEL


基礎データ


型式番号:GAT-X102
所属:地球連合軍大西洋連邦→ザフト
全高:17.5m
重量:61.9t
動力:内蔵バッテリー
装甲材質:フェイズシフト(PS)装甲

武装:
頭部75ミリ対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2
57ミリ高エネルギービームライフル
175mmグレネードランチャー
ビームサーベル×2
耐ビームコーティングシールド
350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」



機体解説


地球連合軍大西洋連邦が、中立国オーブのモルゲンレーテ社の協力の下、同国が保有する資源衛星ヘリオポリスで秘密裏に建造した試作MS群「GAT-Xシリーズ」の1機。
ヘリオポリスで建造された5機の中でも最初期に作られた『G』であり、事実上連合初の正式なMS*1
機体名の「デュエル」とは「決闘」の意。

PS装甲展開時には、ライトグレーをメインに額・胸・肩・膝などの各部にダークブルーオレンジのアクセントを加えたカラーリングとなる。
PS装甲展開時の青、赤、白のトリコロールカラー等、カラーリングに初代ガンダムへのリスペクトを感じる主役機・ストライクに対して、
本機はビームサーベルの装備位置やがっしりとした体形等、デザイン面に初代ガンダムを彷彿とさせる要素が含まれている。
「地球連合軍最初期のMS(ガンダム)」という設定からして、恐らくは偶然ではなく意図的に似せたと推測される。


劇中における呼称は「デュエル」だが、型番の「X102」付きで呼ばれることもある。
コズミック・イラ(C.E.)世界の他のガンダムタイプ同様、本機の正式名称は「デュエル」だが、
ゲーム作品や商品名では「デュエルガンダム」という表記が用いられている。


基礎骨格には人体の動作を再現する事に重きを置いたX100系の汎用フレームを採用。
そもそも地球連合内にMSの開発ノウハウが不足していたために「他の機体の技術的資本」となるべく開発され、
その結果として、要求性能をバランスよく備えた汎用機というコンセプトでデュエルは制作された。
これにより、MAへの変形機構や特殊兵装、換装システムなどの何かしらの特殊な機能を備えていたり、
清々しいほどに砲撃戦に特化したりと、尖った性能、あるいは武装構成となっている他の4機と比べ、
本機は装備も平均的で外観もシンプルと良くも悪くも「汎用機」然としたMSであり、地味な印象を受ける。
しかし、シンプルな分全体のバランスが取れており、他機体の重量級大型火砲すら容易に扱えるほど安定した運用性を実現*2
実は他のGATシリーズの4機と比べると、唯一足首に当たる部分にアーマーがない。身も蓋もない言い方をすれば、洋服でいう他か長ズボンなのに対して、七分丈みたいな状態。
そのため、足のシルエットがかなりスッキリしており、稼働範囲が広い。陸戦時では多少無茶な体勢でも安定して戦闘が行えるというメリットがあるのかもしれない。

また、他の4機同様に低電力高出力ジェネレーターによる小型ビーム兵器やPS装甲を完備しているため、
攻撃・防御性能自体も開発当時としては平均以上であり、バランスの良さもあって追加装備無しでも様々な戦局に対応出来る汎用性を持つ。
さらに、PS装甲で防御力を確保しつつ大型火器や特殊装備を積まない事で、柔軟で安定性に富んだフレームを活かした高い運動性能を獲得。
これらの特徴から「MS同士の白兵戦」に向いた仕様の機体となり、この特性がそのまま機体名の由来にもなっている。


本編開始時点では他の4機同様にナチュラル用のOSが未完成で運用可能な段階ではなかったが、
本機を連合から奪取後、そのまま自身の機体としたイザーク・ジュールが自身に合わせてOSを再調整し、ザフトの戦力として運用された。
以降はアスラン・ザライージスガンダムディアッカ・エルスマンバスターガンダムニコル・アマルフィブリッツガンダムと共に、
幾度となく連合軍の新型艦であるアークエンジェルと、唯一奪取されなかったキラ・ヤマトストライクガンダムを追い詰めた。



基本武装


  • 75ミリ対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
GATシリーズ共通の武装で、両側頭部に2門内蔵される機関砲。所謂頭部バルカン。
名称の由来は「ハリネズミの陣」。
劇中ではほとんど使用されず、接近するレイダーガンダムに対して牽制射撃した程度。

  • ビームサーベル
背面バックパックの側面に2本装備。
本体色と同じライトグレーの筒型のシンプルなグリップで、ビーム刃の色はピンク。

  • 57ミリ高エネルギービームライフル
基本的な構造などはストライクなどの物と同じだが若干大型。銃身下部にグレネードを装備可能。
非使用時にはサイドアーマーにマウントされる。
連合のMS用ビームライフルとしては最初期のタイプにあたるが、前線の兵に人気があり、
後年には再生産されてダガー(105ダガー)ストライクノワールの装備としても使用された名銃。

  • 175㎜グレネードランチャー
ビームライフルの銃身下部に装着されたグレネードランチャー。
装弾数は1発だけだが、その分威力は高い。

  • シールド
対ビームコーティングされた大型の実体盾。
ストライクやガンダムアストレイ、及びM1アストレイと同型の色違い。
基本的に左腕のマニピュレーターや前腕部に保持するが、バックパック下部に水平懸架している場面もある。

  • 350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」
デュエルの装備になるはずだった幻の実弾武器。
肩掛け式の大型バズーカで、ジンの「M68キャットゥス 500mm無反動砲」などに比べて大型だが、
銃身にバッテリーが搭載されており、砲弾を内部で電磁加速させて高速で撃ち出す仕様。
加えて砲弾自体もかなり高威力で、連射も利くため高性能。
ヘリオポリス襲撃直前にガンダムアストレイ ゴールドフレームに持ち逃げされ、結局デュエルに装備される事はなかった。
またヘリオポリス崩壊時のごたごたで連合からは設計データが失われてしまったらしく、アクタイオン・インダストリー社はこの装備を再現できなった。



劇中での活躍


◇C.E.71(『SEED』)

ヘリオポリスのモルゲンレーテ工廠で1月20日にロールアウトし、調整が進められていたが、
同月25日に実施されたザフトのクルーゼ隊による襲撃時、工廠から宇宙港への輸送途中にイザークの手で奪取される。
技術解析が行われた後、イザークの搭乗機としてクルーゼ隊の戦力に組み込まれ、アークエンジェル(以下「AA」)を幾度となく襲撃。

ガモフ組の中でも率先してキラのストライクと相手取り、互角の勝負を繰り広げた。
しかし、初めてSEEDを発現させたキラに機体の脇腹部分をビームサーベルとアーマーシュナイダーの合わせ技で破壊され、
装甲を貫通する形で内部機構も破損し、その際にイザークも顔面を負傷。
これにより、戦闘力不足が(あくまでストライク相手にだが)明白となったデュエルは、
修理と同時に後述の強化兵装「アサルトシュラウド」を追加され、以降はこれが基本装備となる。

低軌道会戦では大気圏ギリギリでAAを追撃に掛かり、負傷の件もありストライクを執拗につけ狙う。
アサルトシュラウド初お披露目だったが、反撃の際に割って入った避難民シャトルを脱走兵と誤認し撃墜。
そしてストライクを深追いし過ぎてバスターと共に母艦に戻れなくなり自力で降下、バルトフェルド隊に拾われるという何とも苦い結果となった。

その後は大気圏内で活動するが、キラがぶっつけ本番でOSを調整・対応させたストライクと異なり、
デュエルは接地圧の調整をしていなかったために砂漠の流砂に足を取られて満足に動けず、以降はグゥルで飛行しながらAAを追撃。
AA追撃時は空戦能力のなさからグゥルを失うと戦線離脱を繰り返していたが、
ニコルの仇討ちの時は片足を破壊されながらも返しでライフルを失わせ、一矢報いる事に成功する。

ザラ隊解散後はザフト最大規模の作戦「オペレーション・スピットブレイク」に参加等、各地を転戦。
量産機と同じ扱いで運用されたが、僚機が多数撃墜される中でも本機が撃墜されることはなかった。

その「スピットブレイク」では、イザークが補給のために一時帰艦していたところ、クルーゼにアークエンジェルの存在を知らされ、
元々は連合本部に攻め入るつもりだったが、アークエンジェルへの攻撃に向かう*3
アークエンジェルの護衛をしていたムウのスカイグラスパーとの戦いでは「バスターとは違うんだよ!」と啖呵を切って優位に進めるが、
友軍機がアークエンジェルのブリッジを潰そうとしたその時、天空よりフリーダムが舞い降りて友軍機を撃退。
そのままフリーダムがアークエンジェルの護衛に入ったのを見て「敵」と認識したイザークは、
フリーダムのパイロットの、連合軍本部に仕掛けられたサイクロプスの存在を暴露しての両軍に向けた停戦・撤退勧告をブラフと判断し、攻撃を仕掛けるが、
機体の性能差もあってあっさりいなされ、サーベルで斬り掛かったところ、それを避けたフリーダムから逆に斬り掛かられ、
回避不可能と悟ったイザークはコクピットに迫る光刃に悲鳴を上げたが、寸前でキラが撃墜を思いとどまってサーベルを下げたことで脚部を切断されるに留まり、
再度の撤退勧告と共に近くを飛んでいた友軍機目掛けて蹴り飛ばされ、友軍機が脚を失ったデュエルをナイスキャッチしてくれたことで一命を取り留めた。

最終決戦「第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦」では、ビームが直撃しかけたストライクルージュを庇うという形で、
当時の最新鋭GATシリーズのフォビドゥンと戦闘に入ったデュエルが、
フォビドゥンのフレスベルグが直撃したと思わせて、寸前にアサルトシュラウドをパージして爆発させ、
その爆炎を目くらましにフォビドゥンに肉薄し、ビームサーベル二刀流で撃破する。

その後、連合の核攻撃隊の母艦ドゥーリットルに迫り、艦橋へグレネードを直撃させ撃沈させたが、
直後、プロヴィデンスに中破させられ、満足に身動きが取れないところをレイダーに狙われたバスターの援護に入り、
バスターから強引に借りた超高インパルス長狙撃ライフルで撃ち抜いて撃墜。*4
こうしてイザークとデュエルは、熾烈な戦場の中で生き残り多くの敵機を撃墜したばかりか、
基本的に3機同時に相手取っていたキラ・アスランと違って事実上のタイマン状態であったとはいえ、
戦争終盤に投入された3機の後期GATシリーズのうち、2機を撃墜するという大金星を挙げた。
なお、『スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙』ではレイダーはバスターに撃墜される展開に変更されているため、
TV版と比べて事実上デュエルの勝ち星が一つ減る結果になっている。

ちなみに最初期の『G』5機の中で、5体満足の稼働状態で終戦を迎えたのはこの機体のみ。
フォビドゥンとの戦闘でシールドとアサルトシュラウド、レイダーとの戦闘でビームライフルを喪失し左肩部を損傷したが、
中破したバスターをAAに輸送した際に補給を受け、ストライク用のビームライフルとシールドで再出撃している。
最初期の機体でありながら最後まで戦い抜けたのは、この機体のポテンシャルの為せる技か、はたまたパイロットを務めたイザークの技量故か。

また、序盤ではランチャーストライクのアグニでライフルもろとも右腕を、次戦で脇腹、
ストライクとの決戦では右脚、アラスカではフリーダムガンダムのサーベルでASを含む両膝下と、
結構な頻度でボディを破壊されているが、どちらも短期間で完全修復されている。
元々は他国の技術で作られている上、ブラックボックス化されていたというPS装甲まできちんと修復できる辺り、
ザフト及びプラントの技術の高さは計り知れない。大人の事情」とか言っちゃだめだぞ!

大戦後は連合に返還され、イラスト集『RGB』によると、その後バスターと共に博物館に展示されたとの事。

だったのだが……


装備変更形態


◆デュエルガンダム アサルトシュラウド(AS)

基礎データ(AS)

重量:103.47t
追加武装:
115ミリ・レールガン「シヴァ」
220ミリ径5連装ミサイルポッド

機体解説(AS)

強奪後、ザフトが独自に用意した追加装甲「アサルトシュラウド」を装着した形態。
『SEED』本編では1クール目終了間際にこの形態となって以降は標準装備扱いとなり、最終回手前までこの姿だった。
ちなみに「アサルト」は強襲、「シュラウド」は屍を包む衣を意味する。
恐らく装備直前の戦闘で機体とイザークが大きなダメージを受けた事に由来すると思われる。

頭部以外の胴体と四肢とほぼ全身に纏う形で装備する為装備重量は40tを超え、
機体重量が100t超とザウートなどの重MSをも上回るほどになってしまっている。
ただし、AS自体に内蔵する形で各部にスラスターも増設されている為、宇宙空間での機動性はむしろ上昇している。
シグーやジンの装備を基にしたザフト製の兵装であるためにPS装甲はなく、
機体(表面)の耐久性の向上というよりは内蔵した武装ポットによる攻撃選択の多様化といった感も強い。
ちなみにこのアサルトシュラウドによってフレームが剥き出しだった足首部分は覆われ、直接の被弾は防げるようになったが、やはり柔軟性が若干失われている。

しかし、登場後すぐに舞台が地上に移っていたこともあり、あまり本領を発揮できていない。
砂漠をこけそうになりながらがに股で歩くその姿は中々シュール。
ザラ隊結成後は重量の都合もありグゥルと共に運用され、宇宙に戻ってからようやく本領を発揮した。

上記の通りASは任意でパージする事も可能で、フォビドゥン戦ではこの仕様を活かして止めを刺している。

連合もストライクの戦闘データを見てこの装備に目を付けたらしく、量産機「ロングダガー」及び「デュエルダガー」の追加装甲「フォルテストラ」の参考にした。
なお、AS自体は「ジンやシグー用の追加装備を流用した物」という設定だったが、
本編後設定が公開されたジンアサルトやシグーアサルトとは、追加装甲を纏う点以外では外観・武装共にほとんど共通点が見られない。
どういうことなの……

武装(アサルトシュラウド側に装備されている武器のみ)

  • 115mmレールガン シヴァ
アサルトシュラウド右肩部装甲上部に設置されたレールガン。
破壊力はビームライフルと同程度と平凡だが、それ以上に速射性、構えなしで発射できるなど取り回しに優れる。
接続箇所に可動軸が設けらているため肩自体の可動と合わせて射界はかなり広く、取り外して手持ち武器としても使用可能*5
ザフト製のはずだが、なぜか名称は連合に則したものとなっている。

  • 220mm径5連装ミサイルポッド
アサルトシュラウド左肩部装甲内に格納された5連装ミサイルポッド。
総弾数は不明だが、アニメ劇中では数回一斉射できる程度に撃っている様子や、一部ゲームでは弾数として2回一斉射できる仕様になっていたりする。


◆デュエルガンダム 大気圏用装備

漫画『機動戦士ガンダムSEED Re:』において、グゥルに代わる新型フライトユニット「ジェグス」を装備した姿。
ジェグスは現場のパイロットと整備士が主導となって開発を進めていた物で、ディンの翼から頭部エアロシェルまでを丸々バックパックにしたような形状をしている。
装備する事でMSに空戦能力を与えるだけでなく武装も施されており、そのレイアウトはさしずめザフト版I.W.S.P.といったところ。
I.W.S.P.におけるレールガンの位置がビーム砲となり、単装砲がレールガン、
対艦刀がシグーディープアームズと同様のレーザー重斬刀という構成になっている。
作中では試作品をイザークが受領したが、開発チームとしてはジンやディンの装備として普及される事を希望している。


◆デュエルブリッツガンダム


だからこそ、こんな事はもうやめねばならんのだ……!

型番:ZGMF-1027M

劇場版作品『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にて、まさかの改修機が登場。
再建造などではなく、正真正銘第一次連合・プラント大戦をイザークと駆け抜けた機体である。
僅か1年前に新造された機体ですら「旧式」と呼ばれる程技術進歩が早い(『最新鋭のエース用機と比べて』だが)C.E.世界において、
本機は既に製造から5年が経過している上、MS同士の戦闘が本格化する前に設計開発されたものであり、
本来なら先の通り一線を退いて博物館入りし、眠りについていても然るべき機体であるが、
如何なる経緯か秘密裏に、しかもかなり大規模な改修がなされて実戦投入された。

その最たるものは動力源。
新型のバッテリーなどではなく、まさかまさかの核エンジンに換装されている。
完全にユニウス条約違反なのだが、そもそも条約自体が既に連合が前大戦で破った為形骸化しており、
今回に関しては現プラント最高評議会ラメント議長の承認の下、ライトニングバスター共々、クーデターに対する超法規的措置として投入された。
操作系もザクウォーリアの物に変更され、本機を手放して久しいイザークもすんなり操作できる仕様となっている。

外見は「よりスマートに洗練したアサルトシュラウド」を装備した格好だが、レールガン「シヴァ」が取り払われ、
両肩に形状変更されたポッドが装備されており、右肩にビームライフル、左肩にビームサーベルと連装ミサイルランチャーが内蔵されている。
そして「ブリッツ」の名が示す通り、嘗て共に居並んだ僚機・GAT-X207 ブリッツの武装を彷彿とさせる追加装備がなされている。
具体的には、右前腕部に『超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」』と同形状のモノを二本、『有線ロケットアンカー「グレイプニール」』と同様の装備を左前腕に装着。
更にミーティアとのドッキング運用も可能となっており、機体性能は無論戦術・戦略面でも大幅な強化が果たされている。
ちなみにブリッツの最大の特徴であるミラージュコロイドは本機には搭載されていないが、
そもそもとして大本のデュエルからしてブリッツのような電撃戦・ステルス運用には向いていないので、仮に搭載されても宝の持ち腐れになった可能性は高い。

既にデスティニーやストライクフリーダムすら「旧式」と見なされる、『FREEDOM』の舞台となったC.E.75において、
最早ロートル機扱いされるであろうデュエルが、大規模改装を受け容れた上でその性能も現行機レベルに上昇しているという時点で、
如何にX100系の基礎設計と拡張性が優れていたかがうかがえよう。

パイロットは引き続きイザーク・ジュール。
劇中では、ファウンデーション王国の蜂起に追随して発生したプラントのクーデター鎮圧のため、ラクスの意図の下ボアズ要塞跡地に保管されていた本機へ搭乗。
同様に改修・保管されていたバスターを駆るディアッカと共に出撃し、ミーティア装備で反乱勢力の迎撃にあたった。
その後キラ達が別途進めていた作戦が成功し、プラント本国内でのクーデターも逮捕・拘束されたため、
イザークはクーデター派の首魁・ジャガンナート中佐へ投降を呼びかけるが聞き入れられず、やむを得ず武力による鎮圧を続行。
最終的にジャガンナートが乗る艦のブリッジにランサーダートを叩き込んで蹶起を終結へと導いた。
その後もレクイエム破壊を試みるシン達を援護するなど、乗り手共々相変わらず要所要所で見事な活躍をしてのけた。

なお、小説版において本機の改修は、イザークの母であるエザリアやニコルの父であるユーリ・アマルフィらによって試験目的で行われた事が明かされた。
このため実戦投入は想定されておらず、改修後ボアズ要塞跡地に保管されたのも「そのまま埃を被って忘れられてもいい」という考えによるものだった。
それを踏まえると、本機に「ブリッツ」の名が冠されているのも「二度と戦争で子供たちの命が奪われるようなことが無いように」という、ある種の祈りがこもっているのでは、とも考えられる。
結果的に本機はそのまま捨て置かれる事無く再び戦火へと赴く事になったのだが、「敵を倒す」ためでなく「また戦火が広がる事が無いように」という目的の為に使われた事を考えると、いささか感慨深いものがある。



バリエーション機


◆デュエルガンダム(再製造機)

アクタイオン・インダストリー社が地球連合軍と共同で発動した「アクタイオン・プロジェクト」の一環として再建造されたデュエル。
イザーク機と同型だが、性能試験を繰り返した後、後述のブルデュエルへと改装された。


ブルデュエル

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』に登場するMS。ブルはイタリア語で「青」。
上記の再製造機を改装した機体で、ファントムペインに配備された。
見た目はキットを流用したのでアサルトシュラウドに似ているが、総合火力と防御の強化ではなく、近接火力と機動力の強化が主眼になっている。
最期がSEEDシリーズでは他に類を見ないほど悲惨な事で有名。
詳細は個別項目を参照。


◆レーゲンデュエル

基礎データ(レーゲン)

型式番号:LR-GAT-X102
所属:ライブラリアン
全高:18.16m
重量:64.19t
装甲材質:フェイズシフト装甲
動力源:バッテリー
武装:
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2
175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル
115mmレールライフル「ルドラ」
ビームサーベル×2
対ビームシールド
バズーカストライカー(350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」)
特殊装備:ストライカーコネクタ



機体解説(レーゲン)

機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』に登場する組織「ライブラリアン」がデュエルの設計データに改設計を施し製造した機体。
レーゲンはドイツ語で「雨」を意味する。

機体自体はストライカーパックシステムを無理矢理追加して汎用性が上がったデュエル……程度でいいかもしれない。
他が凄まじかったせいか普通に見えるが、レールガンが手持ち式になったり、サーベルが膝に付いていたり、いわゆるΖ顔になったりと、所々微妙に改造が施されている。

バズーカストライカーは……可もなく不可もなくと言うべきか。
ランチャーストライカーをベースにした可動アームにゲイボルグを接続したストライカーで、アグニに換装する事もできる。
携行武装が増えるのはいいが、ストライカーを使ってバズーカ一本増えただけでは正直微妙な感は拭えなかったりする。
とはいえ、レーゲンのコンセプトは「状況に応じて装備を変えて戦う」事を突き詰めた機体であり、
目標に接近しながら遠距離ではバズーカ、中距離に入るとストライカーごとパージして両手のライフルを連射、
さらに近付くとそれも捨て、身軽な状態でビームサーベルとバルカンによる近接戦闘……という運用を目的としている。
ストライカーパックは最初から破棄する事が前提で、隠蔽の必要がある場合爆破処置する事も考えると、コスト的にこれくらいで丁度いいのだろう。

デュエルの関連機体がザフトの運用データを基にした機体だらけの中で、この機体はそれとは別の形で強化されている(シヴァを基にしたレールガン「ルドラ」もあるが)。
もし、デュエルが最初のプランのまま連合で運用されていればアクタイオン・プロジェクトもこの機体のような強化プランになっていたのかもしれない。

パイロットがカイトなので、TV初期のような噛ませ犬状態にはならないだろう。
……とか思っていたら前シリーズの主役機であるターンデルタを大破させるという快挙(?)を遂げている*6
しかしその後は特に出番は無かった。
ライブラリアン崩壊後はそのままカイトのコレクションに加わったようで、例の白十字がバッチリマーキングされた他、
ゴールドフレームによるヘリオポリス脱出を再現する際にゲイボルグを提供している。



関連機体


◆前期GAT-Xシリーズ

ヘリオポリスにて、デュエルと同時期に開発されたMSで、ストライクバスターブリッツイージスの4機。
前期GAT-Xシリーズで最初に完成したデュエルをもとに、各々のコンセプトに特化して開発されたため、
携行型小型ビーム兵器やPS装甲など、基本的な技術はデュエルのものがベースとなっている。
また、ストライクとバスターはデュエルと同じ汎用型のX100系フレームを採用しているため、外観もそれなりに似通っている。


プロトアストレイ

上記5機のデータを盗用して開発された、オーブ製MS「アストレイシリーズ」の試作機。
ビームライフル、ビームサーベル、頭部バルカンと、基本的な武装しか装備されていない点(とそのレイアウト)や、
機動力を重視したコンセプトなどがデュエルと似ており、デュエルがこちらの設計においてもベースとなった可能性が高い。
ただ、機動力重視のコンセプトについては「ブラックボックス化されていたPS装甲の解析・再現ができなかった」という切実な事情があり、
仮にPS装甲が再現できていたなら、ここまで思い切った機動力重視の設計にはならなかったと思われる。
ちなみに、完成状態で建造された3機*7のうち、「ゴールドフレーム」という通称が付けられたP01は、
本来はデュエル用のレールバズーカ(リニアキャノン)として開発された「ゲイボルグ」を持ち出し、使用していた。


ロングダガーデュエルダガー

『機動戦士ガンダムSEED MSV』などに登場する機体で、ダガー系の上位機種とその仕様変更機。
系統的にはストライク系だが、機体コンセプトやカラーリングはデュエルの要素を引き継いでいるため、ポジション的にはデュエルの量産機といったところ。
上記の通りASを参考にした「フォルテストラ」を装備する。


ジンアサルトシグーアサルト

ジンやシグーにザフトが開発した追加装甲装備「アサルトシュラウド」を装着した状態。
上記の通りこの装備がデュエル用ASの開発に繋がった模様。



立体化


ガンプラ

デュエル単体では1/144コレクションシリーズで、アサルトシュラウド装備型はHG GUNDAM SEED、1/100、BB戦士で発売。

1/144コレクションシリーズは、定価500円という安さ故に色々と色分けや可動域は悪いという欠点がある。
しかし、後年にウェポンセットが出るまでグレネード付きビームライフルが安値で手に入る手段として有用だったので、一部ではそれなりの需要があった。

HG GUNDAM SEEDではパッケージ絵がアサルトシュラウド形態だが、発売当初にはまだ登場しておらずネタバレ同然の扱いだった。
ガンプラが進化し続けている2020年代の今となっては見劣りする部分はあれど、SEED系初期キットにしてはそこまで出来は悪くなく、パーツを分離すればデュエル単体も再現が可能。
干渉部分が少ないのもあって可動域もそこそこによろしく、色分けも良好。
アサルトシュラウド形態は、本体付属のシールの大部分がこちらに割かれているのもあって細かな色分けはさすがにできていない他、
装着すると腰の可動ができなくなってしまう事や、前腕部の黒い追加装甲も再現されていない事が欠点。
5連装ミサイルポッドは形だけで開閉できないが、レールガンの可動はそれなりに良い。
よくSEED系キットの短所として挙げられる大きい肩や頭部などの造形が一転して長所になっており、素組でもかなりスタイルがいいという良キット。
HDリマスター版放映記念にマーキングシールがリニューアルされたものが発売。現在ではそちらの方が手に入りやすい。

2012年2月にMGで発売され、素体・AS装備状態共に完成度は非常に高い。オマケとしてゲイボルグも付属する。
このデュエルの基本フレームを基に、残りの『G』もMG化された(バスター、ブリッツ、イージスの3機。ストライクも本キットをベースとしたVer.RMが発売された)。

ブルデュエルはHG GUNDAM SEED、BB戦士。レーゲンデュエルは1/100のみで発売された。
前者はやや寸詰まりしているような印象で、後者は色分けやパーツ分割などの精度が低く評価が悪い。

デュエルブリッツはHGCEで発売が決定。
両肩武装コンテナの展開ギミックを搭載し、ランサーダートの射出やグレイプニールの発射も再現可能。
そして劇中で披露しなかったアサルトシュラウド装甲のパージギミックが存在し、パージするとそこには見知った姿のデュエルガンダムが完全な姿で写っていたのである。
当然ながら完全新規造形なので、事実上のデュエルガンダムVer.2.0に等しいプラモデルとなっている。
何とご丁寧に劇中で使用していないグレネード付きビームライフルとビームサーベル二本まで付いてくるので、無印終盤の再現まで出来るオトクっぷり。
実際のところファンサービスとしてのプラモオリジナルギミックなのか、実際に原作でも見た目が一切変わっていないのかは現時点では明らかではない。
故にこのギミックが判明したことで「そこまでしてデュエルを改修する必要あったの…?」というツッコミも出てきてはいる*8

◇ROBOT魂

ストライクやバスターに続いて発売。
TV版の装備は一通り揃っており、ASも付属し着脱可能。
ボディのメリハリが強いシリーズである事に加え、AS装着時のバランスもあって細身になっており、特に腹部周りがかなり細い。
そのため、素の状態だとバランスの問題で若干頭部が大きく感じられるかもしれない。
付属物ではライフルのグレネードは着脱不可である一方、ASのシヴァは上下可動、ミサイルポッドも蓋の開閉などは可能。

後年には「ver. A.N.I.M.E.シリーズ」でも一般発売。
シリーズのコンセプトの違いもあってボディのメリハリはそれほど激しくなく、設定画や劇中のイメージに近いがっしりした造形になっている。
こちらはASは付属しないが、代わりにゲイボルグが付属し、装備可能。
また、劇中再現用としてアーマーシュナイダー付き手首&エフェクトパーツが付属しており、キラの初SEED発現戦で受けた腹部へのアーマーシュナイダー攻撃シーンを再現できる。



ゲームでの性能


◇機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.

デュエル(コスト420)とアサルトシュラウド装備(コスト450)の2種類。

デュエルはライフルストライクのマイナーチェンジといったところ。
ビームサーベルとグレネードランチャーがあるのが強み。

アサルトシュラウドは鈍足だが、優秀なチャージショットを持つ万能機。
特格→チャージショットは基本コンボだが、生の方が560と組める上、ステップの反応も良いため、「ASは矯正ギプス」とまで言われる事がある。


機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT

イージスに引き続きコスト1000で参戦。
前作とあまり変わらないが、ネクストダッシュで隙を消せるようになった。

また、今作ではなんと装甲パージアタックが使える。
アサルトシュラウドをキャストオフした瞬間に射撃防御判定が発生し、敵のビームなどを防ぎつつ懐に潜り込んで攻撃できるなんとも原作再現な技である。
強力だが、出撃1回につき1回限り。

この技を使ってストライクフリーダムガンダム(ボス仕様)のハイマットフルバーストを無効化しつつ接近し、そのままカウンターで止めを刺した猛者もいる。
パージ後はバルカンやらグレネードが撃てるようになり、さらにブースト量も増加しフワフワの性能がいい為生存率が大きく上昇する。


機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST

中間アップデートで1000コスト帯で参戦。
今作ではアサルトシュラウド形態固定で、ガンダムVSガンダムシリーズでは存在したパージアタックが無い。
アシストのバスターは呼出と照射コマンドが個別で用意されているが、呼出は時間が長い代わりに性能は微妙で使いにくく、照射は使い勝手が良いが弾数とリロード制限が厳しい。
覚醒技はレイダーを屠ったバスターとの連携攻撃。この時だけ素状態になるが、モーション終了後はアサルトシュラウドに戻る。
通常射撃や格闘類は上記作品類からのモチーフや配置となっているが、残念性能なのは否めないだろう。


◇機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST

全体的な修正として1000コストは1500コストに昇格し、相応の修正を受けた。

アサルトシュラウド形態はダメージ補正に20%が付いて同コスト帯では硬い部類になった他、アシストのバスターが呼出中は何発でも照射攻撃が可能になるなど前作の情けなさを払拭する修正が入る。
さらにパージアタックがNEXTから復活し、素状態での立ち回りも可能となった。

素状態では原作さながらのポーズを取るサブ射撃のグレネードや、逆に原作では使用していないゲイボルグを使用可能。
もちろん、こちらでもバスターは呼び出せる。

余談ではあるが、同じクルーゼ隊のニコルが搭乗するブリッツが2000コストで参戦しており、
一部プレイヤーからは「何故終戦まで生き残ったこいつが1500なのに撃墜されたあちらは2000なんだ?」と疑問視されている。


機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ON

出撃直後からバスター呼出が使用できるようになった他、両形態のサブ射撃が弾数増加などアッパー調整が入る。
しかし全体的な環境の変化や1500コスト帯の不遇により、あまり恵まれているとはいえない。

今作からはディアッカが搭乗するバスターが参戦。
戦役最後に大破したとはいえ、長い期間や様々な陣営を渡りぬいていたというのに、何故かこちらも1500コストだった。


機動戦士ガンダム Extreme vs. 2

格闘CSで任意換装が可能となった。
アサルトシュラウド形態はやや下方修正を受け、素状態はやや上方修正を受けている。
前作に引き続いて環境に適応している性能とは言い難いが、覚醒の仕様変更等で活躍のチャンスはやや増えた。

エクストラ枠ではあるがイージスが2000コストで参戦し、これで遂にザラ隊が全員参戦する運びとなった。
2vs2ゲームなので揃い踏みする事は不可能だが、イージスと本機のアシストで残り2人を呼び出せば、即席ではあるが部隊を再現できる。


機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST

アサルトシュラウド形態は格闘が突きのみとなり弱体化したが、代わりに射撃CSやサブ射撃などにSAが付くようになった。
素状態ではサブ射撃がEXVSMB時代の原作再現ポーズに変更。誘導切りも付いているが、発射までの時間が間延びした結果となった。また下格闘がカウンターになった。
元々被ダメージ20%減の効果を持つAS形態にSAが付いたため、基本的な立ち回りはこちらが主軸になるだろう。
しかし、格闘面で劣る部分が多いので素状態と使い分けするタイミングを前作以上に考えなくてはならない。
2022年8月のアップデートで、同期のバスターとブリッツが変形コマンドでグゥルに搭乗できるようになったのだが、本機は何故か蚊帳の外に置かれてしまった。


SDガンダムGジェネレーションシリーズ

『GジェネSEED』から参戦。
通常状態は一貫してSEED系ガンダムタイプの中では最弱の部類。
ただ開発元としては優秀で、初期GATシリーズのバスターやストライクへの派生など起点となる部分も多い。
一方のアサルトシュラウド形態は、アビリティにフルアーマーがあり防御補正が付くケースや、HPが0になると通常状態へ移行する脱出が付いている時もある。
HPなどの基礎ステータスで上回る分、武装の消費ENについていけなくなると補給で苦慮するので注意したい。
開発ではブルデュエル、設計ではバスターと合わせるとV2アサルトバスターガンダムになるのが通例。
V2ABの設計はいかにもネタっぽいが、C.E.製MSでも初期の機体2つから、U.C.最後期のMSを設計出来てしまうため、キャピタルさえあれば最強争いに名を連ねるようなMSを早期に手に入れられてしまう。
まぁそのキャピタル集めが大変なのだが。

『CROSSRAYS』ではアサルトシュラウドがそのどちらも取り上げられてしまった。
バルカンやグレネードの代わりにレールガンやミサイルポッドが付いているので、ダメージの底上げはできているが、前述のEN消費率の高さがネックとなる。
設計先のV2アサルトバスターも消えてしまっているので、特にこだわりが無ければブルデュエルへの橋頭保として扱うのが良いだろう。


スーパーロボット大戦シリーズ

『第3次α』から参戦。
基本的にはアサルトシュラウド装備状態が事実上の通常形態となっており、初参戦の『第3次α』では最初からAS装備状態。
一応イザークから「強奪後すぐに追加装甲を付けた」ことが語られている。大人の事情

『J』や『W』では通常状態も登場し、AS装備後は撃墜するとASをパージして再出撃してくる。
ちなみに、設定上はASにはPS装甲が付いていないのだが、ゲーム上はどちらの状態でもPS装甲持ち扱いとなっている。

特記すべきは『L』で、こちらは『DESTINY』が参戦しているため、イザークも当然専用ザクやグフに搭乗しているのだが、
条件を満たしていると、イザークとディアッカが自軍入りする際にかつての愛機であるデュエルとバスターを持ち込んでくる展開に。
「こんな旧式で大丈夫か(意訳)」とツッコまれるが、イザーク曰くOS等は最新式にアップデートされているとか。

原作(『SEED』)では最終盤まで敵勢力だった影響で、参戦する場合は遅めの自軍参入になりがちな上、
その原作でも最終盤ではやや型落ち扱いされていた影響か、自軍入りしてからの性能は基本的に微妙。
ただ、改造はストライクやフリーダムのものを引き継ぐため、こちらを改造していれば改造費は抑えられる。
『DESTINY』名義でのサプライズ参戦となった『L』でも、各種ボーナスと機体性能がチグハグな影響で、
イザークとデュエルのコンビに思い入れでもなければ、専用グフに乗せた方がいいレベルで微妙。




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最終更新:2024年04月24日 23:18

*1 デュエルが最初期に完成しているが、5機の開発は同時並行的に進められたため、ロールアウトの時期はほとんど同じとなった。

*2 GAT-Xシリーズには共通規格のコネクターを内蔵したマニピュレーターが搭載されている

*3 クルーゼは連合軍上層部が仕掛けた罠を知っていたため、イザークとデュエルがサイクロプスに巻き込まれることを避けたと推測される。小説版ではクルーゼがモノローグで「ここでイザークを死なせるのはもったいない」と考え、それとなく連合本部ではなくアークエンジェルに向かわせたことが示唆されている。

*4 同時にフェイズシフトダウン。もし外れていたら、二人はレイダーの餌食となっていただろう。

*5 MG版で追加された設定で劇中未使用。また、後述のレーゲンデュエルでは最初から手持ち式に改造されている。

*6 もっとも、デルタアストレイが火星に戻った後だったせいでヴォワチュール・リュミエールへのエネルギー補給ができないといった制約も影響している事には留意する必要がある。

*7 このほか、予備パーツ状態だった2機が存在する。

*8 上記の小説版の経緯も踏まえると、実践で使われること自体を想定していなかった可能性もある