バスターガンダム

登録日 :2010/03/03 (水) 06:07:06
更新日 : 2018/01/15 Mon 03:01:47
所要時間 :約 8 分で読めます






とっととそこから下がれよ!
アークエンジェル!




機動戦士ガンダムSEED』に登場するモビルスーツ(MS)。





バスター
BUSTER

■基礎データ

型式番号:GAT-X103
全高:18.86m
重量:61.9t
動力:内蔵バッテリー
装甲材質:フェイズシフト(PS)装甲

武装:
左右肩部 220ミリ6連装ミサイルポッド
右武装 350ミリガンランチャー
左武装 94ミリ高エネルギー収束火線ライフル

連結時:
対装甲散弾砲(前/ランチャー・後/ライフル)
超高インパルス長射程狙撃ライフル(前/ライフル・後/ランチャー)




■機体解説

地球連合軍大西洋連邦がオーブ連邦首長国のモルゲンレーテ社と共同で資源衛星ヘリオポリスにて建造した「GAT-Xシリーズ」の一機。
フェイズシフト起動時の装甲はグリーンや黄土色などを組み合わせた迷彩色のようなカラーとなる。
バスターとは「破壊」の意。


最もシンプルで安定性に優れるX100系の汎用フレームに砲撃・狙撃能力を与え、中~長距離の「対艦戦闘・砲撃戦」を目的とした機体。
アウトレンジからの敵艦船・要塞拠点などへの直接砲撃や、後方からの支援砲撃を念頭に、高出力ビーム兵器やガンランチャー、ミサイルなどを搭載しており、同時開発された5機の中でも随一の火力を誇る。
一方で、ビームサーベルや盾、頭部バルカン等の格闘・防御兵装は一切持っていない。
迎撃兵器すら積まない、漢仕様。

機体の特性上、エネルギーを多く消費することによって起こる短時間でのPSダウンを防ぐ為、
機体両側に装備された主武装の二門の砲にはサブジェネレーターが、両膝には予備電源が設置されている。
また、重火器の搭載により本体重量も5機の中で最大になってしまい機動性が若干低いが、
背面の大型バックパックのスラスターによる推力の底上げや主武装であるガンランチャーとライフルを腰部のサブアームに懸架することで取り回しやすくする、
などの工夫によってザウートなどの既存の砲撃戦MSを大きく上回る機動・運動性を確保している。

他のGATシリーズと違い、メインカメラにバイザーが付いているのも特徴的。



■武装

  • 220ミリ6連装ミサイルポッド
両肩に装備されたミサイルランチャー。
攻撃だけではなく弾幕の形成による敵の撹乱や、ミサイルの迎撃などの近接防御にも使用される。
通常弾頭の他、煙幕弾などへの変更も可能。

  • 350mmガンランチャー
機体右側に装備された大口径実弾砲。
目標を複数破壊するなど、「面」の攻撃に特化している。
発射できる弾は複数種の内口径サボット弾やロケット弾、ミサイルなどを用意している。
なおこの装備には短時間でのPSダウンを防ぐ為、サブジェネレーターが搭載されている(これは下記のビームライフルも同様)。

  • 94mm高エネルギー収束火線ライフル
機体左側に装備された大型ビームライフル。
他の機体のビームライフルとは違い、筒状の銃身の側面にグリップが付いている。
大口径・高出力を誇り、その火力は同時期の戦艦の主砲をも上回る。
使いやすいのか、他の機体でもこの兵器単独での運用をしている(発展機体のヴェルデバスター、サムブリットストライカーの火器選択オプション等)

本機最大の特徴として、上記の二門の砲を連結させサブ出力を直結、それぞれの威力を倍化させる機能を持つ
(ただしこの状態での射撃はバレルにかかる負荷も増す為、短時間での連射は不可能)。
光学武器である火線ライフルはともかく、実体弾を撃つガンランチャーまで繋ぐとパワーアップするのはこれが実は火薬式ではなくレールガンであるため。

  • 対装甲散弾砲
ガンランチャーを前、火線ライフルを後ろに連結したモード。
広域を制圧する際やミサイル迎撃に使用される。
通称・大盛りチャーハン。

  • 超高インパルス長射程狙撃ライフル
ガンランチャーを後ろ、火線ライフルを前に連結したモード。
MS数機を一撃で薙ぎ払う威力を誇る。
破壊力の向上に加え射程も伸び、遠距離への精密狙撃に使用される。
通称・グゥレイト砲。



■劇中での活躍

◇C.E.71(『SEED』)

初登場は第一話。
ヘリオポリスへのザフト軍クルーゼ隊の強襲の際、ディアッカによって奪取され、以降彼の愛機としてアークエンジェル(以下AA)に襲い掛かる。
パイロットが好戦的な性格のせいか前へ前へどんどん出てくる。砲撃機なのに。

ぶっちゃけ、「アークエンジェルの艦橋が目視出来る程近くにあるから、超高インパルス長射程狙撃ライフルでもぶち込めば即戦闘終了するんじゃね?」
とか思う場面が幾度かあるが、まぁアニメなので気にしてはならない。

ストライクとの戦闘においては、ディアッカが慎重だったのか、他のガンダムのように一対一で戦うことはなく、
ムウ・ラ・フラガメビウス・ゼロスカイグラスパーとよく戦っていた。

オーブ近海での戦闘でスカイグラスパーと相討ちになって被弾し、中破・降伏。
そのままAAに鹵獲され、オーブに戻った際、モルゲンレーテに引き渡され修復される。

しかし、連合のオーブ侵攻の混乱に乗じてディアッカが再び搭乗。苦戦を強いられるオーブとAAに加勢した。

以後、AAの戦力として戦闘に参加し活躍する。
最終決戦まで戦い抜くも、クルーゼプロヴィデンスが放ったドラグーンに対応出来ず頭部をはじめとした各部を破壊され大破。
更に行動不能のところをレイダーに襲撃されるが、居合わせたイザークデュエルが長射程狙撃ライフルを使いこれを撃破した。
(使えた理由は、GAT-Xシリーズに搭載された共通規格のコネクターを内蔵したマニピュレーターのお陰)

なお、スペシャルエディションではグゥレイト砲で普通に倒している。
そのためTVでは

プロヴィデンスと戦闘→レイダー撃墜

だった流れが

レイダー撃墜→プロヴィデンスと戦闘

となっている。


大破後はデュエルと共にAAに収容。戦後になって連合へと返還されており、『DESTINY』には登場しない。



◇漫画

キラアスランの激闘編ではランチャーストライクに不意打ちされ足を爆破されたあげく「ばかなぁぁ〜…」と

┓(^w^)┏

↑のポーズをして海へ落下する。



■派生機

バスターダガー

型式番号:GAT-A01/E2

ダガーにバスターの装備を搭載した事実上の量産型バスターガンダム。
当初はストライカーになる予定だったが上手く性能を発揮させられなかったため固定装備となった。



◇バスターガンダム(再建造機)

型式番号:GAT-X103

「アクタイオン・プロジェクト」に基づき再建造された前期GAT-Xシリーズの一機。
ディアッカのバスターと同型の機体であるが、性能評価試験を重ねた後に後述のヴェルデバスターへと改装された。
なお、独自のデザイン画などはなく、設定だけの機体。



ヴェルデバスター

型式番号:GAT-X103AP

再建造機をベースに改装されたバスターの派生機。
ブルーコスモスの私兵である「ファントムペイン」に所属。
バスター最大の欠点である「近接戦闘力」を補う為、両脇にバヨネット(銃剣)付きビームライフルを追加。それに伴い、脇に抱えていた二門の砲が肩に移動した。

そのせいでバスターのアイデンティティである「砲の連結」が出来なくなったが、全体的な性能は向上している。
バヨネットライフルも連結できるし。
パイロットはシャムス・コーザ。



◇ヘイルバスター

型式番号:LH-GAT-X103
全高:19.04m
重量:84.91t
装甲材質:フェイズシフト装甲
武装:
  • 220mm径6連装ミサイルポッド×2
  • 120mm径3連装対艦バルカン砲×2
○バスターストライカー
  • 350mmガンランチャー
  • 94mm高エネルギー収束火線ライフル
特殊装備:
ストライカーコネクタ
ミラージュコロイドシステム

搭乗者:フィーニス・ソキウス


VS ASTRAY』に登場。
ライブラリアンが入手したバスターの設計データをベースに改造を加え建造した機体。
装甲色は黒主体だが、デザイン発表当初は別カラーだった。
「ヘイル」は英語で「雹」を意味する。

砲撃機として初めてミラージュコロイドを搭載。ミラージュコロイド・デテクターがある時代でも位置までは把握できないため、ブリッツ系統とはまた違う形で怖い機体である。
単独運用を前提とせず、仮に単独で運用してもミラージュコロイドがあるため、接近戦になりにくい。そのためか、オリジナル同様格闘・防御兵器はない。 
他のライブラリアン製改造機同様、背面にストライカーパック用のコネクターが実装し、バックパック部分はガンランチャーとライフルを合わせたバスターストライカーへと変更。
これによりバスターダガーで成し得なかった「武装のストライカーパック化」を果たした。
その他、肩のミサイルポッドの蓋にガトリングが仕込まれ、火砲が外された状態でもそれなりの火力が発揮できるようになった……ハズ。

シリーズ中でも一番マトモに使えそうなストライカーではあるが、背中から見るとデザインのやっつけ感が結構酷い。
そのうえライフルとガンランチャーの接続位置が変わったため連結するにはいちいちアームから取り外さなくてはならない。



■立体化

  • 1/144
肘は可動しないが、両腕がガッツポーズのように曲がった状態で固定されているため武器を持たせても自然なポーズになっている。
つーか持たせないと意味不明。
ガンランチャーとライフルは一応連結させられるが、手首も水平の握り拳で固定されているので持たせようがない。

  • HG、1/100
他のガンダムと違い太ももに回転軸があるため、砲撃ポーズを取りやすくなっている。
HGではミサイルハッチは差し替えで開閉。
二門の砲はグレーの一色成型のため、設定通りの色を再現するなら塗装する必要があるが、砲身全てがABSパーツであるため塗装の際は注意。
他のキット同様リマスター版も発売された。

新規パーツの追加によりHGでヴェルデバスターが、1/100でヘイルバスターが発売。
この二つのキットには旧バスターのランナーがそのまま入っている為、色違いの通常バスターを組む事も可能。

  • MG
HDリマスター化の流れにより、2012年9月に遂に発売。
デュエル・ブリッツと共通の基礎機構ながら、二機に比べマッシブな姿となり、非常にスタイリッシュに纏まっている。



■ゲームでの性能

Gジェネ

大火力長射程。燃費は悪いがミサイルが光る。
ヴェルデに進化すると散弾砲の代わりに念願の格闘武装がつく。
ただし、ゲームのシステム上威力はミサイル→バヨネット→その他なので注意。

ワールドではキモのミサイルが弱体化しているので困る。グゥレイト砲の火力が控えめなのも辛い。


◇GENERATION OF C.E

序盤から敵として登場するが、オーブ戦ステージ攻略後は自軍で使用可能となる。
ガンランチャーとビームライフルがあるので敵ユニットの耐性にはある程度対応できるが、カラミティと違い射程は普通。
高インパルス砲のMAP兵器はあるものの威力はそこそこといった感じ。
また、近接武器・盾が無いので接近されると回避しか出来ない。
一応PS装甲で物理耐性はあるものの、加入以降のステージの敵の大半はビームサーベル持ちなので厳しい。

乗り手のディアッカは複数攻撃スキルを覚えて便利であるため、ストフリ入手で空いたフリーダムなどに乗せたほうが良かったり…と微妙に扱い難い。


◇連ザシリーズ

コスト450の砲戦特化機体。そしてロマン機体。

本編同様白兵戦闘能力は無いが、ガンランチャーで代用出来、不用意に近づくとイタい目に合う。
格闘CSは発生が速く、ぶっ飛ばしが出来る。
通称“大盛り炒飯”。

射撃CSは「超高インパルス長射程狙撃ライフル」、通称“グゥレイト砲”。
数多くのMSを血祭りにあげた脅威の狙撃ビーム砲。
高速着弾と多段ヒットで、敵の体力と集中力を削りとれる。
ただし、ランチャーストライクみたいに射線ずらしが出来ないというロマン仕様。


連ザⅡでも、相変わらずの高性能。
弾数豊富なので、デストロイ相手でも強気で押しまくれるが、MA状態だと為す術がない。

ちなみにバスターが本領を発揮するのは白兵戦、タイマン時である。
射撃機体のクセに下手な格闘機より白兵戦が強い。
何コイツ。

格闘チャージもあり、BRが当たっても当たらなくてもそのまま格闘CSC(チャージショットキャンセル)で180〜200ほどごっそり削ることができる。
一発ビームが当たっただけでこの威力… 正直格闘貰うよりも厄介である。
2on2で格闘CSCしていると硬直も長いため、普通にカットされるので、使用には注意を。
ただし、バスター+スタン攻撃持ち機体の2on2だと凶悪化する。

砲撃機なので機動力が低く、片追いにはめっぽう弱い。


◇EXVSシリーズ

FULL BOOSTにストライクノワールの格CSとしてヴェルデバスターが参戦。
ゲロビを撒き散らしまくり、ノワールの強機体ぶりに拍車をかけた。(※ロケテ時)
そしてデュエルASのアシストとしてバスターも復活参戦。追従型のアシスト扱いだがぶっちゃけ本体よりよく働く。

マキシブーストONではプレイアブルとして使用可能になった。射撃武装をコマンドで切り替えられる反面、格闘が無いというガンダムエピオンと真逆の性能を持つ。
常に相手にちょっかいを出し続けられる手数の多さが長所だが、クアンタフルセイバーやファントムガンダムが相手ではほぼ一方的に狩られてしまう。


スパロボ

長い射程とお手頃な燃費で人気。どの作品でもフリーダムを差し置いて活躍する安定性能。
使い勝手はわかりやすく言うとデュオ+トロワ÷2。ただ、中途半端という人も。
パイロットもヒット&アウェイや狙撃がデフォで使える炒飯でいいだろう。
Kではヴェルデバスターの参入も期待されたが、結局参入せず。
Lでは条件付きでデュエルと共に参入する。機体性能は旧式だが武器がいいのでザクよりは使える。



  \目/
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コ(つ二二 -{《二巛
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  (__)_)

「なんで追記・修正してんのかわかんないけど……ただ……良項目にしたいって事だけは確かなんだよ!!」



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