武器(ベヨネッタ)

登録日：2011/12/07(水) 02:02:16
更新日：2023/11/24 Fri 20:42:33
所要時間：約 5 分で読めます

本項目は∞クライマックスアクションゲーム『BAYONETTA』に登場する武器を紹介するものです。

ベヨネッタが駆使する「バレットアーツ」は銃器と格闘技を組み合わせた戦闘術であり、武器にかかる負担が大きく並大抵の武器では使い物にならない。そのためベヨネッタは魔界の名工・ロダン謹製の武器を愛用している。
いずれもロダンが自ら魔界に渡って悪魔を封じ込めて作られており、非常に強力。
これらの得物を作る為には悪魔を誘き出す「天使の歌声」というレコードを使う。

悪魔や魔獣を捕らえて封印する都合上、武器を作るのはそれなりに大変な仕事らしく、魔界から戻ったロダンは血塗れになっていたりする。
それでも（ゲーム中時間で）十数秒足らずで行っている辺りかなり凄まじいが。

一部の武器を除き、手、脚両方に装備出来るが１つしか作ってくれないため、もう一個作るにはヘイロウを支払い複製品を買わなければならない。
また、武器を手に入れると「魔女のたしなみ」という香水のアイテムがショップに入荷するが、これを購入して対応する武器といっしょに装備するとコスチュームの一部に変化がおきる。

もう一人のプレイアブルキャラクター、ジャンヌもベヨネッタとよく似た装備を扱う。早い話がコンパチであるが、魔女のたしなみを装備することはできない。

◆スカボロウフェア
それぞれ「パセリ」「セイジ」「ローズマリー」「タイム」と言う名を持つ薔薇色の四丁拳銃。魔導術を用いた激しい射撃、打撃の使用にも耐えうる頑強な作り。弾がデカくピンポン玉くらいある。
威力は低いものの、出が速く長押しやダッヂオフセットも非常にやり易い初心者から上級者までカバーする武器。本作の武器は威力が高すぎるとコンボが稼ぎ辛いため高ランクを狙うプレイヤーに人気。
下位互換に「ハンドガン」、上位互換に「バジリオンズ」がある。
ジャンヌ操作時は「オールフォーワン」という武器になる。
劇場アニメ「Bloody fate」では「エルフィン・ナイト」という名前になっている。

「スカボロウ・フェア」はイギリスの伝統的なバラード。サイモン＆ガーファンクルの歌が有名だが古くからたくさんのバージョンがある。パセリ、セイジ、ローズマリー、タイムはその歌詞に出てくるハーブ。
ハーブ（薬草）は古くから魔よけとされてきたが、一方で有名な「魔女の塗り薬」のように魔女が得意な道具であるともされてきた。
「本物の魔女」が使う四丁セットの武器にこの名前をつけるロダンのセンス、ぱねぇ。
普段は魔法によって自動でリロードと排莢を行っているが、実は中折式単発銃として手動装填もできる。この機能はあるボス戦のフィニッシュ演出で披露されている。

◆オニキスローゼス
魔界に咲く黒薔薇に集まる妖精の魂を宿したというショットガン。
打撃武器としてはスカボロと同じだが、長押しによる射撃が強力。ショットガンというだけあって、近距離で放てば大抵の敵を怯ませることが出来る。
ジャンヌ操作時は「ガーネットローゼス」という名前になる。

◆修羅刃
魔神「阿修羅」の心臓を埋め込まれた生きた妖刀。「しゅらば」と読む。
速さと範囲攻撃に優れた近距離武器。手にしか装備出来ない。序盤に入手出来、コンボもウィケッドウィーブも使いやすい優秀な武器。特にPKPやPPP・Pなどは速く範囲の広いためアルフへイムでも活躍する。
長押しは溜め斬りで、最大溜めは強力。
使い勝手は良いがこればっか使っていると後々苦労する。
上位互換に「ピロウトーク」がある。
ジャンヌ操作時は兄弟刀とされている「エンジェルスレイヤー」となる。
ちなみに、ピロウトークはジャンヌ操作時は「ブラディムーン」という名前になるが、これの説明文には日本の漫画作品のパロディがかなり詰め込まれている。

「Bloody fate」では、スカボロウフェアが切り札的なポジションに置かれたためか、中盤までベヨネッタの主力武器となっていた。

◆クルセドラ
大蛇の姿をした悪魔を封じ込めた鞭。
手にしか装備出来ない。威力は低く、手数は少ない上に出も遅い。その代わりに射程がかなり長く、長押しで敵を引きよせる事が可能。他の近距離武器とのシナジー効果が期待出来る武器で、特にオニキスローゼスとの相性が良い。
魔女のたしなみを装備すると眼鏡がパピヨンマスクになり、セットで変わる手袋とブーツも相まって「いかにも」な格好となる。
ジャンヌ操作時は「ヴリトラ」という武器になる。

◆ドゥルガー
千本の手を持つ悪魔を封じ込めた、爪を模した魔導器。
雷と炎の２つの属性を持ち、常時切り替え可能。雷は手数と速度に優れ、炎は威力に優れる。手が雷、炎が足と言うのはもはやデフォ。
長押しは雷なら雷球を炸裂させ、炎なら火の爆弾を発生させる。特に炎の長押しは高威力で雑魚ならテキトーに長押ししてるだけで簡単に倒せたりする。反面、コンボは稼ぎ辛い。
本気ベヨ雷ドゥルガー装備のコンボは手数が凄まじく、コンボ数をめちゃくちゃ稼げる。
魔女のたしなみを装備すると猫のような耳としっぽが追加され、切り替えた属性によって耳としっぽも炎や電気をまとう。
ジャンヌ時は「カーリー」になる。

◆オデット
魔女オデットの魂を宿したスケール靴の魔導器。
唯一の足専用武器で炎、氷系の地形ダメージを無効化・移動速度上昇…と移動面に特化した武器。
急停止が出来ず滑るため、扱いには慣れが必要。
長押しは百烈脚やスピンなどの連続攻撃。ある程度敵を攻撃すると凍らせることが出来る。
総じてヒット数の割りに威力は低いため、コンボ向けの武器といえよう。
見た目に相応しく、トリプルアクセルとかも出来たりする。
魔女のたしなみを装備すると羽のヘアバンドと黒いチュチュが追加され、名前も相まって『白鳥の湖』を彷彿とさせる。
ジャンヌ時は「カーレン」となる。

◆ギルゴア中佐
ベトナム戦争時に狂気に走り、殺戮の限りを尽くして地獄に落ち、悪魔になった男、ギルゴア中佐の魂を宿したグレネードランチャー。
挙動は遅いが、威力は高い。ロケットパンチや乱舞、ロケット特攻などロマン溢れる鈍重アタッカー。ウィケッドウィーブは多段ヒットするため、デカイ図体をしたボスなどに特に有効。
とある小技を使うと、オデットの百烈脚を使った際に怒涛の連続射撃が出来るが、これを中佐で使うとゲームバランスが崩壊しかねない高威力を叩き出す。
通称「百烈中佐」。
魔女のたしなみを装備すると、帽子をかぶり眼鏡がサングラスになる。さらに首元にはスカーフが追加され、『地獄の黙示録』のキルゴア中佐そのままな格好となる。
ジャンヌ時は「スレイド大佐」という武器になる。コンパチゆえ、大佐になっても威力は変わらない。

◆細鳳
魔界随一のスピードを誇る悪魔の魂を宿したヌンチャクの魔導器。
凄まじい多段ヒットでコンボを稼ぎまくる武器で、怒り状態の敵にもヒットストップしないためフルボッコに出来る。反面、コンボ入力にかなりの癖があり扱いは難しい。
長押しは光弾を発射する。
魔女のたしなみを装備すると、本来着ている髪の毛で出来たボディスーツがセパレートになり、トップスが肩出し＋へそ出しになる。さらに腰に金のチェーンベルトが追加される。
ジャンヌ時は「唐龍」になる。

◆天使の武器
敵をトーチャーアタックで撃破することで使える天使の武器。武器には耐久力があり、ある程度使うと壊れる。
武器は杖、モーニングスター、ラッパ、双剣など様々。
総じて威力が高く、魔力も回復しやすい便利武器。
P攻撃とK攻撃でモーションが変わり、杖やハルバードなどの棒武器のK攻撃だとポールダンスをし、スーザフォンのK攻撃ではフラフープもする。流石ベヨ姉さん。

◆ロダン
堕天使であるロダンが天界の一部を治めるのに使用した腕輪。
入手条件が非常に難しいが、その分威力はお墨付き。コンボ入力により天使の武器に変化する。

◆他
鍵
道中入手出来る鍵。一時的に武器として使えるが、振りは遅い。
鉄骨、街頭
道中入手出来る武器。持つと移動速度が極端に遅くなる。
車、ゴミ箱、オデットで凍らせた敵
ウィケッドウィーブの腕で持ち上げて投げつける即席の武器。威力は高いがスキはデカイ。最大の魅力は、ウィケッドウィーブを使用している都合上半裸のベヨ姐が見放題なところ。

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