年末の魔物(KOTY)

登録日 :2010/12/19(日) 22:31:10
更新日 : 2017/09/30 Sat 14:49:34
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年末には 魔物 が潜む……。



クソゲーオブザイヤーにおいて11月下旬から12月頃にほぼ毎年のように発売するクソゲーに対して使われる言葉。

初めて使われたのは四八(仮)に対してで、その内容の酷さもあってKOTYスレの住人の間で一気に普及した。

なぜこんな風潮が生まれたのかというと年末年始商戦や〇周年記念等とにかく年内に出したいがために未完成のまま発売してしまうため。
クリスマスとなると親が子どものプレゼント目的で地雷を無意識に高確率で踏み抜き、
正月になるとクリスマスに手に入らなかったゲームを目的に、お年玉を握り締めてゲーム売り場に突撃した子ども達を絶望の淵へ叩き落とす 魔のシーズン でもあるのだ。

しかも昨今の未完成商法にありがちな「後でアップデートパッチ配布すればいいや」「あとでDLCとして出せばいいや」という開発側の悪い認識が追い風となってしまい、未完成状態での発売強行に踏み切ってしまうパターンも多い。
そうなるともちろんオンライン環境のないプレイヤーはハブられる事になり、気がつけばマルチプレイを推しているゲームなのに環境の問題でぼっちに…という悲しい出来事も発生してしまう(アプデパッチ適用後、バージョンが合わない場合それだけでハブられる事が非常に多いのも一因)。
ある意味、オンラインが発展したゲーム業界の暗い部分だろう。


KOTY大賞を狙えるレベルの作品が多く、据え置き機部門の05、07、08、11、12、14、16年大賞と携帯機部門の13年大賞、乙女ゲー部門の07、08年大賞は年末発売で、
特に据え置き機部門08年はメジャーWii パーフェクトクローザージャンライン修正パッチが魔物同士の激戦を繰り広げ伝説になった。

KOTYエロゲー板からの出馬では魔法少女アイ参も年末発売だが、こちらは他の大賞が逃げ出す程の酷い出来、
名作シリーズの旧作レイプから 魔物と呼ぶのも生ぬるいおぞましい何か として恐れられている。
通称が魔法少女アイ という時点でお察し下さい。詳しくは個別項目にて。

当然KOTY誕生以前にも年末の魔物といえる作品はあり、たけしの挑戦状里見の謎、ファミコン版メタルギア等が挙げられる。
これらの場合、そもそもオンライン要素自体が無い(初のインターネット接続対応ゲーム機はSEGA・ドリームキャスト。1998年発売)ため、修正そのものが絶望的である。



クソゲーでなくともアンサガやWii版TOG等、納期がもう少し遅かったら叩かれなかった作品もよく出る。

残念(?)な事に09年と10年に据え置き機部門では現れなかった。
理由としてはゲームの開発費の高騰と、全体的に売上が減っているために下手に年末に冒険が出来ない事情がある。

2度と据え置きに魔物は現れないと思いきや11年はシリーズ物の超劣化という共通点を持つ個性的な魔物が3匹も現れ、更に1月からの 亡霊 が出現した。
13年には次世代機からやって来たありとあらゆる手抜きの弾幕を武器に大賞作と死闘を繰り広げた「ガイアブレイカー」、14年には二大門番軍団をライダーキックであっさり撃破した「仮面ライダー サモンライド!」、16年には「古き良き」を吐き違えたRPG「古き良き時代の冒険譚」が大賞を掻っ攫ったりと止む気配は一向にない。
反対に携帯機部門では夏に大賞レベルのノミネート作が出る事が多く、07、08、10、12、14、15年の大賞になっている。
08年7月31日にはメジャーDS、ウィンディ×ウィンダム、そして大賞のめざせ!甲子園が発売され伝説となっており、
これらは甲子園で活躍している高校球児と共に 夏の怪物 と呼ばれている。もちろん意味は逆。

09年8月6日には戦極姫が無ければ大賞とまで言われた世界ふしぎ発見DSが発売。
そして10年7月15日に発売したハローキティといっしょ(通称: 鬼帝 )がその理不尽かつ誰得な出来で12月に発売した、
バグの塊のプーペガールDS2と夏の怪物VS年末の魔物という上記のメジャーVSジャンラインにも負けない死闘を繰り広げ見事大賞を勝ち取った。

11年の夏も怪物の出現に期待や恐怖をしている人が多かったが姿を見せる事は無かった。



年末の魔物並に暴れている怪物だが、携帯機部門からなのかあまり普及されてない。鬼帝で知名度が上がったかもしれない。


最後に年末の魔物も夏の怪物もKOTYを盛り上げるのに欠かせない存在で期待している人も多いが、本来 クソゲーは無い方がいい という事を忘れてはいけない。




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