ウルトラマンティガ

登録日 :2009/08/02(日) 22:50:03
更新日 : 2017/08/10 Thu 07:48:29
所要時間 :約 7 分で読めます





巨人を蘇らせる方法はただ一つ―――
ダイゴが光となること

その巨人の名は―――ウルトラマンティガ



究極の勇者!! 復活。



1996年に放送された平成ウルトラシリーズ第一作目。
80年に放送された『ウルトラマン80』以来16年ぶりとなるTVシリーズであり、当時としては革新的な要素が多数盛り込まれた意欲作である。

まず、主人公であるマドカ・ダイゴ役を演じたのは、
95年にデビューしたジャニーズの大型アイドルグループ・V6のメンバーである長野博。

主題歌もV6が手掛けており、ユーロビート界で有名なイタリアのミュージシャン、
デイヴ・ロジャースがV6に提供した『TAKE ME HIGHER』がOPテーマとして使われた。
(V6の初期の体表曲はその殆どがデイヴ・ロジャースの手によるものであり、
この『TAKE ME HIGHER』もV6が歌ったバージョン(日本語詩)とデイヴ・ロジャース本人が歌ったバージョン(英詩)が存在する。)

主演俳優がジャニーズのアイドル、しかも主題歌は今までのシリーズと雰囲気が大きく異なるタイアップ曲、
ということもあって当初は賛否両論を巻き起こしたが、現在ではどちらもファンから高い評価を獲得している。
(何気に、歌詞の中には「ティガ」という言葉が出てくるしね)

長野博もウルトラシリーズには好意的な姿勢で接してくれており、特に好きなウルトラマンはウルトラマンエースであるとのこと。
本作を長野博の代表作とするファンも多い。

これまでのシリーズのお約束を踏まえつつも、シリーズ初の女性隊長を起用したり、
従来のM78星雲の存在しない世界観(ネオフロンティアスペース)やウルトラマンのタイプチェンジ能力などは以後のシリーズ展開にも大きな影響を与えた。
各話完結スタイルに留まらない連続するストーリー展開も特徴のひとつで、平成ウルトラシリーズの作品の中でも人気はかなり高い。


第一話の予算がガタキリバ4体分という逸話からも分かるとおり、ブランクを埋めるための様々な試行錯誤がなされ、
当初は必ずしも順調とはいえなかったが、すぐに持ち直し、最終的には非常に完成度の高い作品に仕上がった。
当時はまだ珍しかったCGも積極的に導入されている。

また、下記に詳しいがウルトラマン=変身者そのものであり、光が特に重要なキーワードになっている。
後続のダイナ・ガイアとも共通したウルトラシリーズ全体でも特異な設定を持つ。
それらの要素からティガ、ダイナ、ガイアを総括して『平成三部作』と呼ぶファンも。


【物語】

時代設定は2007~2010年。
地球から戦争が消え、地球平和連合TPCを中心に人類が宇宙進出を目指している時代である。

ある日、超古代文明からの滅亡への警告を収めたタイムカプセルが発見され、
同じくしてタイムカプセルの警告通りに謎の巨大生物「怪獣」が出現。

TPCの特捜チーム「GUTS」は「怪獣に対抗するにはティガの巨人を蘇らせること」というカプセルの忠告に従い、
光のピラミッドとその内部に立つ巨人の石像を発見する。

しかし、石像を破壊するために現れた怪獣にGUTSは歯が立たず、主人公のマドカ・ダイゴ隊員も乗機を撃墜される。
だがその瞬間、ダイゴの肉体は光となってピラミッド内の石像と一体化、光の巨人ティガに変身して怪獣を撃退した。

そしてダイゴは永い眠りから覚めた怪獣や宇宙からの侵略者などを相手にGUTSの仲間達と共に戦っていくことになるのだった。




【ウルトラマンティガ】
3000万年前の地球を仲間と共に守ったとされる光の巨人。

身長:ミクロ~53m
体重:4万4千トン
声:真地勇志


ウルトラマンティガ2.png
出典:新ウルトラマン列伝、81話、円谷プロダクション、
2015年1月20日放映。

超古代の都に突如迫った強大な闇の脅威から人々を救うため、宇宙の何処より地球へ降臨した光の巨人。
ティガをはじめ、多くの巨人が怪獣たちを倒し平和を取り戻した後は人類の選択には干渉せず、
人々に戦士としての力を託して体だけを地球に残し、本来の姿である「光」の魂となって肉体から分離し、再び故郷の星雲へと帰って行った。
そしてその後は、怪獣災害から人々を救った守護神となっていた。

だが闇の脅威が去った後、
今度は巨人と同化した古代人の内の4人が自らの心に潜む闇の力に溺れてしまい、その仲間と供に超古代文明を破滅に導こうとしたこともあった。
しかし、地球星警備団団長・ユザレの導きにより再び光に目覚め、超古代文明を守護する側に回る。

特に強い闇の力へと溺れたカーミラ達3人から彼女らの闇の力を光に変換して奪い、封印することで闇の巨人達を打ち倒し、超古代文明の危機を救った。
その後はある理由により、超古代文明人から巨人が必要とされなくなるまで光の巨人として戦っていた。

そして光の戦士たちは、二度とこの悲劇を繰り返さないために、未来の人類に希望を託してその力を人の遺伝子の奥に刷り込んで永い眠りについた。
その際に地球に残した戦闘用の肉体がティガのピラミッドに残された巨人の石像であり、
ダイゴ隊員が「光」となって石像と一体化したことで戦闘用の肉体が元の姿を取り戻し、本編に登場する「ウルトラマンティガ」となった。

そのため、「ウルトラマンティガ」としてその力を行使するか否かはダイゴ隊員の意思に委ねられており、それまでの一体化ウルトラマンと違い、
ウルトラマン側の意識はなく、ダイゴ隊員が変身しようとしてウルトラマン側に拒否されたりはしない。

なお、宇宙に帰った「光」がまだ存命だった場合、ティガは歴代ウルトラ戦士の中の最年長候補の一人ということになる。

今までとは異なるウルトラマンとして、赤を基調としないカラーリング、
大胆に抉られた形状の頭部など後の平成ウルトラマンのデザインの原点でもある。
そのデザインは、美しいウルトラマンとして名高い。

また体のクリスタルが発光するウルトラマンギンガとともに夜景が一番似合うウルトラマンと言われていたりする。


ちなみに元カノがいるが、光の巨人時代ではなく闇の巨人時代の元カノで、その時の友達と一緒に封印した。
当然元カノと友達は怒り心頭であり、後に復活した際には無関係のカップルを巻き込んで世界の滅亡を引き起こしかけた *1
封印した理由は黒歴史と一緒に葬りたかったから……ではなく、元カノ達の闇の巨人としての実力が高すぎたため。
元カノは最期に改心し、『私も光になりたかった』という言葉を遺している…… そのアンタも元々は光の巨人だったんだけどな!
お互いに和解しあえていれば、最強の実力を持つ光の巨人夫婦が誕生していたのかもしれない。


戦闘面での特徴として、ティガはタイプチェンジで能力の傾向を変え、様々な状況に対応できる。
こちらも平成ウルトラマンシリーズに受け継がれていくことになる。

以下はテレビ版におけるティガの各形態。


ウルトラマンティガ1.png
出典:新ウルトラマン列伝、80話、円谷プロダクション、
2015年1月13日放映。

マル チタ イプ
スピードとパワーのバランスが整っている基本形態。変身直後は基本的にマルチタイプである。
赤と青紫の両方の色が銀色の体に入っている。
必殺技はゼペリオン光線。

スカイタイプ
スピードに長けるがパワーに劣る形態。
マルチの赤い部分が青紫になり、体もシャープに。
必殺技はランバルト光弾。

パワータイプ
膂力に長けるがスピードに劣る形態。
マルチの青紫の部分が赤になり、体もムキムキに。
必殺技はデラシウム光流。
ゼぺリオン光線も撃てるが相手が悪かった。


グリッターティガ
最終回で登場した金色に光り輝く最強形態。

ガタノゾーアとの戦いに敗れ石化されたティガに、子供たちを中心とした「人の光」が集まった姿である。
そのため、これはタイプチェンジによって変化した形態ではなく、形態名にも「タイプ」は付かない。
ちなみに、世界中の子供たちと一緒に同化して戦っているためある意味、 合体ウルトラマン の部類に入るのかもしれない。

通常時の倍以上の身長と全ウルトラ戦士中最高の防御力を持つほか、
攻撃力も格段に向上しており、闇の権化だったガタノゾーアを圧倒的な力で倒した。

劇場版『THE FINAL ODYSSEY(以下TFO)』ではデモンゾーアに敗れたティガに太古の光の巨人たちの光が集まることでティガがこの姿で復活。

『大決戦!超ウルトラ8兄弟』でも似た形態になったが、そちらは グリッターバージョン とされ、別形態という設定。


以下は設定が特殊なため、タイプチェンジというよりも進化の途中と言った方が適切かもしれない。

ティガダーク
映画『TFO』に登場した、過去に闇堕ちしてしまっていた時の姿。黒を基調としたカラーリングで、銀色の部分も暗い色味になっている。
超古代の闇の巨人の中で最強の力を持っていたが、劇中では変身したダイゴの心が光だったために本来の力を発揮出来ず、苦戦を強いられた。
ULTRA-ACTには新たな設定が付加され、光線パーツが付属。
ウルトラマンギンガ』にも登場した。

ちなみにファンからよく誤解されることが多いが、
この映画までに「光」→「闇」→「光」→「闇」→「光」と立場を変えているので、これがティガ本来の姿というわけではない。
つまり、タイプチェンジ能力を得る前の光の戦士だったティガの真の姿は、今もって謎のままである。

ティガ トルネード
映画『TFO』にて、闇の巨人の一人「剛力戦士ダーラム」の闇の力を光に変換して吸収、パワーアップした姿。パワータイプの原形。
ティガダークに赤いラインが入り、必殺技としてデラシウム光流が使えるように。

ティガ ブラ スト
映画『TFO』にて、闇の巨人の一人「俊敏戦士ヒュドラ」の力を光に変換して吸収・パワーアップした姿。スカイタイプの原形。
赤と青紫の色が入って外見はかなりマルチタイプに近くなったが、顔と胸のプロテクターのラインが黒いまま。
必殺技としてランバルト光弾が使えるように。


ちなみにこの三種は当初は頭部だけ一緒で体のラインや模様等は通常のティガとは全く違うものにするつもりだったが、
スーツ製作の時間や商品展開を考えて諦めることになったらしい。



【本編外での活躍】

●『ウルトラマンダイナ
『ティガ』と世界観を共有しているため、第50・51話でダイゴが登場。
火星で倒れたアスカを助け、自分がウルトラマンである意味に葛藤する彼に助言を与えた。

『ダイナ』の劇場版『光の星の戦士たち』ではティガが登場。
ダイナがクイーンモネラに敗れても希望を捨てなかったススム少年と人々の光がもういないはずのティガを実体化させた。
力を失っていたダイナに光を分け与えて復活させ、共にクイーンモネラを倒した。
ウルトラマン80』に登場した妄想ウルトラセブンと「人間の願いがウルトラマンとして実体化した」という経緯こそ似ているが、
方向性とか色々違うので、妄想ウルトラマンティガとか言わないであげてください。
また、人々の光がティガの形を取ったような存在のため、『ウルトラマンティガ』本編に登場した、ダイゴが変身したティガとは明確に別人とされている。

その演出からよく妄想ウルトラセブンと同じく人形そのものが巨大化し動き出したと思われがちだが、
よく見てみるとティガが登場した後もススム少年はティガの人形を握っている。

元々は『ティガ』本編の時間軸から『ダイナ』本編の時間軸にタイムスリップしたダイゴがティガに変身する
または、人々の光によりスパークレンスが奇跡的に復活するというプロットが存在していたが、
事務所関係のゴタゴタなどで長野氏の本映画への出演がNGとなり、ティガ登場の経緯が変更されたという。


●『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
ティガはかつて、一時的に「闇の巨人」になっていたという衝撃の過去が明かされた。
テレビ版の数年後、ダイゴとレナの結婚までの日々を舞台に、超古代文明滅亡の謎やダイゴがティガとしての因縁に決着を付ける姿が描かれる。
余談だが、この映画ではティガの声をTV版で担当した真地氏ではなく、ダイゴ役の長野氏が担当している。


●『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦
ウルトラマンガイアのピンチに、勉たちの願いを受けた赤い珠の能力でダイナと共に時空を超えて呼び出された。
『光の戦士たち』とは異なり、人間体こそ登場しないがこのティガはダイゴが変身した、『ウルトラマンティガ』本編に登場したティガと同一人物である。
ちなみにこちらも、ラストシーンでティガとダイナも変身を解除して我夢に加えて、ダイゴとアスカも少年たちを諭すプロットが初稿では存在していた。
だがやはりこちらも、事務所関係などの問題で長野氏の出演が叶うことはなかった……。


●OV『古代に蘇る巨人』
最初は縄文時代にタイムスリップしたダイゴの長男マドカ・ツバサが変身するものの、ツバサは父ほど『光』の因子がなく、不完全な変身しかできなかった。
後に、とある人物が完全な変身を行う。


●『大決戦!超ウルトラ8兄弟
久々にダイゴが主人公に抜擢され、ティガも主役ウルトラマンに。
ちなみに本作でもTFO同様にティガの掛け声は真地氏ではなく、ダイゴ役の長野氏が担当している。(ただし、数シーンのみ真地氏の掛け声も使われている)

この作品のダイゴは「ウルトラマンや怪獣が架空の存在である世界」に住む普通の青年だったが、
平行世界からやってきた本物のウルトラマンメビウス(ヒビノ・ミライ)と出会ったことをきっかけに影法師の世界侵略に巻き込まれていく。

メビウスが石像にされ、世界が破壊されていく中でも希望を捨てず、ついに別世界でウルトラマンだった記憶を思い出したダイゴは、
記憶の覚醒と共に自身の手の中に現れたスパークレンスを天に掲げ、『ウルトラマンティガ』に変身。
最初は一人だけだったために苦戦するが、ティガの奮闘に呼応するかのように次々とウルトラマンたちが登場し、メビウスもウルトラ4兄弟によって復活。
ウルトラマン、セブン、ジャック、エース、ダイナ、ガイア、メビウスと共に、「超ウルトラ8兄弟」として侵略者に立ち向かった。

目覚めたタイミングのせいで他のウルトラマンとの同時変身が行われなかった。
ちょっと残念だが、その分本編では1度しかなかった叫び変身をポーズ込みで披露してくれた。


●『ウルトラマンギンガ
スパークドールズが登場。本編冒頭のダークスパークウォーズにも参戦していた。
本編では中ボスとしてダークライブされたティガダークが登場。撃破後は礼堂ヒカルが所持し劇場スペシャルでライブした。
その後の戦いと番外編では健太がウルトライブ。SDIは千草がライブした。



ウルトラマンティガ3.png
出典:劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!、
「劇場版 ウルトラマンギンガS」製作委員会、松竹メディア事業部、2015年3月14日

前作に登場した上記のティガとの関連性は不明(劇中では前作のスパークドールズに関しては言及していない)。

今作に登場するウルトラマン達は設定上「各々の世界からやって来た本人」とされているため、一応本作での変身者がダイゴの可能性はあるが、
やはりV6のメンバーでもある長野氏のスケジュールの多忙によるものなのか、声は長野氏ではなく声優(担当:村上ヨウ)が担当している。

また、他のウルトラマン(特に同じく変身者が複数いるネクサス)と比べると特徴的な台詞があまりなかったため真相は不明。
ちなみに掛け声は真地勇志氏の掛け声が流用されている。またパワータイプは劇場作品で初登場である。

ちなみにパワータイプのスーツは放送当時のものを修繕したもの(ほかのウルトラマンにも言えることだが)。


●『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン
ウルトラマンXの劇場作品にも登場。ウルトラマンティガ放送開始20周年記念作品でもある。
本作でも長野氏は参加していないが、ハヤタ隊員役の黒部進氏の娘で、
ティガ本編でレナ隊員役であった吉本多香美氏が考古学者・玉城ツカサとしてゲスト出演している。

舞台はウルトラマンXの世界だが、ティガの石像やスパークレンスがあったりとかなりXの世界設定に関わっている。

+ ネタバレ格納

余談だが、Xの世界ではデマーガを封印した光の巨人(公式サイト等では虹の巨人)についての言及があるが、それがティガなのかは現状は不明。
一応、TV本編のティガもデラシウム光流でレイロンスを縮小したりとスパークドールズ化っぽいことはしたことがある。
また、TV本編でも最初にやってきたティガは宇宙の彼方へと旅立っているので、もしかしたら長い旅の果てにXの世界に辿り着いていた。
……なんて妄想してみるのも有りかもしれない。


●『ウルトラマンオーブ
物語開始時から、クレナイ・ガイが所持するウルトラフュージョンカードとして登場。
状況証拠から闇ノ魔王獣・マガタノゾーアを封印していたと思われるが、詳細は不明。



【余談】


◇「ティガ」はインドネシア語で「3」を意味する単語。
 三つの形態にチェンジするためにティガと名付けられた……と思いきや、
 「最初に名前を考えていたら『ティガ』というフレーズが思い浮かんだ」という発言もあり、名前と能力のどちらが先に決まったのかは不明。

 少なくともデザイナーの丸山浩氏が笈田雅人プロデューサーにトイレで名前が決まったことを報告された際に、
 彼に「ティガ」がインドネシア語で3を意味することを伝えられて、決まった理由を「3タイプに変化するから」と丸山氏は認識したそうなので、
 名前が「ティガ」に正式に決定したのは3つの形態へのタイプチェンジが理由で間違いないと思われる。

 ちなみに当初、ピラミッドに眠っていた巨人は5体だったのだが、脚本家の小中千昭氏が
 「せっかく3という名前でやってるのに、5体って変じゃないですか?ブロンズ像にされたウルトラ兄弟みたいだし。
 壊された2体分の力もティガは持っていて、3つの色のパターンを持ったって事にした方がハマってるのでは?」と提案。
 それにパイロットを務めた松原信吾監督が便乗したことにより完成作品として出来上がった。
 そのため、この時点でタイプチェンジ能力=他の巨人から得た力という設定が実は存在していたりした。

◇上述のようにティガのタイプチェンジは他の巨人から得た能力だが、(映画で明かされた事実もあってか)資料によって力のもととなった巨人が異なっている。
 両者を噛み合わせて、映画に登場した3人の巨人の力を吸収してタイプチェンジを手に入れた後石像化、
 TV第一話の戦いにてダイゴが一体化した際に破壊された2体の巨人から力を得て改めてタイプチェンジ能力が復活した、とする意見も。

◇本作はM78のウルトラシリーズと異なる世界観だが、
 本編で一度だけ1965年にタイムスリップし、初代ウルトラマン(我々の知る「M78星雲のウルトラマン」ではない)と共闘した。

◇長野氏が他の仕事で腕を骨折した際、劇中でも事故でダイゴが骨折したことにして違和感をなくしている。
 長野氏の骨折が治るまでこの設定は使われ、ティガが変身直後に腕の骨折の具合を確認する描写があるなど、芸が細かい。
 また、長野氏はV6の仕事の関係上出番が(歴代シリーズと比べると)主人公にしては少なめだったが、
 その分他の隊員にもスポットが当たり、結果として隊員全員に主役回が作られ、キャラクターも掘り下げられることとなった。

◇ラスボスを始め、「クトゥルフ神話」をモチーフにした怪獣が登場したのは本作が初めて。
 なお「ウルトラQ」には「クトゥルフ神話」の「ダゴン」によく似た半魚人の怪獣「ラゴン」が登場している。
 また「ウルトラマン80」にも「ダゴン」がモチーフと思われる蛸型の怪獣「ダロン」が登場している。
 だが設定にまでクトゥルフ神話を絡めたのは「ティガ」が初めてだろう。

ウルトラマンナイスはティガを尊敬している設定だか、これはナイスの初出がティガ再放送時のオマケであるCMシリーズだったため。

◇本作は他のシリーズ作品に比べてホラー要素が強い話が多い。
3話、4話、6話、8話、9話、11話、22話、25話、27話、31話、33話、35話、37話、41話。

◇テレビ版のグリッターティガは復活直後しか輝いていないが、これは次回作『ダイナ』の制作に予算や人材を割いたためらしい。
 また常時光らせ続けるのは当時の技術では困難だった面もあるとか。その分後のシリーズでは光りまくるが。

◇本作以降、ある回で登場したゲストや設定が後の回に見せ場付きで再登場するケースが度々見られるようになる。
 また、再登場回には、さらに別のエピソードの設定が展開に絡んでくることもある。
 本作の場合、『サ・ヨ・ナ・ラ地球』『闇へのレクイエム』『霧が来る』の三つのエピソードの展開が収束した『闇にさようなら』や、
 クリッター絡みで続き物の『セカンド・コンタクト』『幻の疾走』『うたかたの……』、
 そして過去に登場したゲスト達が役割を持って集まった最終章三部作が例として挙げられる。

◇第一話の怪獣ゴルザはティガと叫んでいる。

◇なぜかゲスト出演者に「声優経験」のある人が複数おり、第7話に池田秀一、第16話に郷田ほづみ(と彼の相方の一人平光琢也)、第23話に『風の谷のナウシカ』でアスベル役を演じた松田洋治、第27話に郷田の相方でもある赤星昇一郎、第32・40話にムスカ大佐…じゃなかった寺田農と揃っている。

◇『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル1』で登場して以降、劇場SP2・ウルトラ10勇士・きたぞ!われらのウルトラマン、と4連続で劇場版に出演している。
 SP1は正体不明のティガのSDで、SP2はSDI、10勇士は(おそらく)ダイゴ本人だが、きたぞ!はX世界のティガと、登場する度にその出自は別である。
 ちなみにその全てにウルトラマンギンガもいたりする。
 「絆の力、おかりします!」では本人は登場しなかったが、ティガの力を借りるスペシウムゼペリオンが登場している。





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