クロイツ(マテリアル・パズル)

登録日:2011/11/26(土) 00:13:57
更新日:2022/12/26 Mon 21:02:45
所要時間:約 4 分で読めます




マテリアル・パズルの第0章「ゼロクロイツ」に登場する魔導兵器。

もともとは星の守護神デュデュマが星のたまごから誕生させた最強の生物。寿命がきたのかもしくは他の理由があったのか、「ゼロクロイツ」の時代では一体を除き他は骨になっている。これを魔王の骨と呼ぶ。

一概には言えないがまず魔力の高い者が魔王の骨にその身すべてを捧げる(存在変換する)ことによってクロイツは一時的に本来の姿を取り戻す(戦いが終わると戻る)。一番簡単なのは骨に自分の血をかけること。融合が進むと血をかけなくても融合可能となり、更に完全融合となると融合というよりも変身に近いかたちになり、骨の運搬を行う必要がなくなる。
また、これ自体が巨大な魔法アイテムでありクロイツに内在する力を構築することにより魔法を使用する事が出来る。
更に、自分の“存在”エネルギーを全て消費し対象の存在を消し去る『ゼロクロイツ』と言う禁断の技がある。

クロイツには操る難易度を表したレベルが存在し、判明しているものは以下の通り。

レベル1:クロイツと変換できる。
レベル2:クロイツを覚醒させ動かすことができる。
レベル3:クロイツの手足を思うように動かすことができる。
レベル4:クロイツで戦闘を行える。
レベル5:クロイツに武器を装備させ使用させることができる。
レベル6:他のクロイツと会話(意思の疎通)ができ共闘できる。
レベル7:中級以下のロボットを単独で殲滅できる。
レベル8:クロイツの魔力を高め操ることができる。
レベル9:魔法を使用する。
レベル10:魔法を使い上級ロボットを単独で殲滅できる。
レベルX:クロイツの力を最大に引き出し魔法の奥義を放てる。
レベルΩ:クロイツと完全融合を果たし限界突破する。
レベル0:存在魔法(ゼロクロイツ)を放てる。


化物レベルの才能の持ち主であるベルジは速攻で魔法を使えるようになったが、本来は融合を維持して戦うのも難しい。
いちおう生物であるため、生物を制御できる寄生石およびそれを基にした寄生丸や六大石によって制御しやすくなる。

もちろんデメリットも存在し、もともとは星の守護神デュデュマの僕であるため一度融合すると「敵を倒さねばならない」という強迫観念にさいなまれることになる(明確に描写されたベルジ曰く「魂を少し取られたみたいだ」)。また、クロイツのダメージはそのまま融合者に通るし無理に融合しようとすると最悪死ぬ。



その圧倒的な力から世界を滅ぼそうとするロボットに対抗する唯一の手段として用いられ、結果「ゼロクロイツ」では怪獣がロボットを倒すという、「普通逆じゃね?」と突っ込まれかねない構図ができあがった。

まぁ、それが土塚。


ちなみに融合者はクロイツとの一体化時全裸で描かれていたり(但しアレな所はぼかしやカットへの配慮で隠されている)。そのせいで作画者の吉岡氏は後の代表作宣伝文で「裸の若者を描く達人」と言われてしまった。

以下、クロイツの種類。
名前の由来はドイツ語で属性+番号。
『現代の使用者』の欄はクロイツそのものではなく魔法の使用者。

◆ヌル
魔法:不明
属性:不明
現代の使用者:不明
融合者:なし

人間がその魂を変換しクロイツを起動、そのクロイツを更に変換させることで起動するという最強のクロイツ。骨は剣のような形をしている。大地の封印を解きどんな強大な敵でも討ち滅ぼせる魔法を使えるらしい


◆フラメアインス
魔法:焦天回廊
属性:炎
現代の使用者:クインベル
融合者:セト、リト、メルパトラ(ミト)、パイネル(寄生石使用)、シュウガ

本作に登場する生物、デスレオンを巨大化させ角を生やしたような姿のクロイツ。「焦天回廊」とは酒気を変換し炎を生み出す魔法で、そのため融合する前に酒を飲まなければならない。その火力は凄まじく、クロイツでも屈指の攻撃力を誇る。だがミトの家系と繋がりが深く、それ以外の人間は親戚のパイネルさえ融合できないという扱い難さを抱えている。しかしパイネルは寄生丸という薬で、シュウガは気合い(?)で強引に融合を可能にした。
だがシュウガはその類い希なる素質故か特に問題なかったものの(酒に弱いので戦闘後は酔っぱらうが)、パイネルは寄生丸の副作用もあって命こそ取り留めたが再起不能になった。



◆シルトツヴァイ
魔法:7thボルト
属性:盾
現代の使用者:ナトラレーゼ
融合者:レオドリス、シュウガ、アースカルフ、ナツメ、アカルレン、シロサギ

鳥の頭部を持つケンタウロスのような姿のクロイツ。「7thボルト」は大気を変換し七種の盾を作る魔法で、内側ほど強力になる。盾その物を相手にぶつけて攻撃することもできる。
しかしその盾をあっさり破壊される噛ませにされてばかりとやや不遇なうえに、魔法も現代では敵(しかも盾キャラゆえに本拠地防衛役に専念してあまり登場せず)に使われている始末。ついでにギャグ補正のあるシロサギ以外のメイン融合者2人も割と不幸。
最終奥義である第七の盾はゼロクロイツ時点では未確認。
後に『神無き世界の魔法使い』47話にてナトラレーゼが「矛ノ世界ト盾ノ世界」として使用したが、本編内だけだと詳細は不明。詳しくは『神無き世界の魔法使い』9巻の購入者限定描き下ろし冊子応募者全員サービス本「9.5巻」参照との事。
ただナトラレーゼと戦い、第七の盾をも超え彼の首を断ったはずのコルクマリーは、なぜか勝ったのに奇妙な違和感を覚えていた…。
+ 以下、『神無き世界の魔法使い』特典9.5巻のネタバレにつき注意!
第七の盾、その真実の力は世界の可能性を「使い手が盾で防御した世界」と「使い手が矛で攻撃に回った世界」の2つに一時的に分割し、行動実行後2つの可能性から使い手に都合のいい要素を集め統合し確定するというとんでもないもの。
結果ナトラレーゼは第七の盾で生まれた2つの可能性を合わせ、「奥義で勝負を仕掛けてきたコルクマリーに、傷を負わせ(矛世界)、自分は密かに逃げ延びた(盾世界)」と勝負の結果を規定。流石に魔法の種こそ気づかなかったものの、コルクマリーも違和感と勘から危険を感じ離脱を選んでいる。




◆フェーダードライ
魔法:エンゼルフェザー
属性:羽
現代の使用者:リュシカ
融合者:ベルジ、シュウガ

まさしく怪獣のような姿のクロイツ。リュシカとは違いエンゼルフェザーを堕天黒(タナトス)として完成させた。
あんな状況でパンを出されても困るが。…と言っていたら、『神無き世界の魔法使い』で命七乱月がリュシカ版もタナトスに進化させている。
エンゼルフェザーの羽を活かし、クロイツ随一の機動力を誇る。


◆グラヴィタチオンフィーア
魔法:三千大千世界
属性:不明
現代の使用者:バレット
融合者:テレサ、ナツメ、エンド、シュウガ、アースカルフ、シロサギ、ラビュ(寄生丸使用)、ハーミスト(寄生丸(ry、ボンズルンボブズン(寄(ry、グラシズ、フィーグル、シェイプ

ギドラ一族ではない。3首の巨竜(大蛇?)であり、真ん中だけ顔が違う。
三つの星を生み出し重力を操る魔法「三千大千世界」を使う。
どっちかというと重力を利用して敵の攻撃の軌道を逸らしたりするサポート要員。
融合には三人が必要で、同性のほうが上手くいく。この性質から三十士の中に性別詐称者(作画的な意味で)が何人かいたことが判明した。


◆ヒッツェフュンフ
魔法:パイナップルフラッシュ
属性:熱
現代の使用者:ドルチル
融合者:アースカルフ

5つ目のクロイツ。「虹」が全て破壊されてから発見されたためかなり遅れて登場。
見た目は4本腕の屈強な巨獣のような姿で格闘戦に強い(?)
また以前から「主人公向き」と指摘されてきたあの魔法がついに味方の力として披露された。
「テンション上がってきたぜー――ッ!!!!」


◆ブルートゼクス
魔法:真紅虎龍牙
属性:血
現代の使用者:ブライクブロイド
融合者:なし

突如として星のたまごから産み出されたクロイツ。おそらく大魔王デュデュマが世界を滅ぼすために新たに誕生させたものだと思われる。
三本足のサソリのような姿だが、「虹」の緑ノ深龍とデザインが若干かぶっている。






最終的にゼクスは六大石の力で強制的に骨にされてしまい行方不明になり、長き時の果てその力を宿したブライクブロイドにゼクスの意思も宿った模様。
それ以外はヌルを発動したシュウガのドライに吸収された後、ジョッシュの発言から五大石(ゼクスと共に1つ消えたので改称)に取り込まれたと思われる。

ちなみに作者公式Twitter(2022年11月5日・6日分)によると『マテリアル・パズル 神無き世界の魔法使い』に登場した「神獣伍式隊」もクロイツ技術の派生から生まれたものであり、
クロイツの替わりに竜や猛獣の魂を使い、魔力等で魂を霊獣化しそれを人と融合させる事で高い戦闘力を持つ「幻獣人」を生み出したという。

そして『神無き世界の魔法使い』内でキーの一つとなった、大地を守護する「十二神獣」もまたクロイツであり、伝承に伝わる真名は「ゾルダードクロイツ」。
作中では現代の焦天回廊使いにして女神三十指クインベルが他の指達の力も借り十二神獣を世界中から奪い取り、彼女とその教え子達が融合獣人化するも、直後ジール・ボーイの全力に一掃され撤退したため詳細な能力は不明。


クロイツと融合できたかたは追記・修正をお願いします。

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最終更新:2022年12月26日 21:02