ジャンボーグA

登録日 :2010/12/31(金) 12:17:11
更新日 : 2017/04/03 Mon 23:25:34
所要時間 :約 4 分で読めます




ジャンボーグA

それは、エメラルド星より贈られた宇宙サイボーグのことである。

立花ナオキの腕時計が光るとき

「ジャンファイト!」の掛け声でジャンセスナが変化し

立花ナオキはジャンボーグAの目の奥で操縦するのである。




1973年(昭和48年)に円谷プロダクションが『ウルトラマンタロウ』『 ファイヤーマン 』と並び、 円谷プロ創立10周年記念 として制作した全50話の特撮テレビ番組。
劇中に登場する宇宙サイボーグの名前でもある。
また、ミラーマンとは世界観を共通しており、その登場人物も登場した。だが本作が1973年、ミラーマンが1980年代の時代設定なので矛盾している。





ストーリー

地球から遥か15光年彼方にあるグロース星の住人・グロース星人は遂に地球侵略を開始した。

グロース星人の操る怪獣「キングジャイグラス」と「地球パトロール隊・PAT」は戦うが初代日本支部隊長・立花信也を失う。

立花隊長の弟で大利根航空に勤めるパイロット兼整備係の立花ナオキは、兄の仇討ちの為に無謀にもセスナで特攻し、撃墜される。
しかし死の寸前に宇宙の平和を願う エメラルド星人 に助けられ、地球を守る使命と共にロボット・ ジャンボーグA を授けられる。

今ここに、ナオキとグロース星人との戦いが始まった!





ジャンボーグA
ジャンセスナが変身する宇宙サイボーグ(ロボット)。詳しくは項目を参照。


ジャンボーグ9
ジャンカーZが変形するロボット。詳しくは項目を参照。

ちなみにナオキは義姉の茂子に借金してジャンカーZを購入した。


◆エメラルド星人
身長:2.5m〜40m
体重:100kg〜2万t
地球の兄弟星・エメラルド星に住む平和を愛する宇宙人。ウルトラの星とは友好関係にある。
彼らもグロース星人の侵略を受けており、地球を守る余裕のない自分達の代わりにジャンボーグをナオキに託した。
必要に応じて巨大化出来るが、地球の環境では行動が制限される為にカラータイマーを装備する。
劇中ではジャンボーグAを託した初代エメラルド星人、初代の息子カイン、ジャンボーグ9を与えた三代目の三人が登場した。



登場人物


◆立花ナオキ
演:立花直樹

ジャンボーグA及びジャンボーグ9のパイロット。PATとも関わりを持つが、所属はしておらず民間の利根川航空に勤めている。
良く言えば若い、悪く言えばDQNな青年。
その性格からエメラルド星人や周りの忠告を無視してピンチになることも多いが、物語を通して冷静さや判断力を身につけ、成長していった。
演者の立花直樹は後にカゲスターになる。


◆立花和也
演:香山高寛

立花隊長の息子でナオキの甥の小学生。
ジャンボーグAを父の生まれ変わりと信じており、異様なまでに依存心を抱いている。


◆立花茂子
演:桜田千枝子

和也の母。ナオキの義理の姉にあたる。
夫の死後はPAT基地内でスナック・PATを経営している。


◆伴野大作
演:田崎潤

大利根航空社長。
かつては地球防衛活動に従事しており、PATにもしばしば協力する。ナオキの良き理解者であったが35話以降は登場しなかった。



地球パトロール隊 PAT

「Protective Attack Team」の略称。
怪獣や宇宙人の侵略など、あらゆる脅威から地球を防衛することを目的とした組織。
後に前作のSGMと共闘、新メンバーとして一部のメンバーが合流し、戦力を強化した。
詳しい解説は項目へ。





グロース星人

地球から15光年の彼方にある不気味な惑星・グロース星に住む凶悪な宇宙人。
「殺せ・奪え・焼き尽くせ」を合言葉に全宇宙の支配を目論み、地球やエメラルド星に侵略の魔の手を伸ばした。


◆アンチゴーネ
声:森山周一郎

初代戦闘隊長。声は紅の豚のポルコと同じ。
手に持った剣のような杖・アンチスティッカーからの光線で怪獣を作り出すことが出来る。
彼の配下は立花、岸と二人のPAT隊長を殺害に成功している。


◆マッドゴーネ
声:池水通洋

二代目戦闘隊長。ジャンキラーやダブルキラーなど強力な部下を持ち、凶悪な作戦が得意。
自身の戦闘力も高いが、角が弱点。
角は電極コイルや雷神がモチーフ。額の「Y」型の模様はデザイナーの米谷佳晃のイニシャルをアレンジしたもの。
アンチゴーネが断末魔に「兄貴!」と叫んだ直後に出現したことから、関連書籍には「アンチゴーネの兄」と断定しているもの、「兄と思しい」と推測しているものが見受けられるが、米谷佳晃は自著で「アンチゴーネの兄貴格という意味で、正式な兄弟関係にはない」と、この説を否定している。


◆サタンゴーネ
声:戸田皓久(第32~38話)、内田稔(第39~46話)

グロース星の名門・サタン家出身の三代目戦闘隊長。
何かと前線に現れるが、すぐに撤退したり見ているだけだったりとあまり強敵感はない。
しかし、自爆覚悟で決戦に臨んだりと責任感と忠誠心は本物。


◆宇宙魔女ババラス
声:?

サタンゴーネの祖母。強力な魔法や呪いが武器。
1000年の眠りから目を覚まし、孫の不甲斐無さを見かねて地球に来襲、配下のオネストキングと共に2段構えの作戦でナオキとPATを苦しめる。
サタンゴーネの失態の映像を映して叱責するシーンがあるが、映された映像はすべてマッドゴーネの作戦のものである。
第42話に登場したババラスの秘密基地はウルトラマンタロウZAT基地のセットの流用。


◆デモンゴーネ
声:田中信夫(男)、加川友里(女)

男と女の2つの顔を持つグロース星の総司令官。仕込み杖が武器。サタンゴーネの死後、自ら地球侵略に乗り出す。
他の指揮官とは違い怪獣は保持していないが *1 、非常に強力な戦闘力と超能力、そして凶悪な作戦でナオキとPATを窮地に追い込んだ。
設定では「グロース星総統グロースゴーネの娘とグロースゴーネの側近が合体した姿」らしい。


◆グロースゴーネ
グロース星の総統。最終回で声のみ登場。


◆グロース星人
グロース星の兵士。
地球人に変身したり憑依したりして潜入工作を行ったり、純粋に戦闘要員だったりと様々な任務に従事している。
『ミラーマン』に登場したインベーダーの色違いが大半だが、サタンゴーネの配下には怪獣バタフライングを簡略化したような強化戦闘員も存在する。




余談

番組のオープニング映像は、大空を飛翔するジャンセスナの実写映像だけであり(後に、大地を疾走するジャンカーおよび運転するナオキの姿が加わる)、ジャンボーグや怪獣は一切登場しない異色のものである。

本作の原型は1966年に遡り、『ウルトラマン』第1話の脚本で難儀している時に、平行して小学館と雑誌展開先行のヒーロー企画・巨大ロボットに興味を示すことが明記されていて、これが後のジャンボーグAとなった。

タイのチャイヨープロダクションと円谷プロの合作映画『ジャンボーグA&ジャイアント』が存在する。
日本未公開だが、ハヌマーンと共演したウルトラマンや仮面ライダーより先にタイ進出を果たしている。


ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』では、リメイクヒーローのジャンボット登場に加え
数々のオマージュ要素が盛り込まれている。







畜生、グロース星人め!俺が追記・修正してやる!
ジャン・ファイト!

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