アーニャ・アールストレイム

登録日:2012/03/21(水) 15:29:44
更新日:2023/06/08 Thu 14:56:16
所要時間:約 8 分で読めます




おしまい……かくれんぼは


アーニャ・アールストレイムとは、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の登場人物。


目次





プロフィール


生年月日:皇暦2003年10月26日
年齢:15歳
星座:蠍座
血液型:AB型


搭乗機:モルドレッド
モルドレッド・ビルドアップ


人物


長いピンクの髪を一つ結びにした小柄な少女。絶壁
神聖ブリタニア帝国の皇帝直属の騎士「ナイトオブラウンズ」の一人、ナイトオブシックス。
スザクルルーシュたちよりも3つほど年下で、現ラウンズの中では最年少でもある。
ちなみにナナリーとは同い年で、誕生日も一日違いとなっている。

乗機はモルドレッドで、機体の火力やパワーを活かした力押しの戦い方を得意としている。


口数が少なく性格もあまり社交的ではないが、寡黙ということもなく思ったことを割とストレートに口に出すタイプ。
基本的に無表情なこともあってつかみどころのなく、かなりマイペースな少女である。

常に携帯電話を持ち歩いており、目にしたものは取り合えず何でもかんでも写真として記録するクセがある。
その中には女子の着替えやら使用中の男子トイレやらプライバシーを無視したものも大量にあったり……。
また、この記録を基によくブログの更新も行っている。

これは彼女が自身の持つ記憶を全く信用していないことに起因している。
というのも、彼女が持つ記憶と携帯やブログに記録されている事柄は何故か一致していないのである。
このことに彼女は常に違和感と恐怖心を覚えていて、それを少しでも改善出来ればという思いから携帯を持ち歩くようになった。
それ故か記録したデータは大切にしていて、何かの拍子で消えたりすると泣き出してしまう。


ラウンズの制服はかなり手を加えているようで、ヘソだし、背中や二の腕、太ももまで露出したかなり露出度の高い物になっている。
パイロットスーツも普段の制服に比べると布地は多いがやっぱりヘソだしで、他の女性パイロットに比べると露出度が高い。
一方、私服はロリータ・ファッションを好んでいるようで、こちらは布地が多い。
どういう基準なのだろうか。

ちなみに実家のアールストレイム家は名門貴族の家柄であり、皇室への出入りも許可されていた。



以下、ネタバレ注意





経歴


◇皇暦2010年頃(本編以前)

行儀見習いとしてアリエスの離宮にいるマリアンヌらに仕えていたが、そこでV.V.がマリアンヌを殺害するところを偶然目撃してしまう。
直後、マリアンヌの「心を渡る」ギアスが発現し、アーニャの心の中に彼女の心が入り込む。

それを知ったシャルルはアーニャの中のマリアンヌを守るためにギアスでアーニャの記憶を書き換える。

前述の記憶と記録の不一致はこれが原因であり、また彼女の心に入り込んだマリアンヌが何度も表に出てきていたこともそれに拍車をかけていた。



◇皇暦2018年(『R2』)

第一話から登場。
ラウンズの中でも同年代のスザクジノとよく三人で行動しており、エリア11にもスザクの手伝いをするためにジノと共に向かった。

黒の騎士団の太平洋奇襲作戦ではナナリーの乗るログレス級にぶつかりそうになっていたカールレオン級をシュタルケハドロンで沈めたり、
千葉の月下を破壊したりしていたが、カレン紅蓮可翔式に蹴りを入れられ、さらにトリスタン共々行動不能にされる。

その後、アッシュフォード学園で行われたナイトオブセブン歓迎会に顔を出したり、行政特区日本の再建時にはナナリーの護衛に就いたりしている。

中華連邦での一件でも黒の騎士団や星刻ら反乱軍を攻撃したが、C.C.との戦いの中で突然身体に異変が生じ(恐らくマリアンヌの仕業)、
その隙をつかれて朝比奈にフロートユニットを破損させられてしまう。

ちなみにこの直前、アーニャはスザクとミレイに携帯の中の写真を見せているのだが、
その中にルルーシュの姿を見つけ、彼の幼少時の写真もあったことに疑問を抱いていた。

これがきっかけになったのか、ジノと一緒にアッシュフォード学園に入学。
ルルーシュにその写真を見せて問いただすが、「違う」と否定される。まぁ、まさか敵に本当のことを言うわけにもいかないし。
直後の「キューピッドの日」では、ルルーシュを捕まえようとKMFを持ち出し、警察や軍が出動する騒ぎにまで発展させた。
だいぶ一般常識に欠けておられるようだ……。

第二次トウキョウ決戦時にはゼロの蜃気楼と交戦。
シュタルケハドロンで絶対守護領域を破ろうと試みるも、また身体に異変が起き(これも恐らくマリアンヌの仕業)、制御を失って落下した。

ゼロが黒の騎士団を追われ、ロロに連れられて逃亡すると追撃に出るが、ロロのギアスに翻弄されて逃がしてしまう。
直後、マリアンヌの意識に身体を乗っ取られてC.C.と共に神根島へと向かい、マリアンヌがCの世界に行くために身体を離れると気を失い、ラグナレクの接続など彼女の知らぬところでシャルルとマリアンヌも消滅し、行き場も無い状態となってしまう。

ルルーシュ皇帝が即位した後は記憶を戻すことを条件にシュナイゼル側につき(勿論記憶を戻す云々はシュナイゼルの嘘である)、
フジ決戦ではジェレミアサザーランド・ジークと交戦。
激戦の末、撃破……したかに見えたが、中からサザーランドJが現れて自爆攻撃を敢行。モルドレッドを大破させられて敗北する。
勝利宣言するジェレミアに対して彼女は「関係ない。どうせ私には、記憶が……」とだいぶやけっぱちになっていたが、
その言葉を聞きシャルルのギアスの影響の可能性を見出したジェレミアのギアスキャンセラーによってこれまでの記憶改竄を解除され気を失う。

その後、黒の騎士団の面々と共に処刑されそうになっていたところにゼロの姿をしたスザクが現れてルルーシュを殺害。
同時にコーネリア達によって助け出された。

ゼロレクイエム後はジェレミアと行動を共にしていて、彼のみかん畑(オレンジ畑ではないんだとか)で収穫を手伝っていた。



本編外の活躍


劇場版

『劇場版反逆のルルーシュ』

第二部「叛道」から登場。
基本的にTV版と同じだが、式根島での戦いの際シャルルから神根島遺跡の調査命令を受けシュナイゼルのアヴァロンに同乗し未完成モルドレッドと共に前倒しで登場。
その後スザクのラウンズ就任時の顔合わせの場面などが追加されている。


復活のルルーシュ

設定メモによると、
ゼロレクイエム後自由の身となるが、ルルーシュの貴族制廃止と帝国体制崩壊に伴い実家は没落。
黒の騎士団やブリタニア新体制からの勧誘はあったものの、公職に就くことがバカバカしくなってしまったためそれらも全て辞退。
そして「地に足のついた生活」をしようといういうことで農業を始めよう考え、退職金代わりに無理矢理持ってきたモルドレッドを使って南米の土地(ホントは地元マフィアの大麻畑だった場所)を開拓しオレンジ畑にする。
ところが自身には肝心の経営ノウハウが無く困っていたところ、「オレンジならオレンジに詳しいだろう」という意味不明な理由で収容所から出たばかりのジェレミアをスカウト。
その後はジェレミアにオレンジ農園の経営を丸投げし、自身は社員として過ごしている。
……ということらしい。
悩みの種が無くなったせいもあるのだろうが相変わらず自由過ぎである。


ジェレミアに対してはギアス解除の恩もあってか良好な関係を築いているようで、「ジェリー」の愛称で呼ぶようになっている。


本編では中盤にジェレミアと共に民間の協力者としてジルクスタンのルルーシュ一行に合流し登場。
ヘソ出しミニスカとファッションセンスは相変わらず。砂漠なのに……
騎士を辞めたためか、左腕の紋様(タトゥー?)は消している。
決戦ではモルドレッド・ビルドアップに乗り込み、撃墜されかけたルルーシュの護衛に回るなど地味ながらも重要な役割を果たした。

EDではジェレミアと共にオレンジ農園に戻り、葡萄のように生ったオレンジを収穫している場面が描かれた。


イラストドラマ

  • TURN 0.56
『R2』開始以前、ラウンズとなったスザクやジノと共に目にした戦禍のエピソード。

  • TURN 12.31
カジノの落成パーティーにスザクやシュナイゼル、ナナリーたちと共に参加。
ナナリーに料理を運ぶなど彼女に世話を焼く姿が描かれ、シュナイゼルからは「魂で惹かれあう部分があるのかもしれないね」と評されるが、
マリアンヌの存在を考えると中々的を得た表現である。

  • TURN 25.??
ゼロレクイエム後、生徒会メンバーが再建された学園に戻ってきた際に敢えて皆の元には行かずジェレミアと共に屋上から花火を上げ、ルルーシュの願いを叶える。


ピクチャードラマ

  • Re;f 1.05 密談のハマム
ジルクスタンの決戦後、カレン、ニーナ、ナナリーと共にハマムを訪れる。
ジェレミアに対する感情がどういう物かは分からないが、「オレンジ(果物のほう)は好き」とのこと。


漫画

双貌のオズ/O2

オズの序盤にジノと共に登場。
出番は少ないが愛らしい。


ナイトメア・オブ・ナナリー

ロロ・ヴィ・ブリタニアの副官にして「エデンバイタル教団筆頭騎士」。トリスタンを操る。

こちらでは幼少期に貴族間の争いの道具として洗脳されマリアンヌを射殺しており、その時マリアンヌのギアスで乗り移られた。
マリアンヌの能力がTV版とは若干違っているため常時マリアンヌとしての側面が表層に出ているらしく、スザクを「ぼうや」と呼んだりしている。


ちなみに『反逆のルルーシュ(マジコ版)』ではマリアンヌに憑依されておらず、代わりにヴィレッタがその役割を担っている。



外部作品


スーパーロボット大戦シリーズ

初登場の『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』では原作再現の都合上、最終盤での加入。
モルドレッドの性能ゆえヒット&アウェイにPPを割かなければ戦いにならない。

スーパーロボット大戦X』では原作終了後での参戦であるため、ジェレミア共々18話と比較的早期の自軍加入となっている。
乗機共々使い勝手は向上したが、火力が少々伸び悩むのが難点。同作ではマリアンヌとの直接対決も可能。
その他『第3次Z』(NPC)や『X-Ω』にも登場。
『30』では『復活』設定でジェレミアとコンビのサポーターとして参戦。


追記・修正……終了。

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最終更新:2023年06月08日 14:56