トラゴエディア

登録日 :2011/08/20(土) 15:11:44
更新日 : 2017/08/24 Thu 19:12:44
所要時間 :約 3 分で読めます




トラゴエディア
効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
(1):自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×600アップする。
(3):1ターンに1度、手札からモンスター1体を墓地へ送り、
そのモンスターと同じレベルの相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールを得る。
(4):1ターンに1度、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードのレベルはターン終了時までそのモンスターと同じになる。


遊戯王OCGのカード。

最上級モンスターだが、自分が戦闘ダメージを受けた時に特殊召喚できる。
同じく戦闘ダメージ反応で特殊召喚出来るゴーズと違い、場ががら空きでなくても特殊召喚できるためゴーズが来ないと思って攻撃してきた相手の意表をつくことも出来る。
もっとも最近はトラゴも警戒されるが……。

攻守は手札の枚数によって変動するので、最初にドローゴーでもしない限り、あまり高いステータスは望めない。
ゴーズと違いその攻撃力で反撃することはあまり考えず、ただの壁か次のターンの素材として扱った方が良い。

コントロール奪取系のカードが軒並み制限・禁止になる中、
手札のモンスターを捨てて相手モンスターのコントロールを得る効果は貴重である。
ただし自分の手札に都合良く相手モンスターと同レベルがいるとは限らないので、運が良ければ程度に思っておこう。

墓地のモンスターとレベルを同じに出来る効果はシンクロやエクシーズの素材としても有用。
ゴーズは所属するモンスターが少ないレベル7で、カイエントークンもエクシーズには使えないため向こうには出来ない芸当である。
更にこちらはレベル変更できる分柔軟な対応ができる。
素のレベルも10と高く、ランク10デッキでは貴重な手札誘発兼エクシーズ素材になる。


総じてゴーズより爆発力は欠けるが、さまざまな面で便利なモンスターであると言える。

その便利さ故か長らく制限カードに指定されていたが、2011年9月1日の制限改正にて準制限に緩和され、2015年1月1日にとうとう制限解除された。



○漫画版GXの活躍

三千年前に神官達に封印された邪悪な魔物(カー)。
原作のバクラと同じくクル・エルナ村の出身の男の体に宿った魔物。
その憎悪は凄まじく、元々色が白かったハネクリボーがまっ黒になってしまうほど。

石盤に封印され、長い年月エジプトの神殿の地下深くに封印され続けていたが、遺跡発掘に訪れた人間達によって三千年の時を経て蘇った。

復活した後はカードデザイナーのエド・フェニックスの父親を殺害、
レジー・マッケンジーの父親であるMr.マッケンジーの体を使い、かつて自分を封印した神官達の残した精霊のカードと、力を束縛する「マアトの羽」を宿すハネクリボー光と闇の竜を消し去るために暗躍する。

しかし魔物としては登場したものの『トラゴエディア』
自身は最後までデュエルに登場しなかった。



長きに渡り暗闇に封印されてきた経験から「退屈」をことの他嫌う快楽至上主義者。
人間をコマとしてしか見ない冷酷な性格であり、とにかく自分が楽しむことを最優先する。
そのためにレジーやラブ、ジムなどには力を直接与え、それ以外のアメリカ・アカデミアの生徒も無自覚に洗脳して手駒にしているほか、十代の恩人であり師である紅葉をはじめ多くのデュエリストを永遠の闇に落としてきた。

ところでこのトラゴエディア、確かに倒すべき悪なのは確かだが、その行動を見てみると「楽しむ」ことを最優先目標としていることがわかる。
プロデュエリストへの推薦がかかった日本アカデミアとの交流試合を楽しもうとするヨハンに共感を示すなど、「楽しむ」ことについてはある種のシンパシーを覚える模様。
で、実際に何をやったかというと、


  • マッケンジーに取りつき、その場に居合わせたレジーを傀儡に(しかし通常は勝手にやらせている)
  • 復活のためのピースであるジ・アースを狙い、レジーを操り紅葉を倒す(紅葉が思いのほか強かったのでジ・アースを回収せず去る。ついでに最重要のピースであるハネクリボーはなぜかスルー)
  • アメリカの生徒にプラネット・シリーズを渡して新たな「カード」にする(プラネットが召喚されるまで大人しく観戦)
  • プラネットを介して生命力を収集する(倒れない程度にほんの少々)
  • 吹雪を操り十代を撃破、ジ・アースとハネクリボーを回収(ハネクリボーが十代を救出するのはスルー)
  • アメリカの生徒を全員昏倒させて復活を完遂(追ってきた十代に「もういらんから返す」とジ・アースとハネクリボーを返却)
  • 十代にデュエルを挑まれる→ディスクを投げ渡し、マッケンジーに取りつき直して闇のデュエル(直前に完全復活が成功)


と、至上目的である自身の復活へのプロセスすら「楽しむ」ための過程と捉えている。
単純にデュエリストとしてはどうなのかというと、フェニックスの体を使って作り上げたオリジナルカードオンリーのデッキを持っている。
その中身はこんな感じ。


  • The supremacy SUN(墓地に置かれた次のターンのメインフェイズに復活)

  • 茫漠の死者(ライフ1000以下で特殊召喚。攻撃力は相手のライフ-100)

  • 三眼の死霊(フィールドから墓地に送ってモンスターをサーチ)

  • 千眼の死霊(フィールドから墓地に送られたら下級モンスターをリクルート)

  • 一眼の死霊(バニラ)

  • 奈落への導き(ライフ半減で相手モンスター全破壊)

  • 破滅の未来(ライフ半減で攻撃モンスター破壊、攻撃力の半分のバーン)

  • 真闇の世界(互いに受けるダメージ0。コントローラーは相手に与えるダメージ分回復)

  • プレデション(相手のスタンバイフェイズにカードを一つ宣言。相手は宣言したカードのプレイが出来ない)

  • 死者の落とし物(墓地の魔法・罠×500回復)

  • 死者の末裔(レベル5以上のモンスターが戦闘破壊されたらレベル3以下2体をリクルート)

  • 漆黒の太陽(自場のモンスターが破壊されたら元々の攻撃力分回復。墓地からSSしたモンスターの攻撃力+1000)

  • セルフ・ボム(自場のモンスターを全破壊)

  • プロミネンス(装備モンスターを破壊して相手モンスター全滅。1体につき500バーン)

  • 滅殺する光(発動ターンのエンドフェイズに場のモンスター全滅)


とまあ、カード個々の評価はともかく戦術としては完全なキュアビートデッキ。
良くも悪くもSUN頼みの戦術ではある。

このデッキを使って戦った十代&万丈目戦では、

  • 召喚条件が唐突にOCG準拠になったE・HERO ガイア
  • なぜか特殊召喚される光と闇の竜
  • 今では定番と化したカードの創造
  • マアトの援護による連続ドロー

といったルール無視の出来事を 完全スルー
マアトに至っては唐突な召喚より千年アイテムの存在に怒ったほどである。

こんな感じで、デュエルのやり方そのものは至ってスタンダード。むしろハンデマッチ&ハンデプレーを自分から仕掛けて十代&万丈目を敗北寸前まで追い込んだのだから、実力は相当なものと言える。


〇アニメ5D'sでの活躍

WRGP編の詰めデュエルで登場。漫画GXが完結していないのにラスボスが登場したためファンを驚かせた。

すでにクロウがミラフォを伏せていることを暴いたのに、ジャックはデーモンの斧を装備してグリーン・ガジェットに攻撃をしかけ、見事にミラフォにやられた。

M゜「だからあの伏せカードはミラフォだつってんだろ!!」
元「伏せカードが入れ変わってないか確認しただけだ!」

というわけで、何と本来の舞台たる漫画版GXよりも先に遊戯王の世界に殴り込み、かつ2度もトラップで破壊されるという少々締まらない役どころとなった。
何気にこの話で攻撃方法が口からのビームであることが判明している。




M゜「だから追記・修正しろつっただろ!」
元「項目変更が上手くいくか確認しただけだ!」

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