安藤(カイジ)

登録日 :2011/08/17(水) 12:03:55
更新日 : 2017/08/11 Fri 17:44:46
所要時間 :約 2 分で読めます




安藤とは賭博黙示録カイジに登場する人物である。

初登場は賭博黙示録カイジ一巻。
借金返済のため、ギャンブル船「エスポワール」 に乗船していた。

ちなみに、フルネームは「安藤 守」

カイジが古畑と再会し、限定ジャンケン攻略のため、星二つに持ちカード無しの男を探し、その条件に合致した安藤に声をかけた。


クズ

この言葉無しに彼は語れない。

カイジ、古畑チームに加わった直後、古畑に「自分にもカードを一枚持たせてくれ」と言う。
カイジと古畑がトイレに行っている隙に手に入れたカードで勝負をするが、敗北。
星を減らす。

慈悲深きカイジさんは、安藤にチームから抜けろ、と言う古畑をなだめ、あくまで全員の生き残りのために安藤を切らなかった。

「だから切らねえ…」

「切りたくても切らねえんだ…」

安藤も反省しチームのために貢献する、と誓う。

「オレもうがんばって…粉骨砕身グループのために…協力して…」

その後は言葉通り、勝手な行動をとることもなく、カイジに協力していた。






チーム結束のため、自ら損な役を買って出たカイジ。
ギャンブル終了後、星でカイジを救うという算段だったが、利に目がくらんだ安☆藤。

カイジを救わず星を巨額で売り、大金を得ようとする。


「この星も…金も…オレのもの」

「手放さない…放したくない…」


古畑を言葉巧みに操り、カイジを切らせる。

今まで協力していたのは、チームについていくしか生き残る手段が無かったからである。


きたないなさすが安藤きたない。


その後は地獄より復活を果たしたカイジによりボコボコにされる。
(ちなみに古畑もカイジに平手打ちされている。しかし安藤は殴られた挙句足蹴にされたことから安藤への怒りのほどがわかる)

「よ、よせっ…魔…魔がさしたんだ!」

作中最もカイジが暴力をふるった瞬間である。


カイジら三人とも生き残りはしたが、借金は消えず。

以降の作品には登場していない。


クズキャラの多いカイジの中でも、上記の要因でファンに最も嫌われている存在である。
そりゃそうだ。

カイジの公式資料集などでも「 クズの中のクズ 」「 キング・オブ・クズ 」など散々な言われようである。

上記のことだけならいざ知らず
  • 仲間に誘われたのに勝手にカードを使って出し抜く
  • 唯一のグーを消費したことを責められると「カードが偏ってたのが悪い」と言い訳
  • カイジを裏切り、カイジが復帰した後も途中までは仲間だったとかほざき「俺たちの取り分をくださいよ」と見苦しく要求
などなどやることなすことが基本的に絶望的なまでに自己中心的で、はっきり言ってクズの数え役満である。

ただし作中でも「友情や口約束でもらえるのは旅先からの絵はがきや土産あるいは思い出 というガラクタそんな程度のもの」とカイジが言及されているように
いくら立派な行動をとってくれた恩人・友人のためとはいえ、本当に己の身を犠牲にしてまで助ける人間がどれだけいるかというと首をかしげたくもなる。

むしろ自分から積極的に犠牲になろうとするカイジや石田さんがぐう聖すぎるだけである。

ましてや安藤とカイジは出会ってからほんの数時間のごくごく短い協力関係。ほとんど初対面も同然。
恩を感じこそすれ、裏切りに対する抵抗感が薄いのは当然のこと(無論裏切りが許されるわけではないが)。

『ここで恩人を裏切ればシャバでの借金がすべて消える上にさらにお釣りまでつく』

という圧倒的好条件を前にして欲望に目がくらむ気持ちはわからなくもないという声も少なくは無い。

要するに人間そんなもんでしょ、ということ。

実際彼の誘惑に負けた古畑についても、カイジ自身「おそらく安藤はきっかけに過ぎず、元々古畑にも裏切ろうという気持ちがどこかにあったんだろう」と述べている。

そんなわけでキャラとしての好感度は論外だが「いかにも現実にいそうな生々しいタイプのクズ」としてキャラ造形を褒める人も少なくはない。

むしろ十七歩以降あれだけ長期間苦節苦難を共にし、カイジに対し一生かかっても返しきれないような恩義があるはずなのに
「まだ俺達に隠れて金もってんだろ?」となおも金をふんだくろうとする三好・前田の45組コンビの方が…という声もある。


「この項目も…BBSも…オレのもの」

「追記したくない…修正したくない…」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/