赤木しげる(アカギ〜闇に降り立った天才〜)

登録日 :2011/10/10(月) 05:36:17
更新日 : 2017/08/07 Mon 09:34:50
所要時間 :約 8 分で読めます




赤木(あかぎ)しげるとは福本伸行のマンガ『天~天和通りの快男児~』の登場人物、およびそのスピンオフ『アカギ〜闇に降り立った天才〜』の主人公である。
声優はカイジと同じ俳優の萩原聖人。

劇中では13〜53歳まで描かれているが、常に冷静で死にたがりにすら見える死生観や、狂気の沙汰としか思えない打ち筋から根本的なキャラはブレていない様子。
また一貫して白髪であり、先天的なものか後天的なものによるかはまだ描かれていない。

ここでは『アカギ』における赤木しげるを、年齢の若い順に説明していこう。

神域の男はこっち


《13歳》
雀荘みどりにて借金を背負った南郷と出会う。
麻雀を代打ちするかわりに、その夜行われたチキンランの件で雀荘を訪ねた刑事の安岡から匿う事を南郷と約束。
ちなみにこの時のアカギは麻雀の役すら知らなかった。

これが他のギャンブルから麻雀中心になる転機だったのだろう。

対戦相手の竜崎、矢木を下した後、倍プッシュにより矢木の延長戦として裏世界で5本の指に入る盲目の雀士市川と対戦。
市川のイカサマの理を越えた打牌で彼を圧倒した。この後、アカギは6年間姿をくらますことになる。


上記にも書いたがこの時のアカギは13歳である。


13歳である。

大事なことなので(ry

とても1年前にはランドセルを背負っていたとは考えられないほどの肝の座り様である。
上記のように初登場時から白髪であり、それまでの短い人生を嫌が応にも人に想像することを強いると描写されている。

まあ、矢木戦で山から見えてしまった牌を戻すときに違う牌を戻しているのを言い出せなかったり、
指一本(約100万)賭けろと言われそれなりに動揺するあたり子供らしさは感じるが。

悪いお友達とチキンレース等の命懸けのギャンブルをしてしまうのも恐らくはやんちゃをこじらせたからだろう。
人の口に銃を突っ込んで遊んでたら遅刻することだってあるのだ。

そしてヤクザから銃を貰ってチンピラを パァニ と潰してたり小さい頃から虫をひり潰して遊ぶあたり厨二病の気がある。


《19歳》
空白の6年間が過ぎ、喧嘩でヤンキーグループを フワ…… と倒しているところをアカギを探していた川田組の石川に見つかる。
その場は逃げるも、 沼田玩具という工場でボナンザによく似たおもちゃを作っているところを 石川から報告を受けた南郷が発見。
さすがのアカギもあらら……と驚いた。

南郷「あのアカギが働いてるなんて……」
読者もそう思ったに違いない。

その後同じ工場の先輩川島+αを麻雀と喧嘩でフルボッコにし、
ついてきた同僚の治とともに料亭広瀬にて浦部と対戦、ニセアカギこと平山幸雄ともこの時出会う。

どうでもいいがアニメで川島と喧嘩するときのアカギは格好いい。

6年という年月が経ち、13歳の頃のような幼さはなくなり、よりクールな印象になったが、
川田組の組長に浦部に勝った理由を渋々「5分で教える」と言うものの 5分どころか詳しく説明してくれたり、
その後の仲井戦で治に 石で道路に図を書きながら説明する など、妙に優しいところがある。

ちなみにアニメでは仲井戦はカットされているので、作中唯一の女性キャラであるタバコ屋のおばあちゃんの出番も無くなってしまった。

仲井・おばあちゃん
「解せぬ」

金に興味が無いのも相変わらずで200万や400万を2、3日で使ってしまうとか。
仲井戦が終わった後、アカギは再び1年間姿を消すことになる。

そしてまさかの丁半博打で再登場。
ここでもその類い稀なギャンブルの才能を発揮し、次々と目を当てていく。
それに腹が立った壺振りは出た目が丁にも関わらず半とし、他の客にもドスを見せつけ組員が続々と凶器を持ち、目を半だと言わせる。
だが丁だと言い張るアカギは、とうとう組員に右肩を切られてしまう。
それでも頑としてアカギは言う。

捩じ曲げられねえんだっ……!
死ぬことと……バクチの出た目はよ……!

ある意味でアカギの本質が見える言葉だろう。

どいつもこいつも……
地獄に落ちやがれっ……!

彼が怒りを顕にしたのは、現在のところ後にも先にもこの時だけである。

アカギを探しにきた安岡によって救出、病院に運ばれる。
病院で数々の若者を闇麻雀で殺した狂人・鷲巣と、殺された平山幸雄の事を安岡から知らされるが、アカギは平山幸雄の事を覚えておらず、「誰だ…そいつ…」と言っていた。
ただこれは名前を知らなかっただけのようで、写真を見てニセアカギであることを理解し、驚きの表情を浮かべていた。


刑事の安岡、ヤクザの仰木と鷲巣邸に向かう途中、アカギは大量に栄養ドリンクを買い、出されたものは茶であろうと口にしないと相手に対する警戒を見せた。
茶を出されるどころか牌を投げられたけどね!

鷲巣麻雀になってからは鷲巣の豪運もあり、一時は窮地に追いやられもしたが、一進一退の攻防を繰り広げる。
余談だが作中では1年たっているので20歳のはずだが、アカギ曰く19歳らしい。なので秋〜冬生まれという説も。

以前姿を消した時から相変わらずの様だが、鷲巣麻雀で血を抜かれ意識が朦朧とするなか、アカギは今までの鷲巣麻雀によって殺された人達の夢を見る。
死の世界、深海。虚ろにアカギを取り囲む若者の中にはニセアカギもいた。
そしてアカギはこの時初めて思ったのだ。「生きたい」と。
これもまたアカギの人生における転機なのではないだろうか。

ちなみにこの時に目覚めた際に鷲巣に ビンタされた上に首を絞められ(>□<)となっている。 まさかアカギがこの表情をすることを想像出来た者がいただろうか。

そうして彼は鷲巣麻雀を再開し、始めてから約2時間 (現在の価値に換算して約十数年) に及ぶ死闘の末、鷲巣はもはや自らと切り離すことのできぬ存在となったアカギを殺したくない…いや殺せないという深層心理による葛藤を越えた極限の心理状態となり、もはや動きも封じられた鷲巣の体は限界を迎える。鷲巣は意識を失い部下達が蘇生に入った事でルール違反によりアカギは鷲巣麻雀に勝利した。
だが、鷲巣からの勝利が、純粋な闘牌による結果とならなかった為か未練の表情を浮かべていた。

【アカギに関する商品について】
  • CD
マキシマム ザ ホルモンのシングル「ざわ…ざわ…ざ…ざわ…ざわ…」の2曲目に収録された「アカギ」という曲。
アニメ『闘牌伝説アカギ〜闇に舞い降りた天才』のEDを飾る、まさにアカギのために作られた曲である。

  • アカギアンソロジーざわ……ざわ……
(公式です)
色んなアカギが見れます。
鷲巣様もでるよ!
何気に裏設定が語られている。(安岡はバツイチ、その後治は居酒屋を開いてる等)

  • 赤木しげる抱きまくら
20110730005943.jpg
誰得とか言わない。実際売り切れる程の人気があった様子。ちなみに恥じらった顔ではないので注意が必要。残念。
大きさは原寸大ではなく、一般的な抱きまくらと同じ150㎝程なので悪しからず。(アカギは175㎝程)残念。
とりあえず靴を脱げ。
そして鷲巣様はまだですか。

  • 戦国大戦 SS真田幸村カード
(C)SEGA
CV:杉田智和
こちらは戦国大戦 1600~関ヶ原 序の布石、葵打つ~で竹書房の麻雀漫画複数とコラボしたときに追加されたカード。
ゲーム中ポリゴンモデルの再現度が異常に高い。 槍を持ってポーズを決めるアカギはある意味必見。

2.5コスト武力8統率5の槍足軽として真田幸村名義で登場。コストに対してスペックがやや物足りないが攻城・魅力・寡烈と豊富な特技を持つ。
計略の「異端の策略」はアニメ版3話のサブタイトル。
虎口攻め(負けているときに1試合に一回だけ出来る行える城門攻撃)での攻撃力が最大値に固定される。
しかもこの計略中は相手の城に与えたダメージ分の何割かを自分の城ゲージに変換してしまうため、
見た目以上の損害を与えることになる。要するに親マンの直撃と思えばいい。

「敢えて負けておいて虎口攻めで逆転して勝つ」という戦略が一番このカードを生かしやすく、アカギ幸村の虎口責めは「あいこが出なきゃ負けのジャンケン」に等しく、
それによって勝敗を決することを相手に押し付けるというアカギらしいデザイン。

士気7も使う割に戦力は並み程度、しかもアカギを採用すると他の強力な真田幸村のカードは使用できなくなる、という制限のために
このカード・計略を軸として採用すると普通にリードを保って勝つ、という戦い方はよほどの実力差がないと出来ない。
基本的に安全策は捨てることになる、まさしく狂気の沙汰。


【名言】
「死ねば助かるのに………」

「倍プッシュだ……!」

「おれには聞こえる…捨て牌三種の声…」

「まだまだ終らせない…!地獄の淵が見えるまで」

「限度いっぱいまでいく…!どちらかが完全に倒れるまで……勝負の後は骨も残さない………!」

「面白い…狂気の沙汰ほど面白い…!」

「……きたぜぬるりと…」

「合理性はあくまであんたの世界でのルール
「大抵の人間にはそれが通用したんだろうが…残念ながら
その縄じゃオレは縛れねえよ……」

「不合理こそ博打…それが博打の本質
不合理に身をゆだねてこそギャンブル…」

「なんでもっとスカッと生きねぇのかな…」

「なるほど………凡夫だ…」

「面白い………渡ってみせよう。その綱………」

「奴の金庫のカギ穴は、偶によって満ちる…!」

「みてな……凍りつかせてやる…!」

「あのハダカ単騎には魔法がかけてある……」

「男には死ぬまで純粋な怒りなんて持てない…ゆえに本当の勝負も生涯できない。奴は、死ぬまで保留する…」

「どいつもこいつも…地獄へ落ちやがれっ………!」

「………仮に……この国…いや…そんなスケールでなく……ユーラシアからヨーロッパ北米・南米…それこそ…………この世界中の全ての国々を支配するような、
…………そんな怪物……権力者が現れたとしてもねじ曲げられねえんだっ………! 自分が死ぬことと………博打の出た目はよ……!」

「あそこで降りるくらいなら焼け死ぬ……! それで本望…!」

「死ぬ時が来たなら…ただ死ねばいい………」




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