ギラヒム(ゼルダの伝説)

登録日:2011/12/10 Sat 23:55:18
更新日:2024/01/11 Thu 01:15:20
所要時間:約 14 分で読めます




ゲーム『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の登場人物。
CV:勝杏里



◆以下ネタバレ注意◇




◆人物◇

自身を魔族長と呼称する男。
長身色白で、菱形の意匠のマントと白いタイツっぽい服を着ている。魔術を使う際などにもよくこの菱形の紋様は現れる。

まるでオペラのような大仰な言動や振る舞いが多く、


気さくに


ギラヒム様


と呼んでくれて構わないよ


なんて言ったりする程のナルシスト

だが時たま妙なポーズや変なダンスのようなことをしたりする。
また、リンクの背後から顔の横まで近づき、舌をベロベロさせたりしたり、リンクに「赤い糸で結ばれてる」だの言ったりしたので、変態と言われたり…。

穏やかな口調と自信に満ちた行動など、さらに声優・勝杏里の声質が中尾隆聖に似ていることもあり、若干フリーザ様のような印象を与える。
本当に中尾隆聖が演じていると勘違いしたプレイヤーも多かった模様。
しかし、その振る舞いは魔族長としての威厳を保つ為の演技であり、本性は粗暴で荒々しい。


◆ゲームでの活躍◇

初めてリンクの前に現れるのは天望の神殿。リンクが訪れる最初のダンジョンである。
ゼルダを地上へと落とした竜巻を起こしたのはこいつの仕業で、ゼルダを狙っているらしいが、捕まえることができなかったために



猛烈に!
強烈に!
激烈に 気分が悪い!!

状態となっている。そのため誰にでもいいので八つ当たりをしたくてたまらなかったが、流石に殺すのは大人げないということでリンクを全治百年にしようとする。

戦闘では、最初は素手で接近してくる。が、下手に攻撃すると指だけで白刃取りされて剣を取られる
盾アタックで弾くか、そのうち投げ捨てるので、急いで取り戻そう。
攻撃を通すには、腕を構えているのとは反対の方向から攻撃しなくてはならない。

ある程度ダメージを与えると、舌なめずりした後に黒いサーベルを構える。
同じく下手に攻撃すると弾かれてカウンターされるので、より慎重に攻撃しなくてはならない。剣を構えているのと平行方向から攻撃しないとガードされ直後に攻撃を食らってしまう。
しかし、攻撃に合わせて盾アタックができれば隙を生むことができる。
特にバックステップで距離を取った後にしてくる突進攻撃は、方向にフェイントをかけることもあり普通に回避するのが難しいが、
盾アタックのタイミングは見切りやすい。この作品の盾アタックのタイミング判定はそこまでシビアじゃないので弾き返してしまおう。ただし序盤なので盾の耐久が低く、失敗するとすぐに盾を失ってしまう。
部屋の端に近づくと瞬間移動で中央に戻る。こうなると後ろを取られることになるため、落ち着いて中央に向き直ろう。
他にも短剣を飛ばしてくることもある。注目+横歩きや盾アタックで普通に避けられるが、飛んでくる並びと同じ向きに剣を振って弾き返すこともできる。

このゲームの特徴である「構えを見て攻撃の通る方向を見抜く」「盾アタックで攻撃を弾き隙を作る」という基本ができれば倒せるが、逆にそれを考えずにゴリ押しでは倒せないようになっている。
初ダンジョンのボスとしてはかなりの強敵。しかしそれでもまったく本気を出していないらしいので、末恐ろしい。
ちなみにテストプレイ時には現在よりもっと強く、これでも少しは弱体化した結果らしい…
あと、ダンジョンで入手したビートル*1をそのダンジョンボスで使うという法則に従わなかった点も型破りである。


その後は大地の神殿でも現れ、ベラ・ダーマをけしかける。だがゼルダは女神の使いだという女(インパ)によって助けられていた。
どうやらゼルダを用いて何者かの復活を企んでいるらしい。

次に、時の神殿の時の扉の前でゼルダとようやく追い付いたリンクに、突如として襲いかかる。
インパが持ちこたえるも結界が割られ、あわやというところでリンクが助太刀し、ゼルダとインパは時の扉を通って逃すこととなった。

さらにその後古の大石窟ではダ・イルオーマを呪いの力でパワーアップさせたりもした。



そして、古の大祭殿で時の扉がもう1枚あることをつきとめたギラヒムは、その居所を聞きだすべく再び戦うことになる。


そう!
ワタシは!


真の姿のワタシは!


容姿端麗!



眉目秀麗!

ワタシ達の運命の糸は きっと・・・
リンク君の血の色で
染まっているんだろうねぇ・・・



2戦目では腕が黒くなって本気を出し始める。
が、最初はまたも素手のまま。とはいえ、周囲を短剣が漂っており、不意に射出してきたりするので、白刃取りしてから振りほどくのに時間がかかると刺される。

ダメージを与えると、今度は両手に2本の剣を構える。
ジャンプした後瞬間移動し、リンクの頭上から奇襲することがあるが、その場から退避すれば後隙を攻撃できる。
リンクの周囲に短剣を設置することがあり、これは縦か横の対応する方向の回転斬りで跳ね返すことができる。


これを倒すと、怒り心頭の様子で


小僧!俺は貴様への怒りを永遠に忘れねえ!
・・・どんな手を使っても必ずお前に 地獄を見せてやるからな!


と本性を露わにし去っていった。



着々と冒険を進めるリンクは、ついにトライフォースを入手し、封印されしものを消滅させる。
それによりゼルダがようやく目覚めるのだが、その時にギラヒムが襲撃、
ゼルダを奪取しリンクと立ちふさがるバドを「変な髪型」と一蹴すると時の扉をくぐって過去に行ってしまう。

過去のハイリアの地でリンクに魔物の大群を差し向け、封印されしもの復活のための儀式を行う。
その際、瞬間移動しながらゼルダの周囲でふしぎなおどり(通称:ギラヒムダンス)をしていた。これが儀式と関係あるのか定かではない。
恐らく儀式玄人的に必要な手順なのだろう。
そして、儀式素人のリンクは(無双シリーズに出てきそうな量の)魔物の大群も突破してたどり着いたため、とうとう全力で相手をすることになる。


◆以下、核心的なネタバレ◇



















俺は お前のような小僧如きに馬鹿にされて笑ってられる程 人間が
・・・いいやが出来てねえんだよ!!


その正体は終焉の者が扱う剣の精霊であり、激昂と共にファイに似た黒いメタリックな姿に変貌する。

◆魔王の使い(剣)であるギラヒム
◇女神の使い(剣)であるファイ

あからさまに対の存在である。


お前には 我ら魔族の究極 処刑法
無限奈落を 味わわせてやる!


最終戦では、空中の足場で「無限奈落」とやらで戦う。だがこちらが落ちてもゲームオーバーにもならず(スカウォの仕様のおかげで)落下ダメージすら受けない。
肉体が硬質化しており、攻撃してもダメージはぜんぜん入らないが、押し返して足場の端から落とすととどめアクションでダメージを入れられる。
その後、拳に紫のオーラをつけて構えるが、今まで通り平行方向から攻撃すれば問題ない。
彼曰く「一方的に打撃で叩きのめされ突き落される苦難が無限に続く処刑法」だそうだが、実情は
「ギラヒムの方が剣で押し出され、突き落されて隙を晒し、串刺しにされてしまう自滅法」になってしまっている。

3回とどめを入れると地面に降りて剣を構える。
ここまでで胸のコアが露出しており、そこのみダメージが通る。
普通に構えている時は通らないので、剣に攻撃して取り落とさせるか、盾アタックを合わせて作った隙に攻撃する。
また時おり距離をとった後スカイウォードのような赤いビームを放つが、これは同じ向きに剣を合わせると返せるので、伝統の魔法弾ラリーとなる。
ヒットすると大きな隙になる。
短剣飛ばしは8連続でやってくるが、満足に跳ね返せない。ここまで来ていれば耐久の削られないハイリアの盾も手に入れられる頃なので、落ち着いてガードを構えよう。

いよいよブチ切れると、今度は大剣を出してくる。
だが脆くなっており、ガードと垂直方向から大剣の刃を攻撃し続けると削れて折ることができ、無防備になる。
まぁマスターソードが超性能なんだろう。多分。ファイによれば「戦いにより消耗している」とのこと。
破壊しきれないと修復されてしまうが、構える時間は長いので焦らなくてもよい。

ギラヒムを倒したリンクだが、戦闘中も儀式は進行しており、ついに封印されしものが終焉の者となって蘇ってしまう。
終焉の者を「御復活おめでとうございます。マイマスター」と呼び跪くも、直後に胸のコアから本来の姿である剣を引き抜かれ、笑いながら剣の刀身へ帰還した。
その剣もまた終焉の者の敗北と共に跡形もなく消滅していった。



◆ゼルダ無双◇

ゼル伝キャラが大集合すると発売前から話題になっていたゼルダ無双
ギラヒムもおおかたの予想通り、スカイウォードソード枠のヴィラン側としてと共に堂々の参戦を果たした。
容姿端麗・眉目秀麗な魔族長、華麗に戦場を駆け一千の兵をもなぎ倒す。
だいぶんスタッフから愛されているようで、無双ワールドでもプレイヤーの期待を裏切らない魔族長っぷりを発揮しまくっている。

◆活躍◇

ハイラルの侵攻を企む黒の魔女シアの魔力により呼び出された3つの異世界。
ギラヒムはその世界の1つ「天空の世界」の住人として登場し、本編同様、主復活のために奔走している。

初登場時には魔物たちを引き連れ、天空世界の人々が暮らすスカイロフトへと進軍を進めていた。
ところが、その最中にシア率いる黒の魔女軍と接触。シアは封印されしものをも呼び出すギラヒムの召喚能力に目をつけ、
ギラヒムを接収するべく魔物軍と交戦を開始する。
一方のギラヒムも、シアの中に潜む「妙な魔力」を感じ取り、自ら進んで黒の魔女軍への加担を申し出る。
そうして黒の魔女軍の助っ人となったギラヒムはスカイロフト侵略を続行したものの、
天空の世界にやってきたリンクと彼と手を組んだファイにより撃退され、撤退を余儀なくされる。

スカイロフト進軍に失敗したギラヒムは、黒の魔女軍の配下として封印の地の転生の扉*2の防衛を開始。
それと同時に転生の扉を利用しての主の完全復活を目論んでいた。
(はじめは転生の扉なしで復活の儀式を行おうとしていたが、ファイと通りかかった勇者?に邪魔されて失敗した)

その後、転生の扉を封じるべく封印の地にやってきたリンク・ファイを迎え撃つ。
スカイロフト軍に部下を忍び込ませたり、転生の扉の魔力で主の完全復活を成功させるなどリンクたちを苦しめるも、
ことごとく策は破られ、リンク(またはファイ)との最後の一騎打ちにも敗北。転生の扉の向こうへと押し込まれ、扉ごと封印されてリタイアとなった。

ちなみに封印の地での戦いの最中に彼の独擅場なムービーが入り、ギラヒムダンスも披露した。それが主復活の儀式だったのか何なのかは、儀式玄人にしか分からない。

それ以降のストーリーではリンクがマスターソードを手に入れたり心の闇と戦ったりシアが倒されたりするが、
そのあたりはギラヒム様とぜんぜん関係ないのでここでは省略。

それからしばらくして、ハイラルから黒の魔女軍の脅威が去り、平和が戻ったかに見えた頃。
リンク・ゼルダたちの大チョンボにより魔王ガノンドロフが完全復活を遂げ、ギラヒムはガノンドロフの手により闇の中から救い出されて再登場。
同じく闇の中から呼び戻されたザントと共に、ガノンドロフ軍の配下となる。
ファイがリンクを「異なるが同じ者」と認識したのと同様に、ガノンドロフを「主と同じ魂を持つ者」であると理解した……のかどうかは定かでは無いが、
忠実な部下としてガノンドロフの手足として働き(ときどき足を引っ張り)、魔女ラナ・リンク・ゼルダからトライフォースの強奪に成功。
ガノンドロフのハイラル征服に貢献した。
その後、再びガノンを打ち破ろうと立ち上がったリンクたちと交戦。ザントと共に彼等を翻弄するも、最期には二人揃って倒されてしまった。

何気にリンク編・ガノンドロフ編・シア編・リンクル編の全てのストーリーに顔を出しており、出番が多い。悪役では唯一といっても良い。

◆キャラ性能◇

プレイヤーキャラとして使用可能。
アドベンチャーモードクリア特典なので隠しキャラ扱いである。(3DS版以降ではガノン編突入時に解禁)

闇属性を有する魔剣を操る。基本は片手にサーベル一振だが、攻撃によっては剣を出したり消したり、
二刀流になったり大剣へと持ち替えたり、自分自身が剣になったりと自由自在。
もちろん得意の短剣飛ばしも通常攻撃にふんだんに組み込まれている。

攻撃が直線的で範囲もやや狭く、溜め動作(オーバーアクションともいう)や強技発動までのコンボの長さで隙が大きくなるのも弱点。
総合すると、殲滅力はあまり高くないのが特徴。
加えて、強攻撃を出すたびに必ずポージングをしないと気がすまないらしく、回避でモーションキャンセルをしなければ漏れなく隙だらけになる点も注意。
また、弱攻撃時にほとんど前進しないので、背後からの攻撃や素早い相手には弱い。周囲を良く見て、間合いを注意して戦う必要がある。敵の密集地も苦手。
ただ、リーチの長い攻撃(強4)、広範囲攻撃(強4の連撃と強5)はしっかり備えており、攻撃力は十分にあるので、基本的にどんな場面でも立ち回れる。
スキル「攻撃加速」をつけると化けるキャラの典型である。
必殺技は前方に結界を張って敵を閉じ込め、ナイフでメッタ刺しにする。ギラヒムが比較的苦手な後方がカバーできないが、威力はそれなりに期待できる。

と、このように書くとクセの強い上級者向けキャラと思われるかもしれないが、彼の真髄は特殊攻撃を用いたタイマン性能にある。

ギラヒムが特殊攻撃を繰り出すと、L注目している相手に短剣を飛ばして相手をマーキングできる。
マーキングされた相手はギラヒムと運命の赤い糸で結ばれ、ギラヒムの強攻撃追加入力時にマーキングした敵を狙った攻撃が追加される。
この攻撃、どんなに離れていても確実にマーク相手に命中する
大きくふっとばしも発生するので、相手がのけぞり無効状態かガードで防がれなければ敵を完封することさえ可能。
運命の赤い糸の持続時間は割と短いが、切れてもすぐまた繰り出せるのであまり問題ない。
(ただし、運命の赤い糸を発動すると、例のごとく剣を舐めるという戦闘的には無意味なモーションが発生するので、
ギラヒム様と等しい魂を有する演出家でないのならば回避キャンセル推奨)

それ以外にも、通常強技にも強い引き寄せや相手を気絶させる技も持っており、タイマンに関してなら他キャラとは頭ひとつ抜けた凶悪な性能を誇る。
大型ボス相手も得意。マーキングすれば追加攻撃でWPゲージをガンガン削れ、攻撃加速か必殺技込みならワンチャンスで削りきれる。

NPCになるとかなり隙が多く、背後からの攻撃には弱い。儀式モーションが出たときには間違いなくWPゲージを削れる。
共通してギラヒム様ゆえかどうにも余計な仕草が多く感じるが、言い換えればキャラの作り込み様はハンパではない、とも言える。

◇その他◆

  • 魔力開放中は剣の精霊モードに姿を変える。スカウォをプレイしていない人にはある意味盛大なネタバレである。
    通常、魔力開放はそのキャラが得意としている属性の色のオーラとリングを身にまとう(光→黄、火→赤、水→青、雷→橙、闇→紫)だけなのだが、
    ギラヒムはそれに加えて原作で見せた本気状態に姿を変えるという、細部までのこだわりが感じられる。

  • アドベンチャーモードで手に入るコスチューム(黄昏色)を切り替えることで第二形態の姿になることができる。なんと、マントもキャストオフ。素晴らしいこだわりである。
    タルミナマップで手に入るコスチュームは、カマロのお面風。

  • 勝利時はカメラワークを余すところ無く活用した決めポーズを披露。
  • 敵としてエンカウントした際も含め、ペロペロも健在。

  • ガノンドロフ(味方時)とリンク(敵対時)に対しては特有の掛け合い台詞がある。ガノンドロフには忠義を尽くしており、リンクのことは本気で嫌いらしい。
    それ以外の味方に対しては、威圧的なザントに比べると仲間としてはそれなりに敬意を持った振る舞いを見せる。が、相変わらずのギラヒム様っぷりは健在。
    意外にもザントやファイとの固有の台詞はない。レジェンドモードでは会話はするが。

  • 必殺技使用時や大型ボスへのとどめのモーションがなかなか格好良いが、3DS版ではカメラワークやアクション自体がオミットされているので非常に惜しい。

  • アドベンチャーマップの巨大魔獣撃破のチャレンジバトルで、たまに味方側の隊長として配置されていることがある。
    その場合にはたいてい裏切るので注意。

  • タルミナマップでは一部の敵将が本来とは全く違う武器を装備していることがあり、ギラヒムの場合たまにガノンドロフの大剣を使う。スマートな身体にあの大振りな剣は違和感バリバリである。
    • 余談だが、今回のガノンドロフは従来のガノンドロフと終焉の者を足して2で割ったようなガノンドロフ、とよく言われる。
      髪型、大剣の必殺技モーション、言葉遣いなどがそれに当たる。
      ガノンドロフが大振りな大剣を携えている作品は本家ですらほぼ例がないため、無双ガノンドロフの大剣は「終焉の者」を意識している可能性が高い。
      ということは、あの剣は……

  • メダルのひとつに「全治百年」(1回の必殺技で100KO以上を達成)というものがある。


総じて、なんというかゼルダ無双スタッフはギラヒム様をよく理解している、と、感じられる。




◆大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ◇

華麗なる魔族長、スマブラに参戦!

……ただしファイターは無理があったのかアシストフィギュアとしての参加。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U

アシストフィギュアとして呼び出すと呼び出したプレイヤーと同じ陣営のキャラクターとしてフィールド上を動き回る。
確実に敵をしとめるタイプではないが、アクロバティックに動き回り、執拗につきまとっては攻撃してくる曲者。

ナイフ飛ばしや斬りつけ、ワープ斬り、突進などの技を使用。ダメージとふっとばしが大きめ。
ワープや突進は急接近で距離を詰められる。ホーミング精度が高いので、
気をつけなければ挟み撃ちに遭いピタゴラスイッチ状態でKOされかねないため注意。
また、キャラと重なっていたら重なっていたで「飛び道具を自動的に跳ね返す」という地味に厄介な性能を持っているのでうかつに攻撃もできなくなる。
こちらの攻撃が通じるのでダメージを与え続ければ場外へと落すことができるが、テレポートで余裕で復活してくるという強さ。
ちなみに上や横の画面外に吹っ飛ばそうとしても撃墜できないので注意。

召喚時にはちゃんとペロペロを披露したりするが、それ以外ではわりと落ち着いている。
元々が公式が病気レベルのため、かの桜井氏も手の加えようがなかったというのは都市伝説。

アシストフィギュアなのでもちろんフィギュアとして入手も可能。
また、ギラヒムのテーマが女神の歌と共にアレンジされたりもしている。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

前作からしれっと切られたアシストフィギュアもいる中、我らがギラヒム様はもちろん続投。
ファイターに昇格できなかったのは残念だが、今作でもアシストフィギュアとして遺憾なく戦場に臨む。

モーションは前作とあまり変わらない。だが、多くのアシストフィギュアと共通の変更点として、ファイター側がアシストフィギュアを撃墜する事も可能になった
よって、対戦相手が召喚したギラヒムに真っ向勝負を仕掛けてやっつけることも可能に。
ただし、前作に引き続き制限時間なしで飛び道具を反射するため、接近戦を挑まねばならず、近接攻撃も相変わらず押しが強いため、ダメージなしで撃墜するのは至難の業。いっその事「スーパーアーマーやピンチで無敵」で強行突破の方が得策かもしれない。
召喚されている時間はそれほど長くないので、逃げ回るのも手。
一方、仲間側として呼び出した際には、ダメージソースにもなり吹っ飛ばし性能も優秀なことから、アシストフィギュアの中では割と当たりの部類に入る。共闘してくれるギラヒムの動きを見て相手の逃げ場をなくすように立ち回ると有効に活用できる。

子供リンクの勝ち上がり乱闘(前作でいうシンプル)では、アシストフィギュアから出てくるキャラクターがゼルダの伝説シリーズのキャラで固定なので、高確率でギラヒムが出現する。
ギラヒムが敵側に回ると飛び道具メインでふっとばされやすい子供リンクではかなり劣勢になる。
しかし、味方につければ子供リンクを上回る吹っ飛ばし能力を発揮してくれるので、ギラヒム狙いでなるべく積極的にアシストフィギュアを手に入れていきたいところ。

アドベンチャーモードである灯火の星では、封印されしもののスピリット戦などでアシストフィギュアのギラヒムが召喚されてきたりすることがある。
また、終盤の謎の空間エリアのクイズの選択肢としても登場。
クイズの内容は「"影の世界の王"はどのスピリット?」選択肢はギラヒム・ザントアグニムガノンドロフのため、正解はザントでありギラヒムはハズレ。ザントも本当は影の世界の王じゃないけどな!!
ただし、ここで間違えた選択肢を選んでもSPとかがもらえなくなる*3程度で、ザントのスピリットを倒さない限り先に進めないというだけなので、ギラヒムや他のスピリットも手に入れたければザントの後に倒して回収しておくと良い。
ギラヒムのスピリット戦では、カムイ(男)の姿を借りて戦いを挑んでくる。剣技の攻撃力アップやスピードアップなどの性能強化をしてくる他、ギラヒムのアシストフィギュアが助太刀に登場する。

スピリットの種類はアタッカー。階級はACE(★★★)、属性は投げ、スロット2、個性なし。
スロット数の少なさと固有の個性がないことから、実用性においては他のスピリットに劣る。また、ギラヒムのスピリットと出会う頃には、既に階級が上のLEGEND(★★★★)を手に入れていてもおかしくはないので、性能は正直優秀というわけでもない。
しかし、終焉の者のスピリットを呼び出すためにギラヒムのスピリットが必要になるので、手に入れておいたほうが得策。(実は終焉の者のスピリットもACEのうえスロット数が1なので、こちらも実用性がかなり低い…)
それらを除いても、スピリットのコレクションとして手に入れておいてなんら損はないだろう。
特にギラヒム様崇拝者は必ず手に入れておくこと。さもないと全治百年だよ。



ワタシ達の運命の項目はきっと…
wiki籠り君の血の色で染まっているんだろうねぇ…

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最終更新:2024年01月11日 01:15

*1 ダンジョンに行くまでに入手するパチンコも同様。「剣もパチンコもビートルも効かない」と解釈してしまった人もいるのでは?

*2 転生の扉は魔物を無尽蔵に呼び出す魔法陣のようなもので、黒の魔女軍の切り札

*3 そもそもクリアゲッターに「全対戦をクリア」が条件のものがある