サムス・アラン

登録日 :2011/05/20(金) 23:59:50
更新日 : 2017/06/25 Sun 15:47:58
所要時間 :約 13 分で読めます





私はサムス・アラン
フリーのバウンティハンターだ。



Samus Aran


身長:190cm
体重:90kg
(パワードスーツ着用時)
年齢:20代前半


任天堂のアクションゲーム『メトロイド』シリーズの主人公。

鳥人族と呼ばれる種族から授かった強力無比の戦闘技法とパワードスーツ、
そしてその内に眠る正義の心と強い意思を最大の武器に宇宙にはびこる邪悪な者たちと戦いの日々を送る伝説のバウンティハンター。

普段はスーツに隠れて見えないが、その正体は地球人女性。碧眼と金のポニーテールが特徴の整った容姿をした美女である。
彼女の素性について知るものは少なく、元々謎多き人物であることが『スーパーメトロイド』の攻略本で触れられている。

サムスは幼少期に鳥人族に救われた際、過酷な星の環境に耐えられるよう鳥人族の遺伝子を移植されており、更に徹底的に鍛え込まれているため
前述の戦闘技術と併せて並の地球人は勿論怪力の巨漢とも比較にならない身体能力を有する。
漫画では岩山でも軽々と飛び回り、武装した兵士の群れも単独かつ素手で撃退した。

ポニーテールはパワードスーツを着る時だけで、それ以外のプライベートでは下ろしている。
パワードスーツを身にまとい宇宙全土を股にかける姿は任天堂が誇るアメコミ風ヒーローといっても過言ではなく、いくつもの銀河や全宇宙を様々な脅威から救っている。

圧倒的力を秘め、無口でありながら人としての慈愛も併せ持つ名実共に
「メトロイド(最強の戦士)」
である。

そのクールかつ力強く、更に着飾らないスタイリッシュさにノックアウトされたものも多いだろう。


男性的な落ち着いた口調で話し、「女性扱いされることはあまり好まない」とは本人の弁。
本来は母性が強く、勇敢でありながらも深い慈しみや熱い闘志も持つ心優しい性格。

過去の経験から自分の弱みを他者に見せることを嫌い、落ち着いた印象からEpisode of Aetherでは冷たい人と誤解された事もあった。
『Other M』では比較的人間らしい描写が顕著になっているが、『Other M』以前での作品において彼女は基本的にあまり喋らず、『プライム』シリーズにおいては仲間の死を目の当たりにしながらも任務完遂すべく突き進み寡黙でヒロイックなキャラクターとして描かれている。

この性格の相違について原作者の坂本賀勇は、海外のユーザーから『Other M』に於ける従来作品との性格の相違を指摘された際に「海外のユーザー・開発者のイメージや『プライム』などで描写されるサムス像は一側面に過ぎないものであり、元々自分が設定していたサムスの性格は本作のものである」と述べている。
しかしその坂本氏もいわば原作者の「一人」でしかなく、メトロイドのタイトル成長は実際は故・横井氏やレトロスタジオによる活躍も大きく、一概に坂本氏のみによるものではないためそれのみでサムスの全てを確定付けることは出来ない。またその後に発売されたMETROID PRIME FEDERATION FORCEにおいても坂本氏が語るような精神的脆さは描写されていない。
『Other M』での描写は一部矛盾もある。サムス&ジョイでは死ぬことすら厭わないジョイに戦いとは生きる為にするものだと聞かせたり、マガジンZ版でのリドリーを一方的に叩きのめした後の雄叫びに加えEpisode of Aetherでも仲間の悲鳴を聞き付け飛んで来るなどクールに見えて実際はかなり熱いハートの持ち主である。
冷静さを持ちながらも心優しい人間らしさや確かな熱さも秘めているという認識で間違いない。


幼い頃からチョウゾの希望の戦士としての厳しい訓練に耐え、数々の激戦と死闘を乗り越えてきた彼女の精神力は計り知れないものであることは確かであり、精神支配や催眠などの手段で彼女を操ったり、行動不能にする事は絶対に不可能。
如何なる者であれ、彼女を支配することなど出来ない。
メトロイドプライムハンターズにおいてサムス以外のハンター達から武器を奪い、かつ精神力を吸収し昏睡させたゴリアの触手攻撃を受けても、サムスはダメージを受けるのみで倒れることはないことやダークサムスによる洗脳に対し最後まで自我を保ち、最終的にダークサムス自体を撃破している点からもそれらは明らかである。

そのため、二次創作などでよく散見されるメンタル面や心が弱々しい、容易くスーツが脱げると言う描写は完全な誤りである他、素性の詳細を知るものが非常に少ないためそもそも人前で一々パワードスーツを脱ぐのも誤り。

もしもサムス・アランのことを語るのであれば、是非ともこの記事を最後まで読み通して頂きたい。


なお、初代メトロイドでは正体に関して一切情報が無く、それどころか「彼」と呼ばれていたりサイボーグ戦士という記述があったりと現在とは色々違う。
もっとも当時はあのリドリーですら「惑星ゼーベスの現住生物」という設定があったりとメトロイド全体のまとまりが今ほどなかった。
しかし「宇宙最強の戦士」、「不可能とされてきた数多の任務を完遂してきた伝説の賞金稼ぎ」などサムス自体の根幹的設定は現在としっかり一致している。
どうやらゼーベス攻略以前にも既にいくつもの困難な任務をこなしてきていたようだ。




【パワードスーツ】

地上、水中はもちろん宇宙空間でも活動可能なパワードスーツで、最初期の状態でも酸素供給システムやレーダー、マッピング機能に加え生命維持装置、高い防御力を持つ。
彼女のパワードスーツは着る物ではなく肉体と融合させて使用する。
人体では不可能なボール形態をとれるのはそのため。
彼女の意志でのみ着脱が可能で、それ以外の手段では決して外すことはできない。
なので眠らせてパワードスーツを剥がすようなことはできなければ、溶かして脱がすことも何かの反動で破壊することも不可能。
『プライム1』や『フュージョン』の冒頭では、爆発による破損や、着用したままの手術による切除による弱体化こそしているが、やはりスーツが外れるまでには至っていない。


意識を失っても身を守ることができる一方で、意識を失うと外部からの治療が受けられなくなるという欠点もある。
『メトロイドフュージョン』では先述のようにそれが仇となり、スーツの中にいる彼女自身を治療できず生死の境を彷徨った。


鳥人族の失われた高度な技術の粋を集めて造られた物であり、その構造はサムス自身でさえ把握出来ていない。
アイテムを入手すると、様々な機能が付くほか、スーツそのものも強化出来る。その名も「モジュール機能」。
行先で偶然見つけたようなものであるオーバーテクノロジーの数々も難なく適応させるあたり、汎用性の高さがうかがえる。


このパワードスーツによりサムスの戦闘力は無限に高まり、現に「マガジンZ」の任天堂監修コミックスに至ってはリドリーを文字通り「3秒」で撃破し、
コミックボンボンの『メトロイド サムス&ジョイ』ではベストコンディション時のサムスとほぼ同等の装備と、ベストコンディション時の500倍のパワーを持つ「インティグラ」との戦いで苦戦を強いられた直後その場で本来の戦闘力を大きく凌ぐパワーアップを自身の意思で行い、スーパーミサイル一撃で粉砕している。
更にそれ以降群れで現れるインティグラ達を容易く一掃している辺り、パワーアップしたあとのスペックはそのまま維持されるようだ。

そのため、彼女の戦闘力は文字通り「無限大」であり計測不能。


また、射撃能力だけでなく格闘戦も非常に強力。
『Other M』で見せたスタイリッシュかつ過激な蹴り技や投げ技に加え、「マガジンZ」のコミックスではメトロイド本編においてまともにビームが通じない重装甲のロボットをパンチで叩き潰したり、
『サムス&ジョイ』では人質のジョイに放たれた銃弾を握り潰しつつ発砲者を始末したり敵が撃ったミサイルをキャッチし、投げ返す。
更に『メトロイドプライム2』の漫画版『EPISODE OF AETHER』においては100人はいるパイレーツが一斉に放った銃弾全てを容易く避け切りつつ即座に全滅させる、ビームを弾くクリーチャーに直接アームキャノンを突き刺し、零距離でチャージビームを叩き込んで内側から爆散させるなど最早チートですらあるスペックを挙げるとキリがない。



【主な装備】

  • ノーマルスーツ
サムスのパワードスーツの最も初期の形。
一般的に知られるサムスのデザインとは違い、肩がすっきりしており全体的に細身。
しかしこの姿でも前述のパワーアップやモジュール機能による柔軟性を備えており、鳥人族製の強力な武装もある程度装備可能。

先述の「マガジンZ」のコミックスでリドリーを3秒で葬ってしまったのはこの姿。
リドリーのプラズマ(人間を骨すら残さず消し炭にするのはまだしも、鳥人族の一人、それも武装したグレイヴォイスを遺跡諸とも消し飛ばす威力)の直撃を受けても無傷であるため、その時点でバリアを獲得していたとしても耐久力は凄まじい。
また、サムスの尋常ならざる身体能力も合わさり惑星ゼーベスの生物のなかでも特に強力なディオルム、キル・ギル、そしてパイレーツの幹部の一人であるクレイドを連戦で倒した。

しかし『メトロイド ゼロミッション』の描写から、この姿ではプラズマビームやスペースジャンプ等の超性能兵器は使用できないため拡張性ではやはり伝説のパワードスーツに劣る。
最初期のパワードスーツだけあり、『Other M』の回想シーンの一つ、銀河連邦所属時代でもこの姿であることからゼーベス攻略以前の任務は常にこの状態だった可能性が非常に高い。


初代と現在でかなりビジュアルの細かい点が変更されており、かつてはアームキャノンにコードがついていたりバイザーの形も今より丸みを帯びていた。
初代メトロイドのゲーム画面ではミサイル使用時には全身のラインが青く光ったり頭と胸元がのっぺりとしているなど宇宙飛行士的な外見だった。
また、当時はスーツ表面にエネルギーシールドを展開しているという記述も存在した他、ゲームブックのイラストではアームキャノンと腕が一体化していなかったりとかなりばらつきがある。


  • 伝説のパワードスーツ
ゼロミッション第二部にて入手する、鳥人族の遺跡に遺されていたスーツ。
外見上の変化は少ないが、バリアスーツ取得で肩に球体が付くというおなじみの特徴はこのスーツによるもの。同作以降は標準装備で、サムスといえばのビジュアル。
ヒロイックな雰囲気溢れる重厚な逆三角形のフォルムから鈍重と勘違いされがちだが、実際は銃弾より速く動いたり残像を残しながら光速で飛翔したりと防御力同様に機動性も凄まじい。
プラズマビーム、スペースジャンプ、グラビティスーツなどのあまりに強力すぎる武器も、このスーツならば扱える。


  • モーフボール
球体に変化し、狭い場所に入れる。
FCD版では「丸まり」と呼ばれていた。仕組みが謎で、なぜボール状になれるのかは明かされていない。
(これを模倣した機能をスペースパイレーツが試験したところ全身骨折で死んだという恐ろしい設定がある。)
この状態でも高い戦闘力を誇り、加速して突進するブーストボールはメタリドリーのコアに直撃させることで一撃で飛行不可能なダメージを与えることも出来る。
またMETROID PRIME FEDERATION FORCEにおいてはMECHのあらゆる攻撃も所詮バリアを解除する程度にしか通じず、肝心なダメージはステージ周囲のエネルギーシールドにバリアを解除させた状態でぶつけなければならないという驚異的な防御力を見せ付けた。
パイレーツのドロップシップを叩き落とすMECHのあらゆる武装でもダメージは与えられず、更にヒュージネートビームの影響が消えるまで攻撃を加えてもサムスにこれといった外傷やダメージは与えられていない。

  • ハイジャンプ
ジャンプ力強化、『ゼロミッション』『フュージョン』ではモーフボール状態のジャンプも可。
『スーパーメトロイド』では、しゃがんでからジャンプすると更に跳躍距離が伸びるのもあって驚異的ジャンプ力を誇る。
標準装備扱いのこともある。

  • スプリングボール
モーフボール状態でのジャンプが、ハイジャンプに兼用されていない場合に登場する。
いちいちボムを置かなくてもいいので地味に便利な装備である。
『スーパー』や『プライムシリーズ』のwii版に登場。

  • スペースジャンプ
回転ジャンプ中に再びジャンプ出来る。回数無制限(プライムシリーズでは二段ジャンプ)。スクリューアタックと組み合わせれば一撃必殺と無敵を永続可能。
チャージビーム状態で回転ジャンプを行うと発動するチャージアタックを使用すると敵が放ったビームや炎などを回避しやすい。


  • バリアスーツ
(防御力上昇、環境ダメージ一部無効)
極度の寒冷地帯や生命に危機をもたらすほどの灼熱エリアでも一切ダメージを受けなくなる。伝説のパワードスーツ獲得以前に入手するとスーツが濃いオレンジ色になることが『ゼロミッション』で判明した。
初代メトロイドでは入手すると全体的に薄紫がかったカラーになり、粗いドットにも関わらずよく映える。

  • グラビティスーツ
(水中や無重力下でも通常通りの運動が可能、環境ダメージ完全無効)
重力による影響を制御し、果てはマグマすら無効化するとんでもない鉄壁スーツ。防御力ももちろん上昇する。
唯一強酸のダメージは受けるが、『メトロイドプライム3』で装備したアシッドシールドはあらゆる害的環境を無効化するため、サムスがシリーズに登場する全ての機能をオンにしたら如何なる状況・環境においてもその悪影響を受けないということになる。



【武装】

武器はアイテムを入手することで増えて行くが、ゲームの都合上シリーズが進む度にリセットされる。
(『Other M』では使用制限という形になっている。『プライム1』では破損、『プライム2』では奪われたことによる弱体化、『フュージョン』では治療の際にスーツの殆どを切り取られたために力の殆どを失ったという設定)

  • ビーム
最初から使える武器。
最初は貧弱でリーチが短い場合が多く、アイテムによって強化されて行く。
サムスの装備の中では最弱の武装だが、『プライム』シリーズにおける「パワービーム」は単発で金属コンテナやターロンⅣの空を飛ぶ鳥を骨すら残さず粉々にすることから破壊力そのものは相当なもの。

また、サムスの生命力がエネルギー源であるため彼女が生きている限り無限に撃つ事が出来るし、かといって使うことでサムスの生命に影響を与える訳でもなく、自然界に存在するあらゆるエネルギー由来の攻撃が通用しない「霊」的な敵にも有効な攻撃で、それらの特性はチャージコンボのスーパーミサイルにも影響することから、非常に万能で優秀な装備だということが分かる。
『スーパーメトロイド』からは複数のビームを複合して使用することも可能。


以下、主なバリエーション

  • ロングビーム(射程延長・2以降標準装備)
攻撃力が増し、射程距離が一気に伸びる。

  • チャージビーム(チャージショット)
その名の通りエネルギーを溜め、圧縮して火力を上げたものを発射可能になる。
チャージコンボにはこれとパワーボムを組み合わせた『スーパーメトロイド』版、パワーボムではなくミサイルを組み合わせた『プライム』版がある。

凍らせた敵には乗ることが出来る。
空中に浮いた敵が浮いたまま凍るのは空間ごと切り離しているからであり、実質相手の時間を止めているため。
冷気属性兵器としての側面は低温に弱いメトロイドを倒すためには必要不可欠で、脅威的な再生力を持つ「メガロイド」に対してはこれを以て冷却エネルギーを放ち、その直後プラズマビームのエネルギーで再生不可能なレベルまで粉々にして撃破した。

  • ウェイブビーム(壁貫通)
攻撃力が上がり、障害物をすり抜けるため壁のなかに隠れている敵を一方的に攻撃、倒すことが出来る
『プライム』では電撃系の武装で、非常に高いホーミング性能を持ち、命中した相手を痺れさせて動けなくする。また電力の供給などにも使える。その際はたった一発で大型施設を稼働させたりする。
初代でははどう(波動)ビームという名称で、攻撃面においては最強のビームだった。

  • プラズマビーム(敵貫通)
核融合により生成された敵を爆縮、消滅させてしまうビームで、更に敵を貫通する。基本的なサムスの武装のなかでは最強の武器。
擬態対象を忠実に再現するXがベストコンディションサムスに擬態した「SA-X」に対してダメージを与える術はチャージしたこれとスクリューアタックしかなく、それはすなわち『スーパーメトロイド』時点のフル装備サムス本人にはチャージしたプラズマビームかスクリューアタックしか通用しないということにもなる。
鉄壁のスーツすら貫く破壊力はまさしく圧巻で、漫画『サムス&ジョイ』から続く『メトロイドEX』でもサムスとパワードナイトの一騎討ちの際に使用され、パワードナイトの大剣を叩き折り、かつ彼に甚大なダメージを与え見事勝利している。
プライムシリーズでは高熱ビームという扱いで、これを受けて倒された敵は文字通り消し炭になってしまう他に、アームキャノンを変形させ溶接用工具としても使用出来る。

  • スペイザー(3WAYビーム)
  • ワイドビーム(『フュージョン』版スペイザー)
攻撃力が上がり、範囲も広がるビーム。
『スーパーメトロイド』ではスペイザーとプラズマビームの併用はパワードスーツに負荷がかかるため出来ない設定だった。
このことは『フュージョン』でワイドビームが登場し更に全ビームと複合されているため、似ている別物であるためか、あるいはメトロイドワクチンによりサムスの体質がパワーアップしたためかは分かっていない。

  • ボム
序盤で解放される武装。
モーフボール状態から設置する。弾数無制限。意外と火力がある。
攻撃手段であると同時に、障害物の破壊にもよく使われる。障害物が壊せなかった場合も、ほかのどの武器で壊せるかを判別してくれたりもする。
自分が爆風を浴びてもダメージにはならず、少し跳ね上がる。(通称ボムジャンプ)

また、更に強力なパワーボムは圧倒的熱量で周囲一帯を焼き払う超火力の武器。
2D作品では画面全体に爆発は広がり、またアイスビーム+ミサイルの組み合わせ以外でメトロイドを撃破出来る数少ない攻撃手段。
あまりに強力過ぎてサムス以外助からないため、集団行動時や救出任務では使わない。
漫画では活動停止した火山に放ち、スーパーミサイルで起爆させて無理矢理マグマを大噴火させるとんでもない使い方をしたことも。

  • ミサイル
こちらも比較的早い段階で解放される。
ビームよりも破壊力のあるミサイルを撃つ。
攻撃力は高めで障害物破壊にも使えるが、弾数制限あり。ただし増設可。
『プライム』シリーズでは優れたホーミング機能がついている。
更に強力なスーパーミサイルも存在する他、シーカーミサイル、ディフュージョンミサイルなどバラエティは豊かで火力もどんどん高くなる。
前述のサムス自身のパワーアップの影響を受けやすいのか、マガジンZのコミックスではクレイドの口に叩き込み一発で撃破している。


  • スピードブースター
中盤辺りで解放される武装。
しばらく助走をつけるとダッシュをすることが出来る。
ダッシュ中は無敵であり、敵や壁を破壊する。また、乗ると崩れる床も突破可能。
ダッシュ中にしゃがむ等の行動で急停止すると止まっていてもエネルギーがセーブされ、その状態でジャンプすれば「シャインスパーク」になる。
シャインスパークは真上や斜め、真横に飛行する。残像を残しながら光の速さで敵を粉砕していく様は圧巻。(『スーパーメトロイド』にはこれを利用した裏技「ブルースーツ」が存在し、常にスピードブースターを維持した状態になることも出来る)

ゲームバランスのためかプライムシリーズには登場しないが、かのダークサムスはメトロイドプライム2にてシャインスパークらしき技を使う。またメトロイドプライム3でもダークサムスはアームキャノンを前に突き出した状態で突進攻撃を行う。
いずれも破壊力は大きく、またビジュアル的にもシンプルにかっこいい。

尚『サムス&ジョイ』ではスピードブースターによる加速なしでもしゃがむことで瞬時にエネルギーを溜め、そのままシャインスパークで飛翔している。別に助走はいらないようだ。


  • グラップリングビーム
ビームではあるが攻撃用ではなく、物を掴んでしがみつく場合に用いる。
いわゆるフックショット的なツール。
武器ではないものの、敵を粉砕するパワーはあり、更に『メトロイドプライム3』では敵が装備した鎧を無理矢理引き剥がしたり敵が展開しているバリアを叩き割るという荒技も披露した。
グラップルボルテージとして対象のエネルギーを奪いサムスのものにする「メトロイド」な攻撃や、逆にエネルギーを送り込んで無理矢理電力を復旧させることも可能。
ごくごく微量のダメージを受けるが、それだけであらゆる機械を復旧させてしまうのはそれだけサムスのエネルギーが強大だからである。

ちなみに、派生であるハイパーボルテージで破壊力抜群のフェイゾンエネルギーを直接流し込んで敵を爆発させたり、グラップリングビームを釣りの要領で使って巨大な生物を強引に地面に引き揚げることも。
単に移動用ツールではなく、優秀な武器でもある。

  • スクリューアタック
後半辺りで解放される武装。
回転ジャンプがスクリューアタックになり、ほとんどの敵はこれ一発で砕け散るぐらいに強力。更に発動中は無敵。
『サムス&ジョイ』ではベストコンディションでない状態にも関わらず敵幹部「パワードナイト」の奥義ビックバンディバイドと互角の力を見せるため、その破壊力は計り知れない。
また、スペースジャンプと非常に相性が良い。
プライムシリーズでも桁外れな攻撃力と使い勝手は健在だが、性能がやや異なり、高速回転による摩擦でのキッククライムや空中を水平移動する用途のほうが多い。





パワードスーツ着用時に使用可能な武器やミスクはこの他にも多く存在し、更にモジュール機能により今後更に増えていく可能性も高い。
全て書くとあまりに膨大になるため、ここに挙げられたものは比較的メジャーなものだということを考慮していただきたい。

また彼女は前述の通りずば抜けた戦闘センスの持ち主であり、片手でガトリング砲をぶっぱなしたりアームキャノンを敵に突き刺し零距離でビームを叩き込んで爆発させるなどその戦い方も多岐に渡る。
豊富なバイザーシステムやレーダーにより敵の弱点、場所なども即座に分かり、更にはサムス&ジョイやother Mでの描写から体術自体も凄まじい破壊力と速度、正確性を完璧に併せ持つものだということが分かる。

サムスの強さはその装備だけでなく、高い錬度とセンス、そして彼女自身の強い意思ゆえのものである。


  • ハンドガン(パラライザー)
パワードスーツに付く武装ではなく、むしろ通常状態用の武器。
ピストルの形をしたビーム兵器。
ボムブロックを単発で破壊する辺りそれなりの威力はあるようだが、相手が地球人のスペックを遥かに上回るスペースパイレーツでは、フルパワーで短時間麻痺させるのがやっと。



【回復能力】

サムスの能力や武器はどれも強力極まりないが、彼女のステータスを知るにあたって、優れた回復面も忘れてはならない。

敵や物を破壊した際に現れるエネルギーボールやコンセントレーションにより体力、傷の回復を行うがスーツには自己修復能力もあり、サムス&ジョイ劇中においてチョッパー・ゼガンの剣撃でアームキャノンの先端がすっぱり切れた際はその後すぐ元通りになっている。
また『フュージョン』において獲得した体質によりあらゆる有機物に寄生し、神経などにまで入り込んで殺害する生命体「X」に触れた場合それを取り込んで体力、ミサイルなどの回復も可能。
この他にも本来なら脅威である物体に触れたり吸収することで回復、あるいは強化されることが非常に多くサムスのパワードスーツの性能、そして鳥人族のDNAの強大さを窺い知ることが出来る。

防御性能、回復性能と共に機動性も前述の通り並外れており、『Other M』のセンスムーブはレドギア星人の放つ即着系レーザーを回避したり、漫画での描写から人質に放たれた銃弾以上にサムス自身が速く動くことも出来る。
サムスの皮膚とすら言えるこのパワードスーツは、いわばサムスのアイデンティティであり、またパワードスーツあってこそのサムス・アランなのである。





【大乱闘スマッシュブラザーズでは】

全作で初期プレイヤーキャラとして登場。
初代では唯一の女性キャラであり、当時はメトロイドシリーズの知名度が低くこの作品でサムスの存在を初めて知った人も多かった。
DX』では比較的強力な中堅的な性能で、更にテクニックも多く使用するプレイヤーも多かった。

独特のふわふわした挙動で様々な体術や火器を使う。
つかみはグラップリングビームで射程が長いが、棒立ちで外すと隙が大きい。
リンクのフックショットと違い、走りつかみなら改善される。
また、『DX』以降は崖や壁にもワイヤーつかまりができる。

ちなみに電撃系の攻撃を受けた場合、他のキャラクターは骨が見えるが、サムスは骨ではなく女性のシルエットが見えるという小ネタがある。



【必殺技】

B:チャージショット
サムスの代名詞。地上でチャージし、任意のタイミングに発射。
最大溜めなら相当の威力だが、読まれやすくリフレクターに注意。
溜め途中でもシールドボタンで中断できる。
『for』では様々なカスタマイズ技が登場したが、原作で使えるようなアイスビーム、ウェイブビームの再現はいっさいされていない。

B↑:スクリューアタック
体を回転させながら上昇する。
無印ではかなり判定が強く、だいたいの攻撃を迎撃できた
最新作の『for』では以前より強力になっており、相手を吹っ飛ばすために使われることも。

B↓:ボム
真下にしばらくすると爆発するボムを落とす。
威力は低めだが、一瞬だけ丸まるので回避にも使える。
『DX』からは地味にボムジャンプができるようになった。

B→:ミサイル
『DX』から追加され普通に入力すると弾速が遅く追尾するミサイル、スマッシュ入力で弾速が速く直進するスーパーミサイルを放つ。
牽制に優秀でからめればチャージショットも当てやすい。
ミサイルを用いた「着キャン」は、サムスをメインにスマブラをプレイしていた層からすればあまりに知れたテクニックだったが何故か削除された。


最後の切りふだ:ゼロレーザー
正面に極太のレーザーを放つ。
上下方向に多少向きを変えられる。
威力は高いが、あまりの反動にパワードスーツが崩れ、ゼロスーツになってしまう。
パワードスーツの残骸はアイテムとして投げることができる。
肝心の原典はプライム1のフェイゾンビームに似ているという見解もあるが、それに比べた際には相違点も多くスマブラオリジナルと見ても問題ない。
元より強制変身はプレイヤーへの負担やあまりにイメージとかけ離れた設定故廃止を希望する声も少なくなかった。


スマッシュブラザーズforではシステム自体の廃止により切り札使用後もそのままに。



【ゼロスーツサムス】

パワードスーツを脱いだ状態のサムス。
武器はハンドガンしかないが、スマブラではスピーディでかなり強力なキャラクター。
『ゼロミッション』ではスペースパイレーツの群れをハンドガンのみで回避していること、また漫画で鳥人族による訓練を受けている描写から分かる通り、素でめちゃくちゃ強い。
「マガジンZ」のコミックスの描写から、パワードスーツは私服の状態でも瞬時に展開可能である。

スマブラでは『X』で使えるように。
耐久は落ちるが、通常状態以上の身軽さと、パラライザーやそれを応用した鞭で戦う。
ちなみにキャラ選択の時シールドボタンを押しながらステージセレクト画面に移ることで最初からゼロスーツにしたり、
戦闘中でもアピールボタンを↑↓↑と素早く入力するとゼロスーツになる。どちらも残骸は残る。

『X』でパワードスーツは最後の切りふだを使うことで再度着用できたが、『for』ではスターシップから放つビームが最後の切り札になった。(案の定原典はない。)


スマブラ『3DS/Wii U』ではバトル中のキャラクターチェンジシステム自体が没になったとの事で、
その為今回切りふだ(ゼロレーザー)を使ってもスーツは壊れず、ゼロスーツの方も初めから個別キャラとして使用可能になる。
それに伴い「意図的に弱くしていた」(実際はパワードスーツを着用しているサムスより強力とさえ言えたが)前作からのテコ入れとして、新装備のジェットブーツにより打撃技と復帰技が強化されている。

更に今回は『フュージョン』や『ゼロミッション』のギャラリーで見ることが可能なノースリーブとショートパンツの格好にすることもできる。普段着でも戦えるとは流石である。
スケジュール的に作るのは無理だろうと思われていたが、担当デザイナー(女性)の根性により完成したとのこと。


しかし、一方でサムスのアイデンティティたるパワードスーツはなぜか色替えのみだった。



【余談】

サムスの生みの親である清武博二氏。
実は彼はあの任天堂一自由なキャラであるワリオの生みの親でもある。
何の因果か、『スーパーメトロイド』時点でタイムスリップや壁抜け、空中散歩やXレイスコープによる時間停止が出来たり、
  • 『メトロイドプライム2』のマルチモードでは無敵モードや触れた相手に即死級のダメージを与えるデスボールがあったり、はたまた透過モードや相手にダメージを与え続ける通称「マーダービーム」、TAS等でよく見られる無敵判定を用いた壁抜けの他にも『プライム2』のチャージコンボは小型のブラックホールやら太陽やらを撃ち出すトンデモウェポンだったりでサムスもやたらと自由である。

また、Federation Forceにおいてはそれに磨きがかかり、終盤のあるシーンでは一部分の弱点を除いて無敵の大型パイレーツの群れをこれといって弱点を狙うわけもなく一撃で消し炭にするなどやりたい放題。
更にボスとして現れる彼女はMECHの攻撃ではわずかにすらダメージを与えることはできず、あくまでモーフボール状態であるがゆえに「転がせる」だけである。
また連邦兵たちが数人がかりでパイレーツの基地1つを破壊している間、サムスは残りすべてを破壊している……など、桁外れのスペックでプレイヤーを驚かせた。




《リモートスキャン作動》
ページ下部より項目の修正・編集の反応を確認
目(└v┘)

この項目が面白かったなら……\ポチッと/