サラミス級巡洋艦(ガンダムシリーズ)

登録日 :2011/07/22(金) 19:08:57
更新日 : 2017/01/19 Thu 21:40:28
所要時間 :約 6 分で読めます






『寒い時代だと思わんかね……?』





サラミス

【概要】
英名:Salamis cruiser
分類:宇宙巡洋艦
所属:地球連邦軍
全長:220m
全幅:62.2m
基準排水量:12,100t
満載排水量:22,000t
推進機関:熱核ロケット 1基

【武装】
中口径単装メガ粒子砲×6
対空機銃×6
6連装ミサイルランチャー×2
2連大型ミサイル×8

【主な座乗者】
リード
ヘンケン・ベッケナー
連邦一般士官


サラミスとは、機動戦士ガンダムシリーズに登場する架空の宇宙巡洋艦である。

宇宙世紀0070年代に地球連邦の【軍備増強計画】にてマゼラン級戦艦と共に就役し、以後連邦艦隊の中核戦力として多数建造された。
マゼランが高火力の大艦巨砲の象徴艦なのと比べ、このサラミスは多目的艦(艦隊戦・防空・偵察・運搬)として設計された。
速射性能の高い中口径単装メガ粒子砲や対空ミサイルの装備により、基本設計は高く『中核』の名に恥じない性能を持つ。


しかし、お察しの通り……


やられ役、である。

いかに基本スペックがマゼランより小回りの効くサラミスと言えども、ミノフスキー粒子による電子戦及び新兵器MSの前には、歯が立たなかった。
マゼラン同様、自慢の性能を生かしきれずに苦しい接近宙戦を強いられる事になる。


しかしサラミスは


やれば出来る子、であった。

優秀な基本設計を買われたサラミスは、一年戦争中に急設ではあるがMSの運用能力を得た。
更にその後の重要作戦(星一号作戦・ソロモン攻略戦)ではマゼラン・ボール・ジムと共に素晴らしき物量作戦を展開、作戦成功に大きく貢献する事となった。



【サラミス、及び同系艦の活躍】

◆一年戦争期のサラミス級

▼マダガスカル
ルナツー基地所属のサラミス艦。地球への大気圏突入を目指すホワイトベースの護衛として登場した。艦長のリード大尉は大気圏突入カプセルに乗り込みホワイトベースの先導を努めた。

▼フィラデルフィア
ア・バオア・クー戦後に、艦を失ったWBのクルーを収容してルナツーまで送り届けた。

▼ボール搭載型サラミス巡洋艦
「MS IGLOO」より登場。
モビルポッド「ボール」の運用を目的にしたサラミス艦。上甲板と艦体側面にあるメガ粒子砲、ミサイルランチャーを撤去、ボール6基の運用能力を得た。なお、この艦及びボールの存在は当時のジオン軍輸送艦隊にとって非常に脅威となった。


▼フジ級スルガ
ア・バオア・クー攻防戦でヘンケン・ベッケナーが艦長を務めた、サラミスを改修した輸送艦でフジ級と呼ばれる。
多数の民間人を乗船させており、後方で待機していたが戦線の拡大を考慮し、ランチで民間人を逃がすものの、自身は強襲してきたザクレロに撃沈される。フジ級の元ネタはもちろん富士急ハイランドの『富士急』から。


◆サラミス改(0083)




サラミスの改良型で、艦単体の戦闘力が底上げされている。
対空火器に至ってはハリネズミさながら、レーザー機銃30基以上という冗談みたいな仕様。
…が、MS相手には無力なのは相変わらず。
以後艦そのものの火力や防空力向上に腐心する風潮は影を潜め、軍艦はモビルスーツ母艦としての機能に特化し戦闘力は必要最小限で十分とするようになった。


◆機動戦士Ζガンダムでのサラミス級




戦後、MSの運用が連邦軍の艦隊戦術に正式に組み込まれた為に主力艦たるサラミス級も近代化、及びMS母艦としての改装が施されていた。

具体的な改良点としては
  • 艦首上面にMSデッキとカタパルトを増設
  • 左右のサブブリッジをアレキサンドリア級と同型の連装メガ粒子砲に換装。
  • 推力向上の為にメインエンジン左右にサブエンジンを増設


こうして「サラミス改級巡洋艦」として生まれ変わった本級は、連邦軍屈指のベストセラー艦として活躍するのであった。

やられ役として…(泣)

停泊してたら奪取され、ガルバルディに沈められ、メッサーラに沈められ、ハンブラビに沈めら(ry


因みにマゼランは…?
リストラです☆



なお「Zガンダム」以降の宇宙世紀作品に登場するサラミス級はほぼこのタイプである。

劇中では連邦軍、ティターンズ、エゥーゴの各勢力が運用している姿が数々見られる。



エゥーゴカラー

以下、劇中で名が判明する艦一覧

▼ボスニア(連邦軍)
▼モンブラン(エゥーゴ)
▼サチワヌ(ティターンズ→エゥーゴ)
▼ブルネイ(ティターンズ)
▼シチリア(エゥーゴ)
▼ルネ(エゥーゴ)


◆機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

ルナツー駐留艦隊や、ロンド・ベルの援軍として駆けつけた8・8艦隊に確認できる他、カイラム級やクラップ級に一部設計が応用されている。


◆機動戦士ガンダムF91

U.C.0123年にフロンティア4に繁留していたサラミス改がクロスボーン・バンガードにより撃沈されている。


◆機動戦士Vガンダム

なんとサラミス(改)級は幾年の時を経ても改修され続け、Vガンダムの世界でも地球連邦軍で運用されている。軍縮等の理由があるとはいえ、それだけ優秀な艦である証である。

さすがやれば出来る子!!!


ミノフスキークラフトを装備したため、大気圏内での航行が可能となった。
劇中ではリーンホース離水時の牽引艦として活躍したり、ムバラク艦隊所属艦としてザンスカールとのに戦闘に参加したりした。


戦闘での活躍?もちろんそんなの無いよ!☆



【バリエーション】
◆ネルソン級MS軽空母




全長:228m

武装:
連装機銃×4
艦首2連大型ミサイル×8
メガ粒子砲×6

サラミス級を改装した艦。
ジムの開発と同時期に提案されたMS用空母の開発計画で採用されたプランの一つで、両舷に格納庫となる伸縮式カーゴベイを追加している。それに伴い、両舷前方のメガ粒子砲とミサイルランチャーは撤去された。

カーゴベイにはジムを6機まで積める。
セイバーフィッシュのような戦闘機も搭載できるが、射出カタパルトがないせいで運用しにくい(後に追加された)。
また、補給艦としての運用も考慮されていたらしい。

マゼラン級を改装したトラファルガも構造は同じだが、こちらは所詮は急造艦の域を出なかったため、完成度が低い上に数もかなり少ない。
建造が急がれ、U.C.0079年9月頃に着工したが問題が多発したらしく、U.C.0082年にようやく完成した。
配備された艦は1年程運用されたが、その後はMS運用訓練に使われたり補給艦隊に再配備されたりしている。



【立体化】
1/1200でプラモデルが販売された。
大気圏突入用のカプセルが付属する他に同スケールのジムとボールが3体セットになっている。

後にEXモデルで1/1700とスケールが変更されてマゼラン級主力戦艦とセットになって販売された。





「ワレ、月ヲ一周シテ追記・修正ヲ完了セントス!!」
「おらおらー!!!道を開けろー!!!」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/