日野道生

登録日:2011/03/29(火) 12:23:08
更新日:2023/10/02 Mon 16:58:01
所要時間:約 5 分で読めます




『テメェ…!どこいくんだよ…?』
『そっちには…弓子が…いるんだよ…!』

『フェンリル 起動』
『コクピットブロック 射出』


蒼穹のファフナー』の登場人物。
CV:堀秀行


■人物像
誕生日:2121年6月23日
年齢:25歳
身長:185cm
体重:71kg
好きな物:牛乳、料理

新国連人類軍所属のファフナーパイロットとして登場する。
赤いバンダナがトレードマークで、歴戦の勇士。バンダナの中には弓子の写真が入っている。
人類軍ではその腕が認められて、「666(トリプルシックス)」という特別な機体刻印番号及び、「マスターセリオン」という二つ名(赤い彗星とか白い悪魔みたいなもの)が与えられている。
二枚目半の陽気な青年で、指揮官としても優秀な頼れる兄貴キャラ。
竜宮島出身で、狩谷由紀恵(ゆきっぺ)、遠見弓子の同級生である。特に、遠見弓子とは恋人同士だった。
(以下二行、本編のネタバレにつき反転)
竜宮島の子供であるので、当然ながら遺伝子にフェストゥム因子が組み込まれている。
道生世代の子供たちの生存率は一騎世代より遥かに悪く、既に道生を含む三人しか生き残っていない。

本編より五年前、父親である日野洋治につれられて島から出て行った。
(道生の母・日野恵は島に残り、1話で蔵前と共にバーンツヴェックごとワームスフィアーに呑まれた)
その後新国連人類軍に所属し、各地で転戦する。相手はフェストゥムに限らなかったようだ。


ファフナー搭乗時は、変性意識により戦いを楽しむようになる。


■本編での活躍
一騎がダイナミック家出の先で出会う。
カノンと共にスフィンクス型フェストゥム及びマークエルフを圧倒し、一騎を捕獲する。

後に人類軍の竜宮島侵攻作戦に参加。新型種であるプレアデス型フェストゥムの襲来に対し、善戦する。
バーンズ大佐の竜宮島に対する核攻撃に反発し、島に帰参する。

その後は、かつての恋人・遠見弓子とよりを戻し、同棲生活をおくることに。
リア充爆発しr…しないでくださいお願いします。

また、熟練パイロットとして、一騎達の兄貴分として戦闘で活躍する。オフの時は一騎達の学校で用務員をしている。
人類軍時代の経験から戦闘では非情な決断を下す憎まれ役を買って出ようとする場面が見られた。
しかしそんな自分のことまで心配してくれる剣司たち後輩の甘さを注意しながらも同時に嬉しく思っていた。
22話でメガセリオンモデルが大破した為、総士が搭乗する予定だったマークアインに搭乗する。



以下、ネタバレがあるため、注意。











23話にて、ザルヴァートルモデルマークニヒトが襲来。真矢、カノンと共に迎撃する。
22話の戦闘でジークフリードシステムが使用不可になっており、道生が指揮をとる。

しかし、相手はチート機体のザルヴァートルモデル(活動限界なし、無限復活、読心能力有)。
善戦するも、ニヒトの圧倒的な機体性能によって劣勢を余儀なくされる。
竜宮島がマークニヒトのワームスフィアで攻撃され、島の地下にあるアルヴィスも攻撃を受ける中、機体の片腕をもがれながらも力を振り絞ってニヒトにしがみつき、レーシングカッターで拘束。
ワームスフィアの直撃を受けて機体がぼろぼろになりながらもニヒトにしがみつく。

史彦が戦闘が起きている島のNブロックを切り離し、道生は同化現象で意識が朦朧とする中マークアインのフェンリル(自爆用の気化爆弾)を起動させる。


道連れになる義理はない。『生きて帰る』という約束がある。
道生はコックピットポットの脱出を図った―――――――――


しかし、道生が脱出を企てたことは読心能力でニヒトにばれていた。
コックピットをニヒトに捕まれ、機体の頭に激突させられ死亡。
通称、タッチダウン(もしくはダンクシュート)。度肝を抜かれた視聴者も多かっただろう。
(この時血も出ていなかったのでもう"いなかった"可能性もある)
鬱展開に定評のあるファフナーだが、その中でも屈指の鬱展開と言われる。
さらに救いがないのは、道生の自爆はニヒトに一切ダメージを与えられなかったことだろう。


ネタバレ終わり。

24話にて、弓子が妊娠している事が発覚する。
なん…だと…
リア充爆発しr…なんでもありません。




【人物関係】
遠見弓子(→日野弓子)
同級生で元恋人。劇中でよりを戻して再び恋人同士に。
島で同棲生活を送り、後に子供を授かる。

日野美羽
娘。
本編で会うことは叶わなかったが、『スーパーロボット大戦UX』(後述)では彼女をその手に抱くことができる。

カノン・メンフィス
上官と部下。
孤児であった彼女を道生が救った。彼女から仄かな好意を寄せられる。

日野洋治(ひのようじ)
父親で、ファフナーの研究者。
島を離れた理由の一つに、父親の役に立ちたいという思いがあった。

日野恵
母親。洋治や道生と異なり、島に残った。『RIGHT OF LEFT』ではアルヴィスの軍事訓練を担当した。
1話で蔵前果林と共に戦死。本編中に道生と顔を合わせることは叶わなかった。
道生がその死を悔やむ描写があり、関係は悪くなかったようだ。


【搭乗機体】
メガセリオンモデル
新国連人類軍の量産機体。道生のパーソナルカラーである「青紫」に塗装されている。
また、道生のパーソナルナンバーである「666」が刻印されている(忘れているかもしれないが、道生は人類軍のエースパイロットの一人である)。
22話のスカラベR型種フェストゥムとの戦闘にて大破する。


マークアイン
23話にて搭乗。元は皆城総士の機体であるが、メガセリオンの大破に伴い、道生が譲り受けた。
前述のタッチダウンが起こったのはこの機体。


スーパーロボット大戦K
賛否両論ある作品。序盤~中盤にかけてファントムペイン隊と行動を共にする。

スパロボ補正で生存することが可能。
また、マークアインの攻撃「ロングソード」において弓子の写真が浮かぶ描写があるなど映像にも恵まれる。
マークアインの性能がほとんど全てメガセリオンに負けてるというのは、禁句である。


スーパーロボット大戦UX
一度だけ人類軍時代の道生を操作できるMAPがある。加入後は総士に次いで戦術指揮にも設定することが可能となる。
飛鳥先輩が色々と頑張りすぎたせいで、兄貴分ポジションとしてはやや割を食ってしまったのが残念な所。
まぁ弓子と子作りするという重要な役割があるんだが…。

こちらもフラグ次第で生存可能。
ニヒトとの一騎打ちの後にイルボラに助けられ、蒼穹作戦にて復帰する。「CV:堀秀行のキャラが忍者に助けられる」という点から、『スーパーロボット大戦IMPACT』をプレイしていた者には思わずニヤリと来るネタだろう。
第三部開始時点では美羽が生まれており、原作では見ることが叶わなかった「夫」及び「父親」としての道生を見ることができる。
なおメガセリオンは破壊されないが、マークアイン搭乗後は乗り換え不可。クロッシング・システムがあるため出撃するだけでファフナー勢全体の能力の底上げにもなる。
でもやっぱりマークアインの性能がほとんどメガセリオンに負けている、さらに本人の戦術指揮がメガセリオン前提というのは、禁句である。
また、「マスターセリオン」繋がりでマスターテリオンとのクロスオーバーが展開されている。

『パパたち、みんなで守った青空さ…』










『生きて、…帰る…って約束…』

グシャッ

『フェンリル 解放』






追記・修正はangelaの名曲、separation[pf]を脳内再生しながらお願いします。

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最終更新:2023年10月02日 16:58